経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】  失敗は、人を成長させる 101

2024-01-01 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言01

【経営コンサルタントの独り言】 失敗は、人を成長させる 101

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 失敗は、人を成長させる 101

 

 人間というのは、失敗をすることにより多くを学び、その原因を分析し、どうすれば良かったのかを考えます。

 また、同じような失敗の繰り返しをしないためにはどうしたらよいのか、自分は今後どの様なことに注意しながら生きて行けば良いのか等々を思考を繰り返します。

 ときには、堂々巡りをし、時には、ヒントを掴み、そのヒントがヒントでないことに気がつくこともあります。

 それでも、そのヒントを重考(考えを重ねる)するために、ヒントを文字にし、それを何度も、何十回も繰り返し読むうちに、曙光が見えることがあります。

 曙光が見えたら、自分の反省を確かなものにするために、さらに重考します。ときには、信頼できる人に相談することもあるでしょう。

 ところが、大半の人は、重考をしないで諦めてしまったり、相談した人に断られると、三顧の礼もせずに、そのまま放置したりしてしまうのです。

 本当に、その人の助けやアドバイスが必要なら、諦めず、何度でも、何十回でも、その人にアクセスするでしょう。

「営業は断られたときに始まる」という名言があります。

 簡単に諦められるようでは、その人の助けを必要とする気持ちは、それほどには強くないのです。

 繰り返し頼まれれば、良識ある人なら必ず、助けてくれたり、アドバイスやヒントをくれたり、話を聞いてくれたりします。

 まだ、反省の機会を持てば良いのですが、自分が直面した事象が、重大な問題であることに気がつかない人が多いのです。

 特に、素直な人やクリティカル・シンキング的に疑うことをしない人に、この傾向が強く、現状をそのまま受け入れてしまうのです。

 反省すべきことということに、たとえ気がついても、「自分が悪かった」「やり方を間違えた」「自分には、その様なことを解決する能力がない」というような抽象的な反省しかできない人も多いのです。

 抽象的な反省は、反省ではなく、悔恨であったり、後悔であったりに過ぎないのです。それでは、真の反省をしたことになりませんので、同じ過ちを繰り返してしまうのです。

 同じ過ちを繰り返しても、おなじ悔恨しかしませんので、反省できていないので、再び同じ過ちを繰り返してしまいます。

 おはずかしいながら、私などは、失敗ばかりを繰り返してきました。

 そのために、反省の重要性、対処方法の難しさを、嫌というほど味わされてきました。

 失敗の少ない人は、幸か不幸か、失敗したときの反省や対処方法を学ぶ機会に恵まれないできてしまっているのです。それは、失敗から学ぶという機会を損失してきたことなのです。

 失敗というのは、失敗ではなく、「成長のための教え」なのです。

 失敗したまま放置したり、軽視して真の反省をしなかったりしていては、けっして「失敗は成功の母」とはいえないのです。

 

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【日本庭園を知って楽しむ】1-0 当ブログのコンセプト ブログ発信に当たって

2024-01-01 11:18:37 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る


  【日本庭園を知って楽しむ】1-0  当ブログのコンセプト ブログ発信に当たって


 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 当ブログのコンセプト
 【カシャリ! ひとり旅】で、暇と小遣いがあると日本全国、処々を廻っています。行く先は、気分次第で、主に寺社仏閣が中心です。その中で感じたのが、「仏像など、撮影禁止が多く、とりたいものを撮れない」という不満です。
 寺社仏閣には、庭園がつきものといえるほど、何らかの庭園とも触れていました。自分が撮った写真を見ますと、中途半端ながらも、庭園の比率が高いことに気がつきました。それ以後、行き先を、その地の庭園を基準に決めるようになりました。
 庭園をテーマにするようになってまだ日が浅いですが、自分が求める何かがあるような気がして、昨今では、庭園と聞くと、スケジュールに入れたくなります。

 おのずと、庭園について深く学んでみたいというきにもなってきました。庭園と一口に言っても、日本では、自然を模して川・池・築山などが作られ、木や草が植えられるなど、風景になぞられて作られた庭も多くあります。
 見方を変えますと、池泉のあるところ、枯山水と言われる水を造形定期に表したりしているところ、イングリッシュガーデンなど、日本庭園とは異なりますが、美しい花や花壇の形状など、いろいろと興味が膨らんできました。
 庭園を漠然と、見たり、歩いたりして楽しむだけでは、お上りさんの観光にしか過ぎません。日本庭園を中心に廻るという視点を持ち、鑑賞のポイントとして、庭園がどう分類されるのか、庭園を構成するものがどのようなものなのか、等々から学んでみたいと考えています。

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

* 

  ■ カシャリ! ひとり旅




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月1日 10 相手を傷つけないで、言いにくいことを話す

2024-01-01 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月1日 10 相手を傷つけないで、言いにくいことを話す

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 元日には、恒例の「今年の私」をテーマに、自分自身の棚卸しをします。

 私が30歳代の時に開発した「ビジネスパーソン・ドック」という手法を用います。

 

 竹根に経営を委ねた自社のクライアントの社長の友人が経営する企業で、新年年頭に社員の皆さんに講話をお願いしたいと言われていました。

 これまでも、このようなことは何度も行ってきているので、オンラインでお話をしました。

 

■ 10 相手を傷つけないで、言いにくいことを話す

 

 私は、毎朝一時間ほどのウォーキングをしています。家に近くなる頃には、ポツポツと通勤の人に出会います。

 ご自宅では、「寝起きの一本」をしたいところを、ご家族の関係でたばこを吸えないで玄関を出られるのかもしれません。

 ウォーキング中の私がいても、堂々と吸い続けている人、掌でたばこを覆いながら、喫煙を隠そうとする人、さまざまです。

 おそらく、その様などなたも、「歩行喫煙禁止」ということはご存知なのですが、喫煙の誘惑には勝てないのでしょう。

 それを承知で喫煙しているのですから、私はあえて、禁煙すべきだなどと言うつもりはありません。(そう言いたいところですが・・・)

 ただ、通り過ぎるまで、たばこを吹かすのを止めて欲しいだけなのです。


 ある朝、前方からたばこを吸っている同世代の人がやってくるのが見えました。その人がいる近くに横断歩道があります。

 早朝ではありますが、相手が数十メートル先にいらっしゃるので、少々大きめの声で「これから道の反対側に回りますので、ちょっと止まっていて下さい」とお願いしました。

 それが、聞こえなかったのか、無視して、私の方に向かって歩いてきました。すれ違い様に、「人とすれ違うときくらい、たばこを吹かすのを止めていただけませんか」とお願いしました。

 その人は、なんと、私の顔をめがけて、たばこを吹きかけてきたのです。おそらく、私の語調が強かったので、立腹されたのでしょう。

 別の日ですが、見るからに通勤の人らしい、五〇代のでっぷりとした、貫禄のある、重役タイプの男性とすれ違うことになりました。

 その方もたばこを堂々と吹かしています。すれちがう、5m程手前で、頭を垂れて、「大変申し訳ありませんが、私が通り過ぎるまで、たばこを吹かすのを一旦中断していただけませんでしょうか」と言いましたところ、吸うのをやめてくださいました。


 こちらが、誠意を込めてお願いしますと、相手の人も聴く耳を持って下さるのですね。

 

 このブログシリーズで、歩行喫煙をしている人に対する言い方について、相手に気づいていただく例をご紹介しました。

 それが、仕事上の部下であったり、目下の人であったりしますと、相手への配慮を欠いてしまうことがありがちです。

 「注意や叱ることにより、相手のやる気を削ぐことがないように」、できれば、「さらにやる気を高められるように」という視点になります。

 しかし、親にさえ叱られたことがないような人達が多い昨今ですので、上司だからといって、高圧的な言い方は厳禁です。「パワハラだ」と、訴えられてしまうかもしれないご時世です。

 一方で、ストレートに、相手の問題点を指摘し、論理的に話して納得させようというのも、「率直だ」という評価からうまく行く場合もあります。しかし、得てして、率直な物言いを、いきなりされても、逆ギレを買うことになりかねません。

 人によっては、自信を失い、せっかく、成長を意図しての行為ですのに、逆効果になってしまうこともあります。

 この様に、劣等感を抱かせたり、反感を買ったりしないためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 人によっては、「本論から入らずに、相手を誉めるところから始めるのがよい」とアドバイスをする方もいます。

 この方法は、成功することが多いですので、いろいろな人が推奨しています。ところが、反面、「下心が、見え見え」とこちらの手立てを読まれてしまいますと、せっかくの配慮もうまく行きません。


 ありきたりのことではありますが、注意をしたり、叱ったりするときの基本は、自分が冷静であることが第一です。

 相手の性格に応じて、誉めることから始めるのか、率直に切り出すのか、適切な判断が必要です。

 これもよく知られていることですが、他の社員のいる前での、注意や叱責は厳禁です。

 私は、事前に、キチンとストーリーを整理し、メモにしておき、原則は、それに沿って、論理的に、ゆったりとした口調で話をするようにします。

 多くの場合には、これでうまく行きますが、こちらが構築したストーリー通りに進まないことがあたり前のように起こります。そのようなときも、一旦は横道にそれることも容認して、ストーリーを修正したり、状況判断によって補正をしたりします。

 けっして、いつも言っていることや、他の人に言っていることと異なる論旨にならないように、主旨一環が原則です。その場限りのやり方は、矛盾を請じかねません。

 八方美人的に、「嫌われたくない」という気持ちが先行しても、平素言っている論旨から外れてしまうこともあります。

 しかし、中には、論理的に理詰めで話されるのが不得意な人もいます。その様な人の多くは、情緒的な人です。「相手の情に訴える」という戦法も人によっては効果的です。

 要は、目的と手段の選択と、状況に応じた臨機応変性が求められるといえます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

失敗は、人を成長させる 101

 

 人間というのは、失敗をすることにより多くを学び、その原因を分析し、どうすれば良かったのかを考えます。

 また、同じような失敗の繰り返しをしないためにはどうしたらよいのか、自分は今後どの様なことに注意しながら生きて行けば良いのか等々を思考を繰り返します。

 ときには、堂々巡りをし、時には、ヒントを掴み、そのヒントがヒントでないことに気がつくこともあります。

 それでも、そのヒントを重考(考えを重ねる)するために、ヒントを文字にし、それを何度も、何十回も繰り返し読むうちに、曙光が見えることがあります。

 曙光が見えたら、自分の反省を確かなものにするために、さらに重考します。ときには、信頼できる人に相談することもあるでしょう。

 ところが、大半の人は、重考をしないで諦めてしまったり、相談した人に断られると、三顧の礼もせずに、そのまま放置したりしてしまうのです。

 本当に、その人の助けやアドバイスが必要なら、諦めず、何度でも、何十回でも、その人にアクセスするでしょう。

「営業は断られたときに始まる」という名言があります。

 簡単に諦められるようでは、その人の助けを必要とする気持ちは、それほどには強くないのです。

 繰り返し頼まれれば、良識ある人なら必ず、助けてくれたり、アドバイスやヒントをくれたり、話を聞いてくれたりします。

 まだ、反省の機会を持てば良いのですが、自分が直面した事象が、重大な問題であることに気がつかない人が多いのです。

 特に、素直な人やクリティカル・シンキング的に疑うことをしない人に、この傾向が強く、現状をそのまま受け入れてしまうのです。

 反省すべきことということに、たとえ気がついても、「自分が悪かった」「やり方を間違えた」「自分には、その様なことを解決する能力がない」というような抽象的な反省しかできない人も多いのです。

 抽象的な反省は、反省ではなく、悔恨であったり、後悔であったりに過ぎないのです。それでは、真の反省をしたことになりませんので、同じ過ちを繰り返してしまうのです。

 同じ過ちを繰り返しても、おなじ悔恨しかしませんので、反省できていないので、再び同じ過ちを繰り返してしまいます。

 おはずかしいながら、私などは、失敗ばかりを繰り返してきました。

 そのために、反省の重要性、対処方法の難しさを、嫌というほど味わされてきました。

 失敗の少ない人は、幸か不幸か、失敗したときの反省や対処方法を学ぶ機会に恵まれないできてしまっているのです。それは、失敗から学ぶという機会を損失してきたことなのです。

 失敗というのは、失敗ではなく、「成長のための教え」なのです。

 失敗したまま放置したり、軽視して真の反省をしなかったりしていては、けっして「失敗は成功の母」とはいえないのです。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 
【最新号・バックナンバー】 毎週金曜日正午頃お届けしています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

【過去のタイトル】

 1.人選
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス


■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 


■バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月31日 江戸流儀による寿司の“喰い方” 12

2024-01-01 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 12月31日 江戸流儀による寿司の“喰い方” 12

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち以下の内容は前日のことです。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 ネット上では、大晦日にそばを食べる人はマイナーな存在だと、息子が言っていました。

 若い人達は、伝統にあまり固執しないのでしょう。

 そのうちに、[昔は、大晦日にそばを食べていたらしい」というような会話がなされるようになるかもしれませんね。

 

 紅白歌合戦を見ても、面白みを感じないどころか、騒がしくさえ思えました。

 年を重ねてきたせいか、時代の流れから脱落してきているのか・・・

 気分転換に、かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。

 

◆江戸流儀による寿司の“喰い方” 12

 江戸っ子は、「食べる」という言葉より「喰う」という表現の方がぴったりします。そばと共に江戸というと江戸前寿司です。江戸も中期となると、寿司も今日と同じにぎり寿司です。

 海苔巻きも当時からありました。恵方巻に代表される上方の太巻きではなく、細巻きです。江戸っ子は、寿司を飯の代わりと言うより酒の肴としてつまんでいました。今日では海苔巻きなどの巻物は最後に頼むのが常識のようですが、江戸っ子は酒のつまみとするのですから、飲み始めから巻物を頼んでいました。

 

 お酒を飲む人は、刺身をつまみに一杯やってからお鮨を始めるというパターンが多いと思います。実はこれは江戸では関西風とみなされ、江戸っ子は、そんなのは野暮なことと感じていました。

 江戸っ子は、上述のようにいきなりお寿司を食べたり、ときには銀しゃり、すなわちご飯(飯ではないことを当ブログで紹介済み)を頬張ったりしました。お酒に対して生魚は主張が強すぎると感じていました。すなわち、その中間的な存在として、生魚の強さを銀しゃりがとりもって、酒の肴としてちょうど良い加減と言えるのです。

 巻物も江戸流がありました。江戸時代には鉄火巻きはありませんでした。マグロというのは、寿司飯なしで、海苔で直接巻きます。四角く切ったマグロを巻くので,マグロ巻というのは四角いのです。それに対してキュウリやかんぴょうは丸く巻いたのです。

 当ブログでも紹介しましたが、赤身の良いところだけを見繕って醤油とみりんで浸けた「ヅケ」として食べていました。マグロは「下魚」とみなされていました。今日珍重されているトロなどは見向きもされなかったと言いますからもったいない話ですね。私が江戸時代に生活していたら、わずかな食費で生活できたかも知れませんね。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 紅白歌合戦 c31

 

 紅白歌合戦は、ますます若手アーティストの占める割合が高くなってきましたね。

 ほとんど歌番組をテレビで見ることがない私ですが、そんな私の目にとまる歌手もいます。ところが、「あの歌手は上手だ」と思っている人が出場できていません。一方で、これがプロの歌手かと思うような人が何組も出ています。人気だけで選ぶのであれば、その種の番組があるので、それを紅白歌合戦に持ち込むのはどうでしょうか。

 紅白歌合戦のコンセプトをも一度見直し、「実力主義」を標榜してはどうでしょうか。

 バラエティ番組など素人に毛が生えた程度でテレビ出演をしている人が多く、逆に、実力を判定できる人が少ない世界のような気がします。実力判定ができないから、人気とか売上数とか、数値として見える物に頼りすぎです。実力判定という能力が退化し、ホンモノの実力を判定できなくなってしまっているのです。

 プロもどきのアマチュアに乗っ取られたテレビは、このままでは衰退するでしょう。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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◆【季節 一口情報】 1 月 睦月 その名前の由来は?

2024-01-01 07:33:00 | 【話材】 季節

【季節 一口情報】 1 月 睦月 その名前の由来は?

 

 明けましておめでとうございます。

 旧年中は、ご愛読くださりありがとうございました。

 本年は、一部公開を始めましたが、吉田兼好の徒然草をベースに、「徒然なるままに日暮パソコンにむかひて」と題して、経営の視点から徒然草を見て参りたいと思います。

 倍旧のご愛読をよろしくお願いします。

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

  1 月

 
■ 睦月(むつき)

 正月には、親類縁者が集まり、睦まじくする月ということから1月を「睦月」というようになったと言われています。

 日本のゆかしき伝統が次第に失われて来ていますが、私に摂りましては一年の始まりという気持ちに切り替えの時と考えています。「一年の計は元旦にあり」と子供の頃川教えられ、この歳になっても、一年の計を考えるようにしています。すなわち一年のPDCAの基本づくりです。
   
 ■ 英名の由来

  1月は、英語で「January」です。
 ローマ神話に出てくる、出入り口と扉の神でありますヤーヌス(ヤヌスとも記述する Janus)に因んで、名付けられたといわれています。
 ヤーヌスは、前後または左右に顔を持っています。一年の終わりと始まりの境界に位置していることから、1月を司る神としても知られています。入り口の神ということから、物事の始まりの神でもあります。
 過去と未来の間に立つ神様という伝承もあります。日本の神道に、「年神(としがみ)」がいますが、似たような働きの神様なのでしょうか。 (【Wikipedia】を参照して作成)

  
 ■ 1月の異名 【Wikipedia】

いわいづき・いはひづき(祝月)、かげつ(嘉月)、かすみそめづき(霞染月)、たんげつ(端月)、しょげつ(初月)、しょうがつ(正月)、けんいんづき(建寅月)、げんげつ(元月)、たいげつ(泰月)、たろうづき(太郎月)、さみどりづき(早緑月)、としはつき(年端月、年初月)、はつはる(初春)、むつき(睦月)

■ 1月の季語 【Wikipedia】

新年、元旦、元朝、初鶏、初鴉、初雀、初明かり、初日、初空、初富士、初凪、若水、初手水、 御降(おさがり:元旦に降る雨)、乗初、白朮詣(おけらまいり)、初詣、破魔弓、歳徳神、恵方詣、七福神詣、 延寿祭、年賀、御慶、礼者、礼受、名刺受、礼帳、年玉、賀状、初便、初暦、初刷、初竈、大服、 屠蘇(とそ)、年酒、雑煮、太箸、歯固(鏡餅を供え、食い祝う事)、食積、ごまめ、数の子、切山椒、門松、 飾、注連飾(しめかざり)、飾臼、新月、鏡餅、蓬莢、初化粧、初諷経(声を出し経文を読誦する事)、歯朶(しだ)、 楪(ゆづりは)、野老、穂俵、福寿草、福藁(ふくわら)、春著、手毬、独楽、追羽子、羽子板、羽子、福引、 歌留多、双六、絵双六、十六むさし、投扇興、万歳、猿廻し、獅子舞、傀儡師、笑初、泣初、 嫁が君(新年のねずみの事)、二日、掃初、書初、読初、仕事始、山始、鍬始、織初、縫初、初商、売初、 買初、初荷、飾馬、初湯、梳き初、 結い初、初髪、初鏡、稽古始、謡初、弾初、舞初、初句会、初芝居、 宝船、初夢、三日、松囃子、福沸、三ヶ日、御用始、帳綴、女礼者、騎初、弓始、出初、寒の入、 小寒、 寒の内、寒の水、寒造、寒餅、寒紅、寒詣、寒垢離(水を浴びて祈願する事)、 寒念仏、寒施行、寒灸、 寒稽古、寒復習、寒弾、寒声、寒見舞、寒卵、寒鯉、寒鮒、 寒釣、七種、若菜、薺(なずな)、薺打つ、 七種粥、粥柱、寝正月、三寒四温、悴かむ、 胼、鷽替(1月7日筑前の太宰府天満宮で行われる神事)、小松引、 初寅、初卯、初薬師、初金比羅、十日戎、宝恵駕(1月10日大阪今宮戎神社の祭礼)、初場所、餅花、土竜打、綱曳、松の内、松納、飾納、注連貰、左義長(新年の飾りを取り除いて燃やす事)、鳥総松、松過、小豆粥、 成人の日、薮入、凍る、冴ゆる、皸、霜焼、霰、風花、雪起し、雪、雪見、雪掻、雪卸、雪踏、雪まろげ、 雪合戦、雪礫、雪達磨、竹馬、スキー、雪車、雪沓、かんじき、しまき、凍死、雪眼、雪女郎、雪折、雪晴、 氷、氷柱、氷柱、採氷、砕氷船、氷下魚、スケート、避寒、寒月、寒の雨、薮柑子、青木の実、寒牡丹、 葉牡丹、寒菊、水仙、冬薔薇(ふゆさうび)、冬の草、竜の玉 、寒竹の子、冬苺、麦の芽、寒肥、初大師、 大寒、厳寒、初天神、日脚伸びる、早梅、臘梅(らふばい)、寒梅、探梅、冬桜、寒椿、侘助、寒木瓜、室咲、 春待つ、春隣、節分、柊挿す、追儺(ついな:なやらひ、鬼やらひという)、豆撒、厄落、厄払、厄塚、 懸想文

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【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
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【お節介焼き情報】 「すぐ行動できない人」でも意外に簡単な対処法でやる気が出る

2024-01-01 06:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

  【お節介焼き情報】 「すぐ行動できない人」でも意外に簡単な対処法でやる気が出る

 明けましておめでとうございます。

 本年も引き続きご愛読の程をよろしくお願いします。

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタントを1970年代からやってきた経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

■ 「すぐ行動できない人」の意外に簡単な対処法でやる気が出る

 何かをやらなければなりませんのに、自分自身に言い訳をいって先送りにすることはありませんか? ネットか何かで見たのですが、その様な状況の時というのは、脳が準備できていないことが原因なのだそうです。

 脳には1000億個を超える神経細胞があるのだそうです。情報を理解しようとする入力神経系統もあれば、行動するときに働く出力神経系統とに大別出来るのだそうです。
 脳内情報の伝達をスムーズにするために、脳内にアドレスがふられています。役割に応じて8つに分類されているそうです。

 すぐ動ける人というのは、出力系の脳細胞が強化されています。それをタイミング良く動かせる人になれますと、先延ばしをすることが少なくなるのだそうです。
 何をこれからするのかという計画を単純化して立てますと、動き出すスイッチが素早くオンなります。すなわち、すぐに行動に移れない人というのは、この部分が弱いですので、ここを強化しますと、先延ばしにすることが少なくなるそうです。
 動き出すスイッチをすぐにオンにするには、まず立ち上がるというような単純な動作により、脳のスイッチを入れます。先延ばしにする人というのは、立ち上がるというような単純な動作を平素していない人に多いのです。立ち上がることにより動きの脳に指令が行き、思考の脳が活発化するのです。
 このように、簡単なことでも、脳は多くのエネルギーを消費するのだそうです。それを私達人間は、本能的に知っているために、動くことに面倒くささを感じ、動かなくなってしまうのです。
 「立つのですよ」と運動神経に意識をさせます。このように、「次に何をするのか」という単純な計画を立てることで、私達は、行動を起こしやすくなり、それを重ねていくうちに、行動開始を阻害するような気持ちが少なくなって行きます。

 行動開始スイッチを入れる方法の一つとして、「場所を変える」という方法が効果的です。思い切って散歩に出るとか、公園のベンチに座るとか、あるいはコーヒーショップに入るのも良いかも知れません。
 場所が変わりますと、気持ちが高揚し、「ここで何かをやろう」という気持ちにスイッチが入ります。「ここで、なすべきことをすることができる」と意識を強くしますと、そのことに集中しやすくなります。
 すなわち、行動開始スイッチを入れるには、気分転換、心地よさがキーワードのようです。

 スイッチを入れやすくする方法として、「朝日を浴びる」ということもしばしば耳にします。朝日を浴びることにより、体内スイッチが入り、体内時計がリセットされますので、睡眠タイミングを保てるそうです。
 外に出る回数が少ない人というのは、日に当たる時間が短く、血中のビタミンDが不足しがちになります。ビタミンDの不足は筋力の低下を招くだけでなく、骨粗しょう症、うつ病のリスクを高めることが指摘されています。

 私のように、机に向かう座った姿勢が多い人は、座ったままでいないで、1時間ごとに立ち上がるということが薦められていますね。これも行動開始スイッチを入れることに役立ちます。単に、立つだけではなく、室内だけでも良いですから歩き回るとか、肩を回すなど、軽い体操を採り入れるのも良いようです。
 蛇足になりますが、「机での作業」と、「遊びや趣味など他の作業」を区別して、机では、原稿執筆を含む「仕事」に限定するようにしています。椅子に座りますと、気持ちが切り替わり、では仕事に取りかかるぞという気持ちが高まるような気がします。

 とにかく、行動開始スイッチをいれることが、ものごとを先延ばしにするような性格の人には不可欠なようですので、実行してみてはいかがでしょうか。私も、心を入れ替えて実行したいと思います。

 

 

■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ

 

 


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■【今日は何の日】 1月1日 元日と元旦 使い分けていらっしゃいますか?

2024-01-01 00:03:00 | 【今日は何の日01月

 

  【今日は何の日】 1月1日 元日と元旦 使い分けていらっしゃいますか?

 

 あけましておめでとうございます。

 旧年中は、当ブログをご愛読下さりありがとうございました。

 経営者・管理職や経営コンサルタント・士業と二兎も三兎も追った、経営だけではなく、四方山話なども含め、多様な内容でお届けしています。

 本年も毎日複数本のブログをお届けするつもりです。倍旧のブログ訪問をお待ちしています。

 

初春にあたり、毎年のように上杉鷹山のこの言葉を自分に言いきかせます。

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 元旦

  元旦と元日の違いを知らない人が意外と多いようです。

「元旦」というのは「元日の朝」のことをさします。

 従って、年賀状に「1月元旦」というのは重複表現になります。

 真偽の程は定かではないですが、元旦の「旦」という字は、水平線を昇る太陽からこの字ができたと聞いています。

 年賀状に「賀春」とか「新春」というように「春」という字が使われますが、太陰暦の正月が春の初め、すなわち「立春」であることから、まだ冬のさなかであるにもかかわらず「春」という字が使われるようです。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 例年、私の元日恒例行事に「ビジネスパーソン・ドック」というのをやります。

 自分自身をゼロベースで見直し、今年の自分の課題とマクロ目標を設定します。

 これは、私が経営コンサルタントとして、サラリーマンから転向した時以来、実施してきています。

 経営コンサルタントとして、ひと様にPDCAの大切さを説くのに、自分自身が何もしていないのでは、仏を作って心を込めないのと同じことと考えるからです。

 日本経営士協会の伝統的なコンサルティング技術のひとつが、この「あたり前」といえるPDCAであり、経営士・コンサルタントの原点を再確認することになります。

 そんな愚直なことも良いのではないでしょうか。

 

 その他

◇ 初詣(はつもうで) 新年に、新年の無事と平安を祈願するために、初めて神社・寺院等に参拝する行事

◇ 歳旦祭(さいたんさい) 宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)に年始を祝う祭祀

◇ 修正会

 

 

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】

 ◇ 心 de 経営

 ◇ 経営マガジン

 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ

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