経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【話材】 昨日2/27のつぶやき 「冬の恋人の日」バレンタインデーとは違うの?重複していない?

2022-02-28 07:09:15 | ブログでつぶやき

 

  ◆【話材】 昨日2/27のつぶやき 「冬の恋人の日」バレンタインデーとは違うの?重複していない?

 

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日の【今日は何の日】も、つぶやき済です。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4200aae12afd0177c58eefa75bcb94f8

晴れ b4

 

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

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 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院1 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 山門に向かって

2022-02-28 00:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院1 額縁庭園と樹齢700年の五葉松 山門に向かって

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 宝泉院 額縁庭園と樹齢700年の五葉松で知られる

     宝泉院公式サイト    http://www.hosenin.net/

 京都大原三千院や実光院の前を通りすぎた正面が勝林院です。その勝林院の子院が宝泉院で、その西隣にあります。

 ここ宝泉院は、樹齢700年の五葉の松で知られ、柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する「額縁の庭園」が楽しめるお寺さんとしても有名です。清らかな水琴窟の音色に耳を傾けながら、一服のお茶をいただくのも一興です。

  【所在地】    〒601-1241京都市左京区大原勝林院町187
  【電話番号】    075-744-2409
  【拝観時間】    9:00~16:30(閉門17:00)
  【拝観料】    一般800円 中高生700円 小学生600円
  ※ライトアップなどイベント時はその都度異なる。夜間拝観のみの場合もある。

 

 

■■ 宝泉院へ ■■

 

勝林院を正面に見て右折すると

「法然上人腰掛石」が右手にあります。

他のことを気にかけていますと見落としてしまいそうです。

 

秋には紅葉に包まれそうな橋

 

橋のたもとに立つ「宝泉院」の立て看板

看板がなくても道に迷いそうもありません

 

左手奥に建物が見えてきました。

期待が膨らむ雰囲気です。

 

なんども訪れているこの三千院の地ですが

これまで訪れなかったことを悔やみそうな雰囲気

 

落ち着いた三門の門構え

 

門越しに左手に目を向けて中を望む

 

右手に目を転じました

 

可愛いお地蔵さんが迎えてくれました

 

 

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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◆【話材】 昨日2/26のつぶやき 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

2022-02-27 07:25:23 | ブログでつぶやき

◆【話材】 昨日2/26のつぶやき 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

 

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◆【話材】 昨日2/26のつぶやき 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

2022-02-27 07:25:23 | ブログでつぶやき

◆【話材】 昨日2/26のつぶやき 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

2022-02-26 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 茶室「理覚庵」とそこへの道 ■■

 

 客殿の南側にある契心園(けいしんえん)の中を進みますと、茶室「理覚庵」があります。

 

 庭園西北に位置する茶室「理覚庵」は、昭和50(1975)年に建てられた建築です。

 

 ここで用いられている建築資材のほとんどが、実光院領の山林から切り出されたものです。このことからも実光院の力の大きさがわかります。三千院には、何度も来ているのに、そのすぐそばに、このようなお寺さんがあることを知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

庭園をしばらく歩いて行きますと

何やら小さな建物が見えてきました

 

茶室の手前にある待屋のようです

 

待屋マイに待つ人を飽きさせない石塔や燈籠があります

 

茶室「理覚庵」

 建築資材のほとんどが実光院領の山林から調達されて

昭和50(1975)年にここに建てられました

 

 

 

一服のモノクロの絵が茶室らしさを醸し出してくれていました

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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◆【話材】 昨日2/25のつぶやき 夕刊紙を購読しない人が多い

2022-02-26 07:31:18 | ブログでつぶやき

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

2022-02-25 07:44:58 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 三十六歌仙の客殿 ■■

 

 三門から入ると正面に見えるのが客殿です。ここでは、抹茶のサービス(有料)もあり、池泉式庭園「契心園心字池」を眺めることもできます。

 現在の建物は1921年に再建されました。欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。

 様々な場所でのディスプレイ上だけでなく、床の間にある楽器は、声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。

 

三門から客殿を望む

 

切妻の立派な屋根

 

四季折々の花で知られる実光院らしく

玄関脇に季節の花が植えられていました

 

現在の建物は1921年に再建されました。

 

 客殿内、床の間にある楽器(左)は、

声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。
この楽器は、「編鐘(へんしょう)」といい、
 中国の雅楽で用いられていた

音律の基準音を定める楽器(復元品)です。
 

磬石(けいせき)
 香川県の讃岐石(サヌカイト)で作られた

声明((しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽))を

練習するための楽器です。

 

 欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。
 

 

仏頭と古代楽器

 

抹茶も振る舞われ、庭園を鑑賞もできます

 

珍しく参拝客の姿がない額縁庭園をみつけカシャリ

 

縁側の奥に手水鉢(次写真)が見えます

 

手を洗うという日常使う物にも

和の心が造形美をもって配されています。

 

<< つづく >>

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4947d27a2737f8e7effdc3600ebca510

 

京都 大原 実光院1 三十六歌仙の客殿

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a9b6c7c974bb69a954ddd8a09637c707


京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4947d27a2737f8e7effdc3600ebca510


京都 大原 実光院3 茶室「理覚庵」とそこへの道 

https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/0e3415b381fa8f065e67a158812ea7d2

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

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◆【話材】 昨日2/2のつぶやき 有名なコンサルタントと有能なコンサルタントとは違います

2022-02-25 07:28:37 | 経営コンサルタントの本棚

◆【話材】 昨日2/2のつぶやき 有名なコンサルタントと有能なコンサルタントとは違います

 

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

2022-02-24 13:56:02 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

https://www.jakkoin.jp/

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676 075-744-3341

 

 

■■ 建礼門院徳子 御庵室跡・井戸 ■■

 

 壇ノ浦の合戦で平家が敗れたあと、建礼門院は助けられ、都を遠く離れた、この地・洛北に閑居することになりました。

 

 翌年、後白河法皇がここを訪れたとき、庵室の様子は「軒には蔦槿(つたあさがお)這ひかかり、信夫まじりの忘草」「後ろは山、前は野辺」といわれるほどの有様で、「来る人まれなる所」であったそうです。ここで、女院は、平家一門の菩提を弔いながら終生を過ごしました。


建礼門院徳子の御庵室跡石碑(左)と井戸(右)

 本堂の北奥に女院が隠棲していたと伝えられている庵跡があります。

現在は石碑が立つのみですが、

御庵室跡の右手奥に女院が使用したという井戸が残っています。
 

 

 



建礼門院徳子が使用したという井戸

 

 

井戸と言っても清水が湧き出す程度でした

 

 

 

 

<< つづき >>

寂光院6

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院5 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 御庵室跡と井戸

https://www.jakkoin.jp/

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676 075-744-3341

 

 

■■ 建礼門院徳子 御庵室跡・井戸 ■■

 

 壇ノ浦の合戦で平家が敗れたあと、建礼門院は助けられ、都を遠く離れた、この地・洛北に閑居することになりました。

 

 翌年、後白河法皇がここを訪れたとき、庵室の様子は「軒には蔦槿(つたあさがお)這ひかかり、信夫まじりの忘草」「後ろは山、前は野辺」といわれるほどの有様で、「来る人まれなる所」であったそうです。ここで、女院は、平家一門の菩提を弔いながら終生を過ごしました。


建礼門院徳子の御庵室跡石碑(左)と井戸(右)

 本堂の北奥に女院が隠棲していたと伝えられている庵跡があります。

現在は石碑が立つのみですが、

御庵室跡の右手奥に女院が使用したという井戸が残っています。
 

 

 



建礼門院徳子が使用したという井戸

 

 

井戸と言っても清水が湧き出す程度でした

 

 

 

 

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寂光院6

京都 大原 寂光院 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 庭園と鳳智松殿(宝物殿)

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 世界と日本の経済大予測2022-23

2022-02-22 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 世界と日本の経済大予測2022-23

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

メモ

■       今日のおすすめ

  『「世界と日本経済大予測2022-23」Economic risk to business and investment

                             (渡邉哲也著 PHP研究所)

メモ

■       ネット時代の経済評論家が著す「驚異の的中率9割」の予測(はじめに)

 著者は、鋭くストレートな発言、幅広い視点などからYouTube“文化人放送局”の「渡邉哲也show」等で人気を博するネット時代の経済評論家です。著者は、ネット以外でも、テレビ・ラジオでの出演、世界経済・日本経済・中国経済に関する多数の著作などで活躍中です。リーマン・ショックや2016年のトランプ大統領当選などを的中させた実績もあります。

 ところで、NHK放送文化研究所の国民生活時間調査2020(2021.5.25発表、2020.10調査)によれば、30才未満の世代では、インターネット利用時間がテレビ利用時間を上回ります。TwitterやYouTube等のSNSが社会の主要なメディア・インフラになる時代の到来もそう遠くはないかもしれません。

 そんな時代の到来を予兆するかのように、ネット時代の経済評論家が著した経済大予測の紹介本がAmazonでベストセラー1位(国際経済カテゴリー)になっています。

 紹介本は2022-23年に予測される50のリスクについて短く論評しています。著者の経済大予測シリーズは2020年、2021年に続く3作目です。2020年では48リスク、2021年では57リスクを論じましたが、2021年本は「脅威の的中率9割」として話題になっています。

 紹介本が論じる2022-23年に予測される50のリスクの中で特に注目したリスクを次項でご紹介します。

メモ

■  注目のリスクを見てみよう(紹介本の記述を要約引用)

 

【巨大ダム三峡ダムが台風の流れを変えた-中国近隣の海水温を上昇させた-】

 中国は、ダム湖の長さが約600kmの三峡ダムを100万人の住民を立ち退かせて2009年完成させ2012年水力発電を開始した。その結果、中国黄海・東シナ海に流れ込む水の量が減ったことで、温暖化を招き日本の気候にも大きな影響を与えていると言われている。

 九州の西側海域は、海水温が26度以上に上昇した黄海・東シナ海に面しており、その結果水蒸気を生み出しそれがエネルギーとなって前線を刺激し、今まで大雨が降らなかった九州山地西側に大雨被害がもたらしている。

 また、フィリピンで生まれた台風は黒潮に乗って日本列島に沿って北上するのがかつてのパターンであったが、今は中国大陸に向かうタイプのものが出てきた。

 自然環境の破壊が温暖化を招き、それにより九州山地西側の大雨被害や三峡ダム下流域・重慶などの水害、さらには三峡ダムの決壊リスクを生み出しており、温暖化の原因を二酸化炭素だけに求めるのは間違っている。

 

【アメリカ大統領中間選挙】

 2022年11月8日(火)、米国の中間選挙が行われる。上院の3分の1と下院の全議席が入れ替わる。「上院は法律、下院は予算において優越」というのがアメリカの議会構造であるから、重要なのは上院の行方だ。上院にはフィリバスター制度といって、少数党が定員100の内41を取れば法案の通過を止めることが出来る制度がある。上院の60議席を取ってはじめて政権与党が絶対安定多数を確保できることになる。

 下院で過半数を維持できるか、上院で60議席を確保できるかが、バイデン政権の残り2年の最大の焦点となる。

 民主党にとっては、中間派の人たちがどう動くか、極左の勢力がこれ以上拡大するかが鍵になる。カマラ・ハリスのような極左勢力が必要以上に拡大すると、アンチを生み出して排除に向かうのがこれまでのアメリカの歴史である。そこをトランプ陣営に付け込まれる可能性は十分にある。

 

【次期台湾総統】

 米中対立激化で揺れる台湾だが、香港の現状を見た台湾人が中国を選ぶはずがなく、蔡英文総統も日米との強固な関係の維持に尽力し、大きな成果を得ている。国際社会の台湾支持の流れもさらに増えていく。

 注目すべきは2024年の総統選挙である。ポスト蔡英文を選ぶ戦いとなる。現時点での最有力候補は、蔡英文と共に内科医としてSARSの抑え込みに尽力した実績を持つ、頼清徳・民進党副総裁である。

 2020年の総統選で民進党・蔡英文が史上最高の817万票(得票率57.1%)の圧勝を飾り、現在でも高い支持率を誇るため、この勢いを借りて頼清徳が勝つ可能性は十分ある。

 

【韓国大統領選挙と在韓米軍撤退の可能性】

 韓国は朝鮮戦争で戦った相手であり、現在休戦中の中国と「外交と安全保障の2プラス2」を展開している。2021年には6年ぶりに開催する方向で中国王毅外相と合意した(未だ開催はされていない)。中国と準軍事同盟が結ばれる可能性を含んでいる。

 Quadプラスにも、NATOプラスにも韓国は参加しておらず、西側との唯一のパイプであるアメリカとの軍事同盟も、中国と手を結ぶのであれば不要になる。

 米中さらに北朝鮮にまでいい顔をして、日本にだけ敵意を剥き出しにする、‟7方美人”外交を繰り返すばかり。韓国のふらつきぶりはどこまで続くのだろう。2022年3月の大統領選挙後も、韓国外交の不透明リスクは続く。

 

【ミヤンマー軍事政権】

 ミヤンマーは2021年2月に軍事政権が成立。軍政権は「民主化に戻す」と言っているが、簡単には信じられない。1962年に軍事クーデターが発生し、2011年迄およそ半世紀軍事政権が続いたという過去がある。

 中国と軍事政権との繋がりは深く、中国がミヤンマーの地政学上の重要性を認識していることに注意をしておく必要がある。

 思い起こすのは、大東亜戦争当時の「援将ルート」である。 当時日本軍に押されて奥地に立て籠もっていた中国・国民党・蒋介石軍を英国などの連合軍がミヤンマー・ルートで武器や物資を供給して支えたのである。中国にとっては戦勝をもたらした縁起の良いルートであり、ミヤンマーを押さえることで、QUADが包囲しようとしている第一列島戦を通ることなく、海へ抜けられるルートを確保できる。軍事政権が早々引っ込んでしまえば、そのルートは断たれる。

 そう考えると、ミヤンマーの軍事政権の行方は米中対立の帰趨に大きく影響するパワーがある。

メモ

■       予測されるリスクを回避する対策を(むすび)

 

 紹介本が予測する50のリスク、その的中率はともかく、リスク回避のために最適な対応策による備えをしませんか。

 紹介本の予測する50のリスクの内、トップの中国に係るリスクは16と32%を占めます。次は日本の15(30%)、アメリカの5(10%)と続きます。やはり注目すべきは日・米・中のリスクですね。

メモ

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

http://sakai-gm.jp/index.html

 

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

メモ

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◆【話材】 昨日2/2のつぶやき 火の鳥といいますと手塚治虫を連想しますが、別の火の鳥

2022-02-22 07:12:07 | ブログでつぶやき

◆【話材】 昨日2/2のつぶやき 火の鳥といいますと手塚治虫を連想しますが、別の火の鳥

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日の【今日は何の日】も、つぶやき済です。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c6c2e06347a666669a74f11a7bbe37d6

晴れ

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇  

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 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 洛北 大原散策と大原女の小径

2022-02-21 10:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】写真・旅行 Misc.

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 洛北 大原散策と大原女の小径  

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

■ 洛北 らくほく

 洛北とは、大まかには京都の北の郊外を指します。京都市街地の北部から北山までの一帯のことですが、その範囲は明確なものではありません。

 

 一般には、北大路以北の修学院,上賀茂,鷹ヶ峰,岩倉,八瀬,大原,鞍馬,比叡山などをさすことが多いようです。

 今日では、近郊農村から市街地化してきていて住宅地区に変貌しています。

 

■ アクセス

 

 京都駅からは、京都バス17番ルートに乗りますと1時間強で終点大原バス停に着きます。地下鉄で国際会議場まで行き、そこからバスに乗りますと、京都市街地の道路混雑による渋滞でイライラせずに行くことができます。
 

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 洛北 大原散策と大原女の小径  

 

 

私は、京都駅からバスで、終点大原バス停のひとつ手前の梅の宮前バス停で下車しました。

バス停で降りると、進行方向左手に早生川が流れ、その先には田園風景が見渡せます。

 

■■ 大原女の小径 ■■

 

大原バス停から道を渡って続く参道を「大原女の小径(おはらめのこみち)」といいます。

 

 

小径の両側、建物の影に何気なくたたずんでいますので、

見落としてしまいそうです。

最初は、石灯籠に目が行ってカシャリとしたのですが、

燈籠の向かって左に可愛い石像を見つけました。

それからは道の両端にも注意して歩くようにしました。

 

 

石像は、可愛いかおをしたお地蔵さんです。

 

 

おかっぱ頭の髪形が

やや上向きの顔を引き立てています。

 

 

寝そべった姿には、つい、こちらの顔がほころんでしまいます。

 

 

大原女の製造かと思いきやちょっと異なった雰囲気です。

 

 

漬物屋さんの樽の前にも、きゃらぶきの中に立っています。

漬物に使う何かでしょうか、備えられていました。

 

 

 

参道のお土産屋さんのそばにも見つけました。

 

 

最後に見つけたのは、三千院への参道登り口の階段下にある

正座した、おかっぱ頭の石像です。

 

石段を登って、三千院を右手に見ながら

律川にかかる朱色の橋の方向に進みました。

 

 

このあとは、「大原散策と後鳥羽天皇大原陵」に

続きますので、是非、この続きもお楽しみ下さい。

 

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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◆【話材】 昨日2/20のつぶやき 春になると、すがこが溶けて、嬉しい人、困る人

2022-02-21 07:10:54 | ブログでつぶやき

◆【話材】 昨日2/20のつぶやき 春になると、すがこが溶けて、嬉しい人、困る人

 

経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。

もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。

本日の【今日は何の日】も、つぶやき済です。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/eec6919962f0ee1d28816ca1d00acbcb

晴れc20

■ 昨日は、下記のリストのようなことをつぶやきました。

konsarutanto   ◇ 昨日のつぶやき ◇  

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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

2022-02-20 16:47:45 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

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■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 

 実光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点で下車します。のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑を見ながら律川に沿って15分ほど登ります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 実光院2 池泉式庭園「契心園」

   実光院 じっこういん     https://jikkoin.com/

 京都市の洛北エリア、大原にある実光院は、三千院を通り過ぎた奥にあります。三千院ほどの知名度はありませんが、是非訪れたいお寺さんで、庭園美を愛でることができます。

 

 寂源上人が声明(しょうみょう:仏典に節をつけた仏教音楽)を伝承する為に建立した天台宗魚山大原寺勝林院の子院です。

 その庭園は2つにわかれています。心字池を中心にした池泉観賞式の「契心園」と、散策することができる池泉廻遊式の「旧理覚院庭園」がとあります。

 福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾っています。特に十月中頃より咲き始め、翌年四月まで咲く不断桜(ふだんざくら)は必見といわれています。十一月には紅葉と桜、冬になって雪が降れば、雪と桜を同時に楽しむことができることもあります。

 

 失礼ながら、知名度も三千院などと比べてそれほどではないお寺さんでしたので、拝観の時間を充分に取っておかないスケジュールでしたし、客殿に重要なものが展示されていることも知らず、すぐに庭園に降りてしまいました。あとになって、じっくりと時間を取って展示物を拝見すべきだったと後悔しました。

 

■■ 池泉式庭園「契心園」 ■■

 

 契心園(けいしんえん)は、客殿の南側に広がる池泉式庭園です。

 

 江戸時代後期の作庭で、近くを流れる律川から、水を引いています。その水は、心字の池を中心とした旧普賢院以来、ここに存在しています。

 築山の松は鶴を、池の島は亀を表現しています。春夏秋冬、四季折々の表情を見せる自然の景色を、客殿から眺めることができます。
 

 

客殿の前に広がる契心園

 

近くを流れる律川から水は引かれています

 

築山の松は鶴を表しています

 


池の島は亀を表現しています

 

律川より水を引いた心字池となっています

 

錦鯉と丸い石に目を奪われて足元が危うい私を見て、

簡単な板橋が、「転ばないようにね」と

やさしく語りかけてくれています

 

律川から引かれた細長い池を縁取るように

飛び石が続いています。

 

池の真ん中に飛び石があり

そこから池を間近に見ることができます

 

ししおどしを通して、

園内をせせらぎが柔らかい音を立てて

流れています

 

銅製のお地蔵さんと石灯籠が

訪れる人を無言で迎えてくれています

 

穏やかなお顔は、参詣者ごとに

いろいろなことを語りかけてくださっているようです

 

仏様の思いを表すような

可愛いお姿が和ませてくれました

 

燈籠が処々に立っています

 

「よくぞ、この地に来てくれました」と

石灯籠がこちらを向いて手招いてくれてます

 

風雨にさらされた石灯籠

老骨にムチ打って、寺社巡りをしては

【カシャリ! ひとり旅】をしている私に、

「わしだって、お前に負けず生き抜いているのだ」と

教え、励ましてくれています。

 

<< つづく >>

準備中

 

 

 

天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
天橋立旋回橋 https://youtu.be/k231c--XGlU
天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
天橋立の遊覧船に乗る https://youtu.be/syeWiLRCk4U
天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

■ カシャリ! ひとり旅

 


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■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院6 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 大原西陵

2022-02-20 13:23:33 | 【カシャリ!ひとり旅】 京都

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院6 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 大原西陵

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 京都 大原 のどかに広がる田んほとシソ畑と草生川

 

 大原(おおはら)は、京都府京都市左京区北東部にある地名で、比叡山の北西麓、高野川上流部にあります。大原は四方を山に囲まれていて、高野川に沿って若狭街道が通っています。

 

 大原という地名は、すでに平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するといわれています。かつて大原村は、山城国愛宕郡に属し、南隣の八瀬と併せて「八瀬大原」と称されました。古くは「おはら」と読まれ、「小原」と表記されたこともあります。

 

 大原は、「天台声明が響く」といわれ、三千院や寂光院など、比叡山の影響もあり天台宗系の山寺があります。そこをめざして、ひなびた畑道を歩くことを楽しみにしている人が集うところでもあります。

 

 「大原女(おおはらめ)」も有名で、「小原女」とも書きます。山城国大原で、女性が薪・木炭・柴を頭に載せて都まで売りに出かけました。魅力的な出で立ちは、寂光院に隠棲していた平徳子(建礼門院)に仕えた阿波内侍が山仕事をした時の衣装を模したといわれています。

 


 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田んほと、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、聖徳太子の創建と伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。


 寂光院へは、京都駅または地下鉄国際会館駅から大原行きのバスに乗ってゆくのが一般的です。

 大原行きのバス終点か、ひとつ手前の梅の宮前バス停で下車します。「おつう」の昔話のある、京都西北部大原の西に、のどかに広がる田圃と、柴漬けに欠かせないシソの畑があります。

 

■【カシャリ!ひとり旅】 京都 大原 寂光院6 建礼門院や寂聴さんで知られるお寺 建礼門院徳子 大原西陵

https://www.jakkoin.jp/

 

 のんびりと、その中を進んで行きますと、草生川の上流にあるのが、天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺という寂光院です。私が再び寂光院を訪れたのは、管主の寂聴さんが亡くなる10日ほど前のことです。

 

 ここは、推古2(594)年に、が父・用明天皇の菩提を弔うために創建されたと伝わっていますし、建礼門院が余生を過ごした古刹でもあります。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが現存はしていません。

 鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損してしまいました。文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されています。現在は、美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されています。

通常    3月1日~11月30日    午前9時~午後5時(季節により30分短縮) 600円
〒601-1248 京都市左京区大原草生町676 075-744-3341

 

 

■■ 建礼門院徳子 大原西陵 ■■

 

 寂光院の門前の手前に、一直線の石畳の陵墓径があります。ここは、秋には沿道の紅葉が美しいところだそうですが、私が直近に訪れた時はまだ紅葉には早い時期でした。

 

 草生を見渡すことのできる寂光院の東の背後の高台に、建礼門院の墓所と伝えられる大原西陵があります。三千院の北にある後鳥羽天皇と順德天皇の大原陵に対して西陵と呼ばれています。ここには、五輪塔が祀られています。

 

 さらに草生川をはさんで寂光寺御庵室跡の向かいに阿波内侍・大納言佐局・治部卿局・右京大夫・小侍従局ら建礼門院の侍女たちのものと伝える墓石もあります。寂光寺本堂前の汀の池には、この4人の名前を記し「在寺南翠黛山距此半丁程」とある文化5年(1808)3月建立の石柱があります。
 

左隣が寂光院

 

 

西陵への石段を登ってゆきますと

左手に手水場があります

 

手水場から後ろを振り返りますと

今登ってきた石段が続いています。

夏の暑い時期には、涼風が登ってくるのかも知れません。

 

階段を登り切りますと、寂光院の庫裏の建物が見えます。

 

建礼門院徳子 西陵

 

 

 

苔むした墓石が、

建礼門院徳子の寂しそうな声が聞こえるように思えました。

でも、最後までだいていた、幼い安徳天皇にあい

慈しみあい、語りあっているのでしょうね。

 

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天橋立の紹介 https://youtu.be/DRdt__LiMGc
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天橋立大天橋 https://youtu.be/uusNGaMuWN4
天橋立松と碑 https://youtu.be/GErHrkLQS5o
天橋立・橋立神社と磯清水 https://youtu.be/HFVuH_K-LYI
天橋立白砂青松と舟屋 https://youtu.be/1JllCe7i3mg
天橋立・コハクチョウ飛来地 https://youtu.be/qkZhqLuvzqU
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天橋立ビューランド https://youtu.be/Vc9kdnPUdfs

 

 

 

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