goo blog サービス終了のお知らせ 

経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月25日 ◆海運会社が宇宙ビジネスに参入 why? 経営四字熟語「新規参入」

2025-08-25 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月25日 ◆海運会社が宇宙ビジネスに参入 why? 経営四字熟語「新規参入」 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 海運会社が宇宙ビジネスに参入 why?
 近い将来、小型の低軌道衛星を高頻度で打ち上げるようになるでしょう。半径3キロメートル以内に全く人が立ち入らない条件を満たさないと発射場として利用できません。日本では、候補地を確保することは難しいのです。
 そこに目をつけた海運会社・日本郵船が、宇宙事業の開発の一環に、異業種と連携して、洋上でのロケットの打ち上げや回収ビジネスに参入すると発表しました。そのうち挙げ場所として、洋上打ち上げ・回収を目指しているのです。洋上射場船と洋上回収船は技術的に共通点があるといいます。
 洋上回収は、スペースX社が先行しています。日本の宇宙産業の競争力は、米国や中国、インドに大きく水を開けられているのがげんじょうです。四方を海に囲まれているという、日本の特性を活かして多頻度打ち上げを目指すことに期待したいです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。同じようなテーマで書いていることも多々ありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

 経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 闇夜に烏と実事求是 825

 情報の一部を知っただけで、全体をそれで決めつけてしまうことを「群盲象を撫でる」と言います。これは差別用語に通じるので、私は「闇夜にカラスを撫でる」と言い換えています。

 経営コンサルタントという職業は、現状を把握するために、自分で情報を収集したり、クライアント・顧問先内でヒアリングをしたりします。ところが、経営コンサルタント歴の浅い人は、一部の人の意見が社内全体を指していると思い込んでしまう傾向がしばしば見られます。

 特に、一流大学や大学院を卒業したエリートに目立ちます。これはきちんとした調査をしたわけではないですが、経営コンサルタント団体で私は仕事をしている関係上、いろいろな人にお会いします。彼らと仕事を一緒にしたり、プロジェクトに取り組んだりすると、その傾向が見られます。

 頭が良いだけに、自分の生い立ちの中で身についたやり方から、そのような判断に至ってしまうのかも知れません。彼らの多くは、自分に自信があるので、その誤りになかなか気づかないのです。

 ところがたたき上げのコンサルタントというのは、先輩や上司から厳しく基本を身につけさせられるので、現場百遍になるのです。「実事求是」という言葉がありますが、経営コンサルタントの基本の一つです。(実事求是を当ブログ「経営四字熟語」のコーナーで紹介)

 経営四字熟語「新規参入」    強固な意志と挑戦
         ~ 昔の状態のままで、進歩や前進のない様子 ~

 停滞している企業にしばしば見受けられるのが「旧態依然(きゅうたいいぜん)」とした経営の あり方です。この四字熟語は、説明をするまでもなく「昔の状態のままで、進歩や前進のない様子」をいいます。「十年一日(じゅうねんいちじつ)」ともいいます。
 他項でも記述していますが、経営環境は、「日進月歩」、「秒進分歩」の状態で変化しています。単なる変化だけではなく、質のレベルも変化しています。すなわち企業経営の困難度が高まり、経営に高度な判断力が求められます。そのような時代に「春日遅々(しゅんじつちち)」な人もいます。長い冬からあけて春は日が長く、また日の暮れるのも遅いということから「春の喉かで麗らかな日」を指します。「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)」も似たような表現で、「ある風がそよそよと穏やかに吹く」春景色を形容する票田で「穏やかでのんびりした人柄」を指すこともあります。このような生活をしてみたいと思いますが、別項にあります「悠悠自適」のできる世代以外では、現代ではそのような贅沢ができる人は少ないでしょう。

 GDPがマイナス成長をしている時代には、「現状維持(げんじょういじ)」は、絶対的には成長していなくても、相対的に見ますと、世の中全体的が落ち込んでゆきますので、そのような会社は、一見すると成長しているように見えます。一方、GDPが伸びている時代においては、現状維持というのは、他社が成長していますのに、自社では縮小していますでは、地位の低下を来していることになります。
 停滞している企業においては、昔の暖簾にしがみつき、過去の栄光を懐かしんでいる状況をしばしば見かけます。発想においても、過去の延長線上での発想が基本です。「斬新奇抜(ざんしんきばつ)」で新規性ある提案もなく、逆に新しいことへの挑戦的な提案がありますと、「誰も経験したことがないようなリスクを負うわけにはいかない」などと石橋をたたいても渡らない企業があります。そのような人を「萎靡沈滞(いびちんたい)」と言います。「萎靡」は草木がしおれることを言います。世の中に人々が新しいものを求めるという活気を失い、進歩や発展する動向にない賃貸した状態を指します。ちなみに「斬新奇抜」の「斬新」は、「新規性のある」「創造的な」「ユニークな」ということで、「発想の斬新性」を、「奇抜」は「奇妙な程抜きんでて異なる」ことです。このことから「大変ユニークで、想定外の違いのある」という意味で用いられます。
 反意的用法として「活溌溌地(かっぱつはっち)」という四字熟語があります。「溌」は水がこぼれることを指し、元来は、魚が元気に水もから跳ね上がって水しぶきを上げることをいいます。このことから「活溌溌地」は「元気な魚が跳ねるように勢いが良い」様子を指します。
 大企業では、多少の努力や投資をしたくらいでは焼け石に水で、新規事業が、企業に大きく貢献することは希なくらいです。ところが、中小企業におきましては、ちょっとしたアドバイスやアイディアを契機に大きく成長することがあります。基礎となる数値が小さいことから、伸び率に対する影響度は高いのです。
 いわゆる「急転直下(きゅうてんちょっか)」という状態で、企業業績が良くなることがあるのです。急転直下というのは「状況の変化で、おかれている事態が大きく変化する様」をいいます。良い方向に問題や課題が解決したり、良い結果を生んだりしたときに用いられる表現です。
 中小企業の場合には、大きな市場よりは、むしろ小さな市場でオンリーワンとして成功することが多いようです。いわゆる「ニッチ市場」への新規参入です。これまで蓄積してきました技術を活かして新たな顧客層に入り込むこともあります。既存の顧客に、従来とは異なる商品・サービスを提供することで成功することもあります。
 「新規参入(しんきさんにゅう)」という言葉は、四字熟語として取り上げるまでもなく広く知られた表現です。自社が新規参入をする場合とは逆に、これまで他業界の企業と思っていた会社がライバルとして新たに新規参入してくることもあります。そのために、企業は、3C分析を定期的に行う必要性があります。「3C」とは、Company(自社)、 Customer(顧客)、Competitor(競合)という三つの英単語の頭文字から命名されましたマーケティングでしばしば使われる分析手法であり、戦略立案ツールの一つでもあります。
 自社が新しくマーケティング戦略を検討するときに、どの様なマーケティング戦略をとるべきかを検討する目的で「ABCDセグメント市場戦略分析」がしばしば用いられます。

 

 

 

 マーケティング戦略を検討するときには、企業ではまず、現状維持のまま、いかに収益改善をはかるかの方向性を出すことをすべきでしょう。それにより足元固めができます。これを「深耕戦略(しんこうせんりゃく)」と言われます。すなわち、ABCDセグメント市場戦略分析表では、これを「市場浸透戦略(Attack)」と呼んでいます。既存の顧客を深く耕すことにより、既存顧客を相手に実績を高めていくのか、顧客単価を上げてゆくのかを検討します。一方、既存商品・サービスを既存顧客にもっと売り込むことはできないかというプッシュマーケティングの視点でも戦略検討をする必要があります。
 一般的には、深耕策も次第に「効果逓減(こうかていげん)」して、経営資源の投入効率が低下してきて、それ以上収益改善をするより、経営資源を別の方向に向けることの法が経営戦略上有利である状態に達することがあります。そのような場合には、新商品開発に目を向けることが多いのですが、既存顧客だけではなく、新規顧客を開拓することにより収益拡大を図ることも有益な戦略と言えます。後者の方が、一般的には前者よりも資金的にも、時間的にもメリットが大きいことが一般的です。前者を「新商品開発戦略(Bear)」と、後者を「新市場開拓戦略(Challenge)」と言います。B戦略をとるか、C戦略にするか、判断は企業の状況により分かれます。経営資源の分散で投資効率が逓減しますが、B戦略をとりながら、時間がかかるC戦略に着手することもあります。
 既存の商品・サービスではなく、新規商品を、新規顧客に販売していくという戦略もあります。「新需要創造戦略(Develop)」、略してD戦略と言います。こちらは、経営資源への負荷が大きく、またリスクも高いことから、なかなか挑戦する意思決定がしにくい部分でもあります。一方、ハイリスクハイリターンに挑戦するという戦略もあり得ますので、企業文化や経営者の考え方で判断は分かれるところです。
「狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)」の「逡巡」は「ためらう」という意味ですので、「狐が疑い、ためらう」ということから「疑い深い狐のように、決心がつかず、グズグズとする」ことを指します。
 余談となりますが、マーケティングでは、「ABCDセグメント市場戦略分析」を「アンゾフの市場戦略表」とも言います。しかし、両者は一見しますと類似性が高いですが、前者は、四つのセグメントで検討するだけではなく、経営コンサルタントなどプロは、九つのセグメントに分けて戦略立案に取り組める発想がありますので、私はそれを別の戦略思考法と考えています。

 


 また、別の余談ですが、上述の「効果逓減」に似た言葉に「効用逓減(こうようていげん)」という四字熟語があります。経済学で、正式には「限界効用逓減の法則」といいます。この観点からしますと四字熟語とは言いがたいという判断もありますが、経済学上の理論だけではなく、日常の生活やビジネスでもこの言葉がぴったりすることが多いことから、私は時々この四字熟語を用います。
 経済学の「限界効用逓減の法則」というのは「財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる(【Wikipedia】)」という考えです。
 例えば、好きな食べ物でも、目の前にたくさんあって、食べ放題といわれても、最初はおいしいと幸せ感一杯で始まりましたものの、次第に食傷気味になってしまいます。このように、広告など一つの経営手段が、次第に効果が低下してしまうような時に用いられます。
 新規参入は、前項の一念発起の結果、採るべき手段の一つと言えますが、新しい戦略も時間経過と共に効用逓減は必定です。それだけに「代々初代」という四字熟語が一層輝いて見えます。
*

 

【経営四字熟語】バックナンバー ←クリック

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 不況期でも、好況期でも、成功していたり、元気であったりする会社には、何か共通した「コンピテンシー」といえるようなものがあります。

 それを探りながら、元気な会社を紹介しています。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月24日 ◆最近のスターバックス ◇家族をかばって2000年 ◇今日の写真 宗像大社

2025-08-24 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月24日 ◆最近のスターバックス ◇家族をかばって2000年 ◇今日の写真 宗像大社  

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 老いぼれのひとり言 最近のスターバックス
 当ブログで、コーヒーショップについて、何度か書いています。
 コーヒー豆の生産量の減少や市場ニーズの変化などから、コーヒーの値段が数十%も上がって来ているのは、ご存知の通りです。
 1990〜2000年代に日本におけるコーヒーの飲み方に変化が起こりました。それまでは喫茶店でコーヒーを飲むというスタイルが多かったのですが、街のあちこちに見られるコーヒーショップでコーヒーをいただくというのが流行のスタイルになってきました。
 それに目をつけたコンビニ業界は、コーヒー販売が売り上げの安定化に寄与するようになりました。
 勢力を拡大してきたチェーン型のコーヒーショップ各社ですが、各社とも店舗数を拡大していますが、近年では売上高の伸び率が鈍化しているそうです。以前にもお話しましたが、スターバックスは、年間100店舗ペースのハイペースで店舗数を増やし、2025年中に2000店舗を達成することを目標としています。
 しかし、スタバは2010年代以降、都市部の店舗では質の低下を嘆く意見も聞かれるようになりました。座りにくい椅子の設置の仕方や、カフェ時間帯の混雑などが、その理由として背景にあります。モバイルオーダーを導入したりしていますが、レジ前には行列ができるのが当たり前の風景となっています。
 価格に見合う価値を提供していませんと、米中ではスタバ離れが進行しています。日本では人口が減少していますし、コーヒー豆の価格が高騰していますので、このままでは、日本スタバも同じ道を歩むかもしれません。
 主要駅周辺の店舗など、一部の店では堅調ですが、郊外や地方では苦戦はする方向にあるように思えます。
 

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。同じようなテーマで書いていることも多々ありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

 経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 家族をかばったままの姿で2000年 824 

 桜島を訪れたことのある人は、神社の鳥居の頭部が地上に突き出ているのを見たのではないでしょうか。

 火山国日本ならではの情景です。

 でも、最も悲惨な火山災害は、イタリアのヴェスビアス火山によるポンペイではないでしょうか?

 2000年近くも以前に、すでに上下水道が完備し、飽食をむさぼっている人達を突然襲い、市街に8mもの、火山灰で埋め尽くしました。

 悲惨の跡地を訪れたときには、驚きの連続でした。

【今日の写真】福岡県宗像市 宗像大社 末社7000を持つ格式高い神社

 宗像大社(むなかたたいしゃ)は、福岡県宗像市にあります。式内社といわれる、社格の高い神社です。宗像大社の末社は、日本全国に7000もあるといわれ、宗像神社、厳島神社および宗像三女神を祀る神社の総本社です。すなわち全国の弁天様の総本宮ともいわれます。

 宗像大社は沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)、宗像市内沖にある筑前大島の中津宮(なかつぐう)、宗像市内にある辺津宮(へつぐう)の三社をさします。

 伊勢の伊勢神宮に対して「裏伊勢」とも呼ばれています。

 福岡県の北東部に位置し、上述の三社を線で結ぶと朝鮮半島に繋がります。このように中国大陸や朝鮮半島に近い位置にあり、海外との貿易が盛んで、その交流から海外の文化が入りやすかったのです。交通の要衝にあることから、海上・交通安全の神として信仰され、福岡では宗像大社のステッカーを貼ってある車をよく見ます。

 日本最古の歴史書といわれる「日本書紀」には、「歴代天皇のまつりごとを助け、丁重な祭祀を受けられよ」との 神勅(天照大神のお言葉)があり、三女神がこの宗像の地に降りられたと記されています。

 三女神の一神の田心姫神(たごりひめのかみ)は、沖ノ島の沖津宮に祀られています。湍津姫神(たぎつひめのかみ)は、筑前大島の中津宮に、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)は辺津宮 にそれぞれお祀りされています。

 沖ノ島は、海上交通の要所に位置するために、戦時中には砲台が作られたりしました。今は緊急避難港に指定されていますが、島全体が御神体ですので、女人禁制となっています。例え男性であっても、上陸前には禊を行なわなければなりません。

 昭和29年から沖の島の発掘調査が行われました。4~5世紀から9世紀までの石舞台や古代装飾品などの大量の祭祀遺物が発見されました。沖の島は「海の正倉院」とも呼ばれています。古代から信仰の島だったのですね。

 海の正倉院と呼ばれるゆえんとして、仁徳陵などでしか発掘されないような宝物が多数出土しています。このことからも、この地の支配者が強大な権力を持っていたと考えられます。




 これらの出土品は、宗像大社に附属する神宝館に展示されています。ここは、一見の価値がありますので、訪問する機会がありましたら、是非ご覧になってください。時間をかけてビデオ映像を見ますと、理解度が高まると思います。 

 私は2013年6月に、宗像市内にある辺津宮(へつぐう)のみを参拝したのですが、時間を取って中津宮には行ってみたいです。
 公共交通では、あまり便が良い場所にあるとは言えません。私は、博多から鹿児島本線の東郷という駅まで行きました。快速で40分ほどです。ただし、そこから先は、西鉄バスに乗ることになりますが、1時間に1本程度しか便がないので、スケジュールには注意が必要です。
 私が東郷駅に着いたときには、バスが待っているのが見えましたので、急いでバス停に向かいました。バスにつきました折にちょうどエンジンをかけたので、かろうじて間に合ったと言えます。
 宗像大社(辺津宮)から400mのところに、鎮国寺というつつじの名所がありますので、その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。
 宗像大社
 大鳥居と祈願殿
 中門
 太鼓橋 
 心字池
 手水舎と祓殿 
 神門と本殿 
 御神木 
 末社・儀式殿 
 相生の樫
 三笠宮殿下歌碑と神宝館 
 第二宮・第三宮
 高宮斎場への道
 高宮斎場
 宗像大社パンフレット 
 鎮国寺 
 名所旧跡インデックス 
 
出典: 宗像大社公式サイトと【Wikipedia】を参考に作成

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyright  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月23日 ◆福島第一原発でぶり回収に朗報? ◇思い込みが悲劇に通じる ◇「有」を「無」にする発想 ◇自然風景式庭園 滝 

2025-08-23 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月23日 ◆福島第一原発でぶり回収に朗報? ◇思い込みが悲劇に通じる ◇「有」を「無」にする発想 ◇自然風景式庭園 滝  

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 福島第一原発でぶり回収に朗報?
 日本原子力研究開発機構は、東京電力福島第一原子力発電所のデブリ(汚染残渣)に関して発表しました。(読売新聞)
 その発表によりますと、試験的に取り出したデブリは、想定より”ももろい”そうです。これは、東電の取り組みにとっては朗報なのだそうです。
 もろいために、それを細かく砕いて、デブリを小さくしますと、現在検討中の回収方法には適していて、回収しやすい可能性が高いのです。
 本格取り出しの開始が2037年以降と予定されていますが、気が遠くなるようなスケジュールです。東電の”甘さ”から、それが再び後ろ倒しにならなければ良いのですが・・・
 

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。同じようなテーマで書いていることも多々ありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

 経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 思い込みが悲劇に通じる 823

 飯盛山に立てこもった白虎隊の士中二番隊員達が、なぜ鶴ヶ城が炎上したと錯覚したのはなぜなのか私には分かりません。若さからの思い込みなのかも知れません。
 我々は、思い込みで判断してしまうことがままあります。経営コンサルタントという職業柄、そうあってはならないと思いつつも、先入観を振り払うことは難しいです。
 「WHYを5回繰り返す」ということがよく言われますが、思い込みを排除するためには有効な方法の一つです。
 クリティカル・シンキングでは、現状をそのまま容認せずに「Why so? や So what? を繰り返す」という原則があります。
 これも併せて実践されるとよいのではないでしょうか?(弊著「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム)」参照

コーヒー

■ 「有」を「無」にする発想 

 世界で初めて無線通信を行ったのは、イタリア人のマルコーニで「国際マルコーニデー 」という記念日もあります。

 グリエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi)は、イタリアの無線研究家、発明家で、ノーベル物理学賞を受賞しています。

 彼の研究は「無線電信」を電波を使って行うことで、自宅で無線装置を作り、実験を開始し、実用化した後にマルコーニ無線電信会社を創立しました。

 彼のすばらしさは、グラハム・ベルが発明した電話の欠点である有線工事をしなくても通信できるようにしたいと考えたところにあります。


「不便を解消する」という基本的な発想が発明を生み出します。

「今存在するものをなくす」という発想が彼のすばらしさです。

 ビジネスも「お客様は何に困っているのだろうか」というところから新しい商品・サービス構想が生まれてくるのです。

■1-09 管理とは、”温かい”ものなのです Aa11

 “真”のプロビジネスパーソンにとって重要なことは、自分の仕事に精通し、自分が自信を持てる専門分野を持ち、それおける知識や経験が豊かであることはいうまでもありません。
 【心 de 経営】ということを理解し、それを日常活動の根幹となし、“真”のプロ・ビジネスパーソンとしての思考や判断ができ、業務を遂行できなければならないと考えています。


 そのためには、管理とは何かという、正しい認識が必要です。

 しかし、「管理」という言葉の響きとして、「管理されている」とか「管理社会」などという、冷たいイメージがあります。

 「管理とは、仕事をしやすい環境を作り、仕事をしやすい条件を整え、結果として業績に結び付けること」です。
 管理職にとっての管理とは、「部下が仕事をしやすくするように、環境・条件作りをする」ことなのです。
 社員、一人一人にとっては、「自分が、効率よく仕事ができるように、上司や関係者と連携して、仕事をしやすい環境・条件をつくること」なのです。
 すなわち、管理とは“温かい”ものなのです。
 けっして、管理職が部下の尻をたたいて、高いノルマを達成するような行為ではないのです。


 管理が、キチンとなされているということは、経営資源を有効に活用し、PDCAなど管理に関連することを、バラバラに実行するのではなく、それらを連携させて、効率や効果を高めていることになります。
 その結果、業績向上に結びつけられ、経営品質の高い企業として発展して行くのです。

 すなわち、管理とは、
  内外の時代変化を先読みし、
  発展的P-D-C-Aを継続し、
  計画との差を明確にし、
  その対応策をノウハウとして蓄積し、
  仕事のしやすい環境・条件づくりを通じて、
  機会損失を最小限に抑え、
  組織で活動し、
  仕事の効率を最大限上げるために
  これらを有機的に連動した行動
のことをいいます。

 別の表現をしますと、「先見性」を持ち、管理の基本の「継続性」ある運用を通し、常に管理会計的な管理手法により「計画と実績との差異分析」がなされていなければなりません。
 その中から、自社のノウハウといえるものを「蓄積」してゆきます。
 管理とは何かを正しく理解するという「基本重視」の姿勢で、「機会損失」を最小限に抑えます。
 それを実現するには、全社員のベクトルをあわせた組織的活動により、業務遂行の「効率」を重視します。
 ただし、これらがバラバラに運用されるのではなく、相互連関させ、有機的に連動した、「総合性」をもった、管理の仕組みでなければならないのです。

 換言しますと、教育や管理手法を駆使して、経営資源の良質化を図り、それを有効活用して、結果として業績向上に結び付けられてこと、管理が、適性に行われていると言えるのです。

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。

 しかし、庭園に関する知識が乏しいと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月22日 ◆運を信じる人は・・・ ◇ユニクロ柳井正氏の創業理念 ◇チンチン電車 ◇お互いを認め合う効果

2025-08-22 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月21日 ◇相手の意図を読む傾聴 ◇噴水の日 ◇あたりまえ経営の経営理念 形式にこだわるな

2025-08-21 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月21日 ◇相手の意図を読む傾聴 ◇噴水の日 ◇あたりまえ経営の経営理念 形式にこだわるな 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 水道の蛇口クリーニング
 買ったときはピカピカであった水道の蛇口ですが、曇りがちですし、ひどいと水道のカルキが白くこびりついてしまいます。
 どうしても力仕事になりますので、男性の仕事になることが多いです。

 ネットを見ていましたら、たまたま、お掃除スペシャリストとして知られる三木ちなさんの記事が目に入ってきました。
 彼女のお勧めは、「履き古したタイツ」です。洗剤がなくても、タイツがしっかりと汚れを絡めとってくれるのだそうです。
 彼女のやり方をネット情報から転載します。

手順1.タイツを軽く水で濡らします
 水で濡らしたら、しっかりと絞りましょう。
手順2.タイツを水栓にひっかけて、左右に動かしながらこすります
 タイツでしっかりと磨くことで、頑固な汚れが落ちますよ。

 たったこれだけでうまく行くそうです。
 残念ながらタイツを使う家族がいませんので、ストッキングで同じようにやってみましたところ、結構綺麗になりました。
 タイツなら、更に綺麗になるのでしょうね。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 相手の意図を読む傾聴コミュニケーション B207

 人間の気持ちというのは、複雑な変化をする多様性に富んでいるために、市場の顧客や話相手のことどころか、自分自身も、どの様に判断したら良いのか、自分の気持ちがわからないことがあります。

 話し手も、筋道を立てて上手に話せる人ばかりではありません。むしろ、「しっちゃかめっちゃか」という人が大半といいましても過言ではないくらいです。

 まずは、「何について話そうとしているのか」、相手の意図や目的を双方で確認するようにします。「あなたは、○○についてお話しているのですね」という確認の言葉を発するようにしています。

 大枠の確認ができましたら、ゼロベースで傾聴するようにします。相手のバックグラウンドは何か、相手が、どの様な考え方をする人なのか、解らない状態の時には、特に、先入観を持たずに相手の話をできるだけ聞くようにします。

 相手にしゃべらせながら、相手について、どの様な生い立ちなのか、どの様な考えをする人なのか、次第にわかってきます。ここで、「この人は、○○のような人ではないだろうか」という仮説は、早い段階で立ててしまいますと、ゼロベース傾聴ができなくなってしまいます。

 次第に、相手がどの様な人なのかが見えてきましたら、傾聴の基本であります「相手の立場に立って聴く」というフェーズに入ります。しかし、ここで注意したいのは、「どの様な人」という仮説までに至らないぼんやりした人間像が描ける段階ですので、話を聴きながら、相手の人間像を修正してゆきます。

 表面上の言葉に惑わされず、相手が何を言いたいのかということに意識を集中して聴きます。また、キーワードが、自分と同じニュアンスで相手も理解しているのかどうかを判断し、時には、「いまおっしゃられた○○ということは、△△という意味でしょうか?」というように確認することも必要です。

 文章ですと、「行間を読め」ということがしばしば言われますが、会話の場合には、言外のメッセージやニュアンスに注意をしながら耳を傾けることに、終始、配慮が必要です。

 曖昧な表現があれば、必ず確認します。「ただ今おっしゃったことは、○○というように解釈してもよろしいですか」というような相づちをうちます。相手の人も、自分の言うことをキチンと聴いてくれているのだ、と、こちらを信頼してくれます。

 時には、沈黙の時間もあるでしょう。あまり先を急がず、相手の言葉を待つということも必要です。相手が、どの様に表現したら良いのか、判断できないときには、こちらから助け船の言葉を出してみることも必要になることがあります。

 時には、当初の目的から脱線することもあります。

 まだ、話の途中であるのに脱線した場合には、軌道修正を促します。脱線した内容に対して、「その話にも興味がありますが、まず、主題の○○について、まだ、お聴きしたいですね」というように、「話を遮られた」と相手がが不快に感じないような配慮が必要です。

 相槌や促進質問(話を促す)や確認質問を適度に挟むことは言うまでもありません。

 特に私達経営コンサルタントは、自分の体験などを話したくなりがちですが、まずは、相手の言いたいことをすべて吐き出させ、聞き出すことに重要をおくようにしています。

 要は、目的次第で、相槌の打ち方を変えながら、知りたいことを聞き出すようにします。

■ 噴水の日制定は19世紀にまで遡る 821

 1877年8月21日に東京・上野公園で、第1回内国勧業博覧会が開催されました。

 その時の中心的なモニュメントとして、会場中央の池に、日本最初の西洋式の噴水が作られました。

 それを記念して8月21日は「噴水の日」と定められました。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c8097a684d0204c091d6229edb607daa

 その噴水の正面奥の立派な石造りのクラシックな建物は、上野国立博物館です。

 博物館裏の庭園に博覧会開催の記念碑が立っています。

 ただし、この日本式庭園は、特別開放日にしか入れません。

【あたりまえ経営のすすめ】 経営理念は形式や内容に固執しすぎない 5-19
 経営理念を、いくつかのパターンに分類してみましたが、他社の経営理念がどのようなものであるのかを俯瞰的に見ていただくことを目的としてご紹介しました。
 しかし、これらのパターンや従来の経営理念の考え方に固執しないものが、近年いろいろと出てきています。

 先にご紹介しましたザ・リッツ・カールトンですが、経営理念に相当します「クレド」が単独に存在するのではなく、その実施のために付帯する理念を伴っています。
 それらは、「クレド」、「従業員への約束」、「モットー」「サービスの3ステップ」、「ザ・リッツ・カールトン・ベーシック」の5つで構成されています。“ゴールド・スタンダード”と呼ばれ、四つ折りのラミネートカードに記載されものを、全社員が携帯できるようになっています。
 カードは、社員に徹底していくためのツールですが、それを配布するだけではなく、討論会などを開催し、その内容によっては、不変部分のクレドなどを除きますと、変更されることもあります。
 このような「おもてなし」の精神を社員に徹底する工夫が成されています。

 経営理念に関する書籍は多数出版されていますが、なかなか中堅・中小企業のものにはお目にかかれません。筆者が関係した、社員20人ばかりの、記帳代行業による、某中小企業の事例をご紹介します。この会社は、女性を中心とした、女性社長による起業、30年を超える歴史を持っています。
 この会社の経営理念は、大きく三項に分かれて構成されています。

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 老いぼれでも、何かと忙しく動いていますので、時々気分転換をするようにしています。 

 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみの一つです。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月20日 ◆今年のサンマは大きく、脂がのって、その上安いです ◇蚊の研究でノーベル賞を取った男 ◇コンサルタントとして独立起業する前に考えよう

2025-08-20 07:46:55 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月19日 ◇蟻のごとくに 真の生き方を知る ◇水道の蛇口クリーニング ◇俳句は難しく奥が深い ◇人気ブログ紹介

2025-08-19 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月19日 ◇蟻のごとくに 真の生き方を知る ◇水道の蛇口クリーニング ◇俳句は難しく奥が深い ◇人気ブログ紹介   

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 水道の蛇口クリーニング
 買ったときはピカピカであった水道の蛇口ですが、曇りがちですし、ひどいと水道のカルキが白くこびりついてしまいます。
 どうしても力仕事になりますので、男性の仕事になることが多いです。

 ネットを見ていましたら、たまたま、お掃除スペシャリストとして知られる三木ちなさんの記事が目に入ってきました。
 彼女のお勧めは、「履き古したタイツ」です。洗剤がなくても、タイツがしっかりと汚れを絡めとってくれるのだそうです。
 彼女のやり方をネット情報から転載します。

手順1.タイツを軽く水で濡らします
 水で濡らしたら、しっかりと絞りましょう。
手順2.タイツを水栓にひっかけて、左右に動かしながらこすります
 タイツでしっかりと磨くことで、頑固な汚れが落ちますよ。

 たったこれだけでうまく行くそうです。
 残念ながらタイツを使う家族がいませんので、ストッキングで同じようにやってみましたところ、結構綺麗になりました。
 タイツなら、更に綺麗になるのでしょうね。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 俳句は難しく奥が深い 819

 8月19日は「俳句の日」です。

 俳句は、日本の詩歌の伝統をひきついでいるといわれています。

 そこには、ルールといいますか特徴があります。

 韻律、季語、切れ、心象・客観写生という4つの特徴を持っています。

「韻律」は、三十一文字のことで、これを五・七・五の「拍(モーラ)」というそうです。

「季語」は、説明するまでもありませんが、季語があるから季節感を醸し出せます。

「切れ」は、最も説明が何回で、「言葉の歯切れが良い」というような「切れ」に繋がるのかもしれませんが、俳句の本を読みますと「発句、脇句、平句の完結性」というような説明があります。

「客観写生」は、短い詩という形の中で、心のなかの場景(心象)を大きくひろげることに俳句の良さがあるのだそうです。


 旧暦に基づく季語は、太陽暦になれている私達には、なかなかピンと来ない言葉が多いです。

 季語が、多岐にわたっていることにも、難解さに繋がっているようです。

 季語を分類すると次のように9つに分けられるそうです。

  時候、天文、地理、人の暮らし、
  年中行事等、忌日(命日)、
  動物、植物、食物

 近年、俳句に関するTV番組が人気だそうですが、それを見ていますと、奥の深さを感じます。

 一方で「韻律」が私のそれとは異なり、五・七・五で切れるということに固執する素人のわたくには、納得できない部分もあります。

 無季語の俳句もあるといわれますので、俳句も時代とともに変化しているのですね。


 俳句を試みたい人のために水原秋桜子の『俳句の作り方』の「注意六条」を紹介します。

 1.詩因を捉える
 2.分量をわきまえる
 3.省略を巧みにする
 4.配合を工夫する
 5.わかる用語を使って
 6.丁寧に詠む

 詳しくは、同書をお読みください。

 蟻のごとくに 真の生き方を知る
 イソップ物語に「アリとキリギリス」というお話があります。キリギリスは、今を大切に生きていましたが、冬の到来で悲しい運命に遭遇します。
 人の一生というのは、短いものです。はかなくもあります。万物は流転するともいわれています。
 意味合いは異なりますが、人間を蟻に例えるところなど、その様なことを思わせる徒然草のひとつです。

【原文】
 蟻のごとくに集りて、東西に急ぎ、南北に走(わし)る。
 高きあり、賎しきあり。老いたるあり、若きあり。行く所あり帰る家あり。夕に寝(い)ねて、朝に起く。
 営む所何事ぞや。生をむさぼり利を求めてやむ時なし。

 身を養ひて何事をか待つ、期(ご)するところ、ただ老(おい)と死とにあり。
 その来る事速かにして、念々の間に留まらず。これを待つ間、何の楽しみかあらむ。
 惑へるものはこれを恐れず。
 名利に溺れて、先途の近きことを顧みねばなり。愚かなる人は、またこれをかなしぶ。
 常住ならんことを思ひて、変化の理を知らねばなり。

【用語】
 蟻のごとくに集まりて: 世の中の人々が都に多数集まっている様子をありに例えている
 営む: せっせと働く
 生: 生きること、長寿
 期する: 期待する、あてにする
 念々: 極めて短い間、時々刻々、一瞬一瞬
 先途: 行き先、到着点、人生の終点=死
 常住; いつまでも変わらず、常にそのままでいること、不死
 変化の理: 万物は変化し、一定の状態にとどまらないという道理、無常

【要旨】
 都に人々が集まって、蟻のようにあくせくと東奔西走しています。
 その中には、地位の高い人もいますし、低い人もいます。老若男女も混じっています。仕事に行く職場があったり、帰る家があったりします。そして帰宅すれば、夜になって寝て、朝起きます。
 その繰り返しが、日常となっています。
 このようにあくせくと働くということは、一体どの様なことなのでしょうか、何が目的なのでしょうか。
 兼好は、人々の活動の目的を懐疑的に見ていて次のように続けています。
 要するに人々は、自分が生きていくことに執着し、利益を追い求めて、それを続けていて、とどめることが無いのです。
 このように、利己と保身を追求し続けることに明け暮れて、何も期待できないにもかかわらず、そこに何を期待しようとしているのでしょうか。ゆくゆくは、ただ老いと死の二つ以外、何もないにもかかわらないのです。
 これらは、風のごとく速く、一瞬もとまることない速さでやってくるのです。それを待つ間、人生に何の楽しみがあるのでしょうか、何もありはしないのです。

 生きることの意味を知ろうとしない惑える人は、老いも死も恐ろしいことをわからないでいるのです。
 名声や利益に心奪われてしまっていますので、自分の人生の終着点が間近に迫っていることを、知ろうとする意識がありませんから、このような状態を続けられているのです。逆に生きる意味がわからない人達というのは、老いと死が迫り来ることを、ただ心配し、恐れるだけなのです。
 生きる意味がわからない人というのは、この世が永久不変であると思い込んでいて、万物が流転変化するという無常の原理をわきまえていませんから、その様に恐怖心だけで生きているのです。

【 コメント 】
 私達は、生きていくために仕事に就き、いただいたお金で生計を立てています。
 兼好から見ますと身分の上下や性別・年齢などを問わず、世の中の人々というのは、生きることに執着して、名声や利益を得るためにあくせくと働いていますと、私達の生き方を否定的に見ているのです。
 一所懸命に何かをやっていますと、全体の中での位置づけが不明確になってしまい、知らぬが仏で、死が忍び寄ってきていることすら気がつかないでいると兼好は警告してくれています。
 これは、部分最適に満足して、全体最適をおろそかにしているという、現代の経営や管理のあり方への警鐘ともとれます。
 一方で、生きるという真の意味がわからない人というのは、生きていることによる恐怖心に苛(さいな)まれていると兼好はいっています。
 現実をキチンと把握できていませんと、何か恐れを成してしまうことがあります。
 たとえば、ICTの世界では、クラウド利用はあたりまえになっています。しかし、そのセキュリティが心配で、クラウド利用の便利さを知らないでいる人がいます。
 一方で、SNSの恐ろしさを理解できていない人というのは、安易にSNSに個人情報を公開したりしています。多くの場合、それが問題として表面化してきませんので、SNSは「安心である」と過信してしまっているのです。

 兼好が言っていることと、逆の現象が起こっていることもあるように思えますが、基本的なことは知り、理解し、危機管理意識を持ちながら生活をしていくのが、現代の生き方の基本的な考え方の一つと言えます。

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 「山寺」(やまでら)は、正式には「宝珠山立石寺」といいます。山形市より仙山線で北東方向に行った所にあります。

 奈良時代に開かれたと伝わる寺院で、東北を代表する霊山で、その岩山・絶壁に沿って多くのお堂が建てられています。途中に自然の岩肌、そして見上げる奥の院、そして五大堂からの眺望など風光明媚な景勝地として国指定名勝となっています。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月18日 ◆蚊との戦い ◇中小企業診断士と経営士の違い ◇米の取引 ◇経営四字熟語「一念発起」 ◇日本庭園を知って楽しむ

2025-08-18 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月18日 ◆蚊との戦い ◇中小企業診断士と経営士の違い ◇米の取引 ◇経営四字熟語「一念発起」 ◇日本庭園を知って楽しむ 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 蚊との戦い

 例年に比べて、蚊が少ないように感じます。

 早朝ウォーキング途中の公園で体操を始めますと、例年なら蚊がワッと押し寄せてきます。

 ところが、今年は、来ないことも多く、来ても散発的です。

 今朝は、珍しく、同時に二匹の蚊が短パンの両膝下にとまりました。

 左右の掌で同時にパチン!

 見事、撃破!

 ああ、また殺生をしてしまった!

 面白いことに、大半の蚊は膝下のすねの部分にとまります。

 ふくらはぎにとまることは希です。

 腕は、ノースリーブですので、肩まで露出していますが、こちらにもあまりとまりません。

 ただ、手の甲の指の根本の関節には、多くはありませんが、攻撃されることがあります。

 ここを刺されると、痒みが強いのです。

 このようなところは、蚊も刺しにくいと思うのですが・・・

 ちなみに、蚊をパチンと両手でやるときには、左右に行うのではなく、掌を上下方向に合わせるようにしますと確率が高くなります。

 蚊は、垂直方向へは俊敏に移動できますが、水平方向への移動は苦手なのだそうです。

 左右にパチンと使用としますと、蚊は得意な上下方向に逃げるので、上下方向からパチンとやる方がうまく行くのです。

 読者からの質問

 SNSを通じて、これからコンサルタントになろうという人から問合せが来ました。

 中小企業診断士と経営士という、コンサルタント資格との違いについての問合せでした。

 次のように回答しておきました。

【回答】

「経営コンサルタント資格=中小企業診断士」と思い込んでいる人が多いようです。しかし、中小企業診断士より10年も前に、当時の通産省や産業界の勧奨でできた「経営士」という、日本で最初に誕生した経営コンサルタント資格があるのです。
 この資格付与をしているのが日本経営士協会です。終戦直後に経済的な復興を短期間に実現するために、当時の財界の有志の勧奨で日本計理協会(現公認会計士協会の前身)から分離独立して設立され、経営コンサルタントの育成に大きな役割を演じてきています。診断員(今日の中小企業診断士)育成の講習会を担当したりもしました。
 この協会は民間団体ですが、一定の実務経験と試験に合格するという要件はつくものの、これらにパスすると「経営士」として正会員になることができます。経営士は、中小企業診断士よりも10年も以前にできた経営コンサルタント資格で、日本でもっとも歴史のある資格です。
 すなわち、日本における代表的な経営コンサルタント資格は
          経営士
          中小企業診断士

といえます。
 これから経営コンサルタントになろうという方や企業内コンサルタントを目指す方、まだ経営コンサルタントとして経験の浅い方等を対象としてセミナーを受講できたり、いろいろアドバイスを受けたりできる。
 はじめから経営士という正会員になるのも一つの方法でしょうが、まず一般会員になることをお勧めしています。一般会員になると先輩の経験談を聞いたり、研究会に出席したりして経営コンサルタントとしての心得から具体的な実務までを「盗み取る」チャンスができます。
 その後に、正会員である経営士や中小企業診断士としての経営コンサルタント資格取得の勉強を始めても遅くはないですし、むしろ入会すると関連した情報が入りやすく、それらを参考にすることもでき、的を射た勉強ができるでしょう。同じ目的を持つ仲間もいるので励みになります。

  日本経営士協会 https://www.jmca.or.jp/

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 江戸時代には大阪が米の取引の中心地、今は? 818

 8月18日は、米の日です。

 2024年頃から米不足が叫ばれるようになり、2025年には、米不足が深刻な問題となっています。

 政府の減反政策の方向転換です。

 

 なぜ、8月18日が米の日かは、【今日は何の日】ブログをご覧下さい。

「株」は東京証券取引所などで扱われます。

 では、お米は、どこで取引されるのでしょうか?

 アメリカでは、シカゴに大がかりな穀物取引所があります。

 日本でも、東京穀物商品取引所(TGE:The Tokyo Grain Exchange)というところが、商品取引所法に基づいて商品先物市場として、1952(昭和27)年10月10日に設立されました。

 2009年11月に社団から株式会社へ組織変更され、お米は大阪堂島商品取引所で取引されることになりました。

 一方、東京の取引所ですが、やはり株式会社として改組された東京商品取引所ができました。

 こちらでは大豆や小豆、とうもろこしや粗糖などが取引されることになりました。

 その背景には、既得権のドロドロしたものがあるように噂されましたが、真偽の程は存じません。

 サラリーマンになりたての頃、小豆の相場で失敗して夜逃げをしたというようなことを聞き、商品取引というものが存在することを知りました。

 公平な取引がなされないと、第二の大塩平八郎の乱が起こるかもしれませんゾ・・・<笑い>

 「一念発起」 過去の延長線上で思考しない
        ~ 過去の言動・思考をを改めて、別の課題達成を決意する ~


 子供の頃、「一年の計は元旦にあり」ということを親から教えられ、正月には毎年、その年の過ごし方とか心構えを親の前で話させられました。それが尾を引いていたのでしょうか、小学生の時に「一念発起」という言葉を初めて耳で聞いたときに「一年発起」と思い込んだことがあります。
「一年の初めに発起すること」が私の正月行事の一つでした。成人してからも、自分自身の長所短所や自分の理想的な人間像、現在何をやりたいと思っているのか等々を、前年の正月の時に書き出したり、平素思っていることを参照したりせず、毎年、ゼロから書き出すことをやってきました。一見しますと効率悪い方法ですが、ゼロベース思考という論理思考の基本に則っていることもあるからか、毎年新鮮な気持ちになり、初心に返る思いで今日まで続けています。すなわち「初志貫徹(しょしかんてつ)」な気持ちを自分に言いきかせることに繋げるのです。「初志貫徹」は「はじめの決意を貫き通す」という強い意思決定、その志を指します。
 この継続的な経験の積み重ねが、私自身が経営コンサルタントになってから、自分自身で、その方法を使うだけではなく、それを・・・

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-01 一念発起 過去の延長線上で思考しない 過去の言動・思考をを改めて、別の課題達成を決意する |

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 【日本庭園を知って楽しむ】

 庭園めぐりを趣味として数年になります。

 しかし、庭園に関する知識が乏しいと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。

 まだ、入口で、庭園の歴史を学んでいます。

 なんと、弥生時代から、庭園と呼べる物があるのですね。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 8月18日 ■ お米の日 なぜ、今日が? ■ 高校野球記念日

2025-08-18 00:03:00 | 【今日は何の日08月】

 

  【今日は何の日】 8月18日 ■ お米の日 なぜ、今日が? ■ 高校野球記念日   

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 高校野球記念日


 1915年のこの日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会されました。
 地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中が優勝しました。第10回から甲子園球場が会場になり、1948年から全国高校野球選手権大会となったのです。

 日本における高校野球は、日本の中等教育学校後期課程及び高等学校の生徒、高等専門学校の第1学年から第3学年の学生が行う野球のことであると規定されています。

 特に阪神甲子園球場で行われる春夏2つの全国的な男子硬式野球大会は「甲子園大会」あるいは単に「甲子園」と呼ばれているのは周知の通りです。

 現在の高校野球の前身は、旧学制による「中等学校野球」が該当します。1946年以降の学制改革によって再編・継続され、今日のような名称に変更されています。

 毎年、感動を与えてくれる試合がありますが、2020年は、戦時中を除いて初めて中止となりました。

 

■ お米の日

 「米」という字を分解すると「八、十、八」になるとして、8月18日を「お米の日」とした米の記念日です。ところが、制定した機関が不明確で、米は、収穫するまでに88の作業を要するということから、お米の日を8月8日のみとするのか、毎月8日とするのか、結着がついていません。

 ここに来て、急にマスコミに取り上げられている理由に、原発による汚染米とともに米を先物取引の対象としたことがあります。

 東京穀物商品取引所と関西商品取引所は、8月8日から先物取引の試験上場を2年間という期限付きで開始しましました。

 JAグループは、戸別所得補償制度に重点を置き、価格と需給の安定化を図ろうとしています。ところが、そのメカニズムとは無関係に先物取引として値がつくようになります。

 当然、JAグループは大反対です。

 今日、トウモロコシに端を発し、小麦や大豆、コーヒーなどまで、多くの農産品が高騰しています。原油の高騰などと同じメカニズムになるわけで、JAだけではなく、われわれもJAのやり方に賛成はしませんが、マネーゲームに主食であるお米が左右されるのはまっぴらです。

 国民があまり騒がないうちに、「試験的に」というまやかし言葉を使って開始したことも許せません。

【経営コンサルタントの独り言】

 近年、お米の消費量が減少しています。
 私自身も、朝はパン食ですし、昼・夕食ともご飯の量が若い頃に比べると半分以下ではないでしょうか。

 少しでも、お米の消費に協力しようと、ふるさと納税でお米をお願いしました。
 毎月、送られてきますので、おいしいご飯をいただくことができます。
 しかし、上述のような具合ですので、開封していないお米が複数、まだストックされています。

 食糧不足で悩んでいる人が多い昨今です。
 食べられることに感謝

 

■ 【今日は何の日】その他

◇ 伝教大師誕生会

 

(ドアノブ)

 

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 コンサルタントを目指す人の60%がみるサイト

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【きょうの人】 0419 上杉 謙信 没 戦国武将、関東管領

2025-08-17 22:33:00 | 【話材】 きょうの人04月

  【きょうの人】 0419 上杉 謙信 没 戦国武将、関東管領

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 上杉 謙信 没 戦国武将、関東管領

うえすぎ けんしん) / 上杉 輝虎(うえすぎ てるとら)
 享禄3年1月21日(1530年2月18日)(グレゴリオ暦1530年2月28日)-天正6年3月13日(1578年4月19日)

 戦国時代の越後国の大名で、後に山内上杉家16代当主となります。武田信玄と並ぶ、戦国時代でも屈指の戦上手といわれ、その神懸った戦績から後世、軍神や、「越後の龍」などと称されました。

 越後守護・上杉家に仕える越後守護代・長尾為景(三条長尾家)の四男として生まれ、初名は長尾 景虎(ながお かげとら)でした。

 1561年(景虎31歳)の折に、関東管領・上杉憲政の養子となり山内上杉氏の家督を譲られました。「上杉」姓と憲政の「政」の1字を与えられて、上杉 政虎(うえすぎ まさとら)と改名したのです。

 上杉氏が、世襲していた室町幕府の重職関東管領を引き継ぎました。

 後に室町幕府の将軍・足利義輝より偏諱として「輝」の1字を受けて、最終的には輝虎と名乗りました。謙信は、さらに後に称した法号です。

 内乱続きであった越後国を統一し、戦や政だけではなく、産業を振興して国を繁栄させたのですから、単なる戦国武将ではなかったのです。

 他国から救援を要請されますと、黙っていられない聖覚で、秩序回復を掲げ、幾度となく出兵しました。

 闘った相手は、武田信玄だけではなく、北条氏康や織田信長、また、越中一向一揆にも遭遇しています。特に宿敵武田信玄との5回にわたる川中島の戦いはよく知られています。

 さらに足利将軍家からの要請を受けて上洛を試み、越後国から北陸路を西進して越中国・能登国・加賀国へと勢力を拡大しましたが、48歳で死去しました。

 謙信には実子がなく、死後、上杉家の家督の後継をめぐって御館の乱が勃発しました。

 「道理をもって誰にでも力を貸す」と、『白河風土記』に述べられています。私達経営コンサルタントの心得の一つに繋がります。

 謙信が敵将武田信玄に塩を送った逸話から、「敵に塩を送る」という故事も生まれましたが、本当に塩を送ったのかどうかの真偽の程は解明されていないようです。

  カシャリ!一人旅 山形県米沢市 上杉神社 上杉鷹山 写真 今井信行 旅 旅行 写真 ぶらり旅 (glomaconj.com)

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月16日 ◆リニア新幹線新車両 ◇「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう ◇おわら風の盆 女踊りと胡弓の音 816

2025-08-16 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月16日 ◆リニア新幹線新車両 ◇「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう ◇おわら風の盆 女踊りと胡弓の音 816 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

◆ リニア新幹線新車両
 自然破壊問題や火災などでリニア新幹線の開業が後ろにずれることが必定でしょう。
 そのような中、JR東海はリニア中央新幹線の「L0系改良型試験車」の新しい車両として「M10」の走行試験を始めました。
 従来の車両よりも機器の構成を簡素化して製造コストを下げ、台車回りの形状を工夫して空気抵抗を削減しているそうです。(gooニュース)
 リニア工事をめぐっては、前静岡県知事などが自然破壊・水資源問題で10年以上もめていましたが、着工に向けた協議は大きな節目を迎えています。年内にも地域住民への説明会が開催され、一歩前進する模様です。
 自然破壊は問題ですし、私には乗車の機会が訪れそうもありませんが、浪漫がありますね。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう 2726

 経営コンサルタントという仕事柄、論理思考のお話をする機会が多いです。社員研修では、自分の業務の進め方やビジネスに直結することが多いためか、皆様が熱心に聴講してくださることが多いです。

 その時に、「論理思考とひらめきは、矛盾も含み、少々異なるような気がしますが・・・」という質問をしばしば受けます。

 私は、この両者を同じ次元で比べるべきではないように考えています。

 ロジカル・シンキングなどを用いて、平素、トレーニングを行ったり、ビジネスを行ったりしていますと論理思考力は高まってきます。論理思考力が高まりますと、いろいろな発想が出て来るようになってきます。

 一方、「ひらめき」というのは、いろいろな経験を積んだ中で生じるものであって、「無」から生じるものではないでしょう。論理思考のできる人は「ひらめき」も多いのではないでしょうか。


 人間にとって、睡眠は不可欠です。脳を休めて、翌日活溌に脳を使えるようにするために睡眠が必要です。

 睡眠というのは、人間が生きていくための肉体としての疲労回復だけではないそうです。脳生理学者の間では、「眠っている間に、記憶が整理される」ということは、ずいぶん以前からわかっているようです。

 日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士は、寝ているときに中間子理論を思いついたという話は有名です。同様に、多くの人が寝ているときに、いろいろな発想が生まれたという話は良く聞きます。

 眠っている間に、記憶が整理され、その過程で、別の経験から蓄積された記憶と合体しますと、そこに新たな発見があるのかもしれません。これが「ひらめき」のひとつです。


 「ひらめき」と似たようなものに「思いつき」という言葉があります。一般的には、「ひらめき」は良い評価をされ、「思いつき」は、刹那的で、あまり良い印象と受けとめられないことが多いように思えます。

 強いて言えば、「ひらめき」は「思いつき」の一種と考えて、ここでは考察してゆきます。

 「ひらめき」は、ある目的なりテーマ・課題に対してなりに関するピンポイントな発想で、その目的なりテーマ・課題に取り組む際に、多くの人が賛同してくれるようなアイディアであるように思えます。多くの人が採用したくなるようなアイディアと言って良いでしょう。

 一方、「思いつき」は、何の根拠もなく、ポッと出てきたような印象が強いです。賛成者もいるかも知れませんが、賛同してくれる人の割合が低いことが多いように思えます。

 他方、「奇抜なひらめき」は、多くの人に理解されず、反論も強いことがあります。有名のことの一つが「それでも地球は回っている」という言葉に象徴される地動説を唱えたコペルニクスが連想されます。


 思いつきもひらめきも、有益な場合がありますので、けっして莫迦にせず、まずは「ウラを取る」ことではないでしょうか。

 ひらめきというのは、多くの場合、裏がとれ、その根拠が明確です。また、その思いつきなりひらめきなりというアイディアが有益であるという証明が必要です。

 多くの「思いつき」を発散思考で行い、その成果物をもとに収束思考をしてゆくと「ひらめき」に繋がりやすいように思えます。

 思いつきの豊かな人は、ひらめきの基となるものを多く持っていると言えます。すなわち、その様な人は、「ひらめき」を産み出しやすい人と言えるのではないでしょうか。


 論理的に追求し、重考した結果、効果的な方策が編みだされるように思えますので、私は、伝統的な論理思考法といえます、発散思考と収束思考、帰納法と演繹法を繰り返すようにしています。

 その進め方として、以下のような手順を原則としています。

  ・ 課題をリストアップする
  ・ リストがMECEである(それに近い)ことを確認する
  ・ 優先順位を付ける
  ・ 順位の高い事項から着手してゆくアクトプランを立てる
  ・ 成果判定基準を決める

 ご意見もおありと思いますが、参考にしてくだされば幸いです。

◆ おわら風の盆 女踊りと胡弓の音 816

 8月16日は月遅れの送り火で、ご先祖様をお送りしたご家庭が多いと思います。

 日本伝統行事の一つとして「盆踊り」があります。

 お盆に迎えた精霊を慰めるための踊りです。

 阿波踊りや越中おわらの風の盆、よさこい祭等など挙げればきりがないほど各地で行われます。


 富山県富山市八尾地区のおわら風の盆が、その一つですが、私は訪れたことがありません。

 日本経営士協会事務局のベテラン職員が富山出身ですので、強く進めてくれます。

「越中おわらの風の盆」の胡弓の音色は、深編み笠とともになんとも言えない哀愁を漂わせてくれます。

 石川さゆりの「風の盆恋歌」も哀調ある調べで歌われます。


 毎年9月1日から3日にかけて夜を徹して街の中を踊り歩くと聞いています。

 写真というより、私の素人感性で、映像に残したいと思いつつも、実現していません。

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 【連載小説】 コンサルタント起業体験記 独立起業をお考えの人に「竹根好助の起業体験から何かを感じ取っていただける」<金曜日>

 これからコンサルタント・士業としてやってゆこう、すでに起業しているけれど、今ひとつうまく行っていない、と言うような人向けにお届けしています。

 竹根好助というベテランコンサルタントの回顧録のような内容を私の知人が小説風に書き下ろしてくれています。竹根の歩んできた道が、何らかの示唆となることを願ってお届けしています。

 コンサルタント・士業として成功することは、結構難しいことです。

 私が経営コンサルタントとして独立起業した前後というのは、先輩コンサルタントの話に耳を傾け、参考にしました。そのことを思いだしますと、先輩の体験談は大いに参考になったように思えます。

 私の後継者である竹根好助の独立起業体験を私の友人が小説風に書いてくれています。小説として楽しむこともできますが、独立起業やコンサルティングビジネスの一助にして下されば幸いです。

【これまでお話】 バックナンバー

  総合版  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-79.html

  専門業版 https://ameblo.jp/keieishi-kyokai/theme-10121099305.html

 

【 注 】

 専門業版は、経営管理やコンサルタント・士業向けの情報や【話材】をお届けするブログです。総合版とは、それに加え、癒やしのための写真や映像などのブログも併せてお届けしています。

 そのいずれでも、お好みのブログをご選択下さると幸いです。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月20日 ◆ 最近のスターバックス ◇蚊の研究でノーベル賞を取った男 ◇コンサルタントとして独立起業する前に考えよう

2025-08-16 07:39:44 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月20日 ◆ 最近のスターバックス ◇蚊の研究でノーベル賞を取った男 ◇コンサルタントとして独立起業する前に考えよう 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 最近のスターバックス
 当ブログで、コーヒーショップについて、何度か帰ってきています。
 の生産量の減少や市場ニーズの変化などから、コーヒーの値段が数十%も上がって来ているのは、ご存知の通りです。
 1990〜2000年代に日本におけるコーヒーの飲み方に変化が起こりました。それまでは喫茶店でコーヒーを飲むというスタイルが多かったのですが、街のあちこちに見られるコーヒーショップでコーヒーをいただくというのが流行のスタイルになってきました。
 それに目をつけたコンビニ業界は、コーヒー販売が売り上げの安定化に寄与するようになりました。
 勢力を拡大してきたチェーン型のコーヒーショップ各社ですが、各社とも店舗数を拡大していますが、近年では売上高の伸び率が鈍化しているそうです。以前にもお話しましたが、スターバックスは、年間100店舗ペースのハイペースで店舗数を増やし、2025年中に2000店舗を達成することを目標としています。
 しかし、スタバは2010年代以降、都市部の店舗では質の低下を嘆く意見も聞かれるようになりました。座りにくい椅子の設置の仕方や、カフェ時間帯の混雑などが、その理由として背景にあります。モバイルオーダーを導入したりしていますが、レジ前には行列ができるのが当たり前の風景となっています。
 価格に見合う価値を提供していませんと、米中ではスタバ離れが進行しています。日本では人口が減少していますし、コーヒー豆の価格が高騰していますので、このままでは、日本スタバも同じ道を歩むかもしれません。
 主要駅周辺の店舗など、一部の店では堅調ですが、郊外や地方では苦戦はする方向にあるように思えます。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 蚊の研究でノーベル賞を取った男 820

 蚊の最も古い化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されました。

 恐竜映画「ジュラシック・パーク」の冒頭部分で、そのことが紹介されています。


 蚊は、ハエと同じ「ハエ目」に属していますので、羽は2枚です。

 正確には、「羽」ではなく「翅(はね)」という漢字を使います。

 体長は大半が15mm以下ですので、飛行能力は低いそうです。

 ですからエアコンや扇風機といったわずかな風によって飛行障害を起こしてしまうのです。

「扇風機をかけていると蚊に刺されない」という都市伝説は、まんざらウソではないようです。


 世の中には、蚊に刺されやすい人とそうでない人がいるといわれています。

 これも都市伝説かと思いましたが、そうではないのだそうです。

 蚊は、炭酸ガス(二酸化炭素)のあるところに集まるというのは、科学的に証明されています。

 二酸化炭素を多く出す人のところに、蚊が集まるので、蚊に刺されやすいかどうかは体質なので、蚊取り線香や虫除け薬を使う以外、方法はないのかと思っていました。

 それは誤りではないのですが、それだけではないのです。


 人間の足には、およそ500種の常在菌がいます。

 蚊に刺されやすい人は、ある種の常在菌が、他の人よりも多いことがわかりました。

 蚊は、その常在菌が発する臭気を感知して寄ってくるのです。

 蚊に刺されやすい人が、丁寧に足を洗い続け、こまめに靴下を替え、靴を洗浄すると蚊に刺されなくなるそうです。

「足湯に浸かると、蚊に刺されない」という都市伝説が誕生しそうですね。


 イギリス人ロナルド・ロスは、インドで蚊に興味を示し、研究を続けた結果、1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

大企業それとも中小企業

 中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、大きな歯車のひとつとなって、大きな歯車を部分的に修復したり、置き換えること程度しかできませんでした。

 日本にある企業の99%は中堅・中小企業です。私はそこで困っている経営者の手助けに生きがいを見出しました。ちょっとしたアイディアや改善提案でも業績が急激に改善されることが多々あるからです。私もご多分に漏れず、「先生のおかげで業績が回復してきました。」と言われると無上の喜びを感じました。経営コンサルタントこそわが天分と思いつつ、今日に至っています。

 中堅・中小企業におけるコンサルティングのポイントは、企業は人によって運営されていることを忘れてはいけないことです。大企業は組織で運営されているので「管理」の視点に重点をおいて経営支援をします。

 それに対して、中堅・中小企業は理屈だけでは変化が起こらず、企業の運営は「人」が行っているということを忘れてはなりません。ひとり一人の社員が動けるように心が通いかつ具体的なアドバイスをしていくことを心がけています。それには自分がサラリーマンであった頃の経験が活きてくるのです。


 経営コンサルタントとしてのドメインの決め方

 【参考】 自分は起業すべきかどうか、再考しよう

      経営コンサルタントへの道(日本経営士協会サイト<当ブログ執筆>)

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月14日 ◇特許侵害と経済の発展 ◇日本庭園を知って楽しむ ◇あたりまえ経営の原点

2025-08-14 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月14日 ◇特許侵害と経済の発展 ◇日本庭園を知って楽しむ ◇あたりまえ経営の原点 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

◆ 自民党総裁

 昨年の今ごろのことです。岸田首相の退陣要求がさかんに放映されていました。

 今は、3連敗の石破総理が、自民党総裁の座を問われています。

 岸田さんも国民からの支持が得られない状況が続いていました。石破総裁は、不支持と3連敗とが大きな要素となっているようです。

 総裁の座を追われるとしたら、内閣総理大臣の座も野党に明け渡すことになりかねません。彼に代わる候補者の顔や分裂野党の現状を見ますと、少々不安になります。

 私は、それが自民党であれ、他党であれ、混迷の日本を救ってくれるのであれば、誰でも結構です。早く成長を取りもどせる日本になってほしいのです。

 われわれ国民も、SNSに踊らされて判断を誤ることなく、われわれのために、日本の将来のために、汗水流してくれる政府を選びたいものです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 特許侵害と経済の発展 814
 8月14日は「専売特許の日」です。
 昔、日本たばこ産業JTは、「専売公社」でした。
 そのイメージが強く、「専売特許」という言葉と発明協会が、一瞬結びつきませんでした。
 しかし、冷静に考えてみれば当然のことながら、特許は「専売を許可する」ための精度ですので、例え一瞬でもあれ、奇異に感じた自分がおかしくなってしまいました。

 知財、すなわち知的財産というのは、発明者等を守るための法制度です。
 一方で、その権益を侵す、ソフトの海賊版が出回ったり、違法ソフトの利用が話題になったりしました。
 近年では、音楽やイラストなどの著作権侵害が深刻な状況のようです。
 特許や著作権などを侵して、不法に利益を上げても、国が見て見ぬ振りをしていたり、国家がそれを行ったりと、コンプライアンスを無視する傾向は、まだまだ続いていますね。

【あたりまえ経営のすすめ】 経営理念の形式・内容を分類する
 「有名無実なのに、なぜ、経営理念について語るのか」

 このような質問をよく受けます。

 経営理念は、企業・組織においては「あたりまえ経営」の核のひとつと言っても良い「PDCA」の原点なのです。

 

 経営理念は、内容や形式が百社百様とお話しました。その中で、多少強引とはいえますが、あえて分類してみますと、いくつかのタイプに分けられそうです。(Wikipedia参照作成)
 その一つが「行動規範的なタイプ」で、社是・社訓と言われるようなものに類似します。短い言葉であったり、それを短文化したり、箇条書きにしたりすることが多いです。
 従来、「経営理念」といいますと、最も一般的な形式をしているといえます。
 ある電機会社の経営理念は、「和、誠、開拓者精神」という3つの言葉を併記しています。「誠意」とか「挑戦」、近年では「社会貢献」というような言葉を用いることが多いです。

 二つ目は、「経営の存在意義を示すタイプ」です。自社が、どの様な分野を貢献領域としているかをアッピールしています。近年は、自社の事業領域・ドメインといったとらえ方で示すことが多いようです。
 某警備サービス会社の経営理念は、「安全を売る」ということが基本理念となっています。「いつでも」「どこでも」「だれにでも」簡単に「安全が買える」社会を作りましょうと、その「しくみ」を提供することを目指しています。
 IT時代の幕開けのタイミングで、CI(Corporate Identity)のお手本的な存在を示したのがNECの「C&C(Computer and Communication)」です。
 私事になりますが、経営コンサルタントとしてまだお尻が青い時期で、マーケティングを主力としていることから、自分でも当時はCIに力を入れてコンサルティングをしていましたので、余計に大きなインパクトを受けました。
 しかも、この「C&C」には、以下のような言葉が添えられていました。
  NECはC&Cをとおして、
  世界の人々が相互に理解を深め、
  人間性を十分に発揮する
  豊かな社会の実現に貢献します。

 当時、高度成長期のまっただ中でもあり、「人間性」ということも、まだあまり一般的な経済用語ではありませんでした。私自身が「人間性」ということを重視し、「管理とは温かいもの」ということをさかんに紹介していた時期であっただけに、新しい時代の幕開けのようにも感じたのです。

 三つ目は、「経営の成功要因や経営姿勢を示すタイプ」です。創業者理念を説いたり、企業経営のツボや心構えといったことを前面に出したりしています。企業イメージアップにもつながりますので、近年、再構築された経営理念にはこのタイプに属するものが多くなっているといえます。
 その先鞭を付けたといってもよいのが、IBMの「Think」です。たった一単語で、IBMの成功要因を示しているように、尻の青い経営コンサルタントでありました私には、NECとともに、大きな示唆を受けました。
 また、私のコンサルティングの信条としての「独創性」や「グローバル」ということと共通します、某自動車会社の経営理念は、下記のようになっています。
  人まねをしない独創的な経営
  世界的な視野に立ってものを考える

 私達は、一人では生きられません。お互いが寄り添い、補い合って成長していきます。 相手のことを想う事、それはやがて自分自身に返されて参ります。この基本的な考えを実践することによって、「よりよい社会が形成されるのでは」との想いで、この経営理念を掲げて参りました。
 経営理念は、経営者の「魂の叫び」であります。社内に浸透させ、継承していかなければいけません。つぎに顧客満足度の向上を図る為には、まずお客さまが何を欲し、期待しているかを知る事が大切です。常にお客様とのコミュニケーションを図ることを心がけ、素直にお客様の声に耳を傾ける事が重要であり、従業員一人ひとりの思いも同様でなければ、決して良い結果に繋がらないと考えます。
 一人の力には限りがあります。自己の持てる力を互いに提供し、共有し合うことによって大きな力となるのです。そして私は、日頃から社会貢献のできる企業体でありたいと願っております。

 いくつか、ご参考のために紹介しましたが、これがお手本というのではなく、私が経営コンサルタントとして興味を持った事例の紹介です。それらをまねても、魂がこもるわけではありませんので、経営理念としてインパクトがあるものになるとはいえません。老婆(爺)心ながら付け加えさせていただきます。

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

【日本庭園を知って楽しむ】 2-4 奈良時代の庭園 都市計画の一環で大規模庭園

 日本庭園を漫然と回っても、感動しない人が多いのではないでしょうか。

 私も、そのひとりです。

 そこで一念発起して、庭園に関する知識を得て、私なりの庭園の楽しみ方を見つけようと思って【日本庭園を知って楽しむ】のコーナーをお届けしています。

 私流のやり方は、まず「歴史を知る」ことから始めることです。このコーナーも日本庭園の歴史を見ることから始めています。

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月13日 ◆ブーンという音? ◇お盆の伝統 ◇経営コンサルタントへの近道 ◇人気ブログ紹介

2025-08-13 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】
 

  ■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 8月13日 ◆ブーンという音? ◇お盆の伝統 ◇経営コンサルタントへの近道 ◇人気ブログ紹介 

 「老いぼれていては困ります」
 お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
 生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。

 

 お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。

 

■【けふのつぶやき】

 ブーンという音

 早朝ウォーキングの途中で公園に寄り、当ブログにも書いていますように、体操をしています。

 今朝、モーターがなるようなブーンという音、それもモーターにしては音量はそれほど大きくないのですが、気になりました。

 そのような音は、ここでは初めてです。

 音がする方に近づいたら何やら、薄い煙のようにモヤモヤした感じが木の回りに漂っています。

 ユスリカの大群です。

 一匹なら、音などしない、静かな虫ですが、何百匹か、それ以上か、雲のように見えるほどですので、その数と音量の大きいのに驚きました。

 塵も積もれば山となる

 羽音の大きいのに驚きました。

■【経営コンサルタントの独り言】

 半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 お盆の伝統的なしきたりをご存知ですか? 813

 13日は盆入りで、迎え火を焚いてご先祖様の霊をお迎えし、16日は、そのご先祖様をお送りするために送り火が焚かれます。

 京都の大文字焼きは送り火のひとつとしての行事です。

 地方により異なりますが、私が住む東京では、7月13日が盆の入りです。

 昔の奉公人が、田舎へ帰れるのが中日で、彼らはくに帰れることが楽しみだったと思います。


 迎え火は、ご先祖の霊が、キチンと自分達のところに帰って来て下さるように、その目印として焚きます。

 送り火は、ご先祖様が帰ってきて下さったことへの感謝の気持ちを持ち、見送るということを表しています。

 送り火は、夕方に同じ場所で、焙烙にオガラを折って積み重ねて燃やします。

 お墓で迎えたり送ったりするのが正式といわれています。

 お迎えの時には提灯に明かりを灯して、霊を家まで導いて帰ります。

 近年は、マンションなどでは火をたけませんので、盆提灯を迎え火や送り火の代わりと見なせるそうです。

■【経営コンサルタントへの道】 1 経営コンサルタントになる前に考えよう

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業創り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」などをモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
  経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

■1 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

ドメインを明確に

 「経営コンサルタントという仕事はかっこよさそう」という理由だけで経営コンサルタントになろうとする人はいないかもしれませんが、はじめはそこから始まることも多いようです。
 しかし、決して安易にできる仕事ではないことを理解してください。経営コンサルタントといわれる人の半数は、年収が1000万円に満たないという統計があります。
 では、経営コンサルタントになる前にまず考えるべきことは何かというと「なぜ経営コンサルタントになるのか」というテーマです。経営コンサルタントでなければ、その夢は実現できないのか」「今のままではそれが実現できないのか」、自問自答してみましょう。
 次に、経営コンサルタントとして自分の強みは何か、経営コンサルタントとしてその強みをどのように活かすか、他の経営コンサルタントと差異化がきちんとできているかを考えましょう。
 多くの人が、自分がサラリーマン時代に得意としていた職種を中心に、経営コンサルタントとしてのドメインを決めます。例えば、いろいろな部署を回ったが、営業部門が一番自分の性に合っているとしたら、営業部門関連のコンサルティングをするという方法です。
 一見すると安易な決め方のようですが、スムーズに経営コンサルタント業には入れる方法の一つと言えます。
 自分のドメインが決まれば、そのドメインを核にしていくために、自分はどのような経営コンサルタントになりたいのか。自分の夢で結構ですから、自分が理想とする経営コンサルタント像を描いてみましょう。
 このようなことをしている内に、経営コンサルタントとしてのドメインが固まってくるでしょう。

 経営コンサルタントとしてのドメインの決め方

 【参考】 自分は起業すべきかどうか、再考しよう

      経営コンサルタントへの道(日本経営士協会サイト<当ブログ執筆>)

■【評判の良いブログ】

 最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。

 重複してご紹介することもありますが、ご容赦くださるようお願いします。

 【今日は何の日】 とは、どの様なブログ?

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いています。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いています。

 これからは、局部的に、異なることを追記したり、新たに感じることがあって、部分的に書き直したりと帝政・追記・削除等々をしています。

 下記のもくじより、当該月の【今日は何の日】を見ることができますし、最下段の総合インデックスからは、日にちを指定して、【今日は何の日】関連の記事もサイトで見ることができます。

  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-1.html

 

 【今日は何の日総合インデックス】

  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

  http://www.glomaconj.com/today/index.html

 

■【老いぼれコンサルタントのひとり言】  バックナンバー
  http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-75.html

■【ご案内】

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私どものブログは、下記のような複数のブログ・プラットフォームよりお届けしています。

   経営士ブログ(経営管理・コンサルティング等)

     http://ameblo.jp/keieishi-kyokai/

   経営士ブログ別冊(旅行・写真・映像・趣味等) 

     http://ameblo.jp/keieishi17/

   経営士ブログ総合版(上記2ブログを包含) 

     http://keieishi.blog.fc2.com/

 大変勝手ながら、上記の中より、ご都合のよろしいブログをご覧下さるよう、お願い申し上げます。

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【若狹の生意気言ってすみません!】8 役員住宅の話

2025-08-12 12:03:00 | 【専門業】 経営士からのメッセージ

本  ■【若狹の生意気言ってすみません!】8 役員住宅の話 

 日本で最初にできた経営コンサルタント団体である「日本経営士協会」は、戦後復興期に当時の通商産業省(現在の経済産業省)や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくして誕生しました。
 「専門業の異業種交流会」の異名を持つ、この団体ですので、いろいろな分野の専門家が集まる組織です。
 この度、同協会の会員で経営士であり、行政書士としてもご活躍の若狭晃司先生にもご執筆をお願いできることになりました。令和7年1月より、毎月第二火曜日正午の発信で皆様のところにお届けしています。

 筆者挨拶

 特定非営利活動法人「日本経営士協会」首都圏支部の経営士 若狹晃司です。

 当ブログに、私の経営士として日常考えたこと、感じていることをラフなスタイルで掲載させて頂きます。「生意気なヤツ!」と言われるのを覚悟で出来る限り本音のお話をしていますので、よろしくお願いします。

 

【若狹の生意気言ってすみません!】 No.8

  ~~~ 役員住宅の話 ~~~

 

 猛暑・酷暑が続き私はかなりバテバテですが皆様いかがお過ごしでしょうか。こんな暑い時こそ求められるのはサラリとした文章だと思います。ただ、私は未だに文章が下手くそで、まどろっこさが多々ございます。申し訳ございません。最初にお詫び致します。

 今回は「役員住宅」の話です。当方のお客様で毎期業績順調で堅実な会社があり、下記は、その会社の社長との会話です。

「数ヶ月後、実は社宅の建築に入ります。完成後、現在の家は売ります。」
「え?社宅ですか?」
この会社の社員は数名です。この規模ではコスト・効率的に割に合いません。
「社長、今後従業員が増加する予定がおありですか?」
「従業員じゃなく、住むのは我々です。」
「なるほど。つまり、役員社宅ですね。税務署で認められるには延床面積や支払家賃の条件がありますが、顧問税理士の先生に確認されましたか?」
「勿論です。最初から税理士に確認して計画しています。土地も既に購入済で、建築業者にも役員住宅として面積要件等をクリアする設計を依頼し、今最終段階ですので大丈夫です。」

 そういえば、先代の相続の際に色々と疑問点を税理士ではない私に質問をしていましたが、結局最後は、私は蚊帳の外という感じで物悲しかったことがありました。今回もまた同じ様なことになっていると多少落胆しつつ、FP専業ではないのだからこんなもんだと自分を納得させています。ただ、自分は本当に社長の気持ちを常日頃から考えていたのだろうか?毎年定例の仕事が終了し、その後は何かフォローしいていただろうか?と思うと自分が恥ずかしい気持ちになりました。
 役員住宅か社宅かという話の奥底に何があるかというと、恐らく、毎年蓄積して厚くなった剰余金をどうしようかという悩みが多少なりともあったと思います。蓄積された預貯金の有効な活用・使い方について積極的にこちらの方から話をする方が親切だと一般的には考えられているでしょう。私の様に年に1回キリしかお付き合いが無い士業者だからこそ、もっとキメ細かいフォローをすべきだという意見があることも理解しています。
 確かにそのニーズがあるのは予想していましたし、これを機に何か別の営業を考えるのも極普通のことです。私が住宅メーカーの営業マンであったり、金融機関の職員だったり顧問税理士であったりすれば、機敏に営業の展開をすべきでしょう。でも、税理士会計士等のように毎月顔を合わせたりする士業ではありません。また、住宅メーカーの人間でもありません。依頼もないのに、こちらから積極的に剰余金の活用についてアプローチすることは自分の士業の範疇を超えています。
 そもそも、コンサルタントと称して相談会を開いて、「コンサルでござる!何か質問があればお答えしてしんぜる。」式のパターンで仕事は私はやっておりません。提案営業と言う手法は、結局上から目線での対応が少なからずあります。また、お客様からの正式な依頼も無いのに、「あーしましょう、こーしましょう。」と勝手に提案するのもお客様からすると不快感を感じることでもあります。
 大切な事は、どんな仕事をしていてもお客様との関係性をきちんと築いてから話を進めることだと思います。更に言うと、お客様との関係性の構築だけでなく、「相談する人のNo.1になる」ことを目指さないと、長いお取引や重要な案件等は獲得できません。本当の意味で頼りになるコンサル・士業者にはなるというのは、一番相談したいコンサル・士業者になることだと思います。
 「それで、あんた(私のこと)はどうなんだ!」とお叱りの声が聞こえました。私は良かれと勝手に思い込み勝手な提案やアドバイスをする大馬鹿者です。これではNo.1相談者には到底なれません。この歳になるまで自分が見えていませんでした。
 

 話を戻します。この社長には奥様、4人のお子様がおり、十年弱前に住宅を購入されていますので役員社宅は本来不要なはずです。しかし、なぜ剰余金があるからといって役員社宅を会社の資金を使って建てるのか?私は疑問に思っていましたが、幾つか社長の気持ちも理解できました。

 剰余金が貯まっているのを見ると金融機関の職員というのは、やれ投資だ!節税だ!事業拡大だ!M&Aだ!保険だ!・・・とあれこれ提案の山を作ります。この社長はそういう提案を常にキッパリお断りしてきた方です。今般の案件は、おそらく社長の御友人の関係で役員社宅の事案が持ち上がって来たのだろうと推測しています。だったら、セールスを兼ねて騙されただけでは?と誹謗する人もいるでしょう。
 私はそうは思いません。社長個人で個人財産を増やしたところで、相続人は5人います。内、子は4名です。相続というのは何も労働しなくても財産という権利が天から降って来るようなもので、事業承継をしなくても分け前は保証されており、権利を主張し合っても仕方がありません。個人の財産というのはそういうものです。すべての財産をキチンと平等に分けられるのであれば問題はありませんが、一戸の住宅をノコギリで切って人数分分けることができるか?というと全く出来ません(持分割合でしか割れません)。金融資産は分けられます。また、代償分割という手もあるでしょう(しかし家そのものは分割不可能)。だったら個人名義の財産を増やしていくより、今ある会社の剰余金を使って会社名義で役員住宅を建築していく方法も理解できます。役員住宅はあくまで借りの住まいであって、相続人は会社を承継し役員として頑張らない限り、役員住宅を手に入れることはできません。また、事業承継しないなら会社は売却または清算する等となり、獲得できるかどうかもわかりません。社長の4人の子は大学生・高校生・中学であり、現在会社を継ぎたいと言っている子はいないそうです。奥様は「もし会社が傾くことがあれば、この役員社宅は売却して現金化する。」と話されていました。
 上場企業であれば、積みあがった剰余金の活用で有望な投資や研究開発に使う予定が無い場合には、自社株買いをするケースがあります。社員数名の本当に零細で弱小の中小企業が自社株を買うことはありえません。かといって、投資して将来の成長をお金で買うと言う論理で先行き不明瞭なのにM&Aをしたりするのは猶更中小零細がやるにはリスクが大き過ぎると思います。よって、将来の社長自身の相続も兼ねて超長期で考えると、今般の役員住宅への投資は資金の使い方として概ね間違っていないと思いました。

 ここでやっと私は社長が奥深く、よくよく考えた上で決断をしたことに気づきました。経営者は余裕が出来ると何かと事業拡大のため新たな投資をするとか、事業多角化をするとか、従業員の確保の為に企業買収をするとか、いろんなこと画策するものです。しかし、確実な後継者がいるのかどうか不明で、相続人も少なからずいる状況において、堅実なお金の使い方として今般の役員社宅の建築を検討したことは、低リスクで「先の先」を考えた良案と評価できると思います。

 他の社長のケースでも、余裕資金(剰余金が積みあがっているケース)を土地の取得と倉庫建築資金に充て、賃貸計画をしているのを見ました。この場合でも私は何かあったら速攻で売却して撤退できるような体制は作って下さいとしかアドバイスはしていません。常日頃から「キャッシュこそ命。」「自分の後始末は自分でやること。」と伝えています。
賃貸物件は借入をして有効活用するのが常識ですが、結局不動産が長期的に有益かというと失敗例(負の財産)が多いです。だからこそ事業は撤退も一部は念頭にして欲しいと私は考えています。社長様からは恐らくうるさい野郎と思われていることでしょう。でも失敗した時、一番困るのは社長だけではありません。奥様・ご子息様・お嬢様も同様です。役員が住む会社の住宅はいざとなれば売却できる不動産として会社の財務に寄与します。何かあればこの家は無くなるという覚悟をご家族が持っている限り、会社の担保として活用も出来ます。
 

 この会社の社長と話をしていて、「会社の社長というのは事業のみならず、人生をも覚悟して生きている。」のだなと勉強になりました。事業家としての生き様を見習いました。FP1級を私は保持していますが、意味のない肩書でした。情報・データではなく、また解析・分析情報でもなく、生きた知恵、活きた知識を身に着けなければ本当に努力が空しいと実感しました。

 

 最後に2つだけ、お願い事があります。

一点目。上記の例は実際の話を人数・規模も修正したり、話の展開等も加工しています。事実とは多少違うことをご了承頂ければと存じます。

 二点目。余剰資金の活用については、あくまで自己責任で行って下さい。本例はご参考程度であって、実際には顧問税理士・会計士の先生方とよくご相談しお話合いの上でお勧め下さい。お願い致します。

 

 以上非常に話が長くなり、クドくなってしまいました。長文にお付き合い下さりありがとうございました。この辺で今回は終了と致します。お粗末でした。

本
【経営士 若狹晃司先生 プロフィール】
 メガバンク21年勤務(個人富裕層担当・新規開拓班)後、行政書士として独立し、難案件(公益財団移行に伴う組織改革、55年に亘る8行とのバンクミーティング、数年難航の生産緑地解除など)の変わった実績も有り。
 コア・イデオロギー:組織関係無し、世の為、人の為に貢献する。
 
【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。
本
■■ 経営コンサルタントへの道 ←クリック
 経営コンサルタントを目指す人の多くが見るというサイトです。経営コンサルタント歴半世紀の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。
 
© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする