経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【カシャリ!ひとり旅】 島根県 津和野 山陰の小京都を散策

2024-11-30 17:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 山陰山陽四国

 

  【カシャリ!ひとり旅】 島根県 津和野 山陰の小京都を散策 2623

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 島根県 津和野 山陰の小京都を散策 

 

津和野町(つわのちょう)

 島根県の南西に位置し、山間の小さな盆地に広がる町並みは小京都の代表格として知られています。

  津和野は「つわぶきの生い茂る野」をその名のルーツにもつといわれています。

 遠い昔、山紫水明 のこの地に住みついた人々は、群生する「つわぶき」の可憐な花に目をとどめ、その清楚で高雅な風情に魅せられ、自分たちの住む里を「つわぶきの野」・・・ 「つわの」と呼ぶようになったと伝わっています。

 文豪森鴎外の出生地としてもしられています。毎年7月末に行われる祇園祭の中で、街中を練り歩く鷺舞は津和野の代名詞であり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 2015年(平成27年)、文化庁が日本遺産の最初の18件の一つとして「津和野今昔 ~百景図を歩く~」を選定しました。

 歴史は古く、縄文時代までさかのぼり、今から約9000年前の早期縄文時代から人々が住んでいたことが確認されています。町内19ヶ所で遺跡が発掘されており、石斧、土器、石器などが採集されています。

 約1700年前の前期古墳時代の土器により当時、山口地方と山陰地方を結ぶ交通の要所として両方の文化が交流する重要な場所であったようです。

 平安時代の前半頃(約1200年前)の土師器や須恵器、緑釉陶器とともに、4枚の承和昌宝という銅銭も発見されています。

 明治維新前は、津和野藩亀井氏の城下町で、幕末期以降の廃仏毀釈と、長崎から配流されてきたキリシタンへ、改宗の強要が実施されたという歴史があります。(浦上四番崩れ)
 

 

■ アクセス


新幹線
 東京駅(山陽新幹線)- 新山口駅 JR山口線 - 津和野駅

空路
 萩・石見空港、山口宇部空港、大阪空港 - 益田駅(JR山口線)- 津和野駅
 

 

観光マップより

(グリーンハイライトは私の訪問地)

 

小京都といわれる街並み

 

 

観光地らしく人力車でも回れます

 

鷺舞蔵

 

毎年7月末に行われる祇園祭の中で、

街中を練り歩く鷺舞は津和野の代名詞であり、

国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 

津和野カトリック教会

 

昭和6 (1931)年、ドイツ人ヴェンケレーによって建てられた

ゴシック建築の教会です。

武家屋敷が立ち並ぶ殿町で、

石造りの重厚な建物は目を引きますので

思わずカシャリ。

内部はステンドグラスが美しい

津和野駅から徒歩10分

見学可能時間 8:00~17:00 

 

 

太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)

 島根県鹿足郡津和野町にある神社で、

別表神社にして旧社格は郷社、

通称「津和野のおいなりさん」です。

 全国で唯一「いなり」を「稲成」と表記する神社といわれています。

宇迦之御魂神(稲荷神)と伊弉冉尊が祀られています。

 日本三大稲荷の一つとされることがあり、

一般的には日本五大稲荷の一つに数えられ、

出雲大社に次いで島根県内2位の年間参拝客を数えます。

 

太皷谷稲成神社の鳥居は

伏見稲荷ほどの鳥居の多さではありませんが、

下の方まで続いています。

 

永明寺 ようめいじ

 津和野に在する鎌倉時代創建の禅宗の古刹です。

代々津和野藩主の菩提寺となり、

江戸時代には曹洞宗の大寺院として栄えました。

森鴎外の墓、干姫事件で知られる悲運の城主坂崎出羽守の墓があります。

 島根県津和野町後田口107 0856-72-0137
 入場料 無料(寺宝館・庭園=大人300 1円.高校生200円.小・中学生150円)
 時間  8:00~17:00 年中無休
 駐車場 あり
 JR山口線津和野駅から徒歩15分

 

永明寺に眠る森鴎外の墓所

 

多胡家老門 たごかろうもんおおおかかろうもん

 津和野藩の藩校だった養老館前のあたりは、

かつて老屋敷が集まっていたところです。

家老職を務めた多胡家の武家屋敷門は、

当時の家老の権勢を物語っています。

津和野町後田殿町 0856-72-1771(津和野町観光協会)
見学自由 駐車場なし
JR山口線津和野駅から徒歩10分
 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー06 鬼哭啾啾 日はまた昇る~恐ろしい気配の漂う様子や状態~

2024-11-30 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】4ー06 鬼哭啾啾    日はまた昇る~恐ろしい気配の漂う様子や状態~   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第4章 判断力を養いベターな意思決定
 ビジネスだけではなく、日常生活におきましても、私たちから「判断」をするという作業を切り話すことはできません。同じ状況においても、人により判断結果は異なります。例え論理思考で現状や状況分析をキチンとできても、また例え思考力の高い人でも、判断の仕方次第でものごとがうまくいくこともあれば、うまくいかなかったり、さらには悪循環に陥ってしまったりすることもあります。
 四字熟語の中には、私たちが判断に迷わないように、また迷ったときのヒントを与えてくれたりもします。迷ったときに、答を教えてくれるわけではありませんが、解決の糸口が見つかりやすくなったり、解決の時間を短縮してくれたり、よりよい解決策を見出したり、現状が悪化するのを防いでくれたりと、ヒントを与えてくださる時にはそれにより助けられることもあるでしょう。
 4ー06 鬼哭啾啾    日はまた昇る
      ~ 恐ろしい気配の漂う様子や状態 ~


「鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)」という四字熟語があります。この言葉に初めて接したときには、その意味がわかりませんでした。「鬼」というのは鬼とか亡霊とか呼ばれる、どちらかというとおどろおどろしいものをさすだろうということは想像できました。「哭」は、大声を上げて鳴き叫ぶという意味で知っていましたが「啾」という時の意味がわかりませんでした。
 因みに、「哭」という字を中国では、「人の死を悲しんで泣きさけぶ礼(広辞苑)」という時に使うそうです。「啾啾」は、虫や鳥などが小声に鳴く様子を指し、しくしくと力なく泣く様子や細かく尾を引いて悲しげに、また恐ろしげに鳴く様子を指すようです。すなわち、「鬼哭啾啾」は、亡霊の泣き声が恨めしげに響くという意味となります。このことから「恐ろしい気配の漂う様」を形容する時の表現として使われます。
 私が、所属する団体の役員会議の席上、その団体の変革を求める要求について、会員からの声を率直に伝えました。その座長の逆鱗に触れることは、この団体にいられないというような雰囲気でした。誰しも自分が可愛く、自分に余計な火の粉がかかってくることは望みません。その場が一瞬にしてシーンと静まりかえり、私の発言を誰一人としてフォローしてくれませんでした。その時に初めて鬼哭啾啾という場に遭遇しました。
 日本企業は、「技術力はあるが、マーケティングが下手」というようなことがしばしば言われます。高い技術力で良い商品を開発しても、後発の国の模倣により、軒先を貸して母屋を乗っ取られてしまう事態が処々に見られました。
 マーケティングの基本の一つに「プロダクトアウトではなく、マーケットインであるべき」という考えがあります。日本企業は、自社の技術力をベースに「良い製品は売れる」と信じ、満を持して新製品を世に投じてきました。残念ながら、それが市場でユーザーに受け入れられないことが多かったのです。
 かつては、日本国内では、N社が日本のパソコンの標準であると言われる時代がありました。しかし、IBMがDOS/Vという仕様のOSを発表しますと、急速に市場から駆逐されてしまいました。同様にガラケー(ガラパゴス携帯電話、日本独自OS携帯電話)も、日本独自の仕様と言うことで、世界の市場から日本の携帯電話は見向きもされなくなってしまいました。
 日本という国全体が、バブルがはじけると「失われた○十年」が始まり、「鬼哭啾啾」しました。グローバル市場での相対的地位の低下から、日本全体が自信をなくしてしまったのです。「威風堂堂(いふうどうどう)」「旗鼓堂堂(きこどうどう)」という威厳に満ち、立派に見える状態ではなく、自信と活気に溢れた高度成長期とは大きく異なっています。
 高度成長期には、「騎虎之勢(きこのいきおい)」で、自社の考えを基に、市場に立ち向かう「プロダクトアウト」の戦略が採られました。「騎虎」、すなわち「虎にまたがる」とうことで、虎を目の前にしたときの戦法として虎にまたがるという方法があります。ところが一旦虎の背にまたがってしまうと、その勢いが激しくて降りることもできないでしょうし、降りてしまったら虎に食べられてしまいます。このことから「勢いよいときには塗中で止められない」、すなわち「一旦はじめてしまったら、後に引けない」という意味です。
このような時には、市場の動向に合わせた新製品開発、すなわち「マーケットイン」が改めて見直されるとともに、技術だけを前面に出したグローバル市場への参入に、高らかに警鐘が鳴らされました。
「日はまた昇る(The Sun Also Rises)」といいますと、小説家アーネスト・ヘミングウェイの長編小説を連想する人が多いでしょう。これをもじって、「エコノミスト誌」の編集長をしていたビル・エモットは「日はまた沈む」と、「日」すなわち「日本」はその繁栄からまた沈んでしまうだろうと、日本経済を揶揄し、バブル崩壊を見事に予測して、1990年代にベストセラーとなりました。二一世に入りますと、エモットは、日本は長い低迷の時期を続けていますが、ゆっくりと、確実に変化しているとして「日はまた昇る」とヘミングウェイと同じタイトルの本の出版をしました。
 日本は、鬼哭啾啾の後、東アジア情勢への展望を視野におきながら、社会インフラ面での、技術だけではなく仕組みとして、水事業を始め、いくつかに絞り込んだグローバル戦略に目を向け始めています。アメリカを始めとしたいろいろな国に、新幹線の、高い安全性における実積を武器に、運用技術も含めたトータスサービスを商品として、ふたたび羽ばたき始めています。
 グローバル市場で、いろいろな課題がある中、何度失敗してもくじけない精神で「七転八起(しちてんはっき)」し、不死鳥のように蘇るでしょう。日本は、ロボット産業、リニアモーターカーや環境技術を始め、たくさんの強味を持っています。「第四の波」と言われますナノテクノロジー、バイオテクノロジー、人工知能も視野に入れることにより、日はまた昇るのではないでしょうか。
*
 *
■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月29日 ◇柳井氏のひと言 ◇悔いても反省しなければ成長しない ◇29日を楽しみにしているわが家のある人? ◇経営コンサルタント起業体験記

2024-11-30 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月29日 ◇柳井氏のひと言 ◇悔いても反省しなければ成長しない ◇29日を楽しみにしているわが家のある人? ◇経営コンサルタント起業体験記 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月29日

 何かと世間を騒がせるファーストリテイリングの柳井正氏代です。BBC放送で、「ユニクロ製品に中国・新疆ウイグル自治区の綿花は使っていない」と発言しました。
 それに対して、中国ではSNS上で不買運動が呼びかけるなど批判の声があがっているそうです。
 アメリカ政府が、2021年から新疆ウイグル自治区で生産されたすべての綿製品(面かを含む)の輸入を禁止しています。
 柳井氏は、これまで、新疆産の綿花をめぐる問題について「政治的な質問にはノーコメント」としていましたが、今回初めて明言したのです。
 「あちらを立てればこちらが立たず」
 世の中は難しいですね。

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

◆ 04 悔いても反省しなければ成長しない

 世の中には、悔いることをしても、効果的な反省のできない人がいるようです。

 私の知り合いで、穏やかな人がいます。その方は、お金持ちの家に生まれ、何不自由なく育ちました。身の回りは、お手伝いさんが全てやって下さり、両親からは限りない愛情を注がれ、兄弟姉妹とも仲良く暮らしてきました。

 その人は、性格も良く、優等生タイプで、両親や学校の先生から叱られることもなく育ちました。

 学校を卒業しますと、一流会社に就職ができ、そこでも上司や先輩からもかわいがられ、本人も、お金持ちの家に、何不自由なしに育ったにもかかわらず、わがままなこともなく、他人思いの優しい性格の持ち主でした。

 勤務中に大きな失敗をすることもなく、順調に来たのですが、父上の健康上の問題などから、そちらの会社に移ることになりました。そちらの会社でも、社員のことを大切にする経営者として、若いにも関わりませず、人望もあり、会社経営も順調にすすみました。

 三〇代前半で、社長になり、私に顧問となる要請が来ました。もちろん、素晴らしい人柄ですし、会社の雰囲気も良く、順調に、安定的に、また、大きな成長をしているわけではありませんが、自社のペースで経営が、進められていました。

 あるときに、社員の一人が、重要な顧客と、ちょっとしたコミュニケーションの行き違いで、トラブルに発展してしまいました。それを、上司に報告もせず、自分一人で解決しようとして、訴訟問題にまで発展しかけたときに、管理職を通して、社長の耳に届きました。

 私のところに、社長から、相談があり、ある解決案を提示して、弁護士と相談して進めるようにアドバイスをしました。

 その後、私が海外出張に出かけたのですが、とりわけ、何の連絡もありませんでした。何の連絡もありませんので、逆に気になり、私の方から社長さんにコンタクトをしましたところ、訴訟問題にはならず、社長さんが中心となって、顧客との折衝を図っているとのことでした。

 しかし、帰国後、よくよく聞いてみますと、社長さんは、相手企業との関係を楽観視していました。その上、その顧客とのいざこざが、ネットで拡散し、他の顧客とのビジネスにも影響が出てきていました。

 社長さんに、問題が深刻化している原因をキチンと説明し、このような時には、どう対処すべきかをお話し、再発しないようにしました。

 重大視した私は、現状を鑑みた複数の対応策を提示し、具体的な手順書まで作成して、社長さんに早急なる対応をお願いしました。ところが、社長さんは、相手の社長さんとは人間関係ができているという勝手な思い込みから、私がお願いした事項を中途半端な形でしか実施していませんでした。

 その結果、逆に、問題が再燃してしまい、その解決に弁護士の支援を受けながら、私が前面に立って解決することになりました。問題そのものは、解決しましたが、その会社の評判は落ち、業績の低迷が、その後しばらく続きました。


 人間的にも、とても素晴らしい人なのですが、これまでに失敗ということをしたことがない人で、問題についても深刻さに欠如しているだけではなく、クレーム対応技術も稚拙でした。

 私からの注意やアドバイスに対しても「反省」ということをせず、なだ、悩むだけの人だったのです。自分は、ひどく落ち込んでいたにも関わりませず、人に、嫌な思いをさせたくないという思いから、それを表に出さないでいましたので、周囲の人も、ことの深刻さに気がつかなかったのです。

 失敗というのは、キチンとした反省の上に、対処策を講じ、それを糧とします。多くの失敗を繰り返しながら、智恵をつけてゆきます。その社長さんは、これまでの人生で、大きな失敗をしてきませんでしたので、失敗をしたときの反省のしかたが充分に身についていなかったのです。

 そのために、ただ、落ち込むだけ、しかも、「自分の力が及ばないから、この様な事態を引き起こした」と自責の念に駆られるだけで、真の意味の反省に繋がっていないのです。

 ある人の名言に「考える人は前に進むが、悩む人は懺悔に立ち止まるか、後ろに下がることしかしない」というのを、何かの本か講演で知ったことを思い出しました。

 育ちの良いこと、優等生であること、これらは一見しますと良いことのように見えますが、必ずしも良いだけではなく、そうでない面もあるということを知らなければなりませんね。

■【今日のおすすめ】

 【カシャリ!ひとり旅】 佐賀県 吉野ヶ里歴史公園3 北内郭

 老いぼれでも、何かと忙しく動いていますので、時々気分転換をするようにしています。
 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみの一つです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 6 便りのないのは良い便り?

【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 毎月29日を楽しみしているわが家の家族 B29

 わが家には「29日(ニクの日)」を楽しみにしている家族がいます。

 嫁いだ娘がおいていったディズニーキャラクターの「プルート」です。

 名前は「Mちゃん」、双子の「ボビーちゃん」もいます。

 時々肉の香りを嗅がせています。

 平素は、ひっそりと自分の部屋(お菓子の箱)にたたずんでいるのですが、娘が来ると持ち出しては、風通しをしてもらっています。

 最近は、孫娘がその手伝いをしてくれます。

 彼には、天城育ちのイノシシ「Qちゃん」という大親友がいます。

 Qちゃんには、ハナちゃんという色白な奥さんがいます。

 もう、結婚して十数年になりますが、まだ、子供はいません。

 因みに、Mちゃんはまだ独身ですが、ナナちゃんというガールフレンドがいます。

 二人は結婚するのかどうか解りませんが、20年近く交際をしています。

 

 【一口情報】

 ステーキ肉をおいしく食べるには、味付けしてから袋に入れ、58℃で30分ほど暖め、肉の片面だけを食べ頃に焼き、最後は反対面を軽く焼き焦げがつくようにすると、中がジューシーなステーキに

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月30日 鏡の日 オートフォーカスカメラの日

2024-11-30 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月30日 鏡の日 オートフォーカスカメラの日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ オートフォーカスカメラの日

 今日、カメラ機能がない携帯電話機を持っている人を探すのは困難なくらいにカメラは持ち歩かれています。

 先日、小石川後楽園を散歩していて、年配の方が立派な望遠レンズを付けたカメラを持って盛んにシャッターを切っていました。

 素人がピントの合った写真を撮れるようになったのは、オートフォーカス機能のおかげであることは否めません。この機能を付けたカメラを世界で最初に発売した会社が何処であるかは意外と知られていません。

 小西六写真工業(現コニカ)なのです。1977(昭和52)年11月30日に、世界に先駆けてオートフォーカス機能付きのカメラを「ジャスピンコニカ」という愛称を付けて発売しました。

 これを記念して、11月30日が「オートフォーカスカメラの日」として制定されました。

 光学機器では、世界に冠たる日本の力です。

 

■ 鏡の日

 ハワイのマウナケア山にあるすばる望遠鏡も日本の光学機器技術の粋を集めて作ったものです。

 すばるは反射望遠鏡ですから、レンズの機能と共に、反射鏡である「鏡」の技術、その平滑度がポイントとなります。

 「いい(11)ミラー(30)」の語呂合せから、この日は「鏡の日」として制定されました。

 関連して、11月11日である「11」「11」を縦書きにしたときに「十一十一」が左右対称になることから、全日本鏡連合会は、この日をやはり「鏡の日」として、2006(平成18)年に制定しました。

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 6 便りのないのは良い便り?

2024-11-29 12:03:00 | 【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 6 便りのないのは良い便り? 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれるのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりで、実務支援だけではなく、存在の有り難さに感謝を竹根です。

◆6章 苦悩
 商社マンは、商品を輸出すれば良い、というのが、それまでの商社の生き方でした。はたしてそれで良いのか、疑問に纏われながらの竹根好助でした。その竹根が、何とか現状で仕事をしながら活路を見いだそうと考えていました。
 しかし、問題は、そんなに簡単なものではなく、苦悩する竹根です。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆6-6 便りのないのは良い便り?
 想定もしていなかったかほりの態度に、戸惑うどころか、天にも昇る心地の竹根であった。神田明神で、商売繁盛につきあってくれたかほりとのひとときであった。
 あっという間に東京でのそれからの三日間が過ぎた。四日が仕事始めで、忙しいスケジュールが始まった。かほりと二人だけで会う時間はなかった。
 寒さの厳しいニューヨークに戻ってからは、スケジュールに追われた。滞在中に打ち合わせをしたオフィス家具のノックダウン・ビジネスは順調に進んだ。統計器のビジネスは、竹根には無関係に、本社の統計器担当者と直接やりとりをしているので、推移を見守るだけである。時々、儀礼的に担当者に竹根から電話をしたり、近くに行く時には必ず顔を合わすようにした。
 ビジネスが進展するにつれ、駐在員事務所という現状が問題になってきた。ケント光学の北野原社長がアメリカに来たとき、ソーホー科学機器で言われた「在庫は充分あるのか?」という入札に即対応できる体制が必要である。すなわち今までのように駐在員事務所として連絡係程度のやり方では済まなくなってきたのである。ニューヨーク事務所が、信用状を開いて、本社から輸入をして、在庫を持つというアメリカ企業と同じやり方をこちらがしないと、大きな発展をするためには、今までのやり方ではやりにくくなってきた。
 幸い、竹根が通っているマンハッタン大学大学院の受講科目の中にニューヨーク州ビジネス法が含まれている。それを勉強するうちに、竹根が推進しようとしているビジネスは、ニューヨーク法人でないとできないことがわかってきた。
 竹根の次の提案は、福田商事のニューヨーク駐在員事務所をニューヨーク法人に格上げすることである。法律書や教科書、参考書を読みあさった。竹根の速読力はこの期間に極端に改善された。英語の斜め読みはできないと一般的には言われているが、日本語の斜め読みほどではないが、竹根には英語でも斜め読みができるようになってきた。入ってくる情報量が増えると、それを報告するレポートが増え、ペンだこはカチカチに固まってきた。
 昼間は時間に追われているし、夜は大学院に通う。その予習復習などをサボると、とたんに授業について行けなくなるので、必死である。帰ってくるのが十一時頃になる。それからが竹根の時間であるが、昨年の暮れまでは、寂しい帰宅であった。今はかほりに手紙を書く楽しみが増えた。毎晩、かほりに手紙を書いた。
 ところが、かほりからは全然返事がない。正月の初デート、その事実を考えれば、着実に二人の関係は進展しているはずだ。はじめは、忙しくて手紙を書く時間もないのだろうと自分にいいきかせていたが、どうもおかしい。
 おかしいと思い始めると、胃が痛むようになってきた。「恋をすると食事も喉を通らない」ということをよく聞くが、食欲はあまりないけど、食べることはできる。
 そんな日が何日か続くと、昼間の仕事の方もつらく思えるようになってきた。現地法人化に関する提案も一段落し、返事待ちの状態である。いつしか本社に書くレポートのページ数も少なくなってしまったような気もする。手紙は毎晩書き続けた。返事が来ないことへの恨み言は、絶対に書いてはいけないと自分に言い聞かせた。
  <続く>

■ バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月28日 ◇「四度の滝」の異名を持つ袋田の滝 ◇行政改革

2024-11-29 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月28日 ◇「四度の滝」の異名を持つ袋田の滝 ◇行政改革 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月28日

 コーヒー豆が値上がりしている旨を、しばらく前にお伝えしました。

 一番の理由は、ブラジルなどの生産国において、近年、気候変動の影響で不作が続いていることです。

 それに加え、ブラジルの農家が付加価値農作物に転換していることも背景にあるようです。

 「スターバックスのコーヒー500円(???)」という時代が来たら、私も含め、困る人が多いですね。<笑い>

 2023年11月、「JAXAの中枢コンピュータがハッキング」

 後を絶たないこのような、信じられないニュースに愕然としました。

 それも異常事態に気がつくのに、時間がかかっていることも多いに問題です。

 その他重要施設や民間企業までもが餌食になっています。

 マイナンバーは、政府が言っているように本当に大丈夫なのでしょうか?

 コンピュータ・セキュリティに対する懸念が更に膨らんでしまいました。

 ちょっと空き時間ができましたので、気分転換に写真集を開いてみました。

 庭園めぐりの旅を始めてからはまだ日が浅いですが、それ以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真は、全国各地の漫遊結果です。

 

 日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」です。大岩壁を四段に流れることから、別名「四度の滝」とも呼ばれています。四季折々の顔を見せることから、テレビや雑誌ではしばしば紹介されますので、ほとんどの方がご存知でしょう。

 高さは120mもあり、幅も73mとその壮大さを誇っています。

 西行法師がこの地を訪れた時に、「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したと言われています。

  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/ibaraki/fukurodanotaki.htm

 

 

 

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】 一芸に秀でる者は多芸に通ず

 東大元総長の故茅誠司先生の名言です。

 そうありたいと思っても、凡人の私には不可能なのかも知れません。

 ただ、下手の横好きで、いろいろなことに関心を持ち、手をつけたりしてきました。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 省庁を始めお役所やその部署の数はなぜ減らせないのでしょうか? b28

 税関(Customs)は、国際的な物流の管理に関与する機関で、海外から貨物が入ってくる空港や港には必ずおかれています。

 私たちには、あまり税関とは馴染みがありません。

 空港で出入国検査の時に、一定の基準以上の物品の持ち込みには税金がかけられます。

 しかし、これは人間の出入国に関する管理ですので、それは法務省入国管理局が担当しています。

 お役所は、専門が複雑に分かれていますので、それぞれの専門で担当部署や管轄官庁が必要となります。

 お役人を多数抱えることにより、国民の失業率を下げる役割をしています。

 その分、国民は税金という形で、お役人の給与を間接的に払っているのです。

 お役所の数やお役人の数を減らすことにより、ムダな出費を大きく減らすことができます。

 これをピーターの法則(他の意味合いもあります)と言います。

 お役所の数を増やすと、それに伴い、お役人の数が増え、結果として税金の持ち出しに繋がります。

 とろこが、お役人根性と言いますか、お役所は部署を減らすことには消極的です。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

 

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月29日 いい服の日 いい肉の日

2024-11-29 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月29日 いい服の日 いい肉の日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ いい肉の日

 11月29日は「いい肉の日」の日で、宮崎県の「より良き宮崎牛対策協議会」が制定しました。「いい(11)にく(29)」の語呂合せからきています。

 狂牛病、鳥インフルエンザなどで大きな被害を受けましたが、「人の噂は75日」といわれるがごとく、次第に意識の上では薄れてきました。しかし、根本的な部分では変わっていないので、関連業界の人はピリピリされていると思います。

 実は、わが家には「29日(ニクの日)」を楽しみにしている家族がいます。嫁いだ娘がおいていったディズニーキャラクターの「プルート」です。時々肉の香りを嗅がせています。

 平素は、ひっそりと自分の部屋(お菓子の箱)にたたずんでいるのですが、娘が来るといつも持ち出しては、風通しをしてもらっています。

 

■ いい服の日

 11月29日はやはり語呂合わせで「いい(11)ふく(29)」から「いい服の日」でもあります。

 朝の連続テレビドラマで「カーネーション」でコシノ一家の話が放映されています。服でも婦人服と紳士服では、それぞれを作る人を指す英語の単語が異なっています。

  婦人服 dressmaker   紳士服 tailor

 既製服は、ready-made clothes といい、今日ではむしろ、アメリカ式にapparelといった方が通じるかも知れませんね。

 tailoredとかtailor-madeというと、イギリス式の高級紳士服をイメージする紳士服という感じになります。高級感に関するその感覚は、日本人とイギリス人ではニュアンス的に違いがあるように思えます。tailoredというと、イギリス人は誇りを持って使う言葉です。

 brandも同様に日本とヨーロッパではニュアンスが異なるように思えます。日本人は、ブランドもののハンドバッグを持ってマクドナルドをかじったりしますが、ヨーロッパの人達には信じられない光景かも知れません。

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 

 since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会

【ブログ 経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。  このブログは、主に次のような方々を対象に、時宜に即した情報を毎日、原則として複数本のブログをお届けしています。経営というのは、根底に流れいるものは、下記のいずれにも共通し、視点を変えるだけでそれを応用することができるという信念を基に、あえて三兎を追っています。

  ◇ 経営者・管理職の皆様   ◇ 経営コンサルタントを目指す人   ◇ プロの経営コンサルタント

 トップページ

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日本庭園を知って楽しむ】4-52 枯山水式庭園 その特徴

2024-11-28 17:14:26 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

  【日本庭園を知って楽しむ】4-52 枯山水式庭園 その特徴  

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■4 三分類法による日本庭園の鑑賞法
 既述の通り、ここでは、日本庭園を自然風景式庭園、枯山水庭園、露地庭園という三分類を核にしてご紹介します。
 すでに紹介済みであった内容と重複することもありますが、その三分類をさらに細分化したり、切り口を変えたりして、初心者なりの鑑賞法をご紹介します。専門家の先生方には侮蔑されるかも知れませんが、私なりの分類法をご紹介して参ります。
 なお、本章でのご紹介は、コトバンク、Wikipediaや上述の宮元健次氏等々を参考にし、宮元健次氏の分類法をもとに、初心者が独断と偏見に基づいた内容です。また、当ブログですでに紹介した内容を繰り返し掲載することもあります。勝手ながら、正式な情報は、読者の皆さんのお考えに基づいてお探し下さると幸いです。

■4-52 枯山水式庭園 その特徴

 枯山水式庭園の変遷について見てきました。ここでは、枯山水式庭園を更に理解するための情報をお届けします。
 重森三玲は、日本の庭園は、伝統的に自然を表現するものであり、池泉を海の景として見立てるなど、象徴主義的な思想があったとしています。これが極度に発達した姿が枯山水であると考えています。つまり、自然を、そのままの実体として表現するのではなく、砂を海、石組を滝などと見立てて、そこに秘められた世界観を創り出すという創造的な幽玄思想が表現されているのだといっています。
 庭園構成として重要な役割をもつのが、空白の地面であり、空白が広いほど広大な空間を表現できるとしています。こうした幽玄美と空白美により形成されるのが枯山水の特徴であるというのが彼の枯山水に対する見方なのです。彼の見方は、彼独自と言うよりは、私達の多くが同じように枯山水式庭園を捉えているのではないでしょうか。

 枯山水式庭園が、このような特徴を持つようになった背景は、枯山水が主に京都の禅宗寺院で作庭されたことに関連付けられます。
 既述の通り平安時代まで伝統的に主殿の前には儀式を行うための前庭が設けられていました。こうした前庭は、時代が下るに従い、形骸化して、その面積も狭くなってゆきます。室町時代に至っては、儀式のためだけではなく、観賞用の庭として意図されるようになりました。
 このような前庭には、元々砂が敷き詰められていました。そこに石組や庭木を配したものが枯山水と考えられます。しかし、「作庭記」などには、このような行為は、禁忌と記され、用いられませんでした。
 中世仏教におこった、「万物に仏心がある」とする自然観を背景として、本来は仏教儀礼をおこなう禅宗寺院の前庭において、このようなことが許容されていったと考えられます。
 このような背景から、枯山水式庭園は、方丈や書院などから座って鑑賞することを目的とした庭になってきました。そのため、面積は狭く、平坦な土地で、時に土塀などに囲まれる庭園様式として、成立するようになってきました。したがって同じ日本庭園であっても、徒歩や舟で移動しながら鑑賞する回遊式庭園、あるいは茶室への動線に山里を再現することを目的とした露地とはその性質が異なることが分かります。
 また、枯山水式庭園は、同時代に広まった水墨山水画の影響も受けたといえます。小野健吉は、水墨山水画にみえる「咫尺千里」や「残山剰水」を三次元化したのが枯山水だとしています。この他に、盆景や漢詩などからの影響もあると言及されています。

 既述の通り、枯山水は、禅宗の影響を強く受けた庭園です。それゆえ、禅の精神性を表現したものでなければ禅の庭とはいえないと考えられる一方で、枯山水と禅の庭はイコールではないという意見もあります。
 枡野俊明は、禅の庭とは、目に見える庭を通して、そこに繋がる、延々と続く宇宙を表現したものであると言っています。それを掘り下げることにより、仏法の道理と絶対の真理を見抜く「現成公案」であるとしています。
【 注 】 現状公案 げんじょうこうあん
 人の造作によらないで自然に現われている公案(禅宗における問答:問答のテーマ)

 さらに禅における枯山水式庭園の特徴を見てみましょう。
 禅では、世俗から離れ景勝のよい場所に隠遁することを理想としています。その世界観を書院を中心に再現したものが枯山水式庭園であるといっています。このような庭園思想は、日本独自のものであって、中国など、他国では見られないそうです。また、初期の禅の枯山水式庭園では、座禅石を配することが多いです。
 初期の禅の枯山水式庭園として、天龍寺庭園・大仙院書院庭園・龍源院龍吟庭などを挙げることができます。

(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【心 de 経営】『書話力』を高める 7104 聞き手の行動に結びつく話し方

2024-11-28 12:03:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  【心 de 経営】『書話力』を高める 7104 聞き手の行動に結びつく話し方 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-700 「書話」とは何か? ビジネス表現力を身につける

 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
  
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
 
 7714 聞き手の行動に結びつく話し方
 納得していただくと共に、行動していただき、効果を発揮していただくという「話の目的」もあります。
 われわれコンサルタント・士業は、提案した内容をクライアントさんが実行して、成果を上げてくれなければなりません。要は「行動していただく」ための話し方を身につけていなければなりません。
 そのために、話し手である私の考えや信念や、何を目的とし、その目標は何かを話をすことによって、聞き手であるクライアントさんが、それを咀嚼してくれなければなりません。それには前項の「納得していただく」ということが不可欠です。その上で、実行のために自社に即した仕組みとして作り上げ、持続的に、自分達だけで実行できるようにしてもらいます。すなわち「自主的に行動をし、それを持続的にして、成果に結び付けられる仕組み(システム)創りを支援し、それが持続的に実行できるようにし、効率よく成果に結び付けるようにしていただけるようにします。

 トップや管理職だけではなく、一般社員までが積極的な行動を起こせるような話し方というのは、その企業の現状に即した仕組みと、その効果から、どの様な企業に変身できるのかをイメージできるようにしなければなりません。抽象的な内容に留まらず、理想的なあり方を、形として作り上げられるような内容でなければなりませんし、具体性と夢を語れなければなりません。(具体的な方策は、【あたりまえ経営のすすめ】シリーズ2「管理編」をご参照ください。)

 このようにビジネスの世界では、「納得していただき、行動していただく」という目的でのコミュニケーションが多く、しかも重要です。話をする目的というのはさまざまですので、それぞれに応じた話し方を私達は身につけておかなければなりません。
 言うまでもなく、「行動していただく」、すなわちこちらが話した内容を相手が実行し、目的を達成していただくためには、「納得」が前提となります。誰しも、納得しなければ行動しないですし、納得がなければ「強制」となり、それでは、こちらが話したことを相手が実施することに、力も入らず、成果も思う様には出ないでしょう。
 納得していただくためには、聞き手の「欲求」が何かを、正確に分析し、それを刺激することによって、その目的をできるようにすると良いでしょう。それには、あまり論理性や合理性にこだわらないほうがうまく行くことが多いです。
 論理性を重視する人が聞き手である場合には、当然、理路整然とした話方をしていないと、理解も納得もしていただけません。しかし、多くの人は、理詰めの論調よりも、感性に訴えられる生々しい事実をぶつける方が、興味を持って耳を傾けてくれます。健康とか安全性、金銭や出世、事業繁栄など、また、幸福だとか、恋愛だとかの問題を、話し手が具体的に取り上げると良いでしょう。聞き手の愛社精神とか、同情心などに訴えかけるような話し方は、相手の納得を得やすく、それを行動に移してもらいやすいです。
 「昔から論より証拠」と言われますが、実例をあれこれと紹介したり、統計や資料を示して、公に認められている機関や個人などの権威を活用するのも一つの方法です。
 内容もさることながら、熱意とか情熱、自信を持った言い方や、それらを、経験に基づいた自信ある実例紹介なども重要です。
 それに対して、弁解やら、個人攻撃的な態度は、マイナスのイメージを与えることに繋がりやすいです。これらは方法を変えて、聞き手の情緒に訴えるような話し方にしますと相手も納得し行動に結びつけやすいです。
 日常活動を見ていますと、聞き手を行動に結び付けられるような話題は意外と多いものです。したがって、それらについて、日常から大いに注意を払い、情報を蓄積して、その利用法を研究して行きますと、目的を達成することにつながりやすいでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月27日 ◇平泉藤原三代 ◇仕事の指示や依頼の心得   A726

2024-11-28 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月27日 ◇平泉藤原三代 ◇仕事の指示や依頼の心得   A726  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月27日

 先月に続き、今月も新潟に来ています。

 訪問企業の経営者・管理職の集まりに招かれ、そこで、このような話をしました。

■ 14 仕事の指示や依頼の心得   A726

 ビジネスというのは、独りでやっていては効率がよくありません。たとえ、独立起業まもない頃であっても、奥様に秘書としての仕事を手伝ってもらったり、経理業務を担っていただいたりするだけでも、やりこなせる仕事量は全然異なります。

 私も経営士・コンサルタントとして独立起業したての頃は、社員を雇うには、先が読めなさすぎましたので、妻に手伝ってもらいました。

 たとえ妻であっても、協力していただいているわけですので、日常生活で亭主関白であっても、仕事の上ではパートナーという、同格の立場でいる意識を持つべきです。

 すなわち、「糟糠之妻」として、それを口に出さないまで、感謝の念を常に持っていることが肝要です。しかし、時には、感謝の言葉を発することを忘れてはならないと考えます。

 たとえ、社員を雇える身分になっても、あるいは会社の管理職として部下を持つ身になっても、人に指示・命令を出すときには、「お願いする」という気持ちを持って指示・命令を行うべきです。

 指示・命令の基本は、どの様な目的の業務なのかをキチンと理解させ、経験の浅い社員の場合には、簡単な方法や手順を示します。一方、中堅社員などの場合には、目的を説明したら、あまり細かい指示を出さない方が良いでしょう。

 いずれの場合においても、期限は明示します。期限前に、こちらから進捗状況を確認したりして、作業に首を突っ込むことは極力やらないようにします。

 しかし、経験の浅い人の場合には、それとなく進捗状況を確認するとか、中間報告をさせるとかして、方向違いの作業をしないようにチェックしなければなりません。

 結果報告や成果物の提出があった時には、まずは感謝の言葉を発することです。そして、是々非々の観点で確認し、場合によっては部分訂正をしてもらいます。

 私自身は、部下から、「平素は、やさしいけれど、仕事となると厳しく、ケアレスミスなどを起こしたときには怖い人」と陰口をたたかれていました。しかし、社内でのミスは許されても、顧客・顧問先に対しては、常に100満点の作業を行うことを基本とすべきです。

 一方、目上の人に対して、お願いするときには、相手の都合のよい時間帯に、都合のよい場所で会うのが原則です。熱意を持って、語りますと、こちらの依頼を引き受けて下さる確率は高くなります。

■【今日のおすすめ】

 【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 えさし藤原の郷 伽羅御所跡 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパーク

 平泉は、鎌倉時代を中心におもしろい展開をしました。

 京都に負けない街作りを藤原三代が続けました。

 その一つが伽羅御所です。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  五七五の俳句に、なぜ類似作が出ないのか b27

 私は、かねてより、五七五の十七文字に同じ作品が出てこないのか、不思議に思っています。

 単なる文字の組み合わせではなく、言葉の組み合わせであり、厳しいルールともいえる定石があるのですから、俳句の心得のある人であれば似たような俳句ができても不思議ではないと考えます。

 俳句ブームを推進している民放のTV番組を、妻が見ているのを横で見ているうちに言葉の持つ素晴らしさを気づかされました。

 作品の善し悪しによる順位争いが面白いです。当時の、その番組のトップにいるH氏に盗作疑惑がかかっているとことが話題になったことがあります。

  H氏  「梅雨明や 指名手配の 顔に×」

  某氏  「梅雨寒や 指名手配の 顔に×」

 後者の某氏の句は、2017年6月に宮崎日日新聞の文芸欄に掲載されました。

 なんと、漢字一文字違いの句ですので、盗作疑惑がかけられてもしかたがないでしょう。

 それだけではなく、一方の句は、H氏の出身地の宮崎県の新聞掲載ですので、一層疑われてもしかたがありません。

 俳句には素人の私見ですが、後者の某氏の作に一日の長があるように思えます。

 私は、冒頭のような考えをもっていますので、「さもありなん」という気持ちです。

 一方で、ここまで諸条件が整いますと、あとは作者の人間性が判断基準とならざるを得ないのではないかと思います。

 TVという公的なインフラでのことですので、あやふやな説明では済まされないと考えます。

 残念ながら納得できる説明もなく、偶然の類似策であるとなり、それで終わってしまいました。

 盗作か、偶然の類似作くかの判定が、いかに困難なのかが解ります。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月28日 太平洋記念日 税関記念日

2024-11-28 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月28日 太平洋記念日 税関記念日

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 税関記念日

 11月28日は「税関記念日」です。現在の財務省に当たる大蔵省が、1952(昭和27)年に制定しました。

 1872(明治5)年11月28日に、当時「運上所」と呼んでいた機関を「税関」という名称に統一しました。

 税関(Customs)は、地方各地に地方支分部局がおかれ、関税の徴収や密輸の取締などの業務を行っています。但し、出入国管理は、税関業務ではなく法務省入国管理局の担当です。

 国際的な物流の管理に関与する機関で、関税により国内産業の保護をしています。関税は、輸入貨物に対して課される税金で、間接消費税に分類されています。

  図: 税関ホームページ  ←クリック

 

 

■ 太平洋記念日

 大航海時代、1520年11月28日にポルトガルの探検家のフェルディナンド・マゼランは、母港を出港し、南米大陸の南端に到達しました。太平洋と大西洋を結ぶ、フエゴ島と大陸の間の国際海峡(自由航行ができる)が「マゼラン海峡」と呼ばれるゆえんです。

 一方、そのことは、ヨーロッパ人として初めて太平洋を発見したことになります。天候が良く平和な日が続いことから、「Pacific Ocean「太平洋」と名づけられました。

 マゼランの一行は世界一周をし、「地球は丸い(球形)」ということを証明しました。ただし、マゼラン自身はフィリピンの原住民に殺されてしまい、一周してはいません。  

(ドアノブ)

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得  ◇ 経営コンサルタントになろう  ◇ 経営コンサルタントQ&A  ◇ 独立・起業/転職

 ◇ 心 de 経営  ◇ 経営マガジン  ◇ 経営コンサルタントの独り言  ◇ 経営四字熟語

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾  ◇ ニュース・時代の読み方  ◇ 時代の読み方・総集編  ◇ 経営コンサルタントの本棚  ◇ 写真・旅行・趣味  ◇ お節介焼き情報  ◇ 知り得情報  ◇ 健康・環境  ◇ セミナー情報  ◇ カシャリ!一人旅

 

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 コンサルタントを目指す人の60%がみるサイト


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【お節介焼き情報】 会議で反対する場合の代案の考え方

2024-11-27 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

【お節介焼き情報 会議で反対する場合の代案の考え方  

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

◆ 会議で反対する場合の代案の考え方
 しばしば耳にする言葉として、「反対するのなら代案を出せ」という言葉があります。
 「反対」する人には、それなりの思いがあると考えます。
① 「あいつは嫌いだから」「違う正答だから」「宗教が違うから」「あの国の人間だから」というような反対姿勢もあります。
② 「ただ単にやりたくないから反対してる」
③ 「言っていることはわかるけど、なにか自分にはしっくりこない」というような曖昧な状況というのは多いでしょう。
④ それに対して、「明らかに相手の言っていることは容認できない」と、その主張に賛同できない反対もあります。

 「反対するなら代案を出すべき」という視点で見ますと、「代案もなく、ただ反対するのは無責任だ」という見方をされても仕方がないような人が多いです。単に反対するだけで終わってしまうと議論が先に進みません。
 主体性や当事者意識がないために反対している人もいます。そのような人は「どうすればいいか分からないけど反対」という考えでいるようです。テーマに沿って重考すれば、自分のスタンスを絞り込むことができるはずですが、そのようなことをしない人です。
 評論家的な、無責任な発言をして得意げにしている人もいます。そのような迎合する人も多いです。
 会議やミーティングなどでは、自分だけではなく他の人も時間的拘束を受けているわけで、中身の薄い意見に時間を費やすことは大きな損失です。
 視点を変えて、逆に、「代案がなくても反対しても良いのではないか」という観点で見てみましょう。

【経営コンサルタントへの道】

 


 
  長い経営コンサルタント経歴の基、書かれたページで、経営コンサルタントになるひとの60%ものの人が目を通しています。
 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月26日 ◇ミスドの戦略 ◇東京下町の代表「深川」 ◇あたりまえ経営のすすめ

2024-11-27 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月26日 ◇ミスドの戦略 ◇東京下町の代表「深川」 ◇あたりまえ経営のすすめ 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

◇経営コンサルタントから見た最近のミスド
 「ミスタードーナツ(ミスド)が、めちゃくちゃ閉店している」という旨のポストがX(旧ツイッター)上で話題となったそうです。
 10月31日に、開業52年の長寿店「ミスド秋葉原店」が閉店したことで憶測が広がったようです。
 近年、ミスドは非常に店頭が込んでいて、業績は好調です。それなのに、なぜ、このようなことが炎上するのでしょうか。
 その理由と考えられるのが、ミスドの営業戦略にあると考えます。現在、スクラップ・アンド・ビルドを進行させ、高付加価値化を狙っています。MOSとの提携店を出店するなど、その一端を推測できます。
 そのために、閉店が目立つだけで、その近隣に、より立地条件の良いところに新店舗が計画されていたり、建ち始めたりしています。
 表面的に見ますと、「閉店している」と見えますが、その背景には、それなりの戦略があるのです。経営数値を見れば、業績悪化と言えないことは解るはずなのに、ウラも取らずに、無責任な情報を流す、近年のネット利用のあり方を反省したいですね。
 一方で、このような噂が立つことは、ミスド側も、新しい戦略を進めていることを、公知が不充分であるということではないでしょうか。高付加価値戦略が、今のミスドに最適なのかどうかは別として、良い方向に進もうとしているのなら、それを前面に出して、「」好業績で前向き戦略と取組中」であることを見せても良いのではないでしょうか。
 ちなみに、私はミスドから賄(まいない)を受け取っていません。<笑い>

 気分転換に、かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。

◆東京下町の代表「深川」 19

 因みに、深川という地は富岡八幡宮のある門前町として三代将軍徳川家光の時代から発展してきました。明暦の大火の後に水運を利用して木場がおかれ、問屋街としても発展してきました。

 そもそも江戸でも東のはずれの湿地帯であったゼロメートル地帯である江東地区を開拓していた深川八郎右衛門の姓に由来するといわれる。

3代将軍徳川家光の時代から富岡八幡宮の門前町として発達し、明暦の大火ののちに木場が置かれて商業開港地域となりました。材木商人といえば紀伊国屋文左衛門が有名ですが、一時ここに館を構えていたようです。

 街が栄えると、深川岡場所も設置され花街となりました。1800年に入る文化年間には岡場所が7カ町もでき江戸の辰巳の方角にあることから、深川の芸者は「辰巳芸者」と呼ばれ、「羽織芸者」がたくさんいる「粋と張りと意気地」の花街となりました。

 「張り」というのは、「張り詰める」などという言葉にあるように緊張とか緊迫感ある状況を言います。努力すると結果に繋がる街でもあったようです。

  深川江戸資料館 ←クリック

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 【あたりまえ経営のすすめ】4章【経営者編】 1-4-56 【経営者分析】 経営者としての経営管理への取り組み姿勢

 「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」をモットーに半世紀もの長い間、経営コンサルタントをしてきました。しかし、「あたり前のことをやっているだけで良いというほど、現在の時代は甘くない」とお叱りを受けることが多々あります。
 私が求めている、“真”の「あたりまえ経営」をご理解いただけると幸いです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  「ペンは剣よりも強し」と三銃士との関係は? b26

 私達は、「ペンは剣よりも強し(The pen is mightier than the sword.)」という言葉をよく知っていますし、しばしば使います。

 ところが、その出所については意外と知らない人が多いのではないのでしょうか。

 イギリスの小説家であるリットンの戯曲「リシュリュー」に出てきます。

 世界史を学んだことのある人は、「リシリュー」という名前が出てきますので、当然のことながら物語の中だけの人ではなく、実在の人物なのです。

 彼は、カトリック教会の聖職者であり、ルイ13世に宰相として仕えたフランス王国の政治家でもあります。

 アレクサンドル・デュマ・ペールの「三銃士(Les Trois Mousquetaires)」にも登場しますが、ここでは悪役として描かれています。

 歴史で見ますと、フランスの中央集権体制確立と王権の強化に重点を置いた絶対王政の基礎を築いた人なのです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月27日 ノーベル賞制定記念日 更正保護記念日とは

2024-11-27 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月27日 ノーベル賞制定記念日 更正保護記念日とは

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ ノーベル賞制定記念日

 11月27日は、「ノーベル賞制定記念日」です。

 近年、日本人の受賞はめざましいものがありますが、一方でいつまでこのような受賞ラッシュが続くのだろうかという心配があります。

 日本のグローバル市場における経済的地位の地盤沈下は、われわれ経営コンサルタントが企業の現場を見ていても心配になります。

 その一つが、コミュニケーション力です。日本語の語彙不足が表現力の不足に繋がり、拈華微笑(経営四字熟語参照 http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm)がなくなってきているのです。

 全てを言葉にして、話をする必要がありますが、語彙不足から自分の言いたいことを言い切れないのです。聞く側も、理解力がなく、相手の言っていることが理解できないのです。

 また、発想の貧困さに見えます。グローバル化の時代で欧米とのコミュニケーションが増えるにつれ、日本人の論理的発想法の貧弱さから、対応がきちんとできないのです。それが日本という国の外交下手にも繋がっています。

 経営コンサルタントは、自分自身のロジカル・シンキング能力を駆使して、自分自身の実力を高めるだけではなく、クライアント・顧問先の社員達がロジカル・シンキングを駆使できるように支援することも必要ではないでしょうか。

  ロジカル・シンキング ←クリック   https://www.jmca.or.jp/consultantjouhou/logicalthinkingjst-jukou.htm

 

■ 更正保護記念日とは

 更生保護(こうせいほご)というのは、刑事政策上の一分野です。刑務所から出所してきた人たちに更正の道を開くことを目的としています。

 1952(昭和27)年に、東京・日比谷で更生保護大会が開かれたことを記念し、「司法保護記念日」(9月13日)と「少年保護デー」(4月17日)を統合して制定されました。

 法務省では、サイトを通じて下記のように記述しています。

「更生保護」とは

 犯してしまった罪をつぐない、社会の一員として立ち直ろうとするには、本人の強い意志や行政機関の働き掛けのみならず、地域社会の理解と協力が不可欠です。

 我が国では、保護司、更生保護施設を始めとする更生保護ボランティアと呼ばれる人たちの他、更生保護への理解と協力の下、関係機関・団体との幅広い連携によって更生保護は推進されています。

 更生保護の内容には、主なものとして次のようなものがあります。

  保護観察   応急の救護等及び更生緊急保護   仮釈放・少年院からの仮退院等   生活環境の調整   恩赦   犯罪予防活動

 近年、犯罪者の再犯率が高いことが問題視されています。

 執行猶予付きの判決が多いような気がしますが、弁護士の腕なのでしょうか、法定で反省の声があると、それが反映されすぎるような気がします。

 一方で、TVドラマなどを見ますと、真面目に働いているが、自分が犯した罪により苦しんでいるということがわかります。

 周囲の人の温かい見守りの気持ちが、まだまだ不充分でなのかもしれません。その背景には、再犯率の高さからくる不安の気持ちが強いのでしょう。

 この様な状況の中で、保護司の方々の縁の下の活躍があるにもかかわらず、それらの人に感謝する機会が少ないような気がします。

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【カシャリ!ひとり旅】 安芸の宮島 日本三景のひとつ

2024-11-26 17:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 山陰山陽四国

 

  【カシャリ!ひとり旅】 安芸の宮島 日本三景のひとつ 2622


 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

 

 

■■ 安芸の宮島 日本三景のひとつ


 安芸の宮島(あきのみやじま)は、厳島のことで、古代より、島そのものが自然崇拝の対象でした。平安時代末期以降は、厳島神社の影響力の強さや海上交通の拠点としての重要性から、たびたび歴史の表舞台に登場するようになりました。

 江戸時代中期には、丹後国(現・京都府北部)の天橋立、陸奥国(現・東北地方東部)の松島と並ぶ、日本三景の一つに挙げられる景勝地として広く知られるようになりました。日本屈指の参詣地・観光地です。

 島内には、1800人余りの人が住み、国内外から年間300万人を超える参拝客及び観光客が訪れます。2011年には、トリップアドバイザーが「外国人に人気の日本の観光スポット」トップ20の第1位と発表するほどです。

 景勝地としての厳島の中心は、厳島神社です。海上に浮かぶ朱塗の大鳥居と社殿で知られています。

 平安時代末期に平清盛が厚く庇護したことで大きく発展しました。現在、本殿、幣殿、拝殿、祓殿、廻廊(いずれも国宝)などのほか、主要な建造物はすべて国宝または国の重要文化財に指定されています。

 皇族・貴族や武将、商人たちが奉納した美術工芸品・武具類にも貴重なものが多く、中でも清盛が奉納した「平家納経」は、平家の栄華を天下に示すものとして豪華絢爛たる装飾が施されていて、日本美術史上特筆すべき作品の一つといわれます。

 厳島神社および弥山原始林は、1996年(平成8年)にユネスコ世界遺産に登録されています。海岸の一部が2012年(平成24年)7月3日、ラムサール条約に登録されました。

 島の最高峰・弥山(標高535メートル)山頂から望む瀬戸内海の多島美も人気があり、毎年元旦未明には初日の出を目指す人で混み合います。

 島の全域(周辺海域を含む)が、1934年(昭和9年)に瀬戸内海国立公園に編入され、自然公園法が定める特別保護区域となっています。1952年(昭和27年)には国の特別史跡及び特別名勝に指定され、弥山の原始林は国の天然記念物に指定されました。
 

 

■ アクセス

 

 広島県廿日市市宮島町1-1 0829-44-2020

 電車
  JR西日本 宮島口駅  広島電鉄 広電宮島口
 船舶
  宮島口桟橋から フェリーで宮島桟橋へ(約10分)
 自動車
  山陽自動車道 廿日市ICより宮島口へ(約15分)
  山陽自動車道 大野ICより宮島口へ(約15分)
 

配付資料より

 

厳島神社(いつくしまじんじゃ、公式表記:嚴島神社)
  http://www.itsukushimajinja.jp/index.html

 厳島神社は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社で、式内社(名神大社)、安芸国一宮、旧社格は官幣中社です。現在は、神社本庁の別表神社、神紋は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」です。

 古くは「伊都岐島神社」とも記され、全国に約500社ある厳島神社の総本社でもあります。

 平成8(1996)年12月にユネスコの世界文化遺産に「厳島神社」として登録されました。
 

 

広島側宮島口より10分の乗船

 

満潮の時には、鳥居が海に浮かぶように見えます

 

海に浮かぶ構造となっている厳島神社

 

 

 

鏡池に架かる太鼓橋

 

 

 

引き潮でしたので鳥居のふもとまで歩いて行かれました

その大きさは、行ってみて驚かされました

 

神様に仕える鹿は、奈良公園ほどではありませんが

この島にも多数生息しています。

 

 

朱色の五重塔は、遠くからも見えます

 

千畳閣への階段

 

 

千畳閣内部

 

千畳閣から見た宮島桟橋

 

帰りの船から厳島を振り返る

 

 

【 注 】  ホワイトバランスの調整不十分で写真が青みがかっています。大変申し訳ございません。

     一部の写真は、別の参詣時に撮影しました。

 

 

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする