■【旅関連情報 季節 一口情報】 二十四節気 07 大雪 天候不順になり、大雪が降る季節到来
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「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
■07 大雪 天候不順になり、大雪が降る季節到来 (年により異なる)
今日の「大雪」は「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。二十四節気の一つで、小雪から数えて十五日目の日です。大雪とは、陰気で雪が生じ、天候不順になり、大雪が降る季節到来を示します。
先日「小雪」について書いたところ、女優の“小雪さん”と間違えて私のブログを見に来てくださった方がいたようです。大変失礼をしました。「しょうせつ」と読みをつけるべきでした。
私が子供の頃には、東京でも雪が結構積もりました。朝起きたら銀世界などと言うときには、犬にも負けず走り回ったものです。おばあちゃん子であった私を喜ばせるために雪兎を作ってもらいました。
まだ、4~5歳の頃だったと思います。南天の赤い実を目に見立てて葉っぱの耳をつけたかわいいウサギでした。昔は暖房も不充分だったにもかかわらず溶けてしまうとまたおねだりをした記憶があります。
小雪が入り口なら、大雪は冬本番といった記憶です。
■ 七十二候 大雪
初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) 天地の気が塞がって冬となる
次候 熊蟄穴(くまあなにこもる) 熊が冬眠のために穴に隠れる
末候 鱖魚群(さけのうおむらがる) 鮭が群がり川を上る
■ 二十四節気・七十二候とは
二十四節気は、中国の戦国時代にの頃、季節を春夏秋冬の四季に等区分し、季節を表す暦のようなものとして考案されました。
二十四節気は、一年を四等分し、さらにそれぞれを三等分し、一年を12の「節気」としました。されにそれを12の「中気」に分類し、各々に、季節を表す名前がつけられました。
二十四節気は、機械的に等分したので、季節の現状に近い、太陰暦とも季節感がずれてしまっています。生活上は、不便ですので、暦と季節のずれを補正した太陰太陽暦を用いることになりました。
そこで、日本では、二十四節気のほかに、土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの「雑節」と呼ばれる、日本独自の季節の区分を採用しています。
旧暦には、これらが記載されていますが、月例であります「1朔日間(およそ29.5日)」が太陽暦とズレるために、二十四節気の日付は、毎年異なってしまうのです。その誤差は、許容範囲といえるのか、四立や八節に加えて、各気各候に応じた自然の特徴がついかされていて、これを「七十二候」としています。二十四節気をさらに約5日ずつに分けた区分です。これらは、農事暦として今日でも使われています。
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