経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月9日 下馬評の外れと竹根の推理

2023-08-10 08:26:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

 

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月9日 下馬評の外れと竹根の推理

 

 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 

 

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

 

【 注 】

 

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

 

 

 

■【小説風 傘寿の日記】

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に会社を任せて数年になります。

 

 老いぼれコンサルタントが日々起こったことや感じたことなどを徒然に記述してゆきます。
 また、毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもするかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 

 

 

 メールチェックをしたところ、日本経営士協会本部からメールが届いていました。

 

 日本経営士協会では、会員向けに論理思考法に関する研修をしばらく実施していないということから、論理思考研修が続いています。

 

 一昨年度は、ロジカル・シンキング、昨年度はロジカル・ライティングでした。

 

 今年度は、クリティカル・シンキングの研修をしたいという内容のメールでした。

 

 ロジカル・シンキングは、市販書籍の改訂版を出したばかりですが、クリティカル・シンキングの改訂版の原稿依頼が出版社から来る可能性もあります。

 

 その準備も兼ねて、かつて作成した教材の見直しをすることにしました。

 

 

 

 午後は、ミニセミナーです。

 

 Zoomを利用して、会員だけではなく、ミニセミナーに登録した一般の人にも公開しています。

 

 

 

■ 3 ビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル

 

 

 

 時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思いますが、そのヒントとして、一助になるように、半世紀にわたる経営コンサルタント歴からお話して参りますので、参考にしてくださると幸いです。

 

 

 

3-1 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 第三章 ビジネスパーソンとして成功する術

 

 

 

 他の人と、同じやり方をしていては、どんぐりの背比べになってしまいます。存在感を示すためにも、自分自身を「差異化(差別化)」しましょう。

 

 それが、ご自身の成長に繋がるでしょうし、ビジネスパーソンとして元気に生きて行くことができるようになるでしょう。

 

 それをどの様に身に付けて、どの様に活かしていったら良いのでしょうか。自分自身で立ち止まって考えてみることも重要です。

 

 

 

 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、日パイ共通する面を中心にお話して参ります。

 

 

 

 

 

◆ 竹根好助(よしすけ)が業務報告にやってきて、このような話をしてくれました

 

 毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもあるかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。
 

 

 竹根は、本日の報告を終わると、竹根の商社マンとしてのサラリーマン時代の話の続きを始めました。まだ社歴の浅い竹根がアメリカ駐在員の候補になっていることに不満の声も出てきていました。
 竹根は、サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守っていました。
 不満の声が出ている中で、人選がどの様に進んだかを遡って、竹根が話し出しました。

 

 角菊事業部長は、三名を候補として福田社長に提案しているようです。竹根の課長は、人を見る目がないことで知られているために、竹根に対する評価もあまり高くありません。竹根は、あたかも推理小説を読むかのごとく、この人事選考を推理し続けるのでした。

8月9日 下馬評の外れと竹根の推理

 数日が経ったとき、新しい噂が流れてきた。角菊事業部長が推薦した三人は、いずれも社長が却下したというのである。

 


 ――こうなると、自分が考えていた若手起用という線が濃くなってきた。社長のことだから、複数の社員候補を再度もってこいと指示を出そう。そうなると、佐藤氏は当然リストに載るが、残るあと二人は誰だろう。三人とは限らないかもしれないな――

 


 そこまでは推理できたが、あとは誰が候補に挙がるか、見当がつかない竹根である。

 


 ――まてよ、自分は曲がりなりにも、まだ日本ではあまり一般的でないマーケティングを大学院で学んできているから、ひょっとするとあの福田社長のことだから自分を指名するという可能性がないわけではないな――

 


 自分の都合の良いように竹根は考えるようになった。すなわち、選ばれるのは竹根である。自分が社長なら、竹根を選ぶだろう。その思いが妄想のように広がってゆく。しかし、さりとて、竹根は仕事が手に付かないなどと言うことはない。複々線思考というのか、今何をするのかが決まると、他のことが雑念にならず、集中して目の前の業務を遂行できる。竹根自身も、自分の集中力の高さと、複々線思考ができることを誇りにさえ思っている。これが後に、経営コンサルタントとして大きな力になることを竹根が知るよしもない。
 

 

<続く>

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 

 

■ 野球の歴史を辿ると先史時代に遡る?!
 

 

 野球という競技の歴史は、諸説あって定かでないようです。以下Wikipedia他を参照しながらまとめてみました。

 

 先史時代に野球のボールと同じくらいの大きさの石が狩りや戦いに使われていたと言いますが、まさかそれが野球の起源ではないでしょう。

 

 12世紀に、2チームに分かれて競う「ラ・シュール」というスポーツがあったようです。手足や棒などを使うというところは野球に近いですが、それを使ってサッカーのようにゴールに玉を運ぶという点では異なります。

 

 それがイギリスに渡ると「ラウンダース」というゲームに変質しました。投手が小石を詰めたボールを投げ、ストライカーと呼ばれる打者が、船の艪を今日のバットとして打ち返し、しかも4つのベースを回るというゲームで、わたしはこれが起源のように思えます。

 

 ラウンダースはアメリカに入り、それがベースボールという言葉になったかどうかは確認できていませが、ベースボールという言葉がが記録としてある最も古い文書は、1791年のマサチューセッツ州のものです。

 

 その後、各地に普及し始めましたが、地域によりルールが異なるゲームでした。その不便を解消するためにカートライトがルール統一化に乗り出しました。それが今日の野球ルールの原型と言えます。

 

 2月5日は「プロ野球の日」です。1936年2月5日に、日本で最初のプロ野球の組織である全日本職業野球連盟が結成されました。

 

 その時のチームには、東京巨人軍(現 読売ジャイアンツ)や大阪タイガース(現 阪神タイガース)等、7チームがあったそうです。

 

 8月17日は「プロ野球ナイター記念日」です。1948年8月17日の巨人対中部(現在の中日)のゲームが夜間、横浜ゲーリッグ球場で初めて開催されました。「ナイター」という和製英語がこの時初めて使われました。

 

 9月3日は、「く(9)さ(3)」の語呂合わせから「草野球の日」です。またこの日は「ホームラン記念日」でもあります。

 

 1977年9月3日、後楽園球場で巨人の王貞治選手が通算756号ホームランを打った日を記念して制定されました。それまでアメリカ大リーグのハンク・アーロンが持つ記録で、王選手が世界最高記録を更新した日なのです。

 

 その年の9月5日には、初の国民栄誉賞が贈られました。因みに王選手は引退するまでに868本のホームランを打ちました。

 

 1934(昭和9)年12月26日に、大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が日本で最初のプロ野球チームとして誕生しました。これを記念して12月26日が「プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日」として制定されました。

 

 アメリカのプロ野球チームが、日本を訪れており、その対戦のため急遽創立されたそうです。

 

 

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。



 

 

 

 

 

 

 

 

 




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■バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月13日 白洲次郎とスポーツカー

2023-08-10 08:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月13日 白洲次郎とスポーツカー

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

【ご挨拶】

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」を書き始めて、2週間程になります。

 お陰様で、私の後継者、竹根好助の若かりし頃の話は、想定以上に好評です。

 ある読者様から、「これから、どの様に展開するのか、推理小説を読むような気持ちで読んでいます」という嬉しい言葉をいただきました。

 一方で、スペースの関係で、ボリュームが少なく、ぶつ切りのような感じがして、流れを掴みにくいというご批判もいただきました。

 竹根好助が経営コンサルタントになる経緯、経営コンサルタントとしては知りだしたときの彼の努力や心情など、今後の展開を「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立させて、これまでお話してきた部分は重複しますが、最初から、一定量のボリュームを持ってお届けすることにしました。

 第一回は、エピローグで、すでに発信していますので、下記のバックナンバーよりご覧下さると幸いです。

 引きつづきのご愛顧をよろしくお願いします。

 

■【小説風 傘寿の日記】

 台風の接近で、昨夜は雨が降ったようです。

 空はどんよりしていますが、雨は降っていません。湿気は多いのですが、気温やいつもより低めに感じ、風はほとんどありませんが、時より心地よさを感じます。

 早朝ウォーキングの帰り道、細かい雨が当たります。

 

 後方から、ブロロロ~~という心地よい音が聞こえてきました。

 私は、若い頃から車が好きで、車が好きと言うよりは旅行が好きで、その移動手段としての便利さを車に求めてと言った方が良いかも知れません。

 メカは、至って素人ですが、愛車のご機嫌が良いかどうかは、ある程度音で解るつもりで来ました。

 それが根底にあるからか、街中で車の心地よい音がするときは、つい、そちらを見てしまいます。

 後方から来た車は、F1車のように車高が低く、ネイビーブルーのメタリック塗装のオープンカーでした。

 ドライバーひとりが乗っていましたが、おそらく70前後の人ではないでしょうか。

 おもわず、白洲次郎を連想してしまいました。

 

白洲 次郎(【Wikipedia】を基に作成)

 しらす じろう

 1902年(明治35年)2月17日-1985年(昭和60年)11月28日)

 日本の実業家、元貿易庁長官。兵庫県武庫郡精道村(現在の芦屋市)出身。

 連合国軍占領下の日本で吉田茂の側近として活躍し、終戦連絡中央事務局や経済安定本部の次長を経て、商工省の外局として新設された貿易庁の長官を務めました。吉田政権崩壊後は、実業家として東北電力の会長を務めるなど多くの企業役員を歴任しました。

 「原理原則」を重視する人として、敬意をもてる人のひとりです。

 

 上記のスポーツカーのドライバーを見て、なぜ白洲次郎を連想したかと言いますと、ダンディーで車好きという白洲次郎のイメージに、そのドライバーが重なったのです。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

今後の配信予定
 上述のように、今後は、「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して発信いたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 第一回は、プロローグでした。

 竹根という男の人間性を知っていただくためには、是非、プロローグをお読みいただきたいと思います。

  バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■  お盆の伝統的なしきたりをご存知ですか? 813

 13日は盆入りで、迎え火を焚いてご先祖様の霊をお迎えし、16日は、そのご先祖様をお送りするために送り火が焚かれます。
 京都の大文字焼きは送り火のひとつとしての行事です。
 地方により異なりますが、私が住む東京では、7月13日が盆の入りです。
 昔の奉公人が、田舎へ帰れるのが中日で、彼らはくに帰れることが楽しみだったと思います。

 迎え火は、ご先祖の霊が、キチンと自分達のところに帰って来て下さるように、その目印として焚きます。
 送り火は、ご先祖様が帰ってきて下さったことへの感謝の気持ちを持ち、見送るということを表しています。
 送り火は、夕方に同じ場所で、焙烙にオガラを折って積み重ねて燃やします。
 お墓で迎えたり送ったりするのが正式といわれています。
 お迎えの時には提灯に明かりを灯して、霊を家まで導いて帰ります。
 近年は、マンションなどでは火をたけませんので、盆提灯を迎え火や送り火の代わりと見なせるそうです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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◆【経営コンサルタントの独り言】「いじめられっ子」ではなく「いじめ被害者」

2023-08-03 12:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

◆【経営コンサルタントの独り言】「いじめられっ子」ではなく「いじめ被害者」

お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 それらの中から、直ぐにお役に立つような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

◆「いじめられっ子」ではなく「いじめ被害者」

 たまたまいじめをテーマにしたテレビ番組を観る機会がありました。

 40代、50代になっても、子供の頃のいじめがいまだに尾を引いている人がいらっしゃるようです。

 その人達の生活というのは、われわれの想像を絶するところがあると思います。


 そのような人達に手を貸している先生が登壇していました。

 そのような人は、真面目な人が多く、そのために自責の念が強すぎるようです。

 自分が何かを言われるのは、自分が悪いからだ、と自分を責めてしまうようです。

その先生からの「あなたは被害者であって、あなたは悪くない」というひと言で、ある女性は立ち直ることができるようになったと述懐していました。


 その先生は、「いじめられっ子」ではなく、「いじめ被害者」と言うべきだともおっしゃっていました。


 私達は、相手を傷つけようと思っているわけではないのに、相手を傷つけてしまっていて、自分は気がつかないということがあるように思えます。

 言ってしまってから、言い過ぎたと気がつくこともあります。

 いじめ加害者がしていることのインパクトは、いじめ被害者にとっては、いじめ加害者側が想像するより遙かに大きいです。

 いじめ被害者に対して、私自身、もっともっと理解を深め、配慮をすべきだという反省をする機会が多くなりました。

【経営コンサルタントへの道】

 経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧するページ

  http://www.glomaconj.com/consultant/3keikonhenomichi/keikon.htm


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【プロのひとり言】「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう

2023-07-19 17:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

  【プロのひとり言】「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう  

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう

 

 経営コンサルタントという仕事柄、論理思考のお話をする機会が多いです。社員研修では、自分の業務の進め方やビジネスに直結することが多いためか、皆様が熱心に聴講してくださることが多いです。

 その時に、「論理思考とひらめきは、矛盾も含み、少々異なるような気がしますが・・・」という質問をしばしば受けます。

 私は、この両者を同じ次元で比べるべきではないように考えています。

 ロジカル・シンキングなどを用いて、平素、トレーニングを行ったり、ビジネスを行ったりしていますと論理思考力は高まってきます。論理思考力が高まりますと、いろいろな発想が出て来るようになってきます。

 一方、「ひらめき」というのは、いろいろな経験を積んだ中で生じるものであって、「無」から生じるものではないでしょう。論理思考のできる人は「ひらめき」も多いのではないでしょうか。


 人間にとって、睡眠は不可欠です。脳を休めて、翌日活溌に脳を使えるようにするために睡眠が必要です。

 睡眠というのは、人間が生きていくための肉体としての疲労回復だけではないそうです。脳生理学者の間では、「眠っている間に、記憶が整理される」ということは、ずいぶん以前からわかっているようです。

 日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士は、寝ているときに中間子理論を思いついたという話は有名です。同様に、多くの人が寝ているときに、いろいろな発想が生まれたという話は良く聞きます。

 眠っている間に、記憶が整理され、その過程で、別の経験から蓄積された記憶と合体しますと、そこに新たな発見があるのかもしれません。これが「ひらめき」です。


 「ひらめき」と似たようなものに「思いつき」という言葉があります。一般的には、「ひらめき」は良い評価をされ、「思いつき」は、刹那的で、あまり良い印象と受けとめられないことが多いように思えます。

 強いて言えば、「ひらめき」は「思いつき」の一種と考えて、ここでは考察してゆきます。

 「ひらめき」は、ある目的なりテーマ・課題に対してピンポイントな発想で、その目的なりテーマ・課題に取り組む際に、多くの人が賛同してくれるようなアイディアであるように思えます。多くの人が採用したくなるようなアイディアと言って良いでしょう。

 一方、「思いつき」は、何の根拠もなく、ポッと出てきたような印象が強いです。賛成者もいるかも知れませんが、賛同してくれる人の割合が低いことが多いように思えます。

 他方、「奇抜なひらめき」は、多くの人に理解されず、反論も強いことがあります。有名のことの一つが「それでも地球は回っている」という言葉に象徴される地動説を唱えたコペルニクスが連想されます。


 思いつきもひらめきも、有益な場合がありますので、けっして莫迦にせず、まずは「ウラを取る」ことではないでしょうか。両者とも、そのアイディアが有益であるという証明が必要です。

 多くの「思いつき」を発散思考で行い、その成果物をもとに収束思考をしてゆくと「ひらめき」に繋がりやすいように思えます。

 思いつきの豊かな人は、ひらめきの基となるものを多く持っていると言えます。すなわち、その様な人は、「ひらめき」を産み出しやすい人と言えるのではないでしょうか。


 論理的に追求し、重考した結果、効果的な方策が編みだされるように思えますので、私は、伝統的な論理思考法といえます、発散思考と収束思考、帰納法と演繹法を繰り返すようにしています。

 その進め方として、以下のような手順を原則としています。

   ・ 課題をリストアップする
   ・ リストがMECEである(それに近い)ことを確認する
   ・ 優先順位を付ける
   ・ 順位の高い事項から着手してゆくアクションプランを立てる
   ・ 成果判定基準を決める

 

 ご意見もおありと思いますが、参考にしてくだされば幸いです。

 

 

■ おすすめブログ

 

 

 


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【ブログでつぶやき】  労働力不足とシニア層の40%が「今後も働きたい」と望むミスマッチ

2023-02-21 10:07:10 | 経営コンサルタントからのメッセージ

 


  【ブログでつぶやき】  労働力不足とシニア層の40%が「今後も働きたい」と望むミスマッチ


 



 


二兎を追うブログ 


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■ シニア層の40%が「今後も働きたい」と望んでいる

 定年制度の見直しが取り沙汰されるようになってから久しくなります。

 日本の労働人口の減少は、日本の成長にブレーキをかけていると言われていて、女性活躍に対する期待と共に、高齢者へももっと目を向けるべきではないでしょうか。

 シニア層の40%以上が、仕事を続けてゆきたい、今後も働きたいと考えているという調査結果があると記憶しています。(調査社を失念) 人生100歳時代ともいわれる昨今では、元気なシニアに溢れているといっても過言でないほど、高齢者人口が増えています。

 その理由はさまざまでしょうが、経済環境の悪化、悪性物価高ということから、多くは、ご資金不足を心配してということが多いと思います。

 また、生きている証しを感じ取りたいという理由の人も多いのではないでしょうか。働くことにより、健康維持に繋げたり、他の人とのつながりを持ったりしたいというのは当然のことでしょう。

 高齢になるにつれ、若い人と同じような労働環境では厳しくなってきます。たとえば労働日数や時間を減らすことにより、高齢者でも働きやすい条件を整えることも必要でしょう。

 労働不足の理由のひとつは、労働力の量の面だけではなく、質の問題もあります。日本人は勤勉であるということは、過去の話となっていることは、国連の労働効率面での調査からも認めざるを得ません。

 永年、企業勤務で磨いた経験は、多くの面でまだまだ価値があります。質の高い労働力を、高齢者だからと行って切り捨てるのは、社会的損失といえます。彼等が持つ技術や経験の伝承を真剣に考えるべきではないでしょうか。
 


(ドアノブ)


 


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【経営コンサルタントのつぶやき】  自転車レーンのルールを徹底して欲しい

2023-02-14 10:15:21 | 経営コンサルタントからのメッセージ

 


  【経営コンサルタントのつぶやき】  自転車レーンのルールを徹底して欲しい


 



 


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■ 自転車レーンのルールを徹底して欲しい

 最近、道路に青色の矢羽根印が塗布されているのを目にしませんか? 青色ではなく、白色の矢羽根は以前から目にしてきました。

 それだけではなく、車道に「普通自転車専用通行帯」という青色のレーンがところどころにできてきました。

 お恥ずかしい話、それらが、どの様に異なり、法律との関係はどうなっているのかということを存じ上げません。

 【Wikipedia】で調べてみました。

 普通自転車専用通行帯(ふつうじてんしゃせんようつうこうたい)は、日本の道路において専ら自転車の通行のために、車道の左端に設けられる車両通行帯(レーン)で、自転車専用の標識と標示の両方が掲げられているもののこと。地面が青や茶に塗装されていることが多い。一般に(青い)自転車レーン、自転車専用レーンとも呼ばれる。


 普通自転車専用通行帯をここでは短く自転車専用レーンと記述させていただきます。

 自転車専用レーンが設置されている道路では、自転車は、原則としてこの部分を通行しなければならないのだそうです。自転車以外の軽車両は、原則としてこの部分を通行できません。

 オートバイや原付も、原則としてこの部分を通行することはできません。

 このような規定があるにもかかわらず、青色の自転車専用レーンが車道に設けられているにもかかわらず、歩道を自転車がわがもの顔で走っています。

 その原因は、大半の人が、矢羽根やレーンの意味や法律上の位置づけを知らないからだと思います。

 一方で、それを取り締まる警察は、その徹底に対して、どれだけの努力をしているのでしょうか。

 自転車に関わる事故は増加していると報道されているのは、自転車に乗る人のマナーの悪さだけではなく、広報のあり方が不充分であることに起因していると思います。

 自治体と警察が一体となって、自転車に関わるルールを徹底していただきたいと思います。

 2023年に、電動キックボードが免許なしで解禁。益々、事故の確率や被害の大きさが高まります。


(ドアノブ)


 


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【経営コンサルタントのつぶやき】 個人の「キャリアの目標は不要」と企業の中長期経営計画に対する考え方

2023-02-08 08:43:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

  【経営コンサルタントのつぶやき】 個人の「キャリアの目標は不要」と企業の中長期経営計画に対する考え方

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 個人の「キャリアの目標は不要」と企業の中長期経営計画に対する考え方

 人事や人材マネジメントの研究を続けてきた高橋俊介氏が、「キャリアの目標は不要」と主張してから、一部の人々の意識が変化して来ているようです。

 大学では、就職を控えて、キャリアプランの立案ということを実施するところが増えているようですので、高橋氏とは逆行したことをしているように思えます。

 昨今、「リスキリング」(学び直し)が叫ばれています。時代の変化により、これまで培ってきたスキルが陳腐化したり、通用しなくなったりしている人が多いのでしょうか。今後、時代の求める、必要なスキルや技術を学び直す必要性が説かれています。

 キャリアプランを立てると、「その実現のために、○○をしなければならない」、「絶対にこうしなければならない」と、固定的に考えてしまいがちです。そうではなく時代の変化も加味して臨機応変に切り替えていくというフレキシビリティを持つことが重要だという考えも必要でしょう。


 これは、企業における中長期経営計画でも、同様なことがいえます。

 フレキシビリティは大切ですが、一方で、時代の変化が大きいので、経営計画は必要ないという考え方には、賛同しかねます。

 経営計画が持つ、「ものさし」としての役割は重要です。ビジネスの世界においては「ものさし」は、時代によって変化をせざるを得ません。オーソドックスな方法ですが、ローリング法による運営ということを、改めて見直し、経営計画を活かす方法を考えるべきではないでしょうか。

 ローリング法というのは、毎年のように一定期間が経過したら、次の期間から、それまでの経営計画をベースにして、見直し、中長期経営計画を再構築するという方法です。

 この時に気をつけなければならないことは、一度構築された経営計画に固執しすぎて、時代に充分に即応できない、斬新性ある発想を阻害するようなことがあってはならないということです。

 「ものさし」は、大きく変更しても問題ですし、「ものさし」にこだわりすぎて斬新的な発想を妨げてもならないのです。適正な微調整ができる能力が、その企業の実力ともいえます。

 

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【経営コンサルタントのひとり言】 仕事で「やる気を無くしたことがある」という人が多い

2023-02-03 10:04:39 | 経営コンサルタントからのメッセージ

  【経営コンサルタントのひとり言】 仕事で「やる気を無くしたことがある」という人が多い 

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 仕事で「やる気を無くしたことがある」という人が多い

 

 

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【経営コンサルタントのひとり言】 起業に失敗しない、失敗してもリスクが小さい方法で起業する法

2023-02-02 10:42:04 | 経営コンサルタントからのメッセージ

  【プロのひとり言】 起業に失敗しない、失敗してもリスクが小さい方法で起業する法 

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 起業に失敗しない、失敗してもリスクが小さい方法で起業する法

 「日本では、ベンチャー企業が誕生しても持続性が低いのが悩みの一つである」と、あるTV番組でコメンテーターが言っていました。起業のあり方も問題かも知れませんし、起業後の経営管理の未熟さにも問題があるのではないでしょうか。

 近年、起業、法人化の手続きが、オンラインですすめられるなど簡単に起業や法人化ができるようになりました。それが理由ではないのでしょうが、安易に起業し、安易に倒産させるというような風潮にさえ感ずることがあります。

 企業は、「ゴーイング・コンサーンたるべきである」というのが、私の基本にあり、持続させるための支援を経営コンサルタントとして半世紀にわたって行ってきました。

 また、「残念ながら、ひとりの人間では限界がある。組織で動くことにより、この力を100%以上発揮できるようにならなければ、企業の持続性は危うい」ということもコンサルタントという仕事を通して体感してきました。


 起業は、「ひとり社長」という言葉があるように、ひとりでも身軽に行えます。ひとり社長のメリットは、自由度が高く、意思決定も自分ひとりででき、スピード感をもって経営を行えます。

 起業をすれば、自分の考え通り、思い通りに判断し、決定できると勘違いしている人が多いです。企業は、社会の構成要素のひとつですので、社会環境・経済環境等々の影響なしにはやって行けません。

 すべてを自由に決められ、勝手気ままに経営をやれる反面、すべてが自己責任として跳ね返ってきます。

 ひとりで起業しますと、複数人で起業するよりも、視野が狭くなりがちで、独善に陥っていることの気づきの機会も少なく、判断を誤ってしまうこともあります。

 起業すれば経営が始まっているのです。起業コンサルタントの支援を得ることも視野に入れておく必要があります。近年は、金融機関や商工会議所等の公的な機関での支援を無料や少ない費用で得られます。

 起業をしようとする人は、起業の良い面ばかりを見てしまい、夢に追われて、自分の経営者としての力不足・経験不足には目をつむってしまいがちです


 夫婦や友人などと複数人で起業することもあるでしょう。3人寄れば文殊の知恵といわれますように、1人での狭い経験や知識とは異なるメリットがあります。各自が持つ専門性や独自の体験、情報網、人脈などメリットが多い一方で、必ずしも考え方が一致するとは限らず、意見交換やその調整も必要です。

 いろいろな欠点はあっても、既述のように1人の人間では限界があります。たとえば、コンサルタントとして起業・独立するようなときには、まずは緩い連合として、プロジェクト毎にLLPを作ることをお薦めしています。

 LLP (Limited Liability Partnership:有限責任事業組合) は、事業を目的とする組合契約を基礎に形成された企業です。全パートナーが有限責任、すなわち責任が限定されていますので、リスクも少なくて済みます。イギリスのLLPに倣って、日本でも2005年4月27日に「有限責任事業組合契約に関する法律」(LLP法)が成立し、同年8月1日より施行されました。

 解散も容易に行えますので、アメリカのコンサルタントは、この方式を利用し、プロジェクト毎にLLPを作って、そのプロジェクトが終了すると解散するという、企業内のプロジェクトチームのような感覚で利用しています。

 日本でも、この方法を参考にしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

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【プロのひとり言】 「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう 2726 1-11

2022-09-01 12:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

  【プロのひとり言】 「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう 2726 1-11

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう 2726 1-11

 

 経営コンサルタントという仕事柄、論理思考のお話をする機会が多いです。社員研修では、自分の業務の進め方やビジネスに直結することが多いためか、皆様が熱心に聴講してくださることが多いです。

 その時に、「論理思考とひらめきは、矛盾も含み、少々異なるような気がしますが・・・」という質問をしばしば受けます。

 私は、この両者を同じ次元で比べるべきではないように考えています。

 ロジカル・シンキングなどを用いて、平素、トレーニングを行ったり、ビジネスを行ったりしていますと論理思考力は高まってきます。論理思考力が高まりますと、いろいろな発想が出て来るようになってきます。

 一方、「ひらめき」というのは、いろいろな経験を積んだ中で生じるものであって、「無」から生じるものではないでしょう。論理思考のできる人は「ひらめき」も多いのではないでしょうか。


 人間にとって、睡眠は不可欠です。脳を休めて、翌日活溌に脳を使えるようにするために睡眠が必要です。

 睡眠というのは、人間が生きていくための肉体としての疲労回復だけではないそうです。脳生理学者の間では、「眠っている間に、記憶が整理される」ということは、ずいぶん以前からわかっているようです。

 日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士は、寝ているときに中間子理論を思いついたという話は有名です。同様に、多くの人が寝ているときに、いろいろな発想が生まれたという話は良く聞きます。

 眠っている間に、記憶が整理され、その過程で、別の経験から蓄積された記憶と合体しますと、そこに新たな発見があるのかもしれません。これが「ひらめき」のひとつです。


 「ひらめき」と似たようなものに「思いつき」という言葉があります。一般的には、「ひらめき」は良い評価をされ、「思いつき」は、刹那的で、あまり良い印象と受けとめられないことが多いように思えます。

 強いて言えば、「ひらめき」は「思いつき」の一種と考えて、ここでは考察してゆきます。

 「ひらめき」は、ある目的なりテーマ・課題に対してなりに関するピンポイントな発想で、その目的なりテーマ・課題に取り組む際に、多くの人が賛同してくれるようなアイディアであるように思えます。多くの人が採用したくなるようなアイディアと言って良いでしょう。

 一方、「思いつき」は、何の根拠もなく、ポッと出てきたような印象が強いです。賛成者もいるかも知れませんが、賛同してくれる人の割合が低いことが多いように思えます。

 他方、「奇抜なひらめき」は、多くの人に理解されず、反論も強いことがあります。有名のことの一つが「それでも地球は回っている」という言葉に象徴される地動説を唱えたコペルニクスが連想されます。


 思いつきもひらめきも、有益な場合がありますので、けっして莫迦にせず、まずは「ウラを取る」ことではないでしょうか。

 ひらめきというのは、多くの場合、裏がとれ、その根拠が明確です。また、その思いつきなりひらめきなりというアイディアが有益であるという証明が必要です。

 多くの「思いつき」を発散思考で行い、その成果物をもとに収束思考をしてゆくと「ひらめき」に繋がりやすいように思えます。

 思いつきの豊かな人は、ひらめきの基となるものを多く持っていると言えます。すなわち、その様な人は、「ひらめき」を産み出しやすい人と言えるのではないでしょうか。


 論理的に追求し、重考した結果、効果的な方策が編みだされるように思えますので、私は、伝統的な論理思考法といえます、発散思考と収束思考、帰納法と演繹法を繰り返すようにしています。

 その進め方として、以下のような手順を原則としています。

  ・ 課題をリストアップする
  ・ リストがMECEである(それに近い)ことを確認する
  ・ 優先順位を付ける
  ・ 順位の高い事項から着手してゆくアクションプランを立てる
  ・ 成果判定基準を決める

 ご意見もおありと思いますが、参考にしてくだされば幸いです。

 

 

 

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【講演会ご案内】 日本経営士協会70周年記念特別講演会 Zoom聴講(会員・協会関係者限定)

2022-01-27 11:52:29 | 経営コンサルタントからのメッセージ

【講演会ご案内】 日本経営士協会70周年記念特別講演会 Zoom聴講(会員・協会関係者限定)

 

 平素は、私どもに対しご理解とご協力を賜りありがとうございます。

 

 昨年9月10日をもちまして、私が所属してまいりました日本経営士協会が、70周年を迎えました。

 コロナ禍のため、集合形式による記念式典はできませんが、会員ならびに関係者に限定して特別講演会を開催いたします。

 その記念すべき講演会の栄誉ある講師を、私が担当することになりました。

 

 昨秋、日本経営士協会本部事務局より、「日本経営士協会の過去・現在・未来」というテーマでの講師依頼を受けてから、準備を進めてきました。

 あれもお話したい、これは欠かせない、などと試行錯誤をしながら準備を進めてきました。

 結果的に、とりとめもないお話になってしまうかと思いますが全力を尽くして、私の40年余にわたる日本経営士協会会員としての総決算をする所存です。

  開催日時  令和4年1月29日(土) 13時~15時

  会場    Zoom

 

 会員・協会関係者限定ですが、関係者様には特段、案内状をお出ししていません。

 もし、お時間が許されるようでしたら聴講を賜りますと幸いです。

 ただし、会員優先のために、せっかくお申し込みをいただきましてもお断りすることもございますことをご承知おき下さるようお願いします。

 ご希望される方は、下記まで、コンタクトをお願いします。

  日本経営士協会70周年記念特別講演会

   https://www.jmca.or.jp/dat/wp-content/uploads/2022/01/JM20220129tokubetsukouenkai.pdf

  お申し込み

   特定非営利活動法人 日本経営士協会 (jmca.or.jp)

 

 万一、ご返事ができなかったり、返事が遅れてしまったりした場合にはご容赦ください。


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■ 論理思考セミナーで講師を務めます

2021-09-24 10:49:45 | 経営コンサルタントからのメッセージ

■ 論理思考セミナーで講師を務めます

 

 平素は、ご愛読をありがとうございます。

 明日令和3年9月25日(土)午後1時より、下記テーマで、5回シリーズセミナーの講師を務めます。

 

 テーマ: 「プロ・ビジネスパーソンのための論理的発想法」

   ~ 実務に活かすノウハウの体得 5回シリーズ~

 

 1990年代よりICT企業を初め、多数の企業で論理思考の活用のための研修や活動を行ってきました。その回数は、100回を優に超えるもので、関連書籍も10冊を超えています。

 

 その経験をもとに、Zoomをつかったオンライセミナーです。

 

第一回 これだけ知っていれば論理思考ができるようになる

 第1章 論理的発想法とは何か、ロジカル・シンキングの基本

 第2章 ロジカル・シンキング体得の基礎手法取得法

第二回 ロジックツリーを知ることは論理思考への近道

 第3章 論理的発想法のための思考ツール ロジックツリー

第三回 階層思考と流れ思考で論理思考を深める

 第4章 論理的発想法のための思考ツール ピラミッド・ストラクチャー

 第5章 論理的発想法のための思考ツール フロー

第四回 マトリックス思考を管理会計に活かす

 第6章 論理的発想法のための思考ツール マトリックス

第五回 フレーム利用で論理思考の質を上げる

 第7章 論理的発想法のための思考ツール フレーム

 

 詳細は、下記の通りとなっていますが、第一回のお申し込みは締め切られています。

 

  内閣府認証 特定非営利活動法人 (jmca.or.jp)

https://www.jmca.or.jp/dat/wp-content/uploads/2021/08/JM2021092570syunenkousyukai.pdf

 

お問い合せ

  お問い合わせ | 特定非営利活動法人 日本経営士協会 (jmca.or.jp)

 

 


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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する07 思いやりが心の負担?

2019-06-26 12:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する07 思いやりが心の負担?
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

■7 思いやりが心の負担?

 

 経営コンサルタントという職業に就いていますと、いろいろな人との出会いがあります。その出会いを大切にしようと考えて、できるだけ声をかけるようにしています。

 

 かなり以前のことですが、ある顧問先の社員さんが韓国へ出張して、帰国してきました。彼の親しい人に韓国の代表的なお酒をお土産に買ってきました。

 

 私は、気軽に「それは何?」と声をかけたところ、彼は少々困惑した顔をして、「これは社長用なので、先生には後日お持ちします」という返事が返ってきました。

 

 私の方は純粋に、目の前にあるボトルがどのようなものなのかを知りたかったのです。ところが、彼は、「私にお土産はないのか」というような意味合いで受け取ったのかもしれません。

 

 ボトルのラベルを見ますと、ハングル文字が入っていましたので、「韓国のお酒なんですね?」といいますと、ようやく彼も私の質問の意図がわかったようです。

 

「私は下戸なので、お酒なら要らないよ」と明るい顔をして言葉を返しましたので、彼はホッとしてようです。

 

 ところが、そのあとで、単に話を繋ぐ意味で、「韓国はどうでしたか?」と言葉を続けました。私が、抽象的な質問を投げかけましたので、まじめな彼は、「顧問の先生に対してキチンと回答しないと失礼になる」と思って、一からいろいろと話し始めてくれました。

 

 人間関係を豊かにしようと考えて、投げかけた言葉ですが、相手にとっては、対応や回答に困るような質問となってしまい、言葉をかけることの難しさを実感しました。

 


 仕事上の会話なら、順序立ててキチンと話してもらう必要がありますが、内容において特別な目的もない、上述のような会話では、簡単に相手が答えられるような問いかけをすべきです。

 

 たとえば、「ちょっと変わった瓶ですね? お酒か何かですか?」というようにYESとかNOで答えられるような声かけをすべきでした。

 

 この様な質問法を「クローズド・クエスチョン」といいます。

 

 それに対して「韓国はどうでしたか?」というように、相手の意思に沿って、自由に回答できるような質問法を「オープン・クエスチョン」といいます。

 

 オープン・クエスチョンは、求める回答内容を、始めからあまり絞り込みますと、相手もどこまで詳しく話さなければいけないのか判断を迫られます。

 

 さりとて、上例のような、漠然とした質問法ですと、どこから話したらよいのか、どの程度のことを話すべきなのか等々相手は判断に窮します。

 

「韓国の天候は、どうでしたか?」とか「どの様な料理を食べたのですか?」というような、内容が具体的ですと、回答しやすいですね。

 

 会話の切り出しは、クローズド・クエスチョンや、質問意図が具体的なオープン・クエスチョンで始めますと、その後の会話がスムーズになるようです。くれぐれも相手が回答に窮したり、忖度させたりするような質問法は避けてあげるべきですね。

 

  (ドアノブ)

 


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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する08 ぼろを着てても心は錦?

2019-06-20 12:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する08 ぼろを着てても心は錦?
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

8 ぼろを着てても心は錦? 

 

 老師小話に「被褐懐玉(ひかつかいぎょく)」という四字熟語があります。「被」は、「着る」とか「まとう」という意味です。「褐」は「みすぼらしく粗末な衣服」のことです。「懐」は「ふところ」、「玉」は「宝石など高貴な石」という意味です。

 すなわち「着ているものはみすぼらしくても、懐には玉(宝石)を抱いている」、ということから、うわべは粗末なものを着ていても、内面は熱く優れた人徳を持っている人間でありたいという意味で使われます。


 星野鉄郎作詞の「いっぽんどっこの唄」を水前寺清子が「ぼろは看ててもこころの錦」とうたっているのも被褐懐玉からきているのでしょう。

 作曲した安藤実親の曲もまた素晴らしいですね。日本人の心に、何か響くところがあります。

 ところが、かっこいいなと思っていたら、この歌の二番は、持てない男の恋の歌であることが解ります。

 表面を見ただけでは、その中身や価値はわからないものです。


 私は、アメリカで学んだり、仕事をしたりした経験があります。

 ある日、ホテルのレストランでお客様と昼食をとりました。何日か滞在していましたので、レストランの人が私を覚えてくれていて、私のことを名前で呼んでくれるまでになりました。

 夜、疲れましたので、外に食事に行くのが億劫で、ホテルのレストランに行きました。リラックスした格好で行ったのと、レストランの担当が日中と夜とでは異なっていたため、私が、そのホテルに何日も滞在している客だということを知らない人であったことから、アメリカ人のいない、入口近くのテーブルに案内されました。

 応対も粗雑なだけではなく、メニューを持ってくるまで数十分、諸事をオーダーしてから延々と待たされました。当時は、1ドルが360円の固定相場制の時代で、日本人は「カラード(有色人種」という冷たい目で見られることが多かったのです。

 日中は、背広と着て、ネクタイを締めていましたので、それなりの対応でしたが、ディナータイムは、ドレスアップをしていなかったためにこのようなことなってしまったと反省しました。


 どこの国でも「ファーストインプレッション(第一印象)」は大事です。アメリカのビジネスパーソンの間では「There is no second impression.(第一印象第一)」という表現がありますので、「できそうな人」という外見も重要なのです。

 私の知っているある経営コンサルタントは、男性ですが、講師として登壇する前には、必ず手洗いに行き、ネクタイの締め直しと整髪とを行い、後ろ姿も鏡で確認するようにしているそうです。担当者がいれば、担当者にもチェックをお願いするほど、細やかなチェックを行っています。

 また、その人は、歩く姿勢に注意を払っているそうです。登壇前に、両腕を体側に下げ、肘から下を前方水平にあげ、目をつむり、深呼吸をします。なぜかと聞きましたら、姿勢を正すことと、心を落ち着けるためなのだと笑って話しくれました。

 背筋を伸ばし、首が前に出ないように胸を張って、笑顔で登壇する、その人の姿は「できる人」というオーラに溢れています。

 ちょっとした心づかいで、印象が大きく異なるのですね。

 着ているものはボロでも心の中は錦を着ているように気高くありなさいという、この教えは大切ですが、高価なものではないまでも、清潔な容姿と姿勢は重要ですね。

  (ドアノブ)

 


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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する06 メールで意図をキチンと伝えるビジネス上の使い方

2019-05-25 10:36:21 | 経営コンサルタントからのメッセージ
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する06 メールで意図をキチンと伝えるビジネス上の使い方
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

6 メールで意図をキチンと伝えるビジネス上の使い方

 昨今、「インスタ映え」など、てをきらうような表現法があたり前になっています。SNSを使えないと生きて行かれないように錯覚することも多い時代です。

 そのような中で、ビジネスの世界では、やはりメールや郵便が一般的です。正式な文書は、郵便でやりとりしますが、一般的なコミュニケーションは、メールが主流になっているといっても過言ではありません。

 かつては、「ネチケット」という言葉が盛んに言われましたが、昨今では死語に近い感じとなっています。「ネチケット」は、いうまでもなく「ネット+エチケット」の合成語です。

 ネット、とりわけメール利用上のエチケットにウェイトを置かれていました。それも、通信速度の高速化やメモリー単価の低下から、求められるエチケットも変化して来ています。

 通信速度が低い時代には、「短く簡潔に」という発想が主流でした。

 昨今のように、「光速時代」においても、ビジネスパーソンの多忙生から「短く簡潔に」ということは基本といえます。

 メールは、便利ですが、フェース・ツー・フェースのように、細かなニュアンスを伝えるのは苦手としています。ましてや「短く簡潔に」という精神を貫きますと、こちらの気持ちが必ずしも正しく伝わらないことがあります。

 また、スパムメールが多い時代ですので、見落とされてしまい、時には失礼になったり、信用を失ったりと、大きな問題に発展してしまうこともあります。

 便利で、あまりにも一般化してきているだけに油断をして失敗しないように配慮が必要です。


 私が最低限度注意することを、いくつかご紹介したいと思います。

 その一つが、タイトルの付け方です。

 私は、メール・コミュニケーションの多い人とのやりとりは、その人やグループ、目的などの切り口でフォルダーを分けています。これは、多くの人がその様にしていると思いますし、そのフォルダーに自動仕分けをするような設定もしていると思います。

 相手や目的などに応じて「コード」を、メールの件名のトップに付けるようにしています。

 たとえば、仕事柄、日本経営士協会(略称:JMCA)の本部事務局とのコミュニケーションが多いですので、件名の頭に「JMCAj」と入れるようにしています。

 自動仕分けも、件名のコードを用いて行うように設定しておきますと、受信だけではなく、送信メールも自動仕分けを容易にできます。

 その後に件名を入れますが、できる限り、用件が直ぐに解るように記述します。

「JMCAj 打合会の件」というのでは、何の打合せなのか、いつ開催されるのか、相手の意図を受信者は解りません。

 大切な連絡かと思ったら、メールの受信確認であったりして、手を休めて、優先させてメールを飛来とのに、ちょっと拍子抜けしてしまいます。

 この様な場合には「JMCAj ○月○日の本部事務局打合せの議事録」というように具体的に記述します。そうしますと、「このメールは優先的に目を通した方が良いな」というような判断を、タイトルを見ただけで相手にしていいただくことができます。

 時には緊急性が高いメールもありますし、必ず読んで欲しいということもあります。その様なときには、「JMCAj」というコードの後に【至急】とか【 重要 】という言葉を入れておきます。

 お互い忙しいビジネスパーソンですので、相手の気持ちに添ったメールの件名を記述することも必要ではないでしょうか。

  (ドアノブ)

 


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