経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 カレーライスとライスカレー 122

2024-01-22 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言01

 

  【経営コンサルタントの独り言】 カレーライスとライスカレー 122

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ カレーライスとライスカレー 122

 1月21日は、本格的なインドカレー伝来の日、22日は「カレーライスの日」でした。

 カレーは二食続くと嫌になるという人がいますが、煮込みが進んでおいしくなると言われています。

 子供の頃、カレーライスなのかライスカレーなのか、どちらが正しいのだろうと迷った時期があります。

 英語では curry and riceとか Curried riceと言います。

 おそらくこの二つの表現が混同されて、日本語でも、カレーライスなのかライスカレーが正しいのか、迷ったのではないでしょうか。

 日本語の一般的な表記法では、形容詞が先に来て名詞を修飾します。

 すなわち、一般的には、重要な部分、ここでは名詞が後に来ています。

 このことからカレーライスがベターな表記なのかと考えます。

 近年は、単に「カレー」という人が多いですし、「おいしければ、どちらでも良いじゃないの」と言われそうですね。

 人気テレビドラマ「相棒」の杉下さんは、「細かいことが気になるのが、私の悪い癖なのです」と言います。

 私は、日本語の細かい表現が気になる癖があるのです。それでいながら、下手な日本語でブログを毎日書いています。

 

ドアノブ)

 

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◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

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■■杉浦日向子の江戸塾 10- 江戸情緒に学ぶ 江戸っ子は手料理で女性を口説く 

2024-01-22 12:03:00 | 杉浦日向子の江戸塾

■■杉浦日向子の江戸塾 10- 江戸情緒に学ぶ 江戸っ子は手料理で女性を口説く 

 江戸のエコや風俗習慣などから、現代人は、エコという観点に絞っても学ぶところが多いと思っています。杉浦日向子の江戸塾から学ぶところは多く、話のネタとなります。エッセイ風というと大げさになりますが、独断と偏見で紹介してみたいと思います。

 私がはじめて杉浦日向子女史を知ったのは、「お江戸でござる」というNHKの番組でした。お酒が好きで、飾らない人柄、江戸時代に生きていたかのような話しぶり、そこから江戸のことを知ると、われわれ現代人に反省の機会が増えるような気がします。

 杉浦日向子の江戸塾」という新しいカテゴリーを作りましたので、一層ブログのバックナンバーが見やすくなりました。

 

■ 江戸っ子は手料理で女性を口説く 10 

 江戸っ子の男は手料理を作って女性を口説いたようです。自分でそばを打ってそばを振る舞うのがベストな方法でした。

 二八そばが多かったようで、そば粉八に対し、つなぎとしての小麦粉が二の割合でした。

 それを薬味と共に食べたわけですが、江戸っ子は、そばにネギを入れないで、陳皮や大根おろし、七味唐辛子で食べました。

 陳皮というのはみかんの皮を干したもので、今日でもネットの袋に入れて陳皮を作っている人がいますね。

 陳皮は薬味として使うだけではなく、風呂に入れて入浴剤に使ったり、消臭剤として燃したりします。

 江戸のそば屋は、今日でいうとパブのような存在だったようです。

 そば屋では今日のような面ではなく、「そばがき」だったのです。

 いきなりそばがきで食べるようになったのではなく、時代を遡ると「そば実雑炊」というのがあって、そばの実のままをゆでます。

 実がそのままですから殻がついたままで、ゆでると、殻だけがはじけて浮いてきます。

 それをあくと一緒にすくって捨て、味つけをしました。

 時代が少し下ると、「そばがき」が誕生しました。

 その後、そば粉を練って、つみれのように団子状にして、鍋で煮込むようになりました。

 そば粉を練ることから発展したのが今日のような麺状のそばです。

 練った物を板の上で延ばし、短冊状に細く切って食べるようになったのは江戸時代中期です。

 そばと言っても、今日のようなそばになるまでは長い道のりを経てきたのですね。

 杉浦日向子の江戸塾 バックナンバー 


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月21日 江戸の離婚 9

2024-01-22 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月21日 江戸の離婚と三行半 9

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 新聞を見ていたら、「ブロッコリーが重要な野菜に昇格」という見出しに目が留まりました。
 農林水産省は、消費量が多く国民生活に重要な野菜を「指定野菜」としています。

 現在指定されている野菜は、キャベツやダイコン、トマトなど14品目があるそうです。指定野菜より1つランクが下になりますが「特定野菜」というのが35品目あります。
 指定野菜になると、安定的な生産を促すため、価格が著しく下がった場合に、生産者に補助金が支払われるなどのメリットが生まれるそうです。
 

 気分転換に、かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。

 

◆ 江戸の離婚 9

 江戸っ子の男は、女性を口説くときに鰹+プレゼントという話をしましたが、プレゼントには簪(かんざし)や紅が多かったことも書きました。

 しかし、櫛を送るのは注意が必要です。

 櫛を贈るということは、プロポーズをすることなので、所帯を持っている人には櫛を送れません。

  なぜ、櫛を送るかというのも日本人らしさがあります。

「くし」の「く」は「苦労」の「く」です。

「し」は「しんどい」の「し」から来ています。

所帯を持つのは「苦しくて、しんどいもの」から来ているそうです。

  「しんどい」というのは、江戸弁でしょうか?

  何となく、こじつけのようのですね。

  「三行半」というと離縁状で、男性が女性にたたきつけるものと思っていましたが、江戸時代は、女性が強かったので、かかあが櫛を投げ返して、亭主を追い出すことが多かったようです。

  追い出された亭主は、かかあの櫛を質に入れて、その夜の宿泊代にしたそうです。

  追い出された亭主の中には、そのかかあから突き返された櫛を別の女性にプレゼントして、そこに転がり込む者もいたそうです。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月22日 カレーライスの日 中国がGDP世界第二位になった日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 東京に高野山があるとは知りませんでした!! 121

 

 東京港区高輪といいますと、都内の高級住宅地のひとつです。

 慶応義塾大学のあるところと言えば、お解りになる方も多いかと思います。

「シロガネーゼ」の名前で知られます白銀地域のある場所としても知られています。

 江戸御府内八十八か所巡りの一環で一番札所の高野山東京別院を訪れることにしました。  和歌山県の高野山真言宗の東京別院ですが、総本山の金剛峰寺をイメージすると大違いです。

 しかし、都内にある寺院としては、広い土地にデ~んと構えているのですから、立派なものです。

 1月21日は「初大師」でしたが、東京別院の門前にも太子像がありました。

 真言宗のお寺には、大師堂があったり、太子像があったりしますね。

 昨日のブログでは、香川県善通寺の太子像を掲載してあります。

 御府内八十八ヶ所巡りの一番札所ですので、ここで御朱印帳とガイドブックを揃え、ご記帳をお願いしました。

 お恥ずかしながら、東京に高野山の別院があることを知りませんでした。

 東京にいながら高野山の御利益をいただけるのですから、ありがたいことです。

 昨年、高野山に行ってきました。その写真がサイトに掲載されていますので、そちらも併せてご覧下さると幸いです。

   高野山写真集

    http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/wakayama/wakayama-kouyasan.htm

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月2日 「迷惑行為」異例の啓発ポスター

2024-01-22 07:42:49 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 2月2日 「迷惑行為」異例の啓発ポスター

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 故山本修先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。
 日本経営士協会では、専務理事・関西支部長等を歴任され、その貢献度は多大です。その功績に敬意を表して、10年ほど前に、先生が当ブログに投稿してくださったコンテンツを再掲いたします。内容的に、当節にそぐわぬこともあるかもしれませんが、そこから何かを感じ取って下さると幸です。

■「迷惑行為」異例の啓発ポスター
     ~ 電車内での化粧 ~

 電車内での女性の化粧。むかしは殆ど目にしなかったが、現在では堂々と行われるようになった。そんな中、大阪市営地下鉄・大国町駅が、乗客にやめてほしい行為として、駅構内に啓発ポスターの掲示を始めた。

 市交通局はスマートフォンを歩きながら操作する「歩きスマホ」や車内での通話、更に一般的な迷惑行為については啓発してきたが、「電車内での化粧」を取り上げるのは初めてで、全国的にも珍しい。何故異例の措置に出たのだろうか。

 

■ JRや私鉄には「なし」

 啓発ポスターは大国町駅の上り下りホーム計6カ所に掲示。乗客アンケートの結果を受けて「やめてほしいこと」として多い順に1~5位を記しているが、ここに4位の「電車内での化粧」が入っている。 このほか、1位「歩きスマホ」、2位「社内での通話」、3位「荷物での座席の占有」、5位「社内での飲食」となっている。

 電車内での化粧についての啓発ポスターは、JR西日本や阪急電鉄、近鉄、京阪電鉄、南海電鉄などには無い。

 

■ アンケート結果による啓発

 アンケートは、昨年11月22日から28日の7日間にわたり、市営地下鉄四つ橋線の乗務員が、業務終了後に同線の西梅田駅と住之江公園駅で実施。乗客を対象に「社内マナーで迷惑に感じる行動」を9つの選択肢の中から選ぶ形で行われた。複数回答で回答件数は2314件に達した。

 アンケート結果によると、4位の「車内での化粧」は264件で約11.4%を占めている。ほかは1位「歩きスマホ」約17.3%、2位「車内での通話」約15.9%、3位「荷物での座席の占有」約11.8%、5位「車内での飲食」約10.3%、6位「大声での会話」約9.7%、7位「ヘッドホンの音漏れ」約9.4%、8位「優先座席の使い方」約9.3%、9位「床への座り込み」約4.8%となっている。

 アンケートの結果については、今年3月から4月に約1ヶ月間、市営地下鉄四つ橋線の全11駅に掲示していたが、同線と御堂筋線が通る大国町駅は4月から独自判断で、アンケートをもとに1~5位を記した啓発ポスターをつくり、掲示した。

 掲示を決断したのは、大国町駅の坂野明駅長である。駅に電車内での化粧や、飲食、歩きスマホ、車内での通話などについての苦情が多く寄せられ、啓発が必要と考えたからである。  坂野駅長によると、車内での化粧については年配の人からは、「見苦しい」との声があり、横に座った男性からは、「においが、いやだ」という声があったと言う。

 

■ 実は前年度は1位だった

 この四ツ橋線のアンケートは平成25年度も実施されており、実はこのとき、「車内での化粧」がトップだった。アンケートは23年度から開始し今回で4回目。選択肢から複数回答する方式は変わりないが、自由記入欄があり、1、2回目に「車内での化粧]を挙げる意見が多くあった為3回目の選択肢に初めて盛り込んだところ、いきなりトップに躍り出たのであるという。


              参考文献 産経新聞7月4日掲載 張英壽著

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ 乾燥注意報と文化財 126

 2月26日は、文化財防火デーです。

 いつどの様なところで火災が発生するか解りませんので、平素からの注意が必要なのでしょう。


 文化財保護法で、保護の対象とされている文化財には、

  有形文化財(建造物、彫刻・絵画、工芸品など)
  無形文化財(演劇、工芸技術など)
  民俗文化財(風俗慣習など)
  記念物
  伝統的建造物

の5分類があるそうです。

 イメージとしては、すぐに有形文化財を想像しますが、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の祭り・屋台などもあるわけですものね。

 先日、京都のあるお寺さんで、飛鳥時代の仏像が見つかったと報道されていました。

 それまで、それほど貴重な仏像とは思われていなかったといいますから、まだまだ知られていない貴重なお宝が眠っているのかもしれません。

 だからこそ、テレビのなんでも鑑定団が人気番組として続いているのでしょうね。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/333cf15cc3fb5e5bb15b2a445b325e4d

 

【経営コンサルタントの独り言】

 冬は、乾燥注意報が発令されることが多いです。
 TVを見ていますと毎日のように火事のニュースが流れます。

 地震・雷・火事親父
 昔の人が言っているように、火事はすべてを灰にしてしまいます。
 個人にとっても、世界の財産にとっても焼失はもったいないです。

 先般、消火器の期限について記述しましたが、この時期、火事についての意識を高く持ちたいですね。

 
【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
    いよいよ渡米、初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり
    心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ
 
3 アメリカ初体験 3-5 ニューヨーク事務所開設が始まる

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【今日は何の日】 1月22日 カレーライスの日 中国がGDP世界第二位になった日

2024-01-22 00:03:00 | 【今日は何の日01月

 

  【今日は何の日】 1月22日 カレーライスの日 中国がGDP世界第二位になった日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ カレーライスの日

   昨日は、本格的なインドカレー伝来の話を記述しました。今日1月22日は「カレーライスの日」です。

 1982(昭和57)年に、全国学校栄養士協議会が1月22日の給食をカレーのメニューにすることに決め、全国の小中学校で一斉にカレーが給食で出されました。これを記念して、この日が定められました。

 子供達の多くはカレーが好きなのは、私の子供の頃と変わらないようです。誕生日を家族が祝ってくれたのですが、その時にはカレーを作ってもらいました。

 大人になって、知人と話しているときにやはり誕生日のカレーが楽しみだったと言うことを聞きました。その時に、「皆同じなんだナー」と思ったことを思い出します。

 

■ 中国がGDP世界第二位になった日

 2010年1月22日に、中国の国内総生産(GDP)の実質成長率が10.3%であり、日本を抜き、世界2位の経済大国になったというニュースが流されました。

 それと共に、中国の物価高騰や格差の問題をセットにしてマスコミを賑わしました。とりわけ1人あたりのGDPは日本の十分の一であることが強調されたことをご記憶ではないでしょうか。

 後者の中国が抱える問題点を併記するところに、第二位の座を奪われた悔しさが滲み出てきているようで、感情を含めないで報道するマスコミですが、やはり日本人なのだなと、ホッとするような気がします。

 この時から、日本はGDP第3位へ転落しました。2024年には、円安などの要因があるもののドイツに抜かれて第4位になってしまいました。

 これらを始め、日本の凋落傾向に悲観的になっていない人は少ないでしょう。しかし、マスコミの論調とは裏腹に、外国では、日本の国力が評価されていることはあまり報じられていません。

 バブルがはじけて、各種の国際統計上で日本の地位低下が報じられ、日本の経営者は自信喪失に落ち込んでいます。しかし、経営コンサルタントの視点で、企業を個別に見るとまだまだ手がつけられていない部分が多く、変革をすべき課題をたくさん抱えています。それはとりもなおさず、日本企業の成長の余地が残っていることと考えます。

 1968年に、ドイツ(当時の西独)を抜いて世界第二位(当時はGNP)に躍り出ました。その時に欧米のマスコミは、「1人あたりGNPがドイツの三分の一以下の低賃金で、安かろう、悪かろうの製品を輸出して・・・」という報道が多かったことに、日本のこの問題での報道に類似性を感じています。

 中国が日本を超えることが確定したのは2010年のことですが、中国の民主化・近代化が促進されはじめた頃から、時間の問題と見なされてきました。一部のエコノミストは2025年にはアメリカを抜いて世界第一位になると言っています。

 また、インドも今後経済発展を遂げて、日本を抜きくことは必定であるだけではなく、今世紀半ばには中国をも抜いて世界一位になると言われています。インドだけではなく、他のBRICsや、中には「新・新興国」と言われる国々も日本に肉薄してくるかもしれません。ASEANなど地域経済活動による成長もあります。

 日本は、札束で頬をたたいたり、上から目線で見るのではなく、日本の強みを発揮して、「共に」成長していくことが大切だと考えます。

 このような状況は、やがてやってくるでしょうから、それに対して努力をしないのはおかしいですが、一方でQOL(Quality Of Life)という言葉もあることを忘れてはいけないと思います。それには、まず政治家と言われている人達が、「政治屋」ではなく真の「政治家」になることではないでしょうか。

 

■ その他

 ◇ 黙阿弥忌  

 

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