経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 勝海舟と福沢諭吉 二人の関係は? 113

2024-01-13 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言01

 

  【経営コンサルタントの独り言】 勝海舟と福沢諭吉 二人の関係は? 113

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 勝海舟と福沢諭吉 113

 

 江戸幕末期、勝海舟や福澤諭吉翁らを乗せた軍艦「咸臨丸」が、江戸幕府の遣米使節として品川沖を出航しました。

 福沢諭吉翁の渡米は、明治になってからと思っていらっしゃる方が多いです。ところが、このときに「奉行従者」という身分で咸臨丸に乗船していたのです。

 偉そうにこのように記述しています私も、大学に入るまでは江戸時代にすでに渡米していることを知りませんでした。

 その時に同行した通訳がジョン・万次郎、本名中濱萬次郎であることはよく知られています。

 万次郎は土佐の半農半漁の家に生まれ、14歳の時に漁の途中で遭難しました。伊豆諸島の無人島鳥島に漂着し、143日間の生活をしていましたがアメリカの捕鯨船に救助され、そのままアメリカに連れて行ってもらったのです。

 子供の頃、日本のロビンソン・クルーソーとして伝記を読んだ記憶は、143日という数字まで覚えているのですから、私にとっては印象的だったのでしょう。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c409625b1efb9c0cb7f0fa0114af46bd

 

 福澤諭吉は、『瘠我慢の説』という公開書簡を通じて、勝海舟の批判者であったこともまた、あまり知られていません。

 戊辰戦争最中、清水港に徳川方の戦死者が放置されたことがありました。清水次郎長が彼らを埋葬したことで男を上げたことはよく知られています。榎本武揚の名で、戦死者の慰霊の石碑が清見寺に立てられたのですが、それを見て諭吉翁が激怒したという記録があります。

 「食人之食者死人之事」という碑文が気に入らなかったようです。この意味は、「徳川幕府に仕え、世話になった者は、徳川家のために死す」という意味です。

 勝海舟と福沢諭吉は、咸臨丸では呉越同舟だったのですね。

 

ドアノブ)

 

 【カシャリ! ひとり旅】を映像にして紹介しています。

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◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月12日 【あたりまえ経営のすすめ】シリーズのコンセプト

2024-01-13 00:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月12日 【あたりまえ経営のすすめ】シリーズのコンセプト

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 【あたりまえ経営のすすめ】の第二部に当たる管理職編を終了後、そのシリーズの追加を希望する声が複数届いていました。

 それに鑑み、時間を取って追加していく準備を始めました。

 読者の皆さんから、このような声が出てくるのは、大変うれしいですし、ありがたいと感謝いたしております。

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 

■【あたりまえ経営のすすめ】シリーズのコンセプト

 

 1970年代から、顧問契約を主体としました経営コンサルタント業に就いて、「【心 de 経営】あたり前のことをあたり前にできる企業”創り”」をコンセプトにしてきました。

 現役最後のライフワークは、これまでの経験の集大成として「あたりまえ経営のきょうか書」をまとめ上げたいと考えています。

 先日、ある人から、「なぜ"教科書"ではなく、"きょうか書"なのかを考えてみました」とメールがありました。

 「教科書」だと学校のイメージが強く、「固い」表現ですので、沢山の人に読んでいただくために「きょうか書」と柔らかくしているのですねという自己解説がついていました。

 私は、平素、「それなりの人は、何かをするときに、それなりの意味を持って行動していますので、それを推測することが、人を見る目に繋がる」ということをいっています。

 大半の人は、「この筆者は教科書という漢字を知らないのだ」とは考えるでしょう。しかし、この人は、そのように考えないで、私のこの言葉を重視して、上述のように好意的に解釈をしてくれたのです。

 多くの読者の皆さんは、お解りくださっていますように、「きょうか書」という表現の一つは「教科書」です。その表記では、「原点に戻り、改めて謙虚に勉強しなおす」という意味を伝えたいのです。

 また、同じ「きょうか書」で、「強化書」、すなわち、「あたりまえ経営」を「強化する」ための書物ということを表したいと考えたのです。すなわち「きょうか書」に二つの意味を持たせているのです。

 蛇足ながら、経営コンサルタントが持つ”お節介焼き精神”から、付け加えさせていただきました。

 これから、複数のカテゴリーに分類して、感じた都度、徒然に記述してまいります。「あたり前」のことを書くのですから、読者の皆様はご存知のことです。ただ、行間を読んでくださいますと「別の意味」「別の意図」も感じていただけると思います。

 どうぞ、末永くご愛読くださるよう、お願い申し上げます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月13日 初虚空 咸臨丸出航記念日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


■ スキーとスノーボード 112

 

 かつて、スキー人気が高い時期には、私のクライアントさんの社員さんは年末休みに入ると夜行バスで往復して、仲間と共にスキーを楽しむというようなハードスケジュールがあたり前でした。

 近年のゲレンデでは、スキーヤーと共に、スノーボードを楽しむ人とが入り混じっています。

 テレビを見ていますと、衝突などの危険はないのかと心配になります。

 スキーとスノーボードとを分けているスキー場もあるようですね。

 怪我をすることなく、楽しんでください。

 

 東京五輪の最初の金メダルが、十代の人達による、スケボーであったことから、子供達の間で人気が高まっているようですね。

 将来のオリンピック選手の層が厚くなってくると思います。

 一方で、練習施設の充実が伴いませんと、路上などでの遊びとなり、危険も高まりますので、親御さんも心配なのではないでしょうか。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
 
【これまでのあらすじ】

 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりです。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
  1ドル3 6 0円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理
  下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
  人事推薦本命を確実にする資料作り
  有益資料へのお褒めの言葉 福田社長の突つ込み
  竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない
  福田社長の腹は決まっていた
 2. 思いは叶うか
  初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢
  竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる
 3.アメリカ初体験
    いよいよ渡米、初のカルチャーショック
 

3 アメリカ初体験 3-2 キュンとしたりトロトロしたり

  <最新版> 毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【今日は何の日】 1月13日 初虚空 咸臨丸出航記念日

2024-01-13 00:03:00 | 【今日は何の日01月

 

  【今日は何の日】 1月13日 初虚空 咸臨丸出航記念日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 初虚空

 毎月十三日が虚空蔵(こくぞう)縁日で、その年の最初の十三日である今日は初虚空といわれます。

虚空蔵、すなわち虚空蔵菩薩は、智慧の仏様で、それを授かるために参拝されます。天満宮が神道系であるのに対して、虚空蔵は仏教系の叡智をさずかれる処としてたくさんの受験生で賑わいます。

 

■ 成人の日(1月第2月曜日)

 成人の日は、日本の国民の祝日の一つで、1999年までは1月15日でした。今日では1月の第2月曜日があてられています。真冬ということで、行きで晴れ着が汚れたりすることを懸念して、近年ではお盆などに成人式を開催する地方も多くなりました。

 成人の日は、国民の祝日に関する法律には「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことと記載されています。

 「最近の若い者は・・・」と渋面されることもありますが、一方で前向きな姿勢も多いに評価されることが多々あります。

 長幼の序は、理屈としてではなく、心から守という姿勢は必要と考えて人生を送ってきました。そのためにずいぶんと先輩達からかわいがられてきました。

 社会人としてのマナーを守り、その場の空気をきちんと読める人間になると、世の中のマジョリティは認めてくれるように思えます。

 

■ 咸臨丸出航記念日

 1860(万延元)年1月13日(18日・19日説あり)、勝海舟や福澤諭吉らを乗せた軍艦「咸臨丸」が、江戸幕府の遣米使節として品川沖を出航しました。

 全長163フィートの木造で3本のマストを持つ蒸気機関を備えた船です。1857年(安政4)江戸幕府がオランダに発注・購入した軍艦で、原名ヤパン号です。

 福沢諭吉翁が、咸臨丸に乗船していたことは意外と知られていません。彼が海外渡航をしたことから、西欧の事情を肌で感じ、学問のすすめを始め多数の著書を出すことになったといえます。

【Wikipedia】 咸臨丸  洋式の軍艦としては、観光丸(外輪船)に次ぐ2番艦であるが、洋式のスクリューを装備する船としては初の軍艦である(スクリューは入出航時に主に使用され、航海中は抵抗を減らすため水線上に引き上げる構造になっていた)。  幕府の船として初めて太平洋を往復したことから名を知られる。幕府の練習艦として用いられた後、戊辰戦争に参加するものの、軍艦としての機能は他艦に劣り、既に運送船の役割を担っていた咸臨丸は新政府軍によって拿捕される。明治政府に接収された後、開拓使の輸送船となった。

 

 

(ドアノブ)

 

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