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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月第5週 開業届出

2015-03-30 16:35:09 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月第5週 総集編 開業届出



 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 
 

 21014年3月5週 開業届出


■ マーケティング能力 14-3-5-1

 日本経営士協会のチュータリングサービスの今週の課題が「自らの棚卸し [スキル]」として「マーケティング能力」というテーマであった。商社に十年近くもいたし、自分はアメリカでマーケティングを学んできたことから、多少自信があった。


 「プロダクトアウト」「マーケットイン」という言葉があります。

 高度成長期は、「作れば売れる」という時代でした。多少使い勝手が悪くても、多機能で、高機能な商品が売れたのです。「飽食の時代」と呼ばれ、家の中にはものが溢れていました。それでも世の中の景気に煽られて、ドンドンと購入をしたのです。

 しかし、バブルがはじけるととたんにものが売れなくなりました。デフレスパイラルの時代などとも呼ばれるようになってしまったのです。国民の収入が減り、消費意欲が凪いでくると、売れない時代が始まりました。

 企業は、生き残りをかけて商品・サービスに工夫を凝らして売れるように努力をしました。顧客のニーズに合った商品を提供すると売れることが解りません。

 高度成長期の企業経営は、「プロダクトアウト」の時代で、こんにちは「マーケットイン」の時代といえます。

  マーケティング能力 ←クリック
  http://www.glomaconj.com/keieisha/kigyo/kigyo.htm#1-3-2a

■ 開廃業等届出書の提出1 14-3-5-2

 注文していた銀行印ができたことでもあり、商号が決まったところで、税務署に再び行って、開廃業等届出書を提出することにした。
 届出書の中に「納税地」という項目があった。何処にしたらよいのかわからないので、税務署で訊くことにした。前回対応してくれた職員は少々嫌な男であったが、今日対応してくれた年配の職員は結構丁寧に教えてくれた。
 自宅と事務所が別々な場合は、納税地を、そのいずれかに決めることができるという。自宅と事務所が一緒なので、青梅税務署に納めることになる。


■ 開廃業等届出書の提出2 14-3-5-3

 今ひとつ、判断に困ったことがある。「開廃業日」である。これは国で言えば独立起業日のような記念の日で、自分で決めることができる。夢のまた夢であるが、将来大企業や有名企業になったときには、その日が「創業日」として社史などに掲載されるかもしれないので、安易に決めるのはどうかと思う。
 サラリーマンを辞めて、再スタートしたのが三月一日なので、この日を候補と挙げた。別に暦を気にする人間でもないが、念のため暦を調べた。大安ならよいのだが、「友引」であるので、「開廃業日」を三月一日とした。
 その職員は、青色申告はしないのかとアドバイスをしてくれた。


  ■ 個人事業の開廃業等届出書作成の開業手続き
  ■ 所得税の青色申告承認申請書も自分で書こう
  ■ 関連する各種届出
  ■ 個人の商号の登記

  【 書籍紹介 】 ←クリック

■ 屋号を決める3 14-3-4-3

 これらを駆使して、自分のやりたいことを、最終的に一言集約してみた。「グローバルな企業経営を「戦略的」「統合的」「暖かい管理」を掲げて支援する経営コンサルタント」とまとめることができた。
 これを実現する経営コンサルタントになろうと考えて、それを英語で表現してみた。

  Globala Management Consultant

 何となく、自分の経営コンサルタントとしてのイメージが固まってきたように思えた。この文字をじっと見つめていると「グロマコン」という言葉が形となってきた。「これだ!!」と大声を上げてしまった。
 商号が決まった。銀行印も注文した。

 
 
 



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■■【チャレンジ25】 省エネノウハウ-3 冷蔵庫 

2015-03-29 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【チャレンジ25】 省エネノウハウ-3 冷蔵庫 

 2005年2月16日に「京都議定書」が発行しましたが、グローバルに見回しても一向に地球温暖化への気運が高まっていません。それどころか、自国の事情を背景に、自国擁護の動き優先で、一向に温暖化防止への動きが見られません。

 日本政府が取り組んでいる「チャレンジ25」運動に全面的に賛同するわけではないですが、地球温暖化が進まないようにすることの必要性を痛感し、チャレンジ25運動に登録し、私なりのスタンスでチャレンジ25運動にご協力をして参りたいと考えて、ブログとして発信することにしました。

 チャレンジ25運動の規定に基づき、その内容をブログでお届けします。

 

  「チャレンジ25キャンペーン」とは、
CO2
削減に向けた具体的な行動を提案し、
その実践を広く国民の皆様によびかける
政府が主導する国民運動です。

チャレンジ25公式サイト
 

しんきゅうさんの省エネレッスン 冷蔵庫編

 開いている時間を短く、余分な開閉はしないようにしよう!

開いている時間を短く、余分な開閉はしないようにしよう! 

開閉が多いと冷気が逃げてもったいないよ!

※冷蔵室と冷凍室のドアをそれぞれ50回と15回開閉させると25回と8回開閉した場合に比べ消費電力量が約6%増加することもあるんだよ。

 

物を詰め込みすぎないようにしよう!

物を詰め込みすぎないようにしよう! 

食品を詰め込みすぎると、冷気の流れが悪くなって、庫内が均一に冷えなくなるし、余分な電気を消費するんだよ。冷蔵庫内が見渡せるようにしよう!

冷蔵庫の中を整理してみよう!

 

熱いものは冷ましてから保存しよう! 

熱いものは冷ましてから保存しよう! 

熱いものを入れると、庫内温度が上昇して、周りの食品温度もあげてしまうんだよ。

※50℃のお湯2Lを冷まさずに冷蔵庫に入れて5℃まで冷やすと、20℃からの場合に比べ、消費電力量が6%アップした例があるよ。
※熱いものを入れても周りの食品に影響を与えにくいタイプもあるよ。

 熱いものは冷ましてから保存しよう!

 

壁から適切な間隔で設置しよう!

壁から適切な間隔で設置しよう! 

周囲の隙間がほとんど無い状態で設置すると、放熱ができず電気を余分に使ってしまうよ!

冷蔵庫の周囲に適当な隙間を空けよう!

 

傷んだパッキングは取り替えよう!

傷んだパッキングは取り替えよう!



■■「チャレンジ25キャンペーン」とは、CO2削減に向けた具体的な行動を提案し、その実践を広く国民の皆様によびかける政府の国民運動です。

 


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■■【経営情報】 省エネ・節電支援・講師派遣サービスを実施しています

2015-03-29 16:30:09 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営情報】 省エネ・節電支援・講師派遣サービスを実施しています

省エネルギーセンターでは、省エネ・節電支援・講師派遣サービスを無料で実施しています。また、「省エネ・節電ポータルサイト」では、政策情報や最新事例の紹介も行っています。

燃料・熱も総合的に削減
http://www.shindan-net.jp/service/shindan.html


ピーク電力削減
http://www.shindan-net.jp/service/setsuden.html


多彩な講師陣
http://www.shindan-net.jp/service/shindan-send.html

  出典: e-中小企業ネットマガジン

 毎日複数本発信 

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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月4週 0329 後半

2015-03-29 14:51:27 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月4週 0329 後半

 < 文字数制限のため、週を前半と後半に分けて掲載致します。 >

 一週間の出来事・映像に見る話題

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

 この一週間、何があったのか、一括しましたので、見落としたニュース等をご覧下さると幸いです。

 

26日(木)

■【今日の出来事】

その他:シンガポール鉱工業生産指数

【時事用語解説】

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン(休載もあります)
 正午発信 【時代の読み方
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 日本ブームを海外に

 クールビズで日本の良さを海外展開しようと政府が始めてから久しくなります。世界無形遺産に登録されるほどの日本食の良さやアニメなどは、その際たるものです。しかし、韓国は、政府が先頭に立って、日本より積極的に海外展開して韓流ブームを各国に起こし、日本企業の海外展開は苦戦をしています。
 そのような中で、経産省は、コンビニ各社の海外展開の支援の一環で外国人実習生も対象にしようと、動き出しました。外国人スタッフが日本で働きながら技術を学ぶ「外国人技能実習制度」というのがあります。この制度をコンビニ業界にも適用しようというのです。少々遅きに失する感もないことはないですが、遅すぎるわけではありません。近年の日本のコンビニの海外展開が行われているだけに、期待したいですね。
 映像


■【今日は何の日】 
カチューシャの唄の日 3/26

 1914(大正3)年3月26日に、芸術座が、トルストイの『復活』が初演されました。芸術座というのは島村抱月と松井須磨子が起こした劇団で、この劇中で歌われたのが「カチューシャの歌」です。

 『カチューシャの唄』は、1914年(大正3年)に発表された・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

 【公的補助金・助成金】を毎週増補・改訂しています。

27日(金)

 桜が日々開花してきています。今日の今日は何の日】は、「さくらの日

■【今日の出来事】

政府日銀:閣議、家計調査・完全失業率(総務省)、有効求人倍率(厚労省)、商業動態統計(経産省)
米国:GDP、消費者態度指数、FRB議長講演
欧州:英小売売上高

【時事用語解説】
FRB:連邦準備銀行 (Federal Reserve Banks)
 アメリカ合衆国連邦準備制に基づき、中央銀行制度を司る企業体。日本の日本銀行に相当し、紙幣の発行などを行う。FRB報告は、全米12地区の連邦準備銀行からの景気報告を集約した文書(Wikipediaより作成)

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【心で経営
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 トヨタの勝ち残り作戦

 技術立国日本の牽引車のひとつでありますトヨタが、販売台数トップの座を守るだけではなく、将来を見据えてとるべき新たな戦略に取り組み始めています。
 マーケティングの基本のひとつが「ニーズに合った商品・サービスの提供」です。これまでトヨタは、現地のマッチした車を提供するという基本方針から、地域毎に車種開発をしてきました。当然、部品もそれに併せて調達も異なります。
 マーケティングの基本とともに、製造業の基本のひとつが「共通部品の利用」です。トヨタの上述のマーケティング基本姿勢と、部品の共通化は相反することです。どちらを優先すべきかは、重大な戦略決断と言えます。
 その両者を実現するのが、日本企業の勝ち残り戦略と考えますが、トヨタが決断した部品の共通化への舵取りは、それを実現するための戦略とみて良いでしょう。すなわち、どちらの戦略を選ぶかではなく、「正反合」の弁証法の図式に則って行くと考えます。  映像

■【今日は何の日】 さくらの日 3/27

 「さくら」が「3」「9」に繋がる語呂から「3×9(さくら)=27」と、七十二候のひとつ「桜始開」が重なる時期であることから、3月27日を「さくらの日」の日として、日本さくらの会が1992(平成4)年に制定しました。

 日本人にとって・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

 時代の読み方に新しい記事を毎週追加いたしています。

28日(土)


■【経営コンサルタントの独り言】

 昨日、スマートウォッチについて記述しましたが、街中で、スマートウォッチらしき物を持っている人を偶然見かけました。いかにも、見せびらかしている感じでした。若い人ならかっこいいと思うかもしれませんが、欠講と詩の人で、何となくキザに思えたのはひがみでしょうか?

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【
海外ビジネス情報
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 補正予算案と平成27年度予算案をわかりやすく http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2015/150123yosanan.htm" target="_blank">映像

 平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明した動画が中小企業庁から公開されました。

 真のプロ経営コンサルタントが、40年の経験の上に、夢を語る 映像

■【今日は何の日】 スマトラ沖地震 3/28

 2005年3月28日16時過ぎに2005年スマトラ島沖地震がニアス島付近で発生しました。地震規模はマグニチュード8.6といいますから、今回の東日本大震災には及ばないにしろ、大きな地震でした。

 インドネシア・シムルエ島では・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

 
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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月4週 0329 前半

2015-03-29 11:57:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月4週 0329 前半

 < 文字数制限のため、週を前半と後半に分けて掲載致します。 >

 一週間の出来事・映像に見る話題

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

 この一週間、何があったのか、一括しましたので、見落としたニュース等をご覧下さると幸いです。

22日(日)


■【経営コンサルタントの独り言】 一週間を見るpoint

 テレビや新聞を見る人も、最近ではスマホでニュースを情報を入手をする人が多いのでしょう。「今週、何が起こるのかな?」という視点でいますと、事前情報を得ていると、ニュースや情報を見逃しにくいですね。
 これからの一週間を俯瞰しますと、月曜日にはGDPの改定値や国際収支が発表されます。海外との貿易赤字は、昨今の日本ではあたり前ですが、資本などのやりとりの差額を勘案する経常収支は、6か月連続で黒字なのです。でも、今回は、原油価格の下落が影響してどうなるのか、注目されますね。
 木曜日には、法人企業を対象とした景気予測調査も発表されます。大企業中心の調査ですので、実態からは多少かけ離れた結果がいつもだされます。その辺を割り引いて見ることが必要ですね。

■【今日は何の日】 法隆寺聖霊会 3/22

 法隆寺聖霊会(しょうりょうえ)の初日に当たります。聖霊会は「お太子様」と親しみを込めて呼ばれます。秘仏の聖徳太子の木像を見ることもできますが、まだこのタイミングで法隆寺を訪問したことがありません。熱心な太子信仰をされている人には、欠かせない行事でしょう。・・・・・<続き

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 今日のマガジン】(休載または一週間の映像に変更になる場合もあります)
 正午発信 【
マガジン・一週間を映像で振り返る
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報


【映像に見る今日の話題】 映像 動画で観る「中小企業庁の施策」

 政府予算の中で、年間5000億円が中小企業の施策に使われています。これを利用しないのはもったいないです。このページでは、次のような中小企業向けの国の支援策のポイントを、映像で紹介しています。
 ①被災地の復旧・復興
 ②消費税転嫁対策
 ③小規模企業への支援策

 真のプロ経営コンサルタントが、40年の経験の上に、夢を語る 映像

■【ウェブサイト更新】

今日は何の日
に最新一週間分をアップロードしました。(2015/03/23)

3月23日(月)

■【経営コンサルタントの独り言】 一週間を見る視点 FRBの発表に注目!!

 異例のゼロ金利政策を続けているアメリカの中央銀行(FRB)ですが、いつ利上げをするのか注目されています。その判断時期にも影響を及ぼしかねない2月の消費者物価指数が24日に発表されます。
 1月の指数は急速な原油安が影響して、ガソリン価格が大幅に下落しました。その影響からマイナスが続き、これで3か月連続でマイナスとなりました。
 日本国内では、自動車の生産台数や消費者物価指数が発表されます。個人的には、野次馬根性ですが、27日(金)に開催されます大塚家具の株主総会がどうなるか気になります。

 大塚家具騒動を経営コンサルタントの立場で考える <当ブログ記事より>

 多くの中小企業では、後継者問題に悩み、中には身売りをせざるを得ない企業もあります。身売りできればまだ救われますが、廃業に追い込まれる企業は増えています。
 低価格を武器に進出してきている家具メーカーと、熾烈な競争をしている大塚家具は、2014年度の決算で営業赤字に陥ってしまい、売上高でも首位の座を滑り落ち、今や第3位までに下げています。
 創業者の会長と長女の社長との間で経営戦略に関する意見の違いから、主導権争いが続いています。私としては経営コンサルタントという立場で、どの様な戦略をとるべきかの腹案はあります。しかし、企業イメージダウンという生死にかかわる問題を露見しては、いくら良い戦略を立ててもそのダメージは大きいと思います.


■【今日の出来事】

政府日銀:月例経済報告
民間:榊原経団連会長記者会見、スーパー売上高、パソコン国内出荷実績
米国:中古住宅販売件数
その他:シンガポールCPI

【時事用語解説】

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 正午発信 【経営マガジン
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【映像に見る今日の話題】 映像 短観予測 中小企業にも景気判断の改善広がる

短観予測では、中小企業の景況感は改善しているか?

 日銀の企業短期経済観測調が、来月1日に発表されます。それを前にして、民間のシンクタンクなどが予測を発表しました。それによりますと、大企業だけでなく、中小企業においても景気判断に改善が広がるという見方です。
 円安の定着で輸出産業において景気判断の改善が見込まれることが挙げられます。また原油安の影響で製造や輸送などのコストが低下したといいます。円安は原材料の輸入価格を押し上げますので、本当に、中小企業にまで、今の時点で景気改善が実感されるのでしょうか。

■【今日は何の日】
 世界気象デー  3/23

 3月23日は国際デーの一つである「世界気象デー(World Meteorological Day)
」です。世界気象機関(WMO)が、発足10周年を記念して1960(昭和35)年に制定しました。

 WMOが発足する10年前の
・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】 

 

24日(火)

■【今日の出来事】

米国:CPI、PMI、新築住宅販売件数
欧州:ユーロ圏・独・仏PMI、英CPI
その他:中国PMI

【時事用語解説】

■【今日のブログ】

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■【映像に見る今日の話題】 映像 日本経済は「生高消低」

 政府から月例経済報告が発表されました。景気の基調判断において全体としては、業績も改善していることなどから、「企業部門に改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いている」と8か月ぶりに上方修正した表現となっています。
 大別に見ますと製造業での生産においては、スマートフォン向けの電子部品等の生産が緩やかに増加しています。一方で、スーパーでの売上が11か月連続でマイナスという発表もあります。食料品の堅調に対し家電製品の販売が伸び悩んでいることが影響しているようです。
 すなわち、製造面では高く、消費面で落ち込んでいる「生高消低」の状況と言えます。春闘で、大企業中心ですが賃上げムードが出てきていますので、個人消費に結びつけば、改善するでしょう。


■【今日は何の日】 ホスピタリティ・デー 3/24

 3月24日は、日本ホスピタリティ研究会(現日本ホスピタリティ協会等)が1994(平成6)年に制定しました。

 このコーナーの読者の皆さんは、何の語呂合わせだろうと悩まれたと思います。当の私も考えてみましたが、ギブアップでした。

 数理学的に、3は新しいものを
・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

25日(水)

■【今日の出来事】

政府日銀:アジア開発銀行(ADB)中尾武彦総裁講演
民間:企業向けサービス価格指数、自動車生産・販売実績、外食売上高
米国:耐久財受注額
欧州:独企業景況感指数

【時事用語解説】

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【映像に見る今日の話題】 原発にどこまで依存するか?

 かつて、某総理大臣が、地球温暖化削減のための目標値を公の席で達成不可能と思えるような数字を発表したことがあります。温暖化対策については、新興国を中心に、先進国の負担を求める意見が次第に強くなってきています。エネルギー源の多用を図るなど、新興国の負担は大きくなって行くでしょう。
 それは日本においても大きな問題です。「原発は、温暖化対策に不可欠だし、安全であり、経済性から必要不可欠だ」とわれわれは洗脳されてきました。ところが、福島第一原発惨事で、原発はコストが高くなる危険な要素を含んでいることを学びました。「あのような事故はふたたび起こる危険性は低い」と考えるのか、万一のリスクを優先して考えるべきなのか、意見は分かれるところだろうと思います。
 そのような中で、経済同友会は、「原子力発電は温室効果ガスの削減のために必要だ」という見解を出しました。
 映像

■【今日は何の日】 電気記念日 3/25

 1878年と言いますから明治11年のこと、文明開化のまっただ中、海外通信のために電信中央局が新設されました。その祝賀会の席上で50個のアーク灯が点灯され、参加者を驚かせたそうです。この日が3月25日で、これにちなんで日本電気協会が1927年に「電気記念日」を定めました。

 文明開化の・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

 【今日のマガジン】は、ブログ発行だけではなく、ウェブサイトも毎日改訂して発行しています。(2015/03/25)

 
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■■「経営士」という経営コンサルタント資格をご存知ですか? 【経営コンサルタント道場】

2015-03-27 20:49:23 | 【話材】 ビジネス関連

■■「経営士」という経営コンサルタント資格をご存知ですか? 【経営コンサルタント道場】

「経営コンサルタント資格=中小企業診断士」「資格を取らないと経営コンサルタント業に就けない」等々、世の中には、誤解が渦巻いています。


 日本で最初にできた経営コンサルタント資格は「経営士」です。

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受けて設立されました。日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本の経営コンサルタント業界の先駆者です。日本で最も歴史の長い経営コンサルタント団体で、2012年9月10日で60周年目に入ります。

 

 

 日本経営士協会が認定している「経営士」という資格は、中小企業診断士とは異なった観点で資格付与審査を行っています。

 資格がなくて困っているあなた、ひょっとすると中小企業診断士より経営士の方が適しているかもしれませんよ。


  経営士資格取得法 ←クリック


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■■【一口情報】 伸びる会社の経営者

2015-03-27 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 伸びる会社の経営者

 大手の金融関連のOBという方を、日本経営士協会会員が事務所まで連れて来られたので、ご挨拶をしました。


 その会社の社長さんは、新任されたときに各種の部門別収支を提出させたそうです。全ての部門が黒字だったそうです。


 普通なら、すばらしい経営状態と誉めるでしょうが、この社長さんは、「これではうちの会社は伸びない」と言ったそうです。


 多くの人が、「この社長さんはすばらしい経営者だ。非常にユニークな視点を持っている。」とほめるでしょう・・・・・MORE ←クリック


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■■【時代の読み方】 人工知能(AI)で人間の職場が奪われる

2015-03-26 11:40:54 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方】 人工知能(AI)で人間の職場が奪われる

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。

■ 人工知能(AI)で人間の職場が奪われる 2015/03/05

 人工知能によって、私たちの職業の6割以上において雇用が奪われるのではないかということが、2015年1月のダボス会議で真剣な話題となりました。世界のトップリーダーが一堂に会するダボス会議ですが、いま急速に実用化が進む人工知能(AI)が、社会的に大きなインパクトを与えるというのです。

 東京大学大学院松尾豊准教授のお話をNHKの番組で視聴しましたので、それを中心にお話します。

 AIの先頭を走っていいるのは、やはりアメリカです。研究の一つとして、人工知能が新聞記者に代わってニュース原稿を作成ということが紹介されました。すなわち、鉛筆をなめなめして原稿を書いている新聞記者が不要となる時代がやってくるというのです。

 アメリカでは大学進学の適性試験で、小論文が必須といっても良いのですが、その採点に人工知能が部分的に試験導入され始めているそうです。すでに1500以上の教育機関で利用を始めています。

 その実用性を確認するために言語学者のレス・パールマン博士が、意味をなさないが、AIが好みそうな文章をもとに採点させたところ、6段階の最高点を付けたそうです。この実験から、文章量が多いと高く評価されるが、必ずしも内容をチェックして採点しているわけではないことが露見されてしまいました。

 今後10~20年で、65%もの人間が現在行っている仕事がAIに置き換わってしまうというショッキングな情報も提供されました。「なるほど」と思う職業もあれば、「エッ!!そのような仕事まで!?」というのもあります。

 以下の6つが、やり玉に挙がりました。

  電話セールス
  スポーツの審判
  データ入力作業
  銀行の窓口業務
  証券会社の事務
  車の運転業務

 まだまだ技術的には不充分な分野でのAIもありますし、車の自動運転のように、法的などの問題はあるものの、かなりレベルが高い技術レベルまでに至っている分野もあります。今後、どのように技術的に改善されていくのかわかりません。その一つであるディープラーニングですが、人工知能が独自に判断基準を見つけ出す技術の研究で、実用化の範囲が広がる見通しです。

 上述の、新聞記者の例ですが、「単純な作業をなくすことができたことで、記者たちは外で取材し、より重要な記事を書く本来業務に専念できるようになりました」「機械には書けない記事を執筆できるジャーナリストに分かれていくでしょう」というコメントにありますように、人間が、人間らしい仕事のやり方を見出せば、AIを上手に使いこなしながら、質の高い仕事をできるようです。

 一方で、それについていけない人は、どうなるのでしょうか。そのころには、私は生存していませんが、もし、私が若かったら、それを考えると、ゾッとします。

■ 企業と資本国籍

 かつてはLINEといいますと、十代の人が利用するというイメージでした。昨今は、LINEを利用しているビジネスパーソンは少なくないでしょう。LINEが韓国資本でできた日本法人であることは意外と知られていません。製菓会社のロッテも韓国資本です。 1970年代、私がニューヨークに勤務していた当時、「ソニーはアメリカの会社」という認識のアメリカ人が多かったと同じような現象が、日本でも起こっているようです。
 グローバルな世界というのが浸透してきているのですね。

■ TPP交渉はいつまとまるのか

 TPP交渉で、日本としては踏ん張りたいのが農業関連と自動車などでしょう。その重要課題の担当大臣が辞めるというような状況で、日本主導のTPPは妥結に向かうのでしょうか?
 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を巡って日米2国間の協議を早期に決着しようと両国とも躍起です。遅くとも3月のハワイでの首席交渉官会合の時に協議再開ができないか、調整を進めるようです。
 日本としても譲れない問題ではありますが、アメリカに屈して譲歩をしてしまうのではないかと懸念されます。 映像 



■ コンビニコーヒーが値上げ?

 コンビニコーヒーを便利に使っている人は多いのではないでしょうか。私事ですが、以前は、スターバックスのデビットカードの減りが早かったのですが、最近はチャージの頻度が減りました。
 コンビニコーヒーが出回り始めて直ぐに、コーヒー豆の国際相場が上がってしまって、コンビニコーヒーも値上げせざるを得ないのかと心配しました。質の面で落としたコンビニもありますが、今日まで値段が変わっていません。
 ところがコーヒー豆の取引価格が高止まりしていることから、ネスレジャパンが20%値上げすると発表しました。追随するところが多いのではないでしょうか。 映像



■ いまだ木鶏いたらず

 先日、あることをしようと思って自分自身に誓ったことがあります。ところが、それを実行することができず、荘氏の「いまだ木鶏いたらず」という思いに至ったことがあります。
 奇しくも国会答弁中のヤジ問題に関係して、安倍総理が同じ言葉を使っていたので、思わず苦笑してしまいました。
 この歳になって、いまだ迷うことも多く、木鶏として見過ごせばよいことをそうできないことが多く、自分が恥ずかしいです。

■ 旭化成が水素社会を見つめた事業強化

 水素社会では不可欠な蓄電池ですが、化学分野の大手であります旭化成が、その分野での事業強化を進めています。旭化成は、蓄電池に不可欠な薄膜「セパレーター」では、世界トップのシェアを持っています。ところがパソコンやスマートフォン向けなどの生産が中心です。
 今後、需要が大きく見込める自動車向けのセパレーターを見込み、この文や大手のアメリカのメーカーであるポリポア社を買収することになりました。同社が持つ欧米の販売拠点も利用できって相乗効果を期待しようという戦略です。 映像



■ 国家予算が映像でわかる

平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案について説明した動画を公開しました

平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明した動画を公開しました。 http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2015/150123yosanan.htm" target="_blank">映像

■ 期待と現実の落差が大きい朴槿恵大統領

 大きな期待で就任した韓国の朴槿恵大統領ですが、一時は60%を超える支持率が、2014年4月の旅客船「セウォル号」沈没事故で、その対応の悪さから、強い批判にさらされ支持率は急降下しました。不透明な政権運営とか、“陰の実力者”による国政介入疑惑で29%にまで落ち込んだことはまだ記憶に新しいことです。

 NHKの出石直解説委員の解説を中心にご紹介します。

 出石解説委員は「これほど期待との落差が大きかった大統領も珍しい」と酷評とも言える論評をしています。それもそのはず、就任直前に行われた世論調査では韓国国民の80%が「パク・クネ政権に期待する」と答えていましたので、出石氏の論評は当然のことなのかもしれません。

 氏によりますと、不人気の最大の理由は、コミュニケーション不足にあると指摘されています。「氷の女王」「お姫様」といったあだ名とともに、よく耳にするのが「不通大統領」という言葉です。

 私は、「普通」を文字って「不通」と言っているのかと思いましたが、「意思疎通ができない」「何を考えているのかわからない」ということなのです。

 「国民全員が幸福になる国を作る」という公約でしたが、経済だけではなく、社会全体が沈滞ムードに包まれています。若者の失業率が9%、高齢者貧困率が47.2%、自殺者が10万人当たり29人等々が挙げられます。

 外交面でも、米中両面作戦をとっていましたが、”コウモリ外交”はいつまでも続きません。アメリカからは睨まれ、中国からは、ミサイル防衛ではどっちにするのか、選択を迫られるという難問にぶち当たっています。

 ヨーロッパを始め、各国を訪問する度に日本非難を続け、当然のことながら日本から冷たい目で見られ、日韓問題を一層冷え込ませています。

 国内での支持率が低下すると、日本への攻撃をさらに過激化してくるかもしれません。「近くて遠い隣国」などと言われないように日米両者が積極的にコミュニケーションを図るべきでしょう。

 3月には日中韓3国の外相会議がソウルで開催されます。まずはこれを足掛かりに3国首脳会議、そして日韓の首脳会談につなげていくというのが、改善の景気として期待したいところです。
 
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■■【経営コンサルタント道場】 経営コンサルタント業と開物成務   

2015-03-25 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタント道場】 経営コンサルタント業と開物成務

 開物成務は、「かいぶつせいむ」と読みます。音読みすると「物を開き、務めを成す」となります。

 「物」は、物質とか物体というそのものを指すだけではなく、広く人間や動植物など万物を指すと考えています。すなわち、経営に関するすべてが包含されます。

 「務」は、事業とか業務を指します・・・・・MORE ←クリック


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■■【経営コンサルタント道場】日本企業再生の戦略

2015-03-25 11:38:10 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタント道場】日本企業再生の戦略

 

 バブルがはじけ、リーマンショックを受け、韓国や中国を始めとする神幸項が台頭し、日本人の多くが、とりわけ経営者・管理職が自信喪失をしているように見受けます。

 日本は、このまま三等国になってしまうのでしょうか?独断と偏見を述べさせていただきます。

 

 日本の国際的な地位の低下は、日本人にとって何となく寂しさを覚えます。

 貿易立国であるはずの日本が、貿易収支で赤字に転落というニュースは衝撃的でした。また2011年度のエレクトロニクス業界大手の赤字は、その象徴的な事実です。

 2012224日の日本の大学生が算数に弱いという報道はショッキングでした。

 1970年代に「ゆとり教育」でアメリカが失敗していることがわかっている1980年代に、日本ではゆとり教育を始めてしまいました。導入を決めてしまったのだからいまさら変更できないとう識者の意見が通されてしまったのです。それが現代において日本人の国際的な地位低下に拍車をかけているように思えます。

 

 日本はダメな国になってしまったのか?

 高度成長期の日本の曙  

 日本の相対的な地位低下 

 何故相対的な地位低下が起こったか

 こうすれば日本は再生できる

 

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■■【一口情報】 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな

2015-03-24 05:44:59 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 巧妙なオレオレ詐欺に騙されるな

 「オレオレ詐欺になんか、騙される方が悪い。俺は絶対に騙されない」と思っている人が多いでしょう。

 西田公昭立正大学教授のNHK番組を全7回に分けて連載でご紹介します。上記の様な人こそ読んでいただきたいです。できればNHKアーカイブを利用して、この番組を視聴することをお勧めします。

◇1 第一条 非現実的楽観主義が危ない!

 被害が、あとをたちませんし、大きな被害も出ています。「どうしてだまされてしまうのだろう」と疑問に持たれている方も多いようです。

 なぜ詐欺などの被害にあってしまうのかについて、心理学の面から、「対策5条」を紹介しています。

 自分には関係ないと思っている人は、その態度を改めないと危険だと西田教授は警告して言います。なぜかといいますと、その自信の根拠がどこから来るのか、実に不確実なものだからです。

 誰でも、非現実的楽観主義傾向という心理があります。

 自分の周囲には、悪い人は多くいないでしょうし、自分は疑り深いほうだとか、思っていたりします。しかし、詐欺の手口は、どんどん改良され、常に我々が知るより先をいっています。ですから、誰も最新の手口を知ることはむずかしいですし、どういう人を狙っているかも、実のところわからないのです。このように西田教授は解説しています。

 全方位、24時間の監視体制をとれれば狙われても回避できるかもしれません。しかし継続することは、人間にとっては不可能なことです。

 今までは被害に遭っていなくても、それはスキがない人間であるという証明ではありません。

 私たちの世界は、基本的に、信じることを前提に成り立っていますし、すべてを疑うことは非現実的です。

 もし相手が、だまそうと全力で接近してきたら、これまでのようにはいかないかもしれませんと、謙虚に考えることが必要です。

 自信過剰にならずに、だまされるかも知れない、と警戒を怠らない心の構えを持つことが、対策の第一歩だと西田教授は強調しています。これが第1条です。


◇2 第二条 私の失敗と正常性バイアス

 自信過剰にならずに、だまされるかも知れない、と警戒を怠らない心の構えを持つことが、対策の第一歩だと西田教授は強調しています。これが第1条です。

 この心構えができていませんと、被害にあう危機に直面しても、人間というのは気づきにくいのだそうです。予め、相手に騙されることがわかっていると警戒心が強く働きますが、そうでないと騙されがちになってしまうのです。

 これを「正常性バイアス」と言うそうです。

 詐欺現場の再現放映番組を見て、「あんな簡単な手口に私なら騙されない」と思いますが、これは事前にオレオレ詐欺であるという予見をもって心構えがあるからそう思いますけど、実際には騙される人が多いのです。

 正常性バイアスは、実際に危機に直面していても、緊急事態や非常事態を否定して、自分の都合良いように解釈させてしまいます。

 実際に被害にあわれた人は、そのとき魔がさしたように、相手の怪しさに気づかなかったそうです。

 私自身が、正常性バイアス状態で失敗したことがあります。

 アメリカのロス空港だったと思います。

 空港で待っていると知らない人が声をかけてきました。始めは、そのなれなれしさが嫌でした。それでも受け答えをしないのは失礼だと思って、それなりに応答をしていました。

 「英語が上手ですね。留学生ですか?」などという言葉につい引っかかって、ニューヨークに住んでいるから話せて当然だというようなことを話しました。

 「ニューヨークに住んでいるのなら、アメリカの貧富の差が大きいことはご存知でしょう」などという言葉やそれに関する本を見せ、巧みに私を誘導し、最終的に私にその本をプレゼントするといい、できれば義援金をお願いしますという持ちかけで5ドルを召し上げられました。

 後になって冷静に考えてみますと、どう見ても義援金集めではなく、安い本を高く買わせる手立てであったと思いました。

 心得の第2条は「売り口上の怪しさに気づく感性を高める」ことだと西田先生はおっしゃっています。


◇3 怪しさを見破る8策(1/2)

 自分では騙されないと思っている人ほど、騙されやすいと言うことを認識すべきであるというのがこれまでのポイントです。

 相手が、自分を騙そうとしているとき、顔や話し方ではわかりません。では、それを見破る方法はないのでしょうか。

 犯人は悪役顔ではなく、やさしそうな顔立ちであったり、見かけは誠実そうで、立派であったり、挙動も不審ではないことが多かったりするので、騙されやすいのです。ところが、注意してみると見破るための8策があると西田教授は言っています。

 次回と2回に分けて、その8策をご紹介します。

1 稀有な機会の強調

 父上的な感じではありますが、通常ならあまり起こらないようなことがテーマになっていないかどうか、意識しましょう。実際には応募したことがないのに「あなたが当選しました」などと特別に当たったとか、滅多にない幸運なチャンスとか、その種のことで煽っていないかどうかを疑ってみましょう。

2 即断即決の要請

 多くのケースで、意思決定を急がせています。相手は、他の人に相談させないように、即断即決を求めてきます。

3 優しい勧誘者

 それまであまり日常には関わりなかった人ですのに、急に現れて親切顔をして、相手を油断させて心の中に忍び込んできます。特別に親切だったりする場合には要注意です。

4 絶対得する話

 「これは法律で保護されている、特別なケースに相当するので、絶対に損をしません」「一般にあまり知られていないので、他の人は知らないのを私たちがあなただけに教えてあげるのです」というように、無料だとか特別に安いとか、簡単に儲かるとかいうような都合の良い話を持ちかけてきます。

 うまい話があれば、誰もが楽して大金を得たりすることができますが、昔から言うように「うまい話には気をつけろ」ということを肝に留めておくべきです。


◇4 怪しさを見破る8策(2/2)

 こちらの真理を突いて、うまくその気にさせる人達に共通している行動があります。それを理解していますと、騙されずに済むかもしれません。西田教授による8策の4策までは前回ご紹介しました。今回は、残りの4策をご紹介します。

5 不得手な内容

 こちらの知識不足をついてくる手口もあります。

 こちらが詳しくない商品や契約内容を、話術でついてきて売り手を信じさせてきます。「わからないところは私たちプロにお任せ下さい」というように、任せておけば大丈夫という言い方です。

 通帳と印鑑を添えて出させるなど、相手の手口を見極める必要があります。

6 動揺した状態

 古典的なオレオレ詐欺の常習的な手口です。不安、恐怖、そして焦り、あるいは、好意、罪悪感、責任感などの感情に訴えてきて、記述の即断即決や即行動を起こさせようとする手口です。

7 権威者や合意者情報の強調

 有名人の名前を挙げて、「著名な人が使っている商品だから安心」とか、「大変な評判だから有名人も使っている」など、未確認情報を吹聴して信頼性を高めようとする手口です。

8 多勢に無勢の状態

 これも古典的なオレオレ詐欺の手口ですが、警察役とか弁護士役など、複数の人が関わり、こちら側が一人で、いろいろと言われるとどうしてもこちらの石を言葉に表現できなくなってしまいます。

 相手側が複数で、自分側はひとりといった状況で勧められている時には注意が必要です。たとえ、こちら側が複数であっても、群集心理を利用して、マインドコントロールする手口もあるので注意が必要です。

 上記にあるような状況に少しでも該当する場合、特にお金とか契約書とかを要求されたら、すぐさま怪しいと身構えましょう。慎重に対処すべきです。


◇5 ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておく

 2回にわたって、だましの手口を見破る方法を紹介してきました。

 相手は巧妙ですので、それに対処するためには、日頃からトレーニングして、身につけることが大事であると西田教授は述べています。

 なぜなら、詐欺や悪質商法の手口はたくさんあり、今後も変化していくでしょうが、悪用される状況は、記述のように8策ぐらいの数に集約できると言うのです。

 さて、こういう状況になったとき、敏感に気づいたら、次は、勇気をもった対処が必要となります。これにもトレーニングが必須です。

 「8策をわかってさえいれば大丈夫」と、高をくってはいけないと、西田教授は警告しています。

 たとえ8策をわかっていても、そういう人はいざという時に不覚をとる可能性が高いと断言しています。

 地震や火災のような災害のときに、うまく対処するには、へそかR訓練して、身体で覚えるが大切と言いますが、それと同じことです。

 詐欺や悪質商法のときでもそれと同じことが求められています。

 振り込め詐欺の被害も、電話の主を確認するなどのとっさの判断や行動が、練習不足でとるべきことが取れないで生じた結果だったといえるのです。

 では、日頃、何をトレーニングしておくべきでしょうか。

 第一は、ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくっておくことです。これが、西田教授流の詐欺や悪質商法に対抗する心得の第3条なのです。


◇6 なるべく早くはっきりと断る

 西田教授は、「悪質な相手が、感情を揺さぶってくる中で、こちらが理性を残して熟慮するのは簡単ではない」ので注意が必要だと言っています。

 西田教授は、その理由として「人間の心は、省エネのシステムでできています。少しでも深く考えたりせずに、直感的に判断を下していきたいと無意識に動き、日常的な習慣にもとづいて、いつものように意思決定したいと考えてしまいます」ということを挙げています。

 つまり、私たちは、安易で楽な対応に走りがちなのです。できれば積極的にストレスや緊張の場面を経験して、そんな場に耐える練習をしておくことは、いざというときに役に立つということです。

 そして、このような我慢強い心の基盤をつくると同時にやるべきことが、なるべく早く、はっきりと断るトレーニングです。

 これが第4の心得です。

 電話で断れない人は、会っていまうともっと断れません。

 礼儀やマナーは大事ですが、相手次第では無視しなくてはなりません。人には嫌われたくない、喜ばせたいという自己呈示動機と呼ばれる心理が誰にでもありますから、勇気がいることです。当然、慣れないとうまくできないものです。


◇7 第五条 見方をとっさに見出す

 これまでだまし被害に遭わないための西田教授による5カ条の1~4までについて、ご紹介してきました。

 最後の第五条の心得です。

 危険だと察知したときは、とにかく逃げて、誰かに助けを求めることです。

 そのためには、味方をとっさに見いだす練習が必要だと西田教授は言っています。

 同じ立場でセールスを受けている人に遭遇したら、その相手が見知らぬ人でも思い切って話しかけ、本音を確認する、といった度胸をつけることを皆が心がけるべきと、西田教授が言っています。

 即断即決を求める相手をふりはらって、警察や消費者センターなどの公的機関に相談するといった一歩引いた行動が大切です。

 このような専門機関でなくても、誰かに相談するという行為が、心に余裕をつくり、あらためて怪しさに気づき、被害を免れた方も少なくないようです。

最後に西田教授による「だまし被害に遭わないための心得五か条」をまとめてみました。

 第一条 騙される可能性を忘れない

 第二条 売り口上の怪しさに気づく感性を高める

 第三条 ストレスやプレッシャーに負けない耐性を作る

 第四条 なるべく早くはっきりと断る

 第五条 見方をとっさに見出す

 第一条は、自分もだまされてしまう可能性があることを忘れない練習です。第二条は、売り口上の怪しさに気づく感性を高める練習です。第三条は、ストレスや心理的なプレッシャーに負けない耐性をつくる練習です。第四条は、なるべく早くはっきりと断る練習です。第五条は、味方をとっさに見いだす練習です。

 立正大学教授の西田公昭氏は、このように警告と対策を話していました。

 私も、このような状況に立たされたら、このことを思い出して、冷静に行動スタイと考えています。

 そのために、さっそく日頃の生活の中で、トレーニングを実践し、いつ遭遇するかわからない詐欺や悪質商法のだましに備えたいと思います。


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月第3A 独立起業第一ステップ 開業届

2015-03-23 16:31:03 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月3A 独立起業第一ステップ 開業届


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 
 

 3月3週 独立起業第一ステップ 開業届

■ 感動の講演 14-3-2-4

 経営士補の資格をいただいて半年以上になるが、コンサルティング・ファーム竹之下経営での、異常ともいえる時間感覚下で、この間、日本経営士協会活動も不充分であったことを感じる。
 協会で十年も理事長を務めていた愛先生が、今期を限りに理事長を退任される記念講演会に出席した。知修塾で顔を合わせたりする馴染みの会員さんも来ている。壇上横には、大きな生花が飾られてある。
 大きな行事であるにもかかわらず、いつもの穏やかな顔をしている愛先生が、ユーモアを交えながら、淡々と、時には笑顔を振りまき、声に強弱を付けてと、緩急ある話方には引き釣り込まれた。
 愛先生の経営コンサルタントとしてのスタート時に遡り、お話が進む。四〇年間の体験から滲み出る、ダメコンサルタント像という話は、面白くもあり、大変参考になった。はたして、自分の経営コンサルタント度は、どのくらいなのだろうか、愛先生から見たら私は何点くらい採れるのだろうか。
 二時間近く、立ったままお話になり、さぞお疲れかと思いきや、その後の昼食会でも参加者からの質問などに丁寧に応えている姿には感動した。会員の先生方も愛先生に、細かい心遣いをしている様を見て、改めて愛先生のお人柄やご功績を感じ取ることができた。


■ 休日に休めない 14-3-3-1

 サラリーマンの時代は、週末は休みであることが当然のように思っていた。ところが、会社を辞めてみると、休むことに何となく罪悪感がある。言うなれば自分が社長であり、他に働く人もいないのだから、好きにすれば良いようなモノである。ところが、休日に仕事をしないことに、違和感を感じる。
 とにかく経営コンサルタントとして実績を上げるには、「経営コンサルタントとしての実力を高めることも仕事の一部である」と自分自身に言い聞かせた。言い聞かせると言うより自分を納得させようとしていることも、自分でわかっている。
 以前より、経営コンサルタントに不可欠なロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングをマスターすることが必要と考え、休日には自己啓発に努めようと、自分を納得させた。
 そこで、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」という読みかけの書籍の紐を解いた。


1-6 クリティカルシンキングは難しくない

 まずは、クリティカルシンキングが難しい高等技術と諦めず、すでに身近に、意識せずに使っているということを認識し、苦手意識を払拭してください。これまで意識しないで使つてきた思考法やツールを、これまで以上に効果的に使うには、その基本的な使い方に立ち戻ればよいだけのことです。
 クリティカルシンキングを使って判断すると、全体把握ができているので、方向性やその手段を決めやすくなります。

■ 事業形態と開業届出 14-3-3-2

 法人化するかどうかについては、相談員の先生からのアドバイスもあり、とりあえず、当面は個人事業という形態で進めようと思う。
 昨今では一円でも法人化できるという。しかし、法人化するメリットがよく解らない。本によると、法人化することにより信用度が異なると書かれている。それが実感として湧かない。
 お金の管理をするために、銀行に口座を開くことと、個人事業の改廃業等届出ということが必要らしい。どの様に届出をするのかわからないが、とりあえず税務署に行ってみることにした。
 都内なら、税務署は近くにあるのだろうが、東京の西のはずれにある福生(ふっさ)には税務署がない。青梅(おうめ)まで行かなければならない。カーナビで青梅税務署をセットすると、意外と近いことがわかった。
 行ってみると、何となく暗いイメージであるが、ハローワークほど人がいるわけではない。どのカウンターに言って良いのかわからないし、受付らしき処もないので、玄関に近いカウンターに行ってみた。
 誰も応対に出てくれない。
 ようやく、中年の女性職員と目が合うと、彼女は目をそらして仕事を続けている。あの~と、声をかけたら、二番目の机に向かっていた男性職員が私の方に出てきた。事情を説明すると、「そんなこともわからないで、よくも独立起業したな」と言わんばかりの顔をされた。
 説明もお座なりで、書類に書いてある部分を読めばわかるというだけである。

■ ハンコと銀行口座開設 14-3-3-3

 銀行口座を開設しようと、学生時代から取引の都市銀行の一つ、あるあすか銀行の福生支店におもむいた。当然、直ぐに口座が開設できるものと思っていたら、個人事業主の口座というのはそう簡単に開設できないこともわかった。
 実績もないし、経営コンサルタントという得体の知れない職業だけに、相手をしてくれた行員の態度は冷たかった。経営コンサルティング業が得体の知れない職業であるとは思っても見なかったことだけに、ショックであった。
 持っていったハンコが、三文判であったことも、屋号が決まっていないこともイメージが悪かったようである。個人として十数年にわたる取引実績があることが唯一の評価点らしく、開設できることになった。
 とりあえず、書類をもらって、記入してからまた訪問することになった。
 急いで、はんこを作る必要があるが、まずは屋号である「商号」を決めなければならない。


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月第3A 独立起業第一ステップ 開業届

2015-03-23 08:32:00 | 【専門業】 新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月第3A 独立起業第一ステップ 開業届


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 21014年3月3週 独立起業第一ステップ 開業届

■ 感動の講演 14-3-2-4

 経営士補の資格をいただいて半年以上になるが、コンサルティング・ファーム竹之下経営での、異常ともいえる時間感覚下で、この間、日本経営士協会活動も不充分であったことを感じる。
 協会で十年も理事長を務めていた愛先生が、今期を限りに理事長を退任される記念講演会に出席した。知修塾で顔を合わせたりする馴染みの会員さんも来ている。壇上横には、大きな生花が飾られてある。
 大きな行事であるにもかかわらず、いつもの穏やかな顔をしている愛先生が、ユーモアを交えながら、淡々と、時には笑顔を振りまき、声に強弱を付けてと、緩急ある話方には引き釣り込まれた。
 愛先生の経営コンサルタントとしてのスタート時に遡り、お話が進む。四〇年間の体験から滲み出る、ダメコンサルタント像という話は、面白くもあり、大変参考になった。はたして、自分の経営コンサルタント度は、どのくらいなのだろうか、愛先生から見たら私は何点くらい採れるのだろうか。
 二時間近く、立ったままお話になり、さぞお疲れかと思いきや、その後の昼食会でも参加者からの質問などに丁寧に応えている姿には感動した。会員の先生方も愛先生に、細かい心遣いをしている様を見て、改めて愛先生のお人柄やご功績を感じ取ることができた。


■ 休日に休めない 14-3-3-1

 サラリーマンの時代は、週末は休みであることが当然のように思っていた。ところが、会社を辞めてみると、休むことに何となく罪悪感がある。言うなれば自分が社長であり、他に働く人もいないのだから、好きにすれば良いようなモノである。ところが、休日に仕事をしないことに、違和感を感じる。
 とにかく経営コンサルタントとして実績を上げるには、「経営コンサルタントとしての実力を高めることも仕事の一部である」と自分自身に言い聞かせた。言い聞かせると言うより自分を納得させようとしていることも、自分でわかっている。
 以前より、経営コンサルタントに不可欠なロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングをマスターすることが必要と考え、休日には自己啓発に努めようと、自分を納得させた。
 そこで、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」という読みかけの書籍の紐を解いた。


1-6 クリティカルシンキングは難しくない

 まずは、クリティカルシンキングが難しい高等技術と諦めず、すでに身近に、意識せずに使っているということを認識し、苦手意識を払拭してください。これまで意識しないで使つてきた思考法やツールを、これまで以上に効果的に使うには、その基本的な使い方に立ち戻ればよいだけのことです。
 クリティカルシンキングを使って判断すると、全体把握ができているので、方向性やその手段を決めやすくなります。

■ 事業形態と開業届出 14-3-3-2

 法人化するかどうかについては、相談員の先生からのアドバイスもあり、とりあえず、当面は個人事業という形態で進めようと思う。
 昨今では一円でも法人化できるという。しかし、法人化するメリットがよく解らない。本によると、法人化することにより信用度が異なると書かれている。それが実感として湧かない。
 お金の管理をするために、銀行に口座を開くことと、個人事業の改廃業等届出ということが必要らしい。どの様に届出をするのかわからないが、とりあえず税務署に行ってみることにした。
 都内なら、税務署は近くにあるのだろうが、東京の西のはずれにある福生(ふっさ)には税務署がない。青梅(おうめ)まで行かなければならない。カーナビで青梅税務署をセットすると、意外と近いことがわかった。
 行ってみると、何となく暗いイメージであるが、ハローワークほど人がいるわけではない。どのカウンターに言って良いのかわからないし、受付らしき処もないので、玄関に近いカウンターに行ってみた。
 誰も応対に出てくれない。
 ようやく、中年の女性職員と目が合うと、彼女は目をそらして仕事を続けている。あの~と、声をかけたら、二番目の机に向かっていた男性職員が私の方に出てきた。事情を説明すると、「そんなこともわからないで、よくも独立起業したな」と言わんばかりの顔をされた。
 説明もお座なりで、書類に書いてある部分を読めばわかるというだけである。

■ ハンコと銀行口座開設 14-3-3-3

 銀行口座を開設しようと、学生時代から取引の都市銀行の一つ、あるあすか銀行の福生支店におもむいた。当然、直ぐに口座が開設できるものと思っていたら、個人事業主の口座というのはそう簡単に開設できないこともわかった。
 実績もないし、経営コンサルタントという得体の知れない職業だけに、相手をしてくれた行員の態度は冷たかった。経営コンサルティング業が得体の知れない職業であるとは思っても見なかったことだけに、ショックであった。
 持っていったハンコが、三文判であったことも、屋号が決まっていないこともイメージが悪かったようである。個人として十数年にわたる取引実績があることが唯一の評価点らしく、開設できることになった。
 とりあえず、書類をもらって、記入してからまた訪問することになった。
 急いで、はんこを作る必要があるが、まずは屋号である「商号」を決めなければならない。


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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月3週 0322 後半

2015-03-22 21:15:43 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月3週 0322 後半

 < 文字数制限のため、週を前半と後半に分けて掲載致します。 >

 一週間の出来事・映像に見る話題

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

 この一週間、何があったのか、一括しましたので、見落としたニュース等をご覧下さると幸いです。

 

19日(木)

 

■【今日の出来事】

民間:百貨店売上高、民生用電子機器・白物家電出荷実績、粗鋼生産量
米国:経常収支、景気指数、半導体製造装置BBレシオ
欧州:EU首脳会議(~20日)

【時事用語解説】

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
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【映像に見る今日の話題】 
 映像
 ふるさと納税の効果はないのか?

 どの新聞を見ても、北陸新幹線と春闘のニュースで一杯です。東京-金沢間が、最速列車で2時間28分というのは驚異的です。金沢の地価が17.1%アップしたといいます。 国土交通省の発表では、地価公示で、商業地の地価の全国平均が7年ぶりに下落から横ばいに転じたという報道もあり、景気の好転がすこしずつ数字として出てきたのでしょうか。
 都心部や地方の主要な都市で地価が上昇傾向にあるようですが、一方で、そのほかの地方では下落するという二極化が進んでいるようです。当ブログで「おらが村が消えてしまう」という記事を書きましたが、人口減少に悩んでいる市町村も多いようです。ふるさと納税の効果も大きくは無いのでしょうか?

  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e112903.html" target="_blank">おらの村が消えてしまう
  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e112903.html" target="_blank">http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e112903.html

■【今日は何の日】 
カメラ発明記念日 3/19

 1839年3月19日に、フランスのルイ・マンデ・ダゲールが写真機を発明しました。

もともとの語源であるラテン語では"Camera"は「小さな部屋」を意味し、のちに政治や財政を司る「部屋」・・・・・<続き

■【経営コンサルタントの独り言】

 「人間の寿命はどこまで延びるか?」一日5時間ずつ延びているということをご存知ですか? <関連記事

■【ウェブサイト更新】

 【公的補助金・助成金】を毎週増補・改訂しています。(2015/03/19)

 

20日(金)

 


■【今日の出来事】

政府日銀:閣議、日銀金融政策決定会合議事要旨、黒田日銀総裁講演
民間:食品スーパー・コンビニ売上高、電力需要実績
その他:スティーブンス豪中銀総裁講演

【時事用語解説】

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【映像に見る今日の話題】 スマートウォッチが乱戦模様に一転

 アップルが、サムソンに続いてスマートウォッチを発表して、脚光を浴びてきました。伝統的な時計メーカーにとってはスマートウォッチは脅威でしょう。もちろん、指をくわえているわけにはいかない、大きく、新たな市場です。逆に、なぜ、時計メーカーでなく、アップルやサムソンが先行したのかが、大問題であるという危機意識が、時計メーカーには低いように思えます。
 われわれの世代の人には、衝撃なき奥として残っている人が多いと思いますが、ディックトレーシーが、テレビの普及とともに活躍するのに、腕時計型のコミュニケーション・ツールは不可欠でした。スマートウォッチは、決して新しい発想の商品ではありません。 映像

■【今日は何の日】 電卓の日 3/20

 3月20日は「電卓の日」です。

 日本事務機械工業会(現 ビジネス機械・情報システム産業協会)が1974(昭和49)年に、日本の電卓生産数が世界一になったことを記念して制定しました。

 国産初の電卓は、1964(昭和39)年にシャープから発売されました。

 それ以後
・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】

 時代の読み方に新しい記事を毎週追加いたしています。(2015/03/20)

 

21日(土)


■【経営コンサルタントの独り言】

 昨日、スマートウォッチについて記述しましたが、街中で、スマートウォッチらしき物を持っている人を偶然見かけました。いかにも、見せびらかしている感じでした。若い人ならかっこいいと思うかもしれませんが、欠講と詩の人で、何となくキザに思えたのはひがみでしょうか?

■【今日のブログ】

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【映像に見る今日の話題】 補正予算案と平成27年度予算案をわかりやすく http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2015/150123yosanan.htm" target="_blank">映像

 平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明した動画が中小企業庁から公開されました。

 経営コンサルタント・今井信行が、40年の経験の上に、夢を語る 映像

■【今日は何の日】 国際人種差別撤廃デー 3/21

 3月21日は、「国際人種差別撤廃デー(International Day for the Elimination of Racial Discrimination)」という、1966年の国連総会で制定した国際デーの一つです。

 1960年のこの日、南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策(アパルトヘイト)に反対するデモ行進に対して警官隊が発砲し、69人が死亡した。
・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】


22日(日)


■【経営コンサルタントの独り言】 一週間を見るpoint

 テレビや新聞を見る人も、最近ではスマホでニュースを情報を入手をする人が多いのでしょう。「今週、何が起こるのかな?」という視点でいますと、事前情報を得ていると、ニュースや情報を見逃しにくいですね。
 これからの一週間を俯瞰しますと、月曜日にはGDPの改定値や国際収支が発表されます。海外との貿易赤字は、昨今の日本ではあたり前ですが、資本などのやりとりの差額を勘案する経常収支は、6か月連続で黒字なのです。でも、今回は、原油価格の下落が影響してどうなるのか、注目されますね。
 木曜日には、法人企業を対象とした景気予測調査も発表されます。大企業中心の調査ですので、実態からは多少かけ離れた結果がいつもだされます。その辺を割り引いて見ることが必要ですね。

■【今日は何の日】 法隆寺聖霊会 3/22

 法隆寺聖霊会(しょうりょうえ)の初日に当たります。聖霊会は「お太子様」と親しみを込めて呼ばれます。秘仏の聖徳太子の木像を見ることもできますが、まだこのタイミングで法隆寺を訪問したことがありません。熱心な太子信仰をされている人には、欠かせない行事でしょう。・・・・・<続き

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【映像に見る今日の話題】 映像 動画で観る「中小企業庁の施策」

 政府予算の中で、年間5000億円が中小企業の施策に使われています。これを利用しないのはもったいないです。このページでは、次のような中小企業向けの国の支援策のポイントを、映像で紹介しています。
 ①被災地の復旧・復興
 ②消費税転嫁対策
 ③小規模企業への支援策

 経営コンサルタント・今井信行が、40年の経験の上に、夢を語る 映像

 
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■■【しりとく情報】人の心は何処まで読める?

2015-03-22 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【しりとく情報】人の心は何処まで読める?

 NHKの室山哲也解説委員が、最新の研究を基に、相手の心をどこまで読めるのかということを解説していました。

 

 私は永年経営コンサルタント業をしていますが、相手の気持ちを読めると仕事がスムーズに行くことが多いことを痛感しています。

 

 相手の心を科学の力で読む研究は、読心術とは違うアプローチと思い、興味を持ちました。

◇1 どのように人の心を読むのか?

 

 科学の力で相手の心を読むには、眼の動きや声など、体の動きを科学的に観察し、そこから心の状態を読み取り、医療や心の研究に生かそうという技術を用います。

 

 私たちの心というは、体と密接な関連があることに着目しているのです。心拍、血圧、精神発汗、声の震えなどの形で心の状態が体に表れることを利用します。眼の動き、特に瞳孔の大きさから心を読む研究が進んでいます。

 

 モニターに色々な画像を出し、その時の表情(目、口元、眉毛などの角度)、視線、瞳孔の大きさで、対象に対する人間の心の状態を把握する仕組みです。

 

 モニターには、視線の方向と、注目度が丸の大きさで示されます。そのデータと表情解析のデータをリンクさせると「どのような気持ちで、どこに、どの程度注目しているか」を知ることができるのです。

 

◇2 人の心を読める精度

 

 それでは、科学的に人の心を読むという場合に、どの程度の精度があるのでしょうか?

 

 人の瞳孔の大きさは意識的に私たちは変えることはできないのだそうです。そのために瞳孔の大きさを利用しますと、かなりの精度で読むことが可能だと言います。

 

 すでに国内のメーカーの研究所や、心理学を研究する大学で20か所ほどが、このシステムを導入しています。

 

 この技術をどのような分野に応用できるのか、興味が湧いてきます。

 

 その一つが、商品やCMコンテンツの評価です。これらを消費者に見せて、その心理を調べることにより、そのデザインや表現をよりよいモノにすることが可能となります。

 

 さらに進みますと、例えば家事ロボットに組み込んで、掃除をしながら家族の心理を理解するロボットが開発されるかもしれません。

 

 車に導入してドライバーの心理状態を把握すれば、事故防止に利用できます。

 

 自販機の前に立ちますと、その人の心理や気分に応じた飲み物を推薦してくれる、お助け機能付き自動販売機が街角に立っているかもしれません。

 

 そこまで行くと「大きなお世話」お節介の度が過ぎると感ずる人もいるかもしれませんね。

 

◇3 人の心を読む応用事例

 

 人の心を科学的に読む技術の応用事例をいくつか紹介しましたが、脳科学の分野ですでに実験的に利用している応用事例を紹介しましょう。

 

 脳を直接解析して、心を解析する技術です。特に、寝ている間に見る夢を画像化することに成功し、これを応用しようというのです。

 

 人間が夢を見ている時の脳血流変化をfMRIという最新機械で測定し、夢の内容をあてるシステムが開発されました。

 

 被験者が起きている時に、たくさんの写真を見せておきます。脳血流変化のパターンデータをコンピュータにインプットします。

 

 被験者は脳波計をつけ、眠ります。脳血流変化のデータをとります。

 

 その後、同じ被験者が睡眠をとり、夢を見ている時の脳血流パターンを解析して、どのような種類の写真を見ている時のパターンに近いかをしらべて、その写真をモニターに映し出せば、大まかな夢の内容が分かるという仕組みです。

 

 コンピュータには、たくさんのデータが入力された後で、写真と脳血流の関係の法則性がすでに構築されています。

 

 被験者は、夢を見た直後に起こされ、データからつくられた画像と実際の夢を照合して、夢の内容が正しいかどうかを確認します。

 

 現状では、夢に出てくる物の、詳しい形や色までは、まだわからないが「男の人の顔」「女の人の顔」「車」「建物」など、カテゴリーレベルでは夢をあてることができるところまで来ています。

 

 今後、研究が進められれば、夢をオリジナルに画像化できる可能性もあります。開発が進めば、神経内科や精神科での治療やカウンセリングにも応用できることが期待されています。

 

 また、人間心理、夢の研究などの道具にもなっていくかもしれません。

 

 しかし、個人的な精神世界の研究ですからプライバシーの問題に触れます。きちんとしたルールを作り、倫理的問題をクリアしながら、健全な活用ができるようにしてほしいものです。

 


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