経営コンサルタントへの道

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■【知り得PC情報】08 【初級】 【Fn】(ファンクションキー)と組み合わせて機能を利用

2021-04-30 10:48:59 | デジタル・インターネット

■【知り得PC情報】08 【初級】 【Fn】(ファンクションキー)と組み合わせて機能を利用

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【初級】 【Fn】(ファンクションキー)と組み合わせて機能を利用

 キーボード上部のファンクションキーとの組み合わせではなく、文字や記号キーとの組み合わせで、そのほかにも、私がしばしば利用する機能をご参考に紹介します。

 1台のキーボードを、複数のPCやスマホに切り替えてキーボード入力をしています。私の外付けキーボードでは、下記のようにして、機器切り替えをすることができます。

 【Fn】+A    ブルーツース登録1(パソコン1)
 【Fn】+S    ブルーツース登録2(パソコン2)
 【Fn】+D    ブルーツース登録3(スマホ)

 また、既述のように矢印キーもしばしば利用します。

 【Fn】+▲    一画面ほどRoll Up
 【Fn】+▼    一画面ほどRoll Down
 【Fn】+◀        カーソルを行頭へジャンプ
 【Fn】+        カーソルを行末へジャンプ

 この機能の応用利用法として、私がしばしば利用するのが、ワープロ文書で文章を書いているときに、すでに確定したある部分から行末までを削除したいというようなときに、これを利用します。

 ① 削除したい部分をクリックしてカーソル位置を設定します。
 ② Shift+【Fn】+▶(end)と3つのキーを同時に押しながら削除キーを押します
 ③ この操作で、カーソルより右側の文字が削除されます。

 上記は、削除でご紹介しましたが、文字色を付けたり、アンダーラインを入れたり、色を変えたりするときにも使えます。

 ◀(home)キーを使えば、カーソル位置より前を選択して同様な操作を行うことができます。

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

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■【知り得PC情報】07 【中級】 PCのファンクションキーは便利 その3 【Fn】との組み合わせ

2021-04-25 12:03:00 | デジタル・インターネット

■【知り得PC情報】07 【中級】 PCのファンクションキーは便利 その3 【Fn】との組み合わせ

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【中級】 PCのファンクションキーは便利 その3 【Fn】との組み合わせ

 キーボードの左下に【Fn】キーが付いています(一部の機種や外付けキーボードなどによっては、付いていなかったり、マイクロソフトのアイコンが代用していたりします)。

 このキーとファンクションキーとを同時に押すことにより、既述とは異なる機能を利用することができます。

 このシリーズの冒頭に記述しました、【Fn】キーを押しながら、矢印(→)キーを押しますと、カーソルが行末にジャンプするというような使い方ができます。

 ここでは、この操作を「【Fn】+→」と表記します。すなわち「+」は、つながれたキーを同時に押すという意味です。必ずしも2つのキーの組み合わせだけとは限らず、3つのキーを同時に押すこともあります。

 幸い、【Fn】キーと組み合わせて使うキーにつきましては、多くのキートップに青色など異なった色で機能が印刷されていますので、わかりやすいといえます。


 以下に、いくつか紹介いたしますが、これは、どのキーボードやアプリケーションにも共通するというわけではなく、メーカーや機種によって異なります。しかし、上述のように色の異なるキートップを見ますと、ご自身のキーボードでの機能を推測できると思います。

 ちなみに、私が平素利用しています外付けキーボードでご紹介します。

【Fn】+F1  キーボード切り替え
【Fn】+F2  検索機能呼び出し
【Fn】+F3  左寄せ
【Fn】+F4  センタリング
【Fn】+F5  右寄せ
【Fn】+F6  音量ミュート
【Fn】+F7  音量下げ
【Fn】+F8  音量上げ
【Fn】+F9  アクティブ画面コピー
【Fn】+F10 全画面コピー(Print Screenと同じ機能)
【Fn】+F11 画面輝度下げ
【Fn】+F12 画面輝度上げ


 アプリケーションによりましては、画面最下段に、上述しましたファンクションキーの機能一覧が表示されます。

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

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■【知り得PC情報】06 【初級】 PCのファンクションキーは便利 その2 このようなことができます

2021-04-23 12:03:00 | デジタル・インターネット

■【知り得PC情報】06 【初級】 PCのファンクションキーは便利 その2 このようなことができます

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【初級】 PCのファンクションキーは便利 その2 このようなことができます

 PCや外付けキーボードなど、利用環境により必ずしも原則通りに稼働しないことがあります。私も特殊な利用環境を作ってしまったために、一部の機能を利用できていません。

 ここではWindows10を前提とした標準使用による、ファンクションキーだけの使い方を紹介します。


◇【F1】キー

 最上段左方にあります【F1】キーを押しますと、現在利用中のアプリケーションのヘルプやサポートが開きます。ただし、アプリケーションによっては、そのアプリケーションにリンクした内容ではないことがありますが、初心者には大変便利な機能といえます。

 デスクトップ画面で、【F1】キーを押しますと、[Windowsヘルプとサポート]が開きますので、Windowsに関して、わからないことを調べることができます。


◇【F2】キー

 エクスプローラーの画面で、ファイルやフォルダー、アイコンなどの名前を変更したいときに使います。ただし、この機能が働かないことが多いですので、その場合には、通常の方法で作業をして下さい。

 エクスプローラーなどを利用して、ファイルやフォルダー、アイコンなどが表示される状態で、変更をしたいアイテムをクリックして選択状態にします。

 その状態で【F2】キーを押いますと、ファイル名等が反転状態になります。ここで変更作業を行うことができます。


◇【F3】キー

 エクスプローラーを利用して、ファイルやフォルダーを検索できます。この機能もアプリや利用環境によっては作動しなかったり、異なる機能が起動したりします。

 エクスプローラー画面で、【F3】を押しますと、画面右側の検索キー欄がアクティブに変わります。同時に、過去に検索したキーワード一覧が表示されます。

 アプリケーションによっては、そのアプリケーション内での検索もできますので、そのアプリケーションの検索メニューを移動する手間を省くことができます。

 たとえば、メモ帳アプリケーションや、ブラウザーで開いているページ内でのテキスト検索をしたいときには、キーワード入力ウィンドウが開き、そこにキーワードを入れますと検索語が反転表示されます。


◇【F4】キー

 ブラウザーが起動しているときには、アドレスバーがアクティブになり、変更したり、別のURLに変更したりできます。

 上述とは基本的な用途違いですが、Excelを利用している時には、座標を絶対/相対座標の切り替えに使えます。その必要性がある場合には大変便利です。


◇【F5】キー

 ブラウザーが起動しているときには、開かれているページの情報を更新することができます。

 たとえば自分のウェブサイトを更新してFTPでページをアップロードしたときに、すでにブラウザーでそのページが開かれていますと、ブラウザーに切り替えただけでは変更前のコンテンツが表示されます。

 【F5】キーを押しますと、改定したコンテンツが表示されるようになります。

 文書作成では、一太郎を使うことが多いのですが、検索機能を用いたときに次候補にジャンプする時に、私は使うことが多いです。


◇【F6】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F6】を押しますと、「ひらがな」に変換確定されます。

 ひらがな表示にしたいのに、文字入力直後、変換文字として漢字などがすでに候補表示されている場合には、【F6】を押しますと、ひらがなに変換できます。

◇【F7】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F7】を押しますと、入力した文字が全角カタカナに変換されます。


◇【F8】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F8】を押しますと、入力した文字が半角カタカナに変換されます。

◇【F9】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F9】を押しますと、入力した文字が全角アルファベットに変換されます。


◇【F10】キー

 wordなど、アプリで文字入力をし、確定する前に【F9】を押しますと、入力した文字が半角アルファベットに変換されます。


◇【F11】キー

 ブラウザーを縮小画面で開いているときに、【F11】を押しますと、画面が前画面表示に拡大されます。再度、【F11】を押しますと、元のサイズに縮小されます。

 wordなどのアプリケーションを利用しているときに、【F11】を押しますと、よく使うメニューが表示されます。そのメニューを自分が使いやすいようにカスタマイズすることもできます。


◇【F12】キー

 wordなどのアプリを利用しているときに、【F12】を押しますと[名前を付けて保存]ウィンドウが表示されます。

 すでに作成した文書を変更して、別のファイルとして保存したいときに便利です。ただし、MSのオフィスソフト以外のアプリでは、この機能を使えないことが多いです。


 ファンクションキーの使い方をご紹介してきましたが、いろいろな機能があって便利ですが、私自身は、あまり使わないファンクションキー機能も多いのが現実です。

 使う人や使っているアプリケーションにより便利な機能が異なるでしょう。便利な機能だけでも覚えておきますと便利です。
 

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

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■【知り得PC情報】05 【入門】 PCのファンクションキーは便利 その1 お勧めの理由

2021-04-18 09:58:38 | デジタル・インターネット

■【知り得PC情報】05 【入門】 PCのファンクションキーは便利 その1 お勧めの理由

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

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◆【入門】 PCのファンクションキーは便利 その1 お勧めの理由

 

 ちょっとしたことを知っているのと、そうでないのとでは差が大きく出てきます。

 たとえば、キーボードで入力しているときに、「行頭にカーソルを飛ばしたい」というようなことってありますよね。

 その様な時に、◀でカーソルをひとつひとつ送っていく人もいるでしょう。マウスを用いて、行頭にポインターを移動して、クリックする人もいるでしょう。

 ところが、ファンクション作動キー(キーボード下方の左のほうに【Fn】と印字されたキー)を押しながら?(home)キーを押しますとカーソルが、行頭にジャンプします。

 同様にして、【Fn】を押しながら▶(end)を押しますと行末にカーソルが飛びます。

 一見しますと、大したメリットのように見えないかも知れませんが、私はブログ発信などで大変便利に使っています。

 私は、複数のブログ(GOO、ameba他)に毎日発信していますので、本文のC&P作業は不可欠です。そこで、ブログタイトルをブログの一行目に入力しておくようにしています。

 ブログエディターで本文をすべて選択し、件名欄にタイトルをペーストしますと、IEブラウザーでは、そのまま件名としてペーストできます。ところが、Edgeやクロームなどのブラウザーでは、キャッシュ(一時保存)した本文全てがペーストされてしまいます。

 この時に、カーソルを行頭に飛ばしてから、タイトル部分の最後尾にカーソルを移動し、shiftキーと【Fn】とを押しながら?(end)キーを押し、Deleteキーを押しますとタイトルの不要部分を削除することができます。

 この機能を覚えてからは、複数のブログにタイトルを再入力する時間と手間を減らすことができ、発信時のストレスを、ごくわずかですが減らすことができるようになりました。<笑い>

 

【 注 】
 その2では、【Fn】の実務的な使い方を、その3では、その他の便利なキー操作をご紹介します。

 

<< つづく >>

 

■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方  バックナンバー

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■【知り得PC情報】04 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 3

2021-04-14 12:03:00 | デジタル・インターネット

■【知り得PC情報】04 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 3

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 3

 

 アルファベットや数字以外にもいろいろなキーの機能や使い方について説明していますが、さらに紹介を続けます。


◇ [End]キー (エンド・キー)

 [End]キーを押しますと、カーソルが行末頭にジャンプします。ブラウザーが開かれているような使用状況では、ウィンドウの最後尾までスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[End]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら[End]キーを押します。


◇ [Page Up]キー (ロールアップ・キー)

 [Page Up]キーを押しますと、前のページまたはウィンドウの1画面分ほど上方にスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[Page Up]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら[Page Up]キーを押します。また、表記も[Pg Up]などと省略された形で表記されていることがあります。


◇ [Page Down]キー (ロールダウン・キー)

 [Page Down]キーを押しますと、前のページまたはウィンドウの1画面分ほど下方にスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[Page Down]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら[Page Down]キーを押します。また、表記も[Pg Dn]などと省略された形で表記されていることがあります。


◇ [Print Screen]キー (プリントスクリーン・キー)

 ディスプレイ上に表示している画面を、そのまま画像データとしてキャッシュメモリーに保存されます。

 キャッシュメモリーというのは、データが一時的に保存される機能ですので、そのままでは保存されたかどうかがわかりません。wordなどのアプリケーションに貼り付けます。画像データとして保存したい場合には、画像処理用のアプリケーションに貼り付けてから、画像形式で保存します。

 

【裏技】

 [Print Screen]キーは、全画面コピーをする時には便利ですが、ポップアップ設定画面だけをコピーしたいことがあります。その場合には、[Ctrl]キー、[Alt]キー、[Print Screen]キーの3つのキーを同時に押しますと、ポップアップされた部分だけをコピーできます。


◇ [Num Lock]キー (数字入力切り替えキー)

 テンキーで数字の入力をしたり、数字入力を中止したりする時の切り替えができます。このキーを押すたびにONとOffを切り替えることができます。

 多くのキーボードで、このキーがONになっているときは、[Num Lock]と書かれたランプが点灯します。ただし、小型なキーやノートPCでは、このランプが付いていないモノが多いです。

 テンキーを使って、数字を入力しようとしても、数字入力ができない場合は、このランプが点灯しているかどうかを確認して下さい。このランプがオフになっている場合には、[Num Lock]キーを再度押してから数字を入力します。

 テンキーが付いていないキーボードで、文字キー(最上段のキーではない)に数字が刻印指定ある場合には、[Num Lock]キーでONにしますと、その文字キーを擬似的にテンキーとして利用することができます。テンキーが付いていないキーボードで、数字を連続的に入力する場合には大変便利です。


◇ [Scroll Lock]キー (スクロールロック・キー)

 Excelで大の表を利用している時やwordを横長文書を作成しているときに、[Scroll Lock]キーを使いますと、その時にアクティブなセルより一画面右のシートに表示が切り替わります。

 このキーも、押すたびにONとOffを切り替えることができます。

 人によっては、ほとんど使うことがないキーでしょう。


◇ [Pause/break]キー (ポーズ・ブレイク・キー)

 単独で使うキーではなく、[Windows]キー(マイクロソフトのロゴキー)と同時に押しますと、システムのプロパティ画面が開きます。

 パソコンのシステム情報を確認できますので、その必要性があるときには便利なキーです。しかし、このキーも大半の人がほとんど利用しないでしょう。キーボードによっては、このキー時代が付いていない物があります。

 

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■【知り得PC情報】03 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 2

2021-04-12 12:03:00 | デジタル・インターネット

■【知り得PC情報】03 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 2

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 2

 

 アルファベットや数字以外にもいろいろなキーの機能や使い方について説明していますが、さらに紹介を続けます。


◇ [Shift]キー (上下段切り替えキー)

 キーボード上のひとつのキーのほとんどに、2つの文字や記号が登録されています。前回ご紹介しましたように、アルファベットのキーは、大文字と小文字の切り替えを行うことができます。

 横道にそれますが、英文タイプライターにも[Shift]キーがついています。[Shift]キーを押しますとキーユニット全体が少し上に上がります。ひとつのキーに2つの文字や記号が付いていますので、キーユニットがあがった分角度が変化して、キーバーが紙に打ち付けられるのです。すなわち、通常ですと、ひとつのキーヘッドの小文字の部分が、プラテンというゴム製筒状の紙をヒットしますが、[Shift]キーが押されますとキーヘッドの大文字が刻印されている部分で印字できるようになっています。

 アルファベット以外の数字や記号キーにも、それぞれに数字や記号など2種の異なるものが登録されています。

 連続して大文字を入力する場合には、既述の通り[Caps Lock]キーと[Shift]キーを併用します。[Shift]キーを押しながら[Caps Lock]キーを押しますと、大文字にロックされます。

 これを解除するときには、[Shift]キーと[Caps Lock]キーを同時に押しますと解除できます。


 ひとつのキーに複数の文字などが登録されているために、限られたキーでも複雑な操作を行うことができるのですね。


◇ [Alt]キー (オルト・キー)

 [Alt]キーを押しながらアルファベット表記のキーを押しますと、そのアルファベットに登録された機能を使うことができます。

 OCのバージョンやPCの機種、使っているアプリケーションによって登録されている機能は異なります。多くのアプリケーションでは、すでにメニュー欄の日本語メニューの後ろに()付きでアルファベットが表示されています。[Alt]キーを押しながら、そのアルファベット・キーを押しますと、その表記のON・Off切り替えをすることができ、そこに登録されている機能を使うことができます。

 マウスの右クリックをしたときに表示されるポップアップ・メニューにも、この表記がされているアプリケーションが多いです。

 ちなみにwordの場合は、[Alt]キーを押しますと、画面上部のメニュー欄が、図のように変化します。

 


◇ [Home]キー (ホーム・キー)

 [Home]キーを押しますと、カーソルが行頭にジャンプします。ブラウザーが開かれているような使用状況では、ウィンドウの先頭までスクロールします。

 フルサイズのキーボードですと、[Home]キーがついていますが、モバイルPCや小型なキーボードですと、矢印キーと兼用されていることがあります。その場合には、【Fn】を押しながら、[Home]キーを押します。


◇ [Delete]キー (削除キー、デリート・キー)

 [Delete]キーは、その名の通り削除するための機能を持ったキーです。

 何を削除するかというのは、使っている状態により異なります。たとえばwordなどで文字を入力している場合は、通常は、カーソル(プロンプター)のある直後の文字を削除します。

 ちなみに、[Back Space]キーは、カーソル(プロンプター)の直前の文字を削除します。

 範囲指定をした場合には、指定した範囲を削除します。
 
 範囲を指定するには、範囲選択をしたい部分の先頭から末尾までをドラッグしたり、[Shift]キーと矢印キーを組み合わせて範囲指定をしたりします。

 指定する範囲が狭い場合には、この方法が有効ですが、利用しているPCでアクティブな部分に表示されている全てをC&Pするには、その範囲が広いですと、スクロールしたり、ページをまたいだりして大変です。

 このような時に、[Ctrl]キーを押しながら文字キーのAを押しますと、全てを選択することができます。

 この操作は、wordなどのOfficeアプリケーションだけではなく、エクスプローラーで、ファイルやフォルダーの範囲指定をしたときにも使えます。


◇ [Back Space]キー (バックスペース・キー)

 [Back Space]キーは、その名の通り後進するキーです。

 後進というのは、たとえばwordなどで文字を入力している場合は、通常は、カーソル(プロンプター)のある直前の文字を削除します。

 ちなみに、[Delete]キーキーは、カーソル(プロンプター)の直後の文字を削除します。

 範囲指定をした場合には、指定した範囲を削除します。

 

 

<< つづく >>

 

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■【知り得PC操作】02 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 1

2021-04-10 12:03:00 | デジタル・インターネット

■【知り得PC操作】02 【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 1

■■ 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 その様な視点で、初心に戻って、キーボードの使い方について記述してゆきたいと思います。

 ベテランでも、ヘビーユーザーでも、莫迦にしないでご覧下さると、新しい発見があるかもしれません。

 

◆【入門】 PCのキーボードに付帯する便利な機能を知ろう 1

 

 キーボードにはアルファベットや数字以外にもいろいろなキーが付いています。その機能を知らないがために、機会損失を起こしていたり、効率の悪いキー操作をしていたりしている可能性があります。

 ここでは、誰もが知っていると思われるキーを含めて、是非、知っておかれたらよろしいと思われるキー機能をいくつかご紹介をして参ります。


◇ [Esc]キー

 現在、実行中の操作を中止する時に使います。多くの人が「キャンセル・キー」と呼んでいます。

 たとえば、「操作中」という文字を入力している途中で「そうさちゅ」まで入力したのを中止して「操作をしている最中に」に変更したいというような時に、Escキーを押しますと、それまで入力しました「そうさちゅ」が消えます。

 「操作をしている最中に」と入力をしなおします。

 おそらく無意識のうちに大半の方が、すでに利用していると思いますが、超初心者のために説明を入れました。


◇ [Tab]キー (タブキー)

 このキーは、ワープロソフトなどを利用して文章を入力するときに、行頭を左マージンから数文字分右に寄せたいというようなときに用います。

 入力した単語や文章の末尾でこのキーを押しますと数文字分空白ができます。ところが、押す位置によって空白文字数が異なります。これは、1行を等間隔で飛ぶように設定されているからです。従って、末尾の位置によりできる空白の長さが異なり、予め設定された位置にカーソルが飛ぶのです。


 このような仕組みを知っていますと、PCを使いこなしやすいですね。

 

◇ [Caps Lock]キー (大文字切り替えキー)

 アルファベットの大文字と小文字を切り替えるキーです。「シフトロック・キー」とも呼ばれます。

 通常、大文字と小文字は[Shift]キーを押しながら切り替えます。漢字変換機能をオフにして、アルファベットを入力しますと通常は小文字が入力されます。[Shift]キーを押しながらアルファベットを入力しますと、それまでは小文字であったのが、大文字入力に変更されます。

 「GAFA」などのようなアルファベットの短縮文字は、大文字を連続して入力します。この入力を行うには、[Shift]キーを押し続ける必要があります。このような時に[Caps Lock]キーを押しますと、大文字入力モードに切り替わりますので、[Shift]キーを押す必要はありません。「シフトロック・キー」と呼ばれる由縁です。

 「IoT」のように、途中に小文字が含まれている場合には、[Caps Lock]キーを使っている場合には、小文字の部分で[Shift]キーを押すと大文字のはずの「O」が、「o」と小文字になります。

 ちなみに、[Caps Lock]キーをオフにする(中止する)には、再度、[Caps Lock]キーを押します。

 

【 注 】 大文字と全角文字
 入門者の多くは、「大文字と全角文字」を混同しています。
 「大文字」というのは「ABC」のようなアルファベットの表記ですが、「小文字」というのは、「abc」という表記がされた文字です。
 「ABC」は「全角(文字)」で、「ABC」は「半角(文字)」と呼ばれます。半角文字の横幅は全角文字の半分のサイズです。
 「abc」は、「小文字の半角文字」で、「ABC」は、「大文字の半角文字」となります。

 

【裏技】

 通常の文章を入力中に、「ABC」と入力したい場合には、直前の漢字変換を確定してから、A、B、Cとキーボードから入力します。この時に、多くの場合に「あbc」と表示されてしまいます。

 A、B、Cとキーボードから入力してから、enterキーを押して確定する前に、F9キー(キーボード最上段)を押しますと「abc」と全角のアルファベットに変換されます。この時に、A、B、Cとキーボードから入力し、上述の[Caps Lock]キーや[Shift]キーを使って入力してからF9を押しますと「ABC」と変換されます。

 この時に、[Caps Lock]キーや[Shift]キーを使わない場合には、再度F9を押しますと「ABC」と大文字に変換できますので、併せて覚えておきますと便利です。

 F9の代わりに、F10を押しますと「abc」と小文字に変換できますし、[Caps Lock]キーや[Shift]キーを使って入力してからF9を押しますと「ABC」と入力できます。こちらもやはり、F10キーを二度押しますと、大文字・小文字の変換を切り替えられます。

 

<< つづく >>

 

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■【知り得PC操作】01 【入門】 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

2021-04-08 17:33:54 | デジタル・インターネット

■【知り得PC操作】01 【入門】 知っているようで知らないPCのキーボードの使い方

はじめに

 

 私は長年、PCによるアプリケーションの利用には、メニューバーからメニューを選んで、PCの操作をするということがあたりまえであり、それがベストであると思い込んで、何十年もその様にしてPCを使ってきました。キーコマンドという機能があるのは知っていましたが「メニューから機能選択するのが基本だろう」という思いで、なんら自分のPCの使い方に疑問を持ちませんでした。

 

 ところが、近年の自分自身のPC操作をみますと、上記は基本ですが、キーコマンドを利用していることに気づきました。ここでいう「キーコマンド」とは、たとえば「文字を太字にする」というような操作をするときに画面上部に表示されるメニューバーを使うのではなく、[Ctrl]キーを押しながらBキーを押すことにより太字にするという操作を指します。

 

 オーソドックスなメニューからの機能指定では、キーボードから手を離して、マウスに手を動かし、画面上でポインターをメニューにあわせて操作をします。キーボードから手を離さざるを得ないのです。とりわけメニュー利用が多い操作の時には、従来のやり方ですと、キーボードからマウスへ手を動かすという動作による時間ロスが多いのです。

 

 かつては、キーコマンドに対して、メリットを感じなかったのが、近年の自分自身のPC操作を見ますと、様変わりをしたように思えます。どちらの操作方法でも時間的には大差はないでしょう。ところがマウスを使うことにより、思考が一旦停止して、操作に注意がそそがれてしまうのです。

 

 同じ作業をするにも、「塵も積もれば山となる」違いが生じているのではないかと思っています。

 


 私自身は、PCの黎明期である「マイコン」(現在の「マイクロチップ」による制御という意味ではなく、「My Computer」という、「パーソナル・コンピュータ」という言葉できる前の呼び名)と呼ばれる時代より以前から「コンピュータ」と関わってきました。

 

 コンピュータと関わってきたといいましても、その業界のエンジニアという関わり合いではなく、ユーザーとして、コンピュータを使う立場で関わってきました。ですから、技術的なことに関しては、ずぶの素人同然の状態ですので、偉そうに読者の皆様に何かを教えようという気持ちはありません。

 

 コンピュータとの関わりの端緒は、商社マン時代に、現在のワープロによる差し込み印刷機能をプログラム化して、同一文書に宛先を挿入して手紙を印刷するという使い方です。

 

 この時代には、現在ではあたりまえのOSがないコンピュータの時代です。OSがありませんので、BIOSの機能も含めコーディングしなければならなかったのです。ですからプログラミングのフォローチャートは不可欠で、今日のようにフォローチャートを書かなくてもプログラミングができるような人は皆無と言っても良い時代です。

 

 当時のキーボードは、今日と同様にカタカナがアルファベットとともにプリントされていましたが、それ以外は英文タイプライターのキーボードと同様で、今日のキーボードのような機能は付いていませんでした。

 

 それに比べますと今日のキーボードは、表面からは見えなくてもいろいろな機能が使えるようになっています。何十年もキーボードとふれあってきましたが、おはずかしいことに、いまだに、その機能の一部しか使いこなしていません。

 


 キーボードには、最上段のファンクションキーの他にも、いろいろなキーが付いています。それらは、何に使うのかと思うようなキーがいろいろあります。

 

 ここでは、原点に戻って、キーボードの中でも使いこなすと便利な機能についてまとめてみたいと思います。皆様にお教えするというようなつもりはありません。自分自身の備忘録のようにまとめて、困ったときにいつもの参照できるようにして、その繰り返しの中で、体得してゆきたいと思って記述します。独りよがりの面が強いと思いますので、皆様にはわかりにくいところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。

 


キーボードは機種によって異なる

 

 フルサイズのキーボードとノートパソコンや小型のキーボードを比べますと、配列が若干異なります。

 キーボードによっては、複数の機能をひとつのキーに割り振っている場合があります。その様な場合には【Fn】や【Ctrl】キーなどと組み合わせて(同時に押して)使うと付加的に割り当てられた機能を使うことができます。

 このように、組み合わせて使う場合などを含めて、いろいろな機能・使い方をご紹介します。自分が必要とする組み合わせを、まずはマスターしますと、その便利さに驚くでしょう。便利と言うことは、操作効率が良くなり、短時間に多くの作業をすることができることになります。

 日本人は、かつては「勤勉な国民」といわれましたが、昨今では「生産効率の悪い仕事の仕方」をすると言われています。それを払拭する意味でも、少しでも効率を高める努力を一人一人がすべきなのかもしれません。

 

<< つづく >>

 

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◆【お節介焼き情報 ICTの上手な利用法】 ネットから、あやしげな添付ファイルを開いてしまった時の対処法

2018-01-02 13:40:37 | デジタル・インターネット

◆【お節介焼き情報 ICTの上手な利用法】 ネットからあやしげな添付ファイルを開いてしまった時の対処法

 ネットは便利ですが、一方で怖いですね。

 PCでネットを利用する方の情報をお届けします。

■ あやしげな添付ファイルを開いてしまった時の対処法

 

 添付ファイルを開いた後に「あやしい」と思ったことはありませんか?

 その時に、あなたはどうされましたか?

 有線LANならば回線を外し、Wi-Fi環境ならばWi-Fiをオフにして、パソコンをネットワーク回線から切り離すということはわかっても、次にどうして良いのか、困ることが多いでしょう。

 アプリケーションメーカーのサイトですが、参考になるかもしれませんので、ご紹介します。

  サイバー犯罪のだましの手口は日々巧妙に

https://www.is702.jp/special/2223/partner/61_o/#Content01

 

  そもそも不正なメールの添付ファイルってどんなもの?

  https://www.is702.jp/special/2223/partner/61_o/#Content02

 

  あやしげな添付ファイルを開いてしまった時の対処法

  https://www.is702.jp/special/2223/partner/61_o/#Content03

 

  怪しいURLリンクを開くきっかけとは?

  https://www.is702.jp/special/2223/partner/61_o/#Content04

 

  もしも怪しいURLリンクを開いてしまったと思ったら?

  https://www.is702.jp/special/2223/partner/61_o/#Content05

 

 

 詳しくは、下記サイトからでも情報を入手することができます。

  https://www.is702.jp/special/2223/partner/61_o/

 

 ご参考になれば幸いです。

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】

 ◇ 心 de 経営
 ◇ 今日は何の日 経営マガジン
 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 独立起業支援
 ◇ 経営コンサルタントの使い方
 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ
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■■【ひとつ上のパソコン活用】 Windows10のWindows Updateができなくなるトラブルにご注意

2016-09-17 11:03:39 | デジタル・インターネット

■■【ひとつ上のパソコン活用】 Windows10のWindows Updateができなくなるトラブルにご注意

 ICT(IT)は、知っているようで知らないことが結構あります。他の人の使い方を見ていると、自分が知らなかった使い方を見出すかもしれません。

◆ Windows10のWindows Updateができなくなるトラブルにご注意

 マイクロソフトは、9月14日に「Windows10 Version 1607用の累積的な更新プログラム(KB3189866)」を発表しました。ところが、ダウンロード開始後、45%前後で止まってしまうトラブルが多発しているようです。

 私も、以前にトラブルに巻き込まれてしまったことがありますが、1~2か月ほど前、Ver.1511の時に同様なトラブルに遭遇してしまいました。再起動しても改善されず、その後も自動的にWindows Updateが繰り返されてしまいました。この状態に陥りますと、手動による方法しか解決の方法はありません。

 PCにあまり詳しくない方は、マイクロソフトが修正するまで、1607の更新はしない方がよろしいと思います。

 万一、ダウンロードしてしまい、上記のトラブルに巻き込まれた場合には、下記URLから手動によるインストールプログラムをダウンロードして、手動で1607をインストールしてください。

  http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb3189866

 

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■■【ひとつ上のパソコン活用】 ウィルス「ランサムウェア」のトラブルは定期的なバックアップで回避

2016-01-21 12:03:40 | デジタル・インターネット

■■【ひとつ上のパソコン活用】 ウィルス「ランサムウェア」のトラブルは定期的なバックアップで回避

 ICT(IT)は、知っているようで知らないことが結構あります。他の人の使い方を見ていると、自分が知らなかった使い方を見出すかもしれません。

◆ ウィルス「ランサムウェア」のトラブルは定期的なバックアップで回避

  ~ 組織における感染は組織全体に被害を及ぼす可能性も ~

 ウィルスにもいろいろとありますが、そのひとつ「ランサムウェア」による被害が、最近再び流行していると独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、注意を促しています。IPAサイトのポイントを紹介しておきますので、詳細はIPAサイトをご参照し、被害を食い止めていただけると幸いです。

 このウィルスに感染しますと、ファイルが暗号化されてしまいます。その結果、ファイルを開けられなくなってしまいます。感染したコンピュータはシステムへのアクセスができないのです。このトラブルを解除するため、不当な代金の支払いが要求されることもあります。

 組織内の端末が感染してしまった場合は、被害が感染した端末のみでなく組織全体に及ぶ懸念があります。それでは業務ができず、大きな影響に繋がりかねません。

 どの様に感染し、どの様な対策を打ったら良いのかについてご紹介します。 <詳細

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■■【ひとつ上のパソコン活用】 ウイルス感染を目的としたばらまき型メールに警戒を

2015-12-31 12:02:00 | デジタル・インターネット

■■【ひとつ上のパソコン活用】 ウイルス感染を目的としたばらまき型メールに警戒を

 ICT(IT)は、知っているようで知らないことが結構あります。他の人の使い方を見ていると、自分が知らなかった使い方を見出すかもしれません。

ウイルス感染を目的としたばらまき型メールに警戒を

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)によりますと、実在する組織からの注文連絡等を装った添付ファイル付きメールが不特定多数の宛先に届くという事象が確認されました。その結果、多くの相談が寄せられ、相談の内容や情報提供からウイルス感染を目的としたばらまき型メールであると判断し、注意喚起を行っています。

 実在する組織を装ったメールであるだけではなく、本文に不自然な言い回しがないなど、非常に巧妙です。内容に不審な箇所を見い出しにくい点や添付ファイル(ウイルス)がセキュリティソフトで検知できない点等、標的型攻撃の手口と似ています。被害者は、添付ファイルを開って、感染させられています。

 画面上で「セキュリティ警告 マクロが無効にされました」という表示がされ、添付されましたWordファイルには、別のウイルスをインターネットからダウンロードし、実行(感染)させるマクロが仕掛けられているのです。「マクロを有効にする」をクリックするとウィルス感染されてしまうのです。

 実在の企業名を名乗っていますので、つい安心して、騙されてしまいがちです。発注した記憶がなければ、絶対にファイルを開いたり、マクロを有効にしたりしてはならないのです。それと共に、「マクロを自動的に有効にする」というような設定そのものを解除しておく必要があります。

 万一開いた添付ファイルが不審であったことに気付いた場合は、IPAは、次のような対応を推奨しています。

1.当該端末をネットワークから切り離す(LANケーブル抜線や無線LAN機能の無効化)

2.セキュリティソフトでウイルススキャンを実施する

3.必要に応じて、スキャン結果や開いてしまったファイルの情報、セキュリティソフトの定義ファイルの情報等をまとめてセキュリティベンダに相談する

4.通信ログを確認(監視)する

5.ウイルス感染が確認できた場合は当該端末の初期化または保全を検討する

 受信したメールやアクセスしたサイトにおいて、不審な内容を確認できた場合には、

  teikyou@virus.ipa.go.jp(すべて半角に直して利用して下さい)

まで通知し、被害者を少なくする協力も不可欠です。

 このメールアドレスは、「情報提供受付専用」ですので、ウイルスや不正アクセスによる被害が疑われた時などは、情報セキュリティ安心相談窓口にコンタクトをして下さい。

  https://www.ipa.go.jp/security/anshin/index.html

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■■【ひとつ上のパソコン活用】 友達リクエストに安易に了承するな

2015-12-03 13:18:04 | デジタル・インターネット

■■【ひとつ上のパソコン活用】 友達リクエストに安易に了承するな

 ICT(IT)は、知っているようで知らないことが結構あります。他の人の使い方を見ていると、自分が知らなかった使い方を見出すかもしれません。

友達リクエストに安易に了承するな

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)に拠りますと、「友人からの友達リクエストと思しきメールが届いたので承認をしたら、自分の名義で同様の友達リクエストのメールがばらまかれたようだ」という相談が増えているそうです。

 自分の名前で、知らないうちに友人に招待メールが送信されてしまうのです。招待を受けた友人は、自分からのメールと誤解して、承認してしまう可能性が高いです。承認しますと、ねずみ算式に招待メールがばらまかれることになります。

◇1 招待メール連鎖の仕組み

 Aさんが、この被害に遭って、友人知人に多大な迷惑をかけることになってしまいました。Aさんの知り合いから、グーグルの友達リクエストを受け、それを承認しました。ところが、そのメールは、実は海外SNSへの招待メールであって、グーグルへの招待ではないのです。

 その招待を承認したために、AさんのGoogleアカウントに登録されている連絡先に送られていました。Aさんは自分の意図に反して、海外SNSに対してGoogleアカウントの連絡先情報(コンタクト)へのアクセスを許可してしまったことになってしまったのです。

 この招待メールが“サービス連携”によって連絡先の情報を読み取り、自分の名義で関係者に送信される仕組みです。受信者からみますと、友人・知人から届いたかのように見えます。しかし、実際は海外SNSから自動的に送信されているメールなのです。

 IPAによりますと、メール機能をGoogle Apps で利用している組織の場合、もし連絡先情報を読み取られてしまうと組織(独自ドメイン)名義の招待メールが取引先に送信されてしまうと警告しています。

  参考 IPA「 SNSにおけるサービス連携に注意! 」
  https://www.ipa.go.jp/security/txt/2012/10outline.html#5


◇2 仕組みを知って自分に注意する

 このような被害に遭わないためには、不用意にクリックをしないことです。もし、友人知人からこのような情報が記載された招待メールが届いた場合の注意点をIPAは次のようにアドバイスをしています。

1)招待メールの形式を知る

 招待メールは、差出人名、件名に招待者(友人知人)の氏名またはメールアドレスが表示されています。私もそうですが、おそらくこの表記で、そのメールが、その友人から北面のと信じてしまうでしょう。

 差出人名の表示から、一見しますと招待者本人から送信されたようにも見えます。しかし、送信元メールアドレスの情報を確認しますと、招待メールは招待者とは関係のないメールアドレスから送信されていることがわかります。

 手数でも、招待メールの場合には、安易に承認してはならないとIPAは警告しています。

2)メールの本文の表記を知る

 IPAでは、招待メールは2パターンがあると言っています。

 本文で共通しているのは「承認する」とか「見ますか?」というボタンや選択肢が表示されていることです。

 2パターンの一つは、それをクリックすると次にGoogleアカウントに対する“サービス連携”の許可を求める画面に遷移します。ここで、承認してしまうと、この罠にかかってしまいます。

 他方のパターンは、一層注意が必要です。「承認する」や「見ますか?」以外の「いいえ」とか「承認しない」をクリックしても“サービス連携”の許可を求める画面に遷移してしまいます。

 この画面で「許可」をクリックしてしまうと、海外SNSにGoogleアカウントの連絡先情報の読み取り等を許可することになります。この段階では、まだ罠にかかったわけではありません。ここで、絶対に読み取りを許可しないことです。


◇3 被害に遭わない対策

 もし、自分が承認した結果、友人知人にこのような迷惑をかけていることが解ったら、どう対処したら良いのでしょうか。

 上記の段階で、承認してしまいますと、意図せずに自分名義の招待メールを送信してしまうことになってしまいます。そうならないための対策としてIPAは以下の方法を紹介しています。


1)招待メール本文中のリンク箇所を不用意にクリックしない

 たとえ親しい人からの招待メールであっても、メール本文中のリンク箇所を不用意にクリックしないで下さい。招待者に対して、招待メールを送ったかどうか、メールの正当性を確認することが大切です。

2)不用意にサービス連携の許可をしない

 サービス連携を許可しなければ、連絡先を読み取られずに済みます。すなわち、招待メールが、自分名義で送られることはないのです。

 サービス連携を許可する場合は、その許可内容をよく確認し、十分理解できないとか、納得できない場合は許可しないことが賢明です。

3)頻度の少ない宛先を連作先に登録しない

 Gmailでは、メールを送信した宛先について、自動的に連絡先に登録できる機能があります。この機能はデフォルトの設定で有効になっています。そのため、登録した覚えのない宛先であっても送信先が登録されています。

 自動登録設定を変更すればメール送信による連絡先への自動登録されなくなります。


◇4 もし罠に引っかかってしまったら

 いくら注意していても、頻繁にこのような招待メールが届くと、気の緩みの時にミスをしかねません。万一、そのような状態に陥ってしまったときには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 メール送信でブログに投稿ができる機能があります。もし投稿用メールアドレスを連絡先に登録していると、招待メールが投稿用メールアドレスにも送られてしまいます。それにより招待メールがブログで公開されることになります。

 早急にブログ記事を確認し、削除等の対処を行う必要があります。

“サービス連携”を許可してしまったことで、自分名義の招待メールが送信されていることがわかった場合は、まずGoogleアカウントに対して許可した“サービス連携”を削除する必要があります。

  招待メールをきっかけに登録したSNSを解除したい場合の手順
  https://www.ipa.go.jp/files/000048585.pdf


 便利な時代だけに、反面怖い世の中でもあります。お互いに情報交換しながら、注意しましょう。

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■【Windows10よたよた体験記】 その19 タスクバーにアプリケーションのアイコンを表示・切り替え

2015-10-31 10:32:00 | デジタル・インターネット

■【Windows10よたよた体験記】 その19 タスクバーにアプリケーションのアイコンを表示・切り替え

 Windows10にアップグレードすると、いろいろなトラブルが起こるということを聞いていましたが、思い切ってWindows10へのアップグレードに挑戦をしました。

 その失敗談を含めて、顛末をご紹介しますので、参考にしてくださると幸いです。また、ご紹介の中味は、その時々により、非常に簡単なことで、短い内容でしかないこともありますので、ご容赦ください。

 ここで紹介する内容は、それが正解で、お薦めする操作法であるとは限りません。まだまだWindows10にアップグレードしたばかりの手探り状態を、リアルタイム的に紹介しているだけです。他に良い方法がありましたら、是非教えていただきたいと思います。 このシリーズのバックナンバーは、下記からご覧いただけます。

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【利用環境】

 MS Surface Pro 512GB, 8GB を、ドッキングステーションにセット、外付けのキーボード、ディスプレイ、USB3.0ハブ、1TBハードディスク、キーボード・マウス切替器を利用しています。利用環境により、記述とは異なる結果が出るかもしれません。

◆ タスクバーにアプリケーションのアイコンを表示・切り替え
 
 これまでのOSでタスクバーに表示されていたのですが、それが表示されなくなってしまい、大変不便になりました。
 
 しかし、これは私の知識不足で、ディフォルトでは表示されませんが、設定をする粉により表示させることができます。
 
 タスクバー上で、マウスの右ボタンをクリックしますと、ポップアップメニューが表示されます。
 
 その中から「アプリケーションのアイコンを表示」をクリックしますと、その機能がアクティブになり、タスクバー上に、従来のOSと同様に表示されるようになりました。
 
 従来のOSでは、タスクバーにピン留めされているアプリケーションと、開いているアプリケーションの見分けがつきませんでした。ところがWindows10では、アイコンの下にアンダーバーが表示されて、当該アプリケーションが開かれていることを示してくれます。その点では便利になりました。
 
 
 




 
【改悪】
 
 しかし、すでに開いている別のアプリケーションに切り替えようとして、従来のOSの時にようにアイコンクリックすると、そのアプリケーションを開くことができません。ポインターを開きたいアプリケーション上に移動し、そのアイコンの上にポップアップされた小さい画面をクリックしてから開くことになります。そのために一瞬、タイミングがずれます。
 
 アプリ切り替えで改悪されたという点では、次の改悪は私にとっては、足改善して欲しいことです。
 
 従来のOSですと、タスクバーで使用しようとするアプリケーションのアイコンをクリックしますと、画面を切り替えることができました。
 
 その点では、Windows10でも同様ですが、画面を切り替えますと、次の画面がフワッとした形で切り替わります。従来のように一瞬のうちに切り替わるのではなく、ズームアップするような表示法になってしまったため、違和感があり、疲れる感じがします。

【 注 】

 午前中に発信してまいりますが、できるだけ毎日発行したいと努力いたします。

 Windows10に関してトピックスがありましたときを中心に、全20回くらいにわたりまして発行する予定です。

 


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■【Windows10よたよた体験記】 その18 アプリケーションの切り替え

2015-10-30 12:04:11 | デジタル・インターネット

■【Windows10よたよた体験記】 その18 アプリケーションの切り替え

 Windows10にアップグレードすると、いろいろなトラブルが起こるということを聞いていましたが、思い切ってWindows10へのアップグレードに挑戦をしました。

 その失敗談を含めて、顛末をご紹介しますので、参考にしてくださると幸いです。また、ご紹介の中味は、その時々により、非常に簡単なことで、短い内容でしかないこともありますので、ご容赦ください。

 ここで紹介する内容は、それが正解で、お薦めする操作法であるとは限りません。まだまだWindows10にアップグレードしたばかりの手探り状態を、リアルタイム的に紹介しているだけです。他に良い方法がありましたら、是非教えていただきたいと思います。 このシリーズのバックナンバーは、下記からご覧いただけます。

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【利用環境】

 MS Surface Pro 512GB, 8GB を、ドッキングステーションにセット、外付けのキーボード、ディスプレイ、USB3.0ハブ、1TBハードディスク、キーボード・マウス切替器を利用しています。利用環境により、記述とは異なる結果が出るかもしれません。

 

◆ タスクビューアイコンで作業するアプリケーションをアクティブにする
 
   ~ アプリケーションの切り替え ~
 
従来のOSですと、アプリを開きますと自動的にアイコンが、画面最下段のタスクバーに表示されました。これが表示されていますと、アプリの切り替えを容易に行うことができるだけではなく、今、どのアプリケーションが起動されているかを知ることもできます。そのために、MSロゴマークをクリックして、アプリケーションの一覧表を表示させ、スクロールして開きたいアプリケーションを選択するという手間を省くことができます。
 
 Windows10では画面最下段のタスクバーにあります「タスクビュー」アイコンをクリックしますと、現在開いているアプリケーションが画面上に表示されます。この画面に切り替えますと自分が使いたい、すでに開いているアプリケーションを選択し、切り替えることができます。
 
 
 Windows10では画面最下段のタスクバーにあります「タスクビュー」アイコンをクリックしますと、現在開いているアプリケーションが画面上に表示されます。この画面に切り替えますと自分が使いたい、すでに開いているアプリケーションを選択し、切り替えることができます。

 

 

【 注 】

 午前中に発信してまいりますが、できるだけ毎日発行したいと努力いたします。

 Windows10に関してトピックスがありましたときを中心に、全20回くらいにわたりまして発行する予定です。

 


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