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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月8日 ◇赤十字社 ◇コンサルタント・士業の選び方 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-33 【経営支援】 営業研修に見る社員研修の事例 

2025-05-09 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月8日 ◇赤十字社 ◇コンサルタント・士業の選び方 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-33 【経営支援】 営業研修に見る社員研修の事例  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月8日

 ユーチューブにアップロードしてある浜松出張の折におとずれた「浜松花博2024 フラワーパーク」の映像を再び見てみました。

  花博2024フラワーパーク会場で各種の藤の花を満喫

  https://youtu.be/NRZW5nzPgTA

 映像化の作業は、神経を使いますが、やっていて楽しくもあります。

 前工程を事前に行っていますと、映像化作業も時間短縮をすることができます。

 高機能アプリだけでは時間がかかりますが、簡易映像化アプリケーションを併用しますと、効率化も図れます。

 できるだけ、多くの写真を映像化したいと思っています。

 「人材を育てる時代は終わった」という人がいます。

 人材は、出来上がった人を採用すれば、教育費用を削減できるというのです。

 世の中の風潮に乗っていてよろしいのでしょうか。

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 3 社員研修で人財を効果的に育てる

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、「コンサルタントとは何をしてくれる職業なのか」という視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話してきました。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 第3章では「社員研修で人財を効果的に育てる」というテーマでお話します。

 社員研修は、景気が悪くなると実施しなくなる企業がいます。一方で、社員研修には麻薬性があり、やり始めると、それを継続しないと心配で仕方がない企業もあります。

 社員研修は、適切な方法で実施すれば、少ない資金投入でも実施できます。

 「社内で意図を育てる時代は終わった」という人を時々見かけますが、それを鵜呑みにしていて良いのでしょうか。

 

■ 第4部3章 33 【経営支援】 営業研修に見る社員研修の事例

 PDCAを例に、研修の基本的な思想について書いてきました。同様に部門別の経営支援においても方法論は異なってきます。

 たとえば、営業部長が自分の役割をきちんと担っていませんと、「営業は足で稼ぐ」という言葉を鵜呑みにして、その思想を基本にして部下管理をしてしまい、自分も営業パーソンと同様に受注や売上、納品や代金回収に東奔西走してしまい、その結果、無管理状態になり営業効率も上がりません。

 その様な会社の営業部門では、受注活動の進捗状況を時系列的に把握し、その進捗状況を見ながら、管理職が担当者にアドバイスをし、受注確率を高めていくのです。そして、最終的には注文にたどり着き、納品・売上を行い、アフターフォローから次の受注に結びつけていきます。この繰り返しが、「自分のお客様」として固定客化し、受注・売上が安定的に伸びていきます。

 その基本は、顧客別に営業活動方針を明確にすることです。それには、経営計画に基づき、管理職の部門方針を明確にする必要があります。その部門方針をもとに、各担当者が自分の行動方針を明確にし、それに基づく行動計画を立て、それに基づき実施し、結果を確認するのです。



 しかし、現実にはそれを実行し、効果を上げていくことはそう簡単ではありません。それを持続していくためには持続的効果を上げる仕組みが必要です。

 この仕組みを「管理設備」といいます。営業部門における「管理設備」とは、営業部門長の方針・計画、担当者の個別営業方針と行動計画、そして実際に行動したときの記録と、それに基づく報告書である「営業日報」などがそれに該当します。

 「営業日報なら使っていますが、あまり効果はありませんし、日報を書く時間があるなら、一件でも多くの得意先を回りなさい」ということをしばしば耳にしますが、これは「温かい管理」ができていない証左なのです。

 すでに営業日報をフル活用できている企業で、いまさら営業日報でもなかろうという会社では、さらに一歩上を目指してみましょう。基本は営業日報ですが、営業日報の中から自社の営業ノウハウを導き出し、それを日常業務に使いながらさらに一歩上を目指す仕組みです。



 これを総合的に行うコンピュータのシステムが、SFA、Sales Force Automationと言えます。

 残念ながら、中堅・中小企業はおろか大手企業でもSFAをきちんと使いこなせていないのが現状ですし、中にはSFAは陳腐化されたシステムであるという人もいます。それは使い方に問題があることが多いのです。中小企業でも元気な会社は、経営コンサルタントの支援を受けてOJTとリンクして業績に結びつけています。

■【今日のおすすめ】

   ◆【きょうのおすすめ】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

 「投資対効果」

 コンサルタント・士業の支援を受けるには費用がかかります。

 しかし、プロに依頼する効果は、投資以上の物があるでしょう。

 自社にマッチした、プロを見つけるのはどうしたら良いのでしょうか。


■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 5月9日 ■ 初代はやぶさ打ち上げの日 ■ 黒板の日 一年365日、毎日が何かの

■【知り得情報】
 「経営とは、環境対応業である」という名言は、私の先輩コンサルタントが残してくれた言葉です。
 その経営環境は、めまぐるしく変化します。政府や自治体も、その変化に対応できるように中小企業向けの各種施策を提供しています。ところが、その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去には焼け石に水かも知れませんが、仕入れた情報をときどきご紹介します。
 重複してお届けすることもありますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

◇再掲《登録》「100億企業成長ポータル
 中小企業庁及び独立行政法人中小企業基盤整備機構は、売上高100億円という目標を目指して挑戦する企業・経営者を応援するプロジェクトに関する特設サイト「100億企業成長ポータル」を開設しています。
 https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250411006/20250411006.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 赤十字社の7つの原則をご存知ですか? 508
 5月8日は「世界赤十字デー」です。
 赤十字の創設者はアンリ・デュナンです。
 赤十字社は、7つの原則を掲げていますが、ご存知ですか?
 日本赤十字社草創期に小松宮彰仁親王の功績は大きく、その銅像が上野恩賜公園にあります。
 ひと様のために、何かをしようとすることはなかなかできないことですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月7日 ◇ミス焼き ◇台東区 浅草寺 伝法院庭園 都心の本格的な池泉廻遊式日本庭園 都心のオアシス

2025-05-08 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月7日 ◇ミス焼き ◇台東区 浅草寺 伝法院庭園 都心の本格的な池泉廻遊式日本庭園 都心のオアシス   

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月7日(火)

 昨年の5月7日のことです。ショックで印象強く残っていることがあります。

 私が現役時代に、コンサルタントとして協力してくれていた先生で、私の後進の竹根好助の部下です。

 彼からコンタクトがあり、お会いすることとなりました。

 顧問先の社長が認知症になってきたのに、自分では認識せず、どの様に対応するか、後継者をどうするか、等々、近年ありがちな問題でした。

 幸い、後継者育成を図ってきているので、いつ、どの様に切り替えるかが話題の中心となりました。

 その時に、「あの社長さんが・・・」と、とても素晴らしい経営者であっただけに、いまさらながら認知症の怖さを実感したのです。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 東京台東区 浅草寺 伝法院庭園 
 

  

◆【カシャリ!ひとり旅情報】 東京  台東区 浅草寺 伝法院庭園 特別公開

 

 雷門で有名な浅草の浅草寺は、連日、海外からの観光客で賑わっています。
飛鳥時代、推古天皇の御代に、漁師兄弟が網に引っかかった
一躰の観音像に帰依し、後に出家しました。

大化元年(645)、勝海上人(しょうかいしょうにん) により観音堂が駒形付近に建立されました。
、夢告によりご本尊をご秘仏と定めて以来、
今日までこの伝法(でんぼう)の掟は厳守されているそうです。
都内最古の寺院で「浅草観音」として親しまれています。<浅草寺サイトより>

 



本坊前の庭越しに五重塔が見えます。
本坊の甍の曲線と、五重塔がマッチし
伝法院のベストスポットといえます。

浅草寺伝法院庭園
 浅草寺の伝法院庭園は、約3,700坪の廻遊式庭園で、2011年9月21日に、国の名勝に指定されました。
 伝法院庭園は、寛永年間(1624~45)に小堀遠州によって築庭されたと伝えられています。

  写真と解説 more ←クリック

■【今日のおすすめ】

  ◆【きょうのおすすめ】 経営者のための経営コンサルタントの選び方 10のポイント

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 5月8日 ■ ヨーロッパ戦勝記念日 ■ 世界赤十字デー  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第2回公募要領が公開されまし。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250415shoryokuka_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  「ミス焼き」ってご存知ですか? 507
 5月7日は「こ(5)な(7)」の語呂合せから「粉の日」でした。
 食い道楽の大阪は、粉文化と良くいわれます。
 たこ焼きは、おいしいですね。
 でも、なぜたこであって、イカではないのだろうか、と東京生まれの私は思います。
 中から何が出て来るのかわからないたこ焼き風のものでもよいとおもいます。
 たこ焼きならぬミステリー焼き、省略の好きな関西人なら「ミス焼き」とでも命名するのでしょうか。
 東京には、もんじゃ焼きがあります。
 でも、たこ焼きに比べたらマイナーなコナモンですね。
 OCNの調査に「お好み焼きとラーメン、どっちが好き?」というのがありました。

 

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月6日 ◇クスリと断捨離 ◇映像で学ぶ

2025-05-07 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月6日 ◇クスリと断捨離 ◇映像で学ぶ 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月6日

 連休最終日

 PCのメインテナンスは一通り終えることができ、なんとなく気分的に楽になりました。

 古い写真や動画でも見ようかという気になって、昨年訪れた、浜名湖ガーデンパークの映像を視聴しました。

  花博2024ガーデンパーク会場

  https://youtu.be/y7fJE04huE0

 私が制作したもので、これは32分とこれまでの最長の動画です。

 関連する動画もあります。

  印象派庭園・モネの池

  https://youtu.be/sWE_3HsLq5k

■【今日のおすすめ】

 ホンモノのプロのコンサルタント・士業を目指す方のために、映像シリーズをお届けしています。
 ミニ講座ですので、隙間時間を利用して、ご覧いただけます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 5月7日 ■ 博士の日 ■ 粉の日 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇<再掲>◇中小企業庁の入札・調達に関する最新情報を見る
 ビジネスチャンス拡大のために公官庁の入札ビジネスに参加するのも一つの方法です。
 しかし、その情報を得るのは結構手間暇がかかります。
 近年、ICT化で、それが容易になってきています。
 入札説明会や開札の日時、入札説明書の資料等は、調達ポータルという便利なサイトがあります。ただし、利用の際には事前の利用者申請等が必要です。
 このような手続がなければ、一層多くの中小企業が応札できるようになるのではないでしょうか。
 下記URLで情報入手ができます。
 https://www.p-portal.go.jp/
◇再掲《公募》小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>
 「小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>」の公募要領(暫定版)が公開されています。公募要領(確定版)については、改めて公知されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2025/250331hanro.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  薬と断捨離 506

 5月6日は「ゴムの日」です。
 子供の頃、割り箸で輪ゴム鉄砲を作ったりしましたので、輪ゴムが必要でした。
 ところが当時は物資不足の時代で、輪ゴムはなかなか手に入りませんでした。

 複数の薬を毎日服用していますので、薬を束ねる輪ゴムが増えてしまうことをブログに書きました。
 輪ゴムをとっておいても、特別な用途があるわけではありませんので、捨てませんと溜まる一方です。
 物不足の時代に育った私ですので、捨てることに罪悪感を感じてしまうことから、輪ゴムが溜まってしまいます。
 経営士・コンサルタントとして5Sの話をしばしばしますし、そのときに断捨離の話も含まれます。
 紺屋の白袴
 自分自身のこととなると、なかなか理屈通りにはまいりません。反省

(ドアノブ)

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■バックナンバー
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月5日 ◇紙の厚さ ◇経営四字熟語1-5 起死回生    手遅れになる前に企業の健康診断 死に体を、生に復活する ◇補助事業の公募状況一覧

2025-05-06 00:00:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月5日 ◇紙の厚さ ◇経営四字熟語1-5 起死回生    手遅れになる前に企業の健康診断 死に体を、生に復活する ◇補助事業の公募状況一覧 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

5月5日

 数日前から、早朝ウォーキングの途中で体操をするときに蚊に襲われるようになりました。

 襲われるといいましても、敵はまだ弱々しく、追い払うだけで済みました。

 中には、掌で追い払ったら、それに当たり、落下するほど、まだ、元気に飛び回るほどの気温ではないようです。

 

 連休も残り少なくなりました。

 連休中は、どこも混雑するので、もっぱら自宅や自宅周辺で我慢をすることにしました。

 孫も遊びに来てくれ、悔いのない連休であると言えます。

 

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

 

【経営四字熟語】 第1章 心の経営と経営の心

 1970年代から半世紀もの永きにわたり経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆さんと接してきました。その間、経営コンサルタントの目から見ても素晴らしい経営者・管理職の方がたくさんいらっしゃることを発見しました。一方、そのような素晴らしい経営者・管理職でさえも類似している課題が存在することも感じてきました。
 他方、どちらかというと元気のない企業に、換言しますと「一般的な企業」といえますか、その経営者・管理職の方々に見られる問題点も目の当たりにしてきました。
 本章では、経営者として、あるいは管理者としてのあり方を中心に四字熟語から選択して、私見をまとめてみました。あなたに適した形で感じ取る契機となることを期待しています。

 

■1-5 起死回生    手遅れになる前に企業の健康診断
         ~ 死に体を、生に復活する ~


「起死回生(きしかいせい)」の「起死」は「死を起こす」「死に至る」、「回生」は、「生と取り戻す」という意味です。「回生起死(かいせいきし)」とも「起死再生(きしさいせい)」ともいい、いまにも死にそうな人を生き返らせることです。
 私たち、経営コンサルタントは、お医者さんと同様に健康で何もないときには、見向きもされないことが多いのです。しかし、いざ、手形が落ちない、とか、大手企業からの契約を打ち切られそうだ、といった緊急事態に陥ったときに、駆け込み寺として利用されることがしばしばあります。平素、経営コンサルタントとの付き合いがありますと、そのようなときに事前に手を打ってくれますし、万一、緊急性高い問題が発生しても「一旦緩急(いったんかんきゅう)」、駆けつけてくれるでしょう。
 しかし、残念ながら手遅れのことが多いのです。「満身創痍(まんしんそうい)」の状態になってからでは打つ手もありません。「創」も「痍」も傷のことで、「満身」、すなわち・・・

 <本文が長いですし、他の四字熟語もありますので、下記よりご覧いただけます>

【心 de 経営】 経営四字熟語 バックナンバー

■【今日のおすすめ】

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。
 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。
 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名してご紹介しています。
 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
  ■【今日は何の日】 5月6日 ■ コロッケの日 ■ ゴムの日 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇<再掲>補助事業の公募状況一覧
 公的機関が各種の補助事業を提供していますが、応募社が多いと、申請に時間がかかったり、予算限度に達して補助事業が中止されたりします。
 応募状況を見て、応募をするかどうかを判断するのも一つの方法です。
 予算/補正予算関連事業(補助金等)の公募状況をご覧いただけます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/index.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

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  紙が薄くなったことによる功罪 505

 最近ティッシュの箱が小さくなったことに気づいていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。そのために輸送コストを削減することができているそうです。
 なぜ、コンパクトにすることができたのかはあまり話題になりませんが、紙を薄くしても強度にあまり影響しないことが理由のひとつです。薄くても強度を保てる技術の向上に追うところが大きいのでしょう。
 ところが、2枚一組が薄くなったこともあり、たとえば水をこぼしてしまったようなときに、緊急で拭おうとしますと、以前よりたくさんのティッシュを必要とするようになりました。鼻をかむなど、用途によっては複数組を要すようになってしまったのです。
 また、あまり気づいていないのがティッシュのサイズです。これが小さくなったのです。
 ティッシュのサイズは、かつてはJIS規格で決められていましたが、許容範囲が広く、メーカーにより差異がありました。また、サイズが大まかに2種、ボックス型とポケットティッシュとがありました。
 昨今では、旧JIS規格の下限サイズを基準にメーカー同士で歩調を合わせているようで、かつてのサイズより一回り小さくなっています。

 トイレットペーパーも、多くの市販品の厚さが薄くなっています。こちらは紙すきの技術に負うところが大きそうです。
 髪を薄くするだけではなく、伸張度が強化されているので引っ張る力に強くなりました。その特性を利用して、固く巻くことにより、1ロールにたくさんの紙を巻いても、最終商品としての直径は変わらないことから、最近は長尺巻のトイレットペーパーも出てきました。従来の1.5倍の長さを巻くことができるようになりました。
 中には4倍巻というトイレットペーパーもあります。交換の回数が少なくなりますので、とりわけ業務用としては、利用するメリットが大きいと言えます。
 トイレットペーパーと技術的にはロール状するという共通点のある製紙法の新聞用紙も紙を薄くすることができるようになりました。輸送コスト軽減だけではなく、軽量化、コンパクト化されますので、新聞配達をする人の負荷も減るというメリットがあります。
 一方で、高齢化しますと手指に脂が少なくなるために、新聞紙を確実にめくることが困難になってきました。指を舌で舐めてページをめくる人が増えてきているのではないでしょうか。<笑い>
 同じようなことが牛乳のカートン容器でもいえます。高齢者は握力、とりわけ指先の力が弱くなっていますので、落とさないように必要以上に力を入れて、牛乳容器をギュッと持ってしまいます。そのために容器が潰れ、中味が飛び出してしまうことがあります。
 経済化や効率化も良いのですが、高齢者のことも考慮に入れて欲しいと願っています。

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◇語感と幼児性 ◇コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?<改訂版>

2025-05-04 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月3日 ◇語感と幼児性 ◇コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?<改訂版> 

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 「【小説風老いぼれコンサルタントの日記】」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月3日

 トランプ関税で、せっかく上昇してきました給与ですが、その傾向に水を差しかねられない昨今です。
 新社会人の平均給与は、ITmediaによりますと、平均が26.6万円だそうです。中央値が25.0万円と、平均値を下回っていますので、高額な企業が結構あることが推定できます。
 時代は異なりますが、私達の時代の10倍近い数値といえます。<笑い>
 初任給の使い道は、1位が「預貯金」(37.4%)、2位が「親へのプレゼント」(36.6%)といいますので、健全ですね。「自分へのプレゼント・ご褒美」(25.2%)が3位にランクされていますが、「社会人おめでとう」と自分を鼓舞していると考えたいです。

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

コーヒー

■ コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?<改訂版>

 先般、コーヒーと胃について記述しましたところ、あるコーヒー好きの方から、安堵の声が届けられました。

 刺激物には変わりはありませんので、ご自身の状況に応じて、判断された方がよろしいでしょう。

 ここに改訂版をお届けします。

 

 日本のコーヒー消費量は年間15万トンにも上り、緑茶の10万トンをはるかにしのぐほどの身近な飲み物となっています

 都市伝説的に言われることとして、コーヒーは「胃に悪い」と言われます。しかし、アラビアの文献では、コーヒーは、「胃に効く薬」として紹介されています。

 イギリスのコーヒー科学情報センター(CoSIC)は、コーヒーと健康に関する科学情報の膨大なデータベースを保有しています。

 同センターでは、コーヒーの飲用と胃潰瘍の発生には関係がないと発表しました。胸焼けについてもコーヒーと関係づけることはできなかったそうです。


 近年の研究から、胃液の分泌を盛んにして消化を助けることもわかってきました。エネルギー消費や脂肪の分解を促すなどのダイエット効果もあるという女性には嬉しい情報もあります。

 近年の研究では、コーヒーは“善玉コレステロール”(HDLコレステロール)を増やして動脈硬化を防ぐということが発表されています。また、直腸がんのリスクを減らす効果も調査結果として報告されています。


 日本疫学会では、コーヒーを1日1杯以上飲む人は、肝がんになるリスクが、全く飲まない人の6割程度に低下するという調査結果を発表しています。


 コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるといわれています。頭をすっきりと冴えさせてくれます。利尿作用についてもよく知られています。

 糖尿病の予防効果も、欧米を中心に数多い研究が行われています。


 ただし、ダイエットや病気予防に対するコーヒーの効果は、飲む量や飲み方、飲むタイミングによっても変わってくるので注意が必要です。

 例えば、コーヒーを飲んでほっと一息といった「リラックス効果」は、実はコーヒー豆の種類によって、違いがあることが分かっています。

 また、体脂肪の分解を効率的に進めるためには、運動をする20~30分前にコーヒーを飲むのが最も効果的とされています。

 これからは健康飲料としての楽しみ方も考えてみてはいかがでしょうか。

 

  〔参考文献〕全日本コーヒー協会 : コーヒーのことからだのこと.

 

 一方で、コーヒーの飲み過ぎには注意が必要です。

 コーヒーには、カフェインが含まれていますので、多量に飲みすぎますと副作用が出て来ることがわかっています。
 一説のよりますと、一日に5杯以上飲む人に副作用が多く出るそうです。

 カフェインは、交感神経を刺激しますので、睡眠時に必要な副交感神経の働きを弱め、祢見れなくなることはよく知られています。利尿作用もありますので、高齢者が、夜コーヒーを飲むことは控えるべきです。

 頭痛がある時にコーヒーを飲みますと、頭痛が和らぐことを体験している人は多いでしょう。ところが、カフェインを取り過ぎると、逆に、カフェインによる血管拡張作用で頭痛がひどくなったり、頭痛がないのに頭痛が発生してしまうことがあるそうです。

 疲れている時も、コーヒー一杯で至福の時を過ごす人も多いでしょう。私も、そのひとりです。カフェインには、疲労解消の効果があるといわれています。しかし、人によっては、逆に疲労感が残ることがあるそうです。「疲労感が低下した」ように感じるのは、カフェインに含まれるアデノシンという成分に覚醒作用があるからだそうです。

 コーヒーには、ポリフェノールが含まれていますので、血圧を下げる効果があります。ところが、高血圧で、肝機能が弱っている人は、カフェインを摂り過ぎますと、高血圧のリスクが高まることがわかっています。心拍数も上がりますので、心臓への負荷も増えます。

 あまり知られてはいませんが、利尿作用によってカルシウムが尿中に多く排出されてしまいますので、カルシウム不足気味の人がコーヒーを多量に飲むと骨粗鬆症にかかってしまうそうです。
 血中のカルシウムだけではなく、カリウムも排出します。多量に飲むことにより低カリウム血症になりやすいのです。

■【今日のおすすめ】

 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。
 一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドはありませんが、少しでも「美しい日本語ですね」と言われるように努力をしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   

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■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募》中小企業生産性革命推進事業「事業承継・M&A補助金」
 事業承継・M&Aによる経営資源の引継ぎを行う中小企業者等を後押しするため、「事業承継・M&A補助金」による支援が実施されています。申請は「電子申請」のみでの受付となります。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2025/250331shoukei_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 語感と幼児性
 

 近年、語感がかなり狂ってきているように思えます。
 マーケティングの専門用語に「差別化」という言葉があります。一方で、「差別された」などと「差別」という言葉はマイナスのニュアンスが強い言葉です。それにもかかわらず、「差別化」という表現に奇異感を感ずる人が少ないです。
 マーケティングの専門用語であり、専門家も「差別化」という言葉を用いていますから、そのまま使っているということが大半なのでしょう。
 私は半世紀以上前に、アメリカに駐在員として派遣され、5年間ニューヨークで仕事をしていました。その間、「黄色人種」「日本人」という理由で差別されたことがなんどかあります。その体験もあり、「差別」という言葉のニュアンスに過敏になりすぎていることは否めないかも知れません。

 自称は「私」であるというのは、学生時代に何かの本で学びました。新入社員研修でも、おなじことを学びました。ところが、近年、ビジネスパーソンが「僕」という言葉を平気で使っています。それどころか、TVを視ていますと、社会的立場のある人が並記で僕と自称しています。これも上述のように語感低下の表れといえます。

 「僕」は、男性の謙称で、もともとは、「男の召し使い」を指しています。子供言葉なのです。母親のことを、こどもが「おかあちゃん」と呼ぶのと同じ幼児語なのです。
 それだけではありません。「僕」は、男性が用いる言葉であり、女性向けの対語は「妾(ショウ)」です。「僕妾」は、「しもべ」と「めかけ」、下男下女という意味です。自訴が自分のことを「妾(ショウ)」と呼ぶことを聞いたことがありません。それにもかかわらず、男性が「僕」を使うことに奇異感を持たない人が多いのです。

 あるマナー書を見ていましたら、「僕」は近年ではフォーマルな場でも使えると記述されていました。私にとっては、語感が低下していると言わざるを得ません。
 ちなみに「私」は、「わたし」ではなく、「わたくし」です。

■ 基本的な法律は理解しておきたいですね 426
 日本の法律は、ドイツから学ぶところが多かったようです。
 こんにちの会社法の基本ともなりました商法ですが、日本の旧商法はドイツの商法がもととなっています。
 商法に関連する法律が、会社法以外にもいくつかありますが、ご自身のビジネスに関連する法律は一通り知っておく必要がありますね。
 代表的な商法関連法法規を列挙しておきました。
 お恥ずかしながら、私は法律を暗記するのが苦手で、もっぱら専門家に任せてしまっています。

【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
  ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業9章3 俺は経営コンサルタントになるゾー!

【これまでお話】 バックナンバー
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月2日 ◇<映像で学ぶ>プロコンサルタント・士業成功のツボ ◇元気な会社 「不況に強い」お守りに救われた老舗メーカ 2a05-4502

2025-05-03 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月2日 ◇<映像で学ぶ>プロコンサルタント・士業成功のツボ ◇元気な会社 「不況に強い」お守りに救われた老舗メーカ 2a05-4502 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

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 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

5月2日

 マイナビによりますと、正社員求人における初年度年収を調査したところ、初年度の平均年収は483万9000円で、前年から約24万円も増加していて、2018年の調査開始以降最高であるということです。
 この調査は、新卒だけではなく、中途採用の人達の給与も含まれています。ここで顕著な現象として見られる事の一つが、未経験求人と経験者求人の年収差が拡大傾向にあることです。
 日本における人材の採用も、新卒一辺倒から、次第に経験を重視するようになってきたということでしょう。
 経験者求人の割合が高い業種は「IT・通信・インターネット」が最も多く、うなずけます。驚いたことに第3位に、「コンサルティング」が続いていることです。大手のコンサルティング・ファームを中心にコンサルティングのニーズが回復してきているのでしょうか。

 

 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、えんぽうにあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 「不況に強い」お守りに救われた老舗メーカ 2a05-4502

 世の中がどんなに不景気でも売れるものはある。昨今のコロナ禍では、マスクや除菌グッズなど衛生関係の商品のほか、「巣ごもり需要」でパスタなどの麺類や冷凍食品、ゲームソフトが売れ行きを伸ばした。また、コロナ禍に関係なく通常の不況時でも売れるものの代表格が医薬品。好不況にかかわらず病気になれば薬は買うだろう。医薬品ほどではないが、お守りも不況に強い。「苦しい時の神頼み」と言われるように、むしろ景気が悪い時の方が売れるのかもしれない。そのお守りに助けられ、苦境を乗り切った企業もある。

 越前織の本場として知られる福井県坂井市丸岡町に本社を構えるM社は、国内外の有名アパレルブランドタグを中心に数多くの織ネームを製造する老舗メーカーだ。3年後に創業100周年の節目を迎える同社がお守り袋の製作を始めたのは2004年のこと。もともとお守り袋の生地を手掛けていたが、仲介業者から「完成品を作ってみては」と持ち掛けられたのがきっかけだった。たまたまハンドメイドが好きな社員がいて、完成品のサンプルを作ってもらったところ、出来栄えが良く高い評価を受けた。その後、生産体制を整備し、お守り袋の製造販売を開始した。繊細な表現や美しいデザインを見事に織り上げた色鮮やかなお守り袋は着実に売り上げを伸ばした。

 販売開始から4年後、同社はお守り袋作りに救われることとなる。2008年のリーマンショックで売り上げが激減するなか、お守り袋だけは売れ続けたという。「お守りは不況に強い。リーマンショックの前に始めていて助かった」と代表取締役のM氏は振り返る。その後、東京都内で開催された見本市にお守り袋を出展したことで評判は広がり、さらに訪日外国人による購入も加わって売り上げは右肩上がり。2019年にピークを迎え、あまりの注文の多さに年半ばの6月で年内納入分の受注をストップする事態となった。これを受け、同社はお守り部門の増産体制を整備することなどを目的に新本社施設の建設に着手した。コロナ禍で計画に遅れが生じたものの、稼働することとなった。

 新本社完成前のあわただしいなか、同社には早くも正月ムードが広がっている。初詣でに向けたお守り袋の注文が全国の神社仏閣から寄せられているのだ。社内の一角では、色とりどりのお守り袋が作業台に数多く積まれ、社員が出荷前の検品に追われているという。今や同社の主力商品となったお守り袋。増産体制も整うこととなり、その"ご利益"はまだまだ続きそうだ。

【経営コンサルタントの独り言】

 有名アパレルブランドタグの織ネームを製造していた会社が、同じ技術を使って全然市場が異なる「お守り袋」を作って成功しました。

 一つの製品を核に、販売やマーケティング方法を工夫しながら深掘り展開をする戦略もあります。

 核製品を、そのまま他市場に販売する方法もあります。

 M社のように技術を活かして、新規市場に、新規開発商品を売るという戦略もあります。

 このように技術と商品の関連を市場戦略上思考する方法として「9セルABCDセグメント戦略表」を利用して戦略立案する方法があります。

  「最新 ロジカル・シンキングがよくわかる本」P157

    今井信行著 秀和システム刊 1760円

    詳細(外部リンク:アマゾン)


   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 多様化の時代になり、ホンモノの智恵やホンモノを見分ける力が求められる昨今です。
 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。
 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。
 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。
 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

■【今日は何の日】

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  ■【今日は何の日】 5月3日 ■ ゴミの日 ■ 憲法記念日  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《セミナー》はじめての事業コンセプト作り!そのコツ教えます!
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 中小機構BusiNestでは「事業コンセプトの作り方」という少し難しそうなテー
マに対して、専門用語をほとんど使わず分かりやすく解説し、コンセプトの作り
方の本質を短時間で理解できるセミナーを実施します。
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   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業体験記
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
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◆  八十八夜の名前の由来は? 502

 「八十八夜」は二十四節気には含まれていません。
 通常は5月2日ですが、そうでない年もあります。
 ちょうど茶摘みの頃となり「夏も近づく八十八夜・・・」の歌にも謳われています。
 この時期は、一年の内でも最も気持ちの良い頃です。
 いろいろな草花が咲く時期でもあります。
 なんといいましても新緑の美しさは、歳を重ねてからわかるようになりました。

 郵便料金が上がりましたが、5月1日は郵便貯金の日、郵便貯金創業記念日でもあります。
 郵貯が始まって140年以上にもなるのですね。
 ゆうちょ銀行の金融商品について、意外と知りませんよね。

【独り言】 ハイテク情報で明日を予測するコンサルティング 502

 技術の変化、とりわけ電子がらみやバイオ分野では、われわれが想像する以上のスピードで変化・成長を続けています。

 日本人が毎年のようにノーベル賞を受賞していますが、過去に功績があり、今日認められている人達が多いように思えます。いつまでも、ノーベル賞受賞者が次々と現れてくるかどうかは疑問もありますが、そうありたいと期待したいですね。

 私事で恐縮ですが、半世紀にわたり経営コンサルタント業を続けて来られたのは、時代のキーワードを読み、それを自分なりのものに咀嚼し、他に先駆けてコンサルティングに利用してきたからではないかと考えています。

 自慢話をするわけではないですが、まずは加工工業時代と言われた日本では輸出をすることで外貨を稼ぎ、必要な物資を輸入するのに充てると言うことが重要政策でした。「企業戦士」などともてはやされて海外派遣をされた経験から、企業の輸出コンサルティングから入りました。円高で輸入や海外進出、パソコンの出現など、時代を読みながらコンサルティングのウェイトシフトを行ってきました。

 経営コンサルタントとして成功するには、「時代のキーワードに敏感に反応」することが必要です。とりわけ、コンサルティングの中で新製品開発に重点を置いてきました。それには、技術動向を的確に読むことが必要です。

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月1日 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 経費を抑えて効果を高める社員研修のカリキュラムづくり PDCAの活用法 ◇高岡市「御車山」祭り

2025-05-02 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月1日 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 経費を抑えて効果を高める社員研修のカリキュラムづくり PDCAの活用法 ◇高岡市「御車山」祭り 

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 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

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■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月1日

 横浜市と藤沢市の市境に「俣野別邸庭園」という洋風の風致公園があります。

 園内は、河岸段丘を利用した高低差のある地形を活かし、外苑と内苑に分かれています。

 外苑は、住宅地の中にあることを忘れさせる静かな雰囲気に包まれていて、シャクナゲやつつじ、シャガやネモフィラなどが咲いていました。

 おそらく、一年を通じて、四季折々のさまざまな花木や草花を楽しむことができるのではないでしょうか。

 内苑には、俣野別邸の主屋を中心とした芝庭が広がっています。

 俣野別邸は、昭和14年に建築された和洋折衷住宅で、横浜市認定歴史的建造物に指定されています。

 あいにくの曇り空でしたが、晴天時には、丹沢山系や富士山を望むことができるそうです。

 「人材を育てる時代は終わった」という人がいます。

 人材は、出来上がった人を採用すれば、教育費用を削減できるというのです。

 世の中の風潮に乗っていてよろしいのでしょうか。

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 3 社員研修で人財を効果的に育てる

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、「コンサルタントとは何をしてくれる職業なのか」という視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話してきました。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 第3章では「社員研修で人財を効果的に育てる」というテーマでお話します。

 社員研修は、景気が悪くなると実施しなくなる企業がいます。一方で、社員研修には麻薬性があり、やり始めると、それを継続しないと心配で仕方がない企業もあります。

 社員研修は、適切な方法で実施すれば、少ない資金投入でも実施できます。

 「社内で意図を育てる時代は終わった」という人を時々見かけますが、それを鵜呑みにしていて良いのでしょうか。

 

■ 第4部3章 32 【経営支援】 経費を抑えて効果を高める社員研修のカリキュラムづくり

 図は、管理職研修のカリキュラム例です。




 「管理の基本はP-D-C-Aである」としばしば言われますが、管理職の管理という業務というのは、独立した一つのプロジェクトの場合もありますが、実務的には連続する実務の繰り返しと筆者は考えています。

 すなわち、管理職の管理は「P-D-C」と考えています。単独に独立したプロジェクトであればPlanしたことをDoし、それをCheckした結果に基づき、AすなわちActionを実行するデミングサイクルが成り立ちます。

 ところが、管理職の連続する実務においては、Checkした結果、次の行動を起こすためにはPlanを立案する必要があります。そのPlanは最初のPlanであるP0ではなくP1になり、D1につながるのです。そして、さらに次のP-D-Cへと連続し、業務が改善し拡大してゆきます。

 このようにして発展していく、すなわちサイクルではなくスパイラルになるのです。そのスパイラルも拡大していくことが企業の発展に繋がるのです。

 管理職が一般的に言われているデミングサイクルの意味を間違えて理解している過ちをただすことが、管理職の実力を発展することになり、ひいてはそれが企業の発展につながります。


 ここでは、一般的なPDCAではなく、P-D-Cと表記しています。その具体的な理由は、当該します「PDCA+s/a」の項をご参照ください。そちらを読んでくださりますと、経営コンサルタントによっては独自性ある考え方を持っていることにお気づきと思います。

 では、本論に話を戻します。

 発展的P-D-Cの話を私がし始めますと「今更P-D-C-Aでもあるまい」と莫迦にする人が多いのですが、「あたり前のことをあたり前にできる」ように変革を進めていくのが管理職の仕事であり、それを徹底して、部下があたり前のことをあたり前にできるようにしてゆくことが管理職の管理と考えています。


 また、最近はP-D-C-Aというように言い換えられていますが、ふるくはPlan-Do-Seeと言われてきました。しかし、さらに突き詰めて考えてみるとPlanをたてるといいましても、いきなりたてることができるわけではなく、PlanをたてるためのP-D-Sが必要です。すなわち持続的な管理業務におけるデミングサイクルは、「P-D-C」+「S/A」という形にし、P-D-Cの各段階で実行計画Schedulingを立て、調整Adjustingをすべきで、それを既述の発展的P-D-Cに結合して管理を行える企業作りが必要です。

 デミングサイクルのように、一般的に当然と思われるようなことでも、それが実情に即さなければそのまま形だけを導入するのではなく、独自の考えをもって企業支援をするのです。

 すなわち、経営コンサルタントは、既製服というお仕着せの経営手法を企業でそのまま使うのではなくて、経営陣と意思疎通を図りながら、依頼企業の全体最適を考え、最適と考えられる経営手法を創り出して、それをもとに経営支援を行ってくれます。

 たとえば管理職研修においては、既述のような既存のカリキュラムをそのまま適用するのではなく、依頼企業の現状に即した研修コンセプトを明確にして、そのコンセプトをもとにその依頼企業だけに特化した研修目的を構築し、それに基づいたカリキュラムが作成されるのです。

 A社とB社とでは当然抱える問題点も異なれば、企業が目指す方向も異なります。企業が目指す方向や目的を着実に達成するためには当然それに即して採るべき方法論も異なってくるのです。

 換言しますと、どの企業においても同じカリキュラムを、社名だけを変更して研修を行うような経営コンサルタントであれば敬遠すべきです。

■【今日のおすすめ】

 「あたりまえ経営」とは何かについて、理解をして下さる人が多くなってきています。

 しかし、「『あたり前』はあたり前でしょう」とおっしゃる方がまだまだ多数いらっしゃいます。

 そのような中で、「あたりまえ経営のすすめ」への理解あるコメントをいただきましたので、ご紹介します。


■【今日は何の日】

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  ■【今日は何の日】 5月2日 ■ 郵便貯金の日、郵便貯金創業記念日 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募情報》令和7年度「Fukushima Tech Create」プログラム参加者募集
 (公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構では、福島県イノベ地域における起業・創業にチャレンジする企業、個人等を支援する3つのプログラムの参加者が募集されています。
[公募期間] 4/11(金)~5/25(日)23:59まで
[応募資格] イノベ地域で研究成果等を社会実装しようとする個人・企業
  イノベ地域:いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、
        楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、
        新地町及び飯舘村(福島県浜通り地域等15市町村)
[応募方法] 申込専用ページから電子申請(郵送不可)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.fipo.or.jp/news/36164
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 富山県高岡市「御車山」祭り  501

 

 毎年5月1日に重要有形・無形民俗文化財として、またユネスコの世界遺産にも登録された山車のお祭りです。

 1588年(天正16年)に豊臣秀吉が、後陽成天皇と正親町(おおぎまち)上皇を聚楽第に迎えたときに使用した御所車を、加賀藩二代藩主・前田利長公が1609年(慶長14年)に高岡城を築くにあたり、町民に与えました。

 この御所車に、鉾を立てたものが御車山です。

 江戸時代の名工達によって7基が揃いました。

 5月1日に行われるのが高岡關野神社の春季例大祭です。

 高岡市内を奉曳(ぶえい)巡行します。

 4月30日の宵祭りでは一部の山車はライトアップ展示されます。

 お祭り以外にも、展示場に行きますと見ることができます。

 からくり人形のように動きがありますので、見ていて楽しいですので、機会があれば是非訪れてみてください。

 サルボボのお土産もユニークです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月30日 ◇記憶のメカニズム ◇埼玉県 川越・小江戸 氷川神社の大鳥居は必見です ◇なぜ、【今日のおすすめ】コーナーがあるのか

2025-05-01 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月30日 ◇記憶のメカニズム ◇埼玉県 川越・小江戸 氷川神社の大鳥居は必見です ◇なぜ、【今日のおすすめ】コーナーがあるのか  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月30日

 「無病息災」というのが好ましいですが、高齢になると、何らかの病気を抱えている人が大半ではないでしょうか。
 私など、複数の科に、お世話になっています。

 昨日は、先週の検査結果がわかる日で、結果は悪くはなかったものの、検査が必要であったと言うことは喜ばしくない状況ですね。

 病院との付き合いは、これからも続きますが、何とか一人で動けることはありがたいことです。

 5月からは、ブログも刷新するつもりで、準備中です。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 

 埼玉県 小江戸と呼ばれる川越 
 

  

◆【カシャリ!ひとり旅情報】 川越・小江戸 氷川神社の大鳥居は必見です

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 埼玉県川越市は、都心から30km圏内、埼玉県西部に位置し人口は34万人を有する、産業、経済、文化、観光などの中核都市です。
 観光の面でも、「小江戸」と呼ばれ、蔵造りの町並みや川越まつりなど魅力ある歴史的・文化的遺産が残っています。
 都心からのアクセスは、池袋から東武線、新宿から西武線が便利で、JRでは少々不便なところにあります。
 川越神社は、川越城本丸御殿前の西武系のバス停から2停留所、徒歩で10~15分程度の所にあります。私が訪問したときには、長蛇何かの式典の最中でした。
 
<以下文章は、川越市サイトより作成>
 
 欽明天皇の時代に大宮市の武蔵一宮から勧請されて建造されました。江戸時代には、川越城下の総鎮守となり、歴代の城主をはじめ城下の人々の厚い信仰を得てきました。
 嘉永3年(1850年)に建てられた本殿は、川越まつりの山車の人形を主題にした彫刻がほどこされています。川越まつりは、同神社の神幸祭が起源とされています。
 
 

氷川神社
 
関連写真
映像
■【今日のおすすめ】
 ブログ読者の皆様におかれましては、過去に発信したブログで見落としたり、内容が改訂されていることに気がつかなかったり、新規に追加された記事があることに気がつかなかったりと、いろいろなケースもあります。
 それにより、機会損失を起こしているのではもったいないと考え、【今日のおすすめ】蘭を設けています。
 過去に読んだことのある記事でも、見直しますと別のものが見えてくるかも知れません。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 5月1日 ■ メーデー ■「平成」から「令和」へ時代が変わる 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)
 中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第2回公募要領が公開されました。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250415shoryokuka_kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  【一口情報】 記憶のメカニズム 430

 記憶をするときと、記憶を回想するときでは使う神経回路の視覚情報の流れが異なるという説を東京大学の宮下教授のグループが発表しました。(日刊工業新聞)
 猿を使っての研究ですが、図形を見させて、それを記憶するときと思い浮かべるときとでは、脳内に起こる神経回路内の情報の流れが変わることがわかったそうです。
 複数の場所での電気信号の変化を計測する「電流源密度解析法」という手法を用いての実験です。技術革新というのは、人間の神経の流れを現象に応じて研究することまで進んで来ているのですね。

  万博事務局に公認されなかったニューヨーク万博

 第二次世界大戦中の1939年に最初のニューヨーク万国博覧会が、マンハッタン東に位置するロングアイランド島で開催されました。
 二回目は1964年4月にやはり同じフラッシング・メドウズ・パークで開催されました。
 二回目のテーマは「相互理解を通じた平和(Peace Through Understanding)」でした。
 このコンセプトを表すのが「ユニスフィア」と呼ばれる地球をかたどったモニュメントです。
 相互理解をテーマにしていながら、万国博国際事務局の方針に従わない出店料の取り方が問題となり、万博としての公認を受けられませんでした。
 アメリカらしい強引さですね。

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月29日 ◇昭和は遠くなりにけり ◇徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段6 勢ひ猛に、ののしりたるにつけて

2025-04-30 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月29日 ◇昭和は遠くなりにけり ◇徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段6 勢ひ猛に、ののしりたるにつけて  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

4月29日(月)

 今年の連休は、前半と後半の二つにスプリットしてしまっています。

 間の平日を休暇に充てますと10連休になるのですね。

 

 視点を変えると、それまで見えなかったものが見えてくるということがあります。

 徒然草も、経営コンサルタントの視点で見ますと、他の人とは異なることに気がつくかと思っています。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

 

◆第一段その6 勢ひ猛に、ののしりたるにつけて

 

 

◆06 勢ひ猛に、ののしりたるにつけて、いみじとは見えず。増賀ひじりの言ひやんやうに、名聞苦しく、仏の御教へにたがふらんとぞ覚ゆる。ひたふるの世捨て人は、なかなかあらまほしきかたもありなん。

 

【語彙】

 勢ひ: 威勢、権威
 猛なり: さかんである
 ののしる: もてはやされる
 いみじ: 立派
 増賀: 天台宗の高僧で、名誉や利欲を嫌うことで知られている
 ひじり: 高徳の僧
 名聞苦し(ぐるし): 「名聞」は世間の評判の意。
     「名聞苦し」で一語、名誉に夢中になっているように見える
 覚ゆる: 思われる
 ひたふる: いちずなようす
 なかなか: かえって、むしろ

 

【現代語訳】

 活溌な活動が世間でもてはやされていても、それが素晴らしいことだとは思いません。

 名誉や私欲を嫌うことで世間に知られています高僧の増賀が言ったとかいわれていますが、名誉に夢中になっているように見え、仏の教えに背くように思えます。

 それよりむしろ、仏道にひたすらな世捨て人の方が、かえって好ましいところが、きっとあるでしょう。

 

【ひと言】

 増賀という高僧が言っているらしいのですが、僧侶でありながら、その活動やあり方が世の中でもてはやされたとしも、それが利欲や名誉などを求め続けるような仏の教えに背くような行為は、僧侶たるもの、すべきではないのに、それを行うことは、過去において、処々で見られたようです。

 僧侶は僧侶としての務めを果たすべきで、有名なことが必ずしも良いことではないことを認識すべきでしょう。

 たとえば、私が従事してきました経営コンサルタントという職業におきましても、同様なことがいえます。

 経営コンサルタントというのは、クライアントに対して、エネルギー投入をいくらしてもしたりないほど、いろいろとクライアントのためにやってあげたいことがあります。そのために、時間不足になるほどです。

 その結果、出版のための原稿を書いたり、マスコミ対応をしたりする時間は限定されてしまいます。そのために、知名度を上げるような活動は中々できません。

 一方で、知名度の高い経営コンサルタントなどは、マスコミ対応に追われがちで、クライアントの現場に行く時間に制約が生じ、机上の考えが中心になりがちです。

 このことから、知名度の高い経営コンサルタント、必ずしも現場コンサルティングの実力・実績が高いとはいえないのです。

 経営コンサルタントなど、外部ブレインと契約するときの難しさが、そこにあります。

 

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

■【今日のおすすめ】

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。

 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と命名してます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

   ■【今日は何の日】 4月30日 ■ 図書館記念日 ■ ニューヨーク万博開始記念日 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  昭和は遠くなりにけり 429
 明治の人は、質実剛健と言われます。
 明治といいましても、ここでは明治大学の人の話ではありません。<笑い>
 昭和の人は、戦前と戦後で気質も考え方もずいぶんと変化をして来たと言えます。
 歴史的には、終戦を境にして近代と現代に区切られます。
 従って、私は昭和を一括りにすることはできず、一口に昭和の人を表す言葉を持ち合わせていません。

 一方で、昭和は激動の時代とも言われます。
 第一次大戦と第二次大戦という大きな戦争を経験しています。
 第一次大戦後の金融恐慌も、人々を苦しめましたし、第二次大戦では原爆という悲劇も味わっています。
 第二次大戦後の日本の荒廃から立ち上がれたのも、日本人の力強さがあるからです。
 高度成長期、GDP(当時はGNP)世界第二位という、日本経済発展の時代も経験しています。
 新自由主義への移行とバブルという、昭和の最後の変化で幕を閉じました。
 62年と14日間という、歴代最長の元号の時代でもあります。
 これは清朝61年を上回る世界最長の元号です。

 平成に入りバブルがはじけ、失われた20年が始まりました。
 福祉切り捨て、身障者は自活を迫られ、自己責任で自分の生活を守らなければならない新自由主義路線は、昭和の良さの変化の象徴のように私には思えます。

【一口情報】 信託

 社団法人信託協会は、信託のしくみ、各種信託商品(年金信託、資産流動化の信託、公益信託、遺言信託など)の概要を紹介するとともに、信託に関する資料・統計等の情報提供を行っています。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月29日 ◇昭和は遠くなりにけり ◇信託

2025-04-30 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月29日 ◇昭和は遠くなりにけり ◇信託 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

4月29日

 今年の連休は、前半と後半の二つにスプリットしてしまっています。

 間の平日を休暇に充てますと11連休になるのですね。

 しかし、間が開きすぎているので有休は取りにくいですね。

 連休中は、私は、もっぱら近場周りです。

 

■【今日のおすすめ】

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。

 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と命名してます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

   ■【今日は何の日】 4月30日 ■ 図書館記念日 ■ ニューヨーク万博開始記念日 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲「経営安定特別相談事業」
 経営難に直面している中小企業者に対して経営立て直しのための無料相談を商工会議所などの公的機関が行っています。
 下記のURLで、どの様なサービスなのかを一度覗いてみてはいかがでしょうか。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/2012/download/taisaku_info-0.pdf

◇再掲「中小企業電話相談ナビダイヤル」
 中小企業では、経営に関して、どこに相談したらよいか困っている方が多いでしょう。日本経営士協会(https://www.jmca.or.jp/)など、コンサルタントの団体が一つの効果的な方法です。
 公的な機関としては、下記もあります。
[相談電話] 0570-064-350(中小企業電話相談ナビダイヤル)
[受付時間] 平日9:00~12:00/13:00~17:00
 https://www.chusho.meti.go.jp/soudan/download/nav-dial_flier.pdf

◇再掲「まもろうよ こころ」
 悩みや不安を抱えて人に、愛の手を差し伸べてくれる施設です。困っていたり、周囲に困っている人がいらっしゃるときには、心配せずに相談をするようにしてはいかがでしょうか。
 https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  昭和は遠くなりにけり 429
 明治の人は、質実剛健と言われます。
 明治といいましても、ここでは明治大学の人の話ではありません。<笑い>
 昭和の人は、戦前と戦後で気質も考え方もずいぶんと変化をして来たと言えます。
 歴史的には、終戦を境にして近代と現代に区切られます。
 従って、私は昭和を一括りにすることはできず、一口に昭和の人を表す言葉を持ち合わせていません。

 一方で、昭和は激動の時代とも言われます。
 第一次大戦と第二次大戦という大きな戦争を経験しています。
 第一次大戦後の金融恐慌も、人々を苦しめましたし、第二次大戦では原爆という悲劇も味わっています。
 第二次大戦後の日本の荒廃から立ち上がれたのも、日本人の力強さがあるからです。
 高度成長期、GDP(当時はGNP)世界第二位という、日本経済発展の時代も経験しています。
 新自由主義への移行とバブルという、昭和の最後の変化で幕を閉じました。
 62年と14日間という、歴代最長の元号の時代でもあります。
 これは清朝61年を上回る世界最長の元号です。

 平成に入りバブルがはじけ、失われた20年が始まりました。
 福祉切り捨て、身障者は自活を迫られ、自己責任で自分の生活を守らなければならない新自由主義路線は、昭和の良さの変化の象徴のように私には思えます。

【一口情報】 信託

 社団法人信託協会は、信託のしくみ、各種信託商品(年金信託、資産流動化の信託、公益信託、遺言信託など)の概要を紹介するとともに、信託に関する資料・統計等の情報提供を行っています。

 

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 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月28日 ◇書話力を高める ◇経営四字熟語 脚下照顧 トップは冷静にみる ~ 自分の姿を鏡に映す ~ ◇信頼されるコンサルタント

2025-04-29 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月28日 ◇書話力を高める ◇経営四字熟語 脚下照顧 トップは冷静にみる ~ 自分の姿を鏡に映す ~ ◇信頼されるコンサルタント 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

4月29日

 gooブログが11月18日付けで閉鎖されます。
 毎日複数本のブログをアップロードしていましたので、そのコンテンツを日本経営士協会に移管し、アメブロにて運用する方向で、引っ越しの準備をしています。
 協会事務局の受け入れ体制が整い次第、管理運営を移管するために、カテゴリー分類を見直し、データをカテゴリー分類毎に再整理しています。
 gooだけではなく、アメブロなどその他のブログスタンドでも、不要なカテゴリーだからと言って簡単に削除できません。
 削除するカテゴリー内のデータを全部消去する必要があります。
 ところが、一括で全消去できず、一覧表示がなされた状態で削除をしなければなりません。
 そのために、1つのカテゴリーで数千のブログが保存されていますと、削除するのに1時間くらいはかかってしまいます。
 何ごとにおいても、「サービス停止」ということは、大きな影響があるのでしょうね。

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

 

【経営四字熟語】 第1章 心の経営と経営の心

 1970年代から半世紀もの永きにわたり経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆さんと接してきました。その間、経営コンサルタントの目から見ても素晴らしい経営者・管理職の方がたくさんいらっしゃることを発見しました。一方、そのような素晴らしい経営者・管理職でさえも類似している課題が存在することも感じてきました。
 他方、どちらかというと元気のない企業に、換言しますと「一般的な企業」といえますか、その経営者・管理職の方々に見られる問題点も目の当たりにしてきました。
 本章では、経営者として、あるいは管理者としてのあり方を中心に四字熟語から選択して、私見をまとめてみました。あなたに適した形で感じ取る契機となることを期待しています。

 

■1-4  脚下照顧 トップは冷静にみる
      ~ 自分の姿を鏡に映す ~


「いじめ問題」というのは、日本だけではなく、世界的に、中でもとりわけ先進国と言われる国に陰湿さがはびこっていると聞いています。いじめというのは、いじめる側は、自分が「ひどいことを言っている」、「している」という意識が薄弱で、相手の気持ちに構わず、それを続けてしまっていることが多いそうです。自分が悪いことをしているという意識がないだけに、それを止める必要性を感じないのでしょう。いじめ側に罪悪感がないのですから、いじめられる側は堪ったものではありません。
 経営者・管理職のように、権力を握っている人は、自分は会社のため、社員のためと思って採っている言動が、実は社員の側にとっては、ガマンにガマンを重ねていることがあります。ビジネスパーソンとして、「隠忍自重(いんにんじちょう)」しないと、その企業にいられなくなるかもしれないという気持ちが、自分の「軽挙妄動」を押さえているのです。「隠忍」とは、「苦しさを表に出さないでじっと耐える」という意味で「耐えがたいことをじっとこらえて軽挙妄動を慎む」ということを表しています。
 「愚者一得」の項でも述べていますように、自分の会社の社員や部下が・・・ <下記より全文をご覧いただけます>

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/03f2b97e227f23f6aae2b3921eb89880

 

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日のおすすめ】

 日本語の乱れが気になります。私自身は、日本や言語の専門家ではなく、経営コンサルタントという仕事柄、標準語で話すように努力しています。

 そこで体得したことをご紹介しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 4月29日 ■ 昭和の日 ■ 上杉まつり ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺 御殿内部 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《セミナー》顧客に愛されるお店づくりに向けた価格転嫁講座
   ~価格転嫁に役立つ価値の高め方を学ぶ!~
 中小企業大学校web校では、小売業・サービス事業者などBtoC企業を対象に、価格転嫁の実現に向けて、自社の価値を知り、自社商品の価値を伝える工夫などとともに戦略的な価格転嫁の進め方を学ぶセミナーが開催されます。
[日 時] 5/14(水)~5/21(水) 9:30~12:30[3時間×2回]
[場 所] オンライン(Zoom)
[参加費] 16,000円(税込)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://webeecampus.smrj.go.jp/courses/250098/
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  信頼できる経営コンサルタントの見分け方 428

 経営コンサルタントを利用する目的も決まり、活用法を理解できても、では信頼できる経営コンサルタントをどこで、どのように見つけ、自社にあったコンサルティング・サービスを提供してくれるかどうかを見極められるのでしょうか?

 経営コンサルタントと言っても、残念ながらピンからキリまでいます。

 日本に何万にも経営コンサルタントがいる中でどのように自社に最適な経営コンサルタントを探したらよいでしょうか、そのポイントを整理しました。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/536436cc01b0ad61b7f9599d59de6350

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  一覧を見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月27日 ◇第九の誕生 ◇ウォーキングまとめ 5-5 まとめのまとめ 皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします

2025-04-28 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月27日 ◇第九の誕生 ◇ウォーキングまとめ 5-5 まとめのまとめ 皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします 

 

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

4月27日

 シラスウナギの豊漁というグッドニュースが昨年ありましたが、それにも関わらず、ウナギの値段も、御多分に漏れず、上がっています。
 水産庁が、ウナギの資源管理を行っているにも関わらず、ワシントン条約に基づいて、EU(ヨーロッパ連合)が、すべてのうなぎの国際取り引きを規制する提案を準備しているというショッキングなニュースが舞い込んできました。
 成魚やしらすだけではなく加工したうなぎ食品も対象としています。提案が可決されますと、流通量が減少し、価格はますます上昇するでしょう。
 庶民だけではなく、日本人すべてにとってウナギは宝石のような貴重な存在になってしまいそうです。

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

5章 ウォーキングと健康体操のまとめ

 これまで、ウォーキングや体操について連載してきましたが、最後までお読みくださりありがとうございます。
 ここでは、まとめとして、どのようにしたら単調な運動を継続し、効果を上げるのか、ここでも体験を中心にお話します。そのまま鵜呑みにせず、皆様ご自身で体験しながら、修正し、効果を上げてくださるようお願いします。

【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。


5-5 まとめのまとめ 皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします

 このシリーズでご紹介したのは、テレビを観たり、雑誌などを読んだりした健康情報を取り入れ、自分なりにアレンジした自己流ウォーキングと体操です。

 私の方法が、正しいとか、ベストだとかと思っているわけではありません。いろいろな情報をもとに、自分なりにアレンジしていますので、日々変化をする「進化形」の体操です。

 ウォーキングも体操も、効果があると信ずることで、継続することができているように思えます。

 春は、草花などから季節の訪れや変化を感じられ、熱くもなく寒すぎることもなく、とても気持ちよく、しかも心が和みます。スマートフォンだけではなく、コンパクトカメラを持ち歩くこともあります。花は接写撮影されると、素人なのに、プロになった気分になります。

 夏は、空は明るくなっています。朝から高温多湿の時もありますが、玄関を出たときの夏の朝のすがすがしさを感じられます。秋など他の季節の清々しさほどの質はありませんが、暑い夏には、朝が一番です。

 秋は、なんといってもすがすがしさですが、意外と「天高く馬肥ゆる」というようなすっきりとした青空の日は少ないですね。でも、紅葉の移ろいを感じられる秋は、ウォーキングには最適な季節といえます。

 冬は、真っ暗な中に飛び込みます。寒いので、帽子は防寒対策に不可欠です。必要に応じて手袋を付けます。手袋は、体操で鉄パイプなどを握ることもあるので必要ですし、手に汗をかいても蒸れないようなものを使うようにしています。

 日の出の時間の変化、月の満ち欠け、見える星座の変化等々も実感できます。


 みなさまにも、健康意識を高め、実践されるきっかけとなることを願って、図々しく連載してきました。長い連載でしたが、本シリーズもご愛読下さりありがとうございました。別のシリーズも是非ご愛読下さるようお願いします。

 最後に、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

■【今日のおすすめ】

 成功企業・元気な会社・頑張る社長を見ますと、なんとなく、その理由がわかるような気がします。
 ある種の法則のようなものがあるのですね。
 【事例】紹介と共に、なぜ、その会社が元気なのか、成功しているのか、その理由を解き明かしています。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。 

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  ■【今日は何の日】 4月28日 ■ 川崎身代り不動尊大明王院 ■ 京都の大火 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募情報》令和7年度国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金
 経済産業省は、民間事業者等に対して、対象とする事業に要する経費の一部を補助しています。
 当該事業者における標準化戦略活動やそれらを通じた市場創出等の促進を目的とした補助事業が公募されています。
[公募期間] 4/17(木)10:00~5/15(木)17:00
[申込方法] Jグランツ、もしくは電子メール
[公募説明会]4/25(金)13:30~14:30(オンライン)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.yano.co.jp/standard_support/
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  ベートーベン第九の誕生 427

 

 「階級社会を無くし、平等な世の中にしたい。そのために音楽家である自分は何をできるのか」

 ドイツのボンで生まれたベートーベンは、30歳の時に貴族女性ジュリエッタ・グイッチャルディと恋に落ちますが、彼女の両親は身分の違いを理由に結婚を許しませんでした。

ベートーベンの生きた時代、フランス革命は自由・平等・博愛を掲げられましたが、その後に登場したナポレオンは自ら皇帝となり、階級社会は残りました。

 また、反ナポレオンとして立ち上がったイギリス将軍のため、「戦争交響曲」を発表しますが、戦後のウィーン会議では、王侯貴族が支配する元の体制に戻りました。

 期待、そして思い通りにならない世の中。自らの音楽に無力感を感じながらベートーベンは森に引きこもり、作曲活動を停止します。当時は軽歌劇が流行し、重厚なベートーベンの音楽は人気を失っていました。さらに難聴がひどくなり、会話するにも筆談となっていました。

 1823年12月、長いブランクを経た後、交響曲第九番(第九)を書き上げます。最終楽章では「歓喜の歌」として、合唱が入ります。

 「世の習わしの厳しく分け隔てたものを汝の力は再び結び合わせる(中略)全ての人々は兄弟になる」

 ベートーベンの思いが詰まった歌詞は、今から約190年前の1824年5月、ウィーンで初めて歌われました。この時、アンコールは4回にも及んだといいます。

 この初演から165年後の1989年。ベートーベンの生まれ故郷ドイツは、東西に分断されていた国家が統一されました。ドイツでは、これを記念して「第九」が高らかに合唱されたのです。

  資料出典: J-NET21

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月26日 ◇コーヒー談義 ◇「僕」 語感と幼児性

2025-04-27 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月26日 ◇コーヒー談義 ◇「僕」 語感と幼児性 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

  紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月26日

 私は、「国語」という科目について、中学生までは、好きとか嫌いとか、得意とか不得意とかをあまり意識しませんでした。高校生になって現代文だけではなく、古文や漢文も加わり、さらに国文法という時間もできたりしますと、理由はわかりませんが、なんとなく国語という科目に面白を感じられなくなりました。
 社会人になり、商社マンとして、アメリカで仕事をするようになってから、連日たくさんの報告書を書くようになりました。とりわけ経営コンサルタントとして独立するようになってから、人の前で話をする機会も多くなったこともあり、言葉の重要性を意識するようになりました。
 その結果、テレビを見たり、ほかの人と会話をしたりするときに、日本語の乱れというものが気になるようになりました。同じ日本語でも「美しい日本語」という観点で興味が湧いてくるようになりました。
 ブログでも「美しい日本語」というタイトルで、自分の考え方を発表するようになりますと、正確性と言うことを忘れてはならないと言う意識も芽生えてきました。その結果、最近になって、日本語の文法に興味を持つようになったのです。
 高校一年生のときの夏休みに、英文法の参考書をもとに重点的に学ぶ時間を取りました。そのこともあり、大学受験では、英文法や英作文には自信がありました。それが、今日、日本語の文法学び直すときに大変役にたっていると感じています。
 高校受験用の参考書などを核として、文法学び直して。忘れていたことを思い出すだけではなく、新たな発見もあります。文法書の説明の仕方についても、分かりやすいなあと思うことも多いのですが、その反面、もっと違う表現にした方がわかりやすく、正確に伝わるのではないかと感じるようなこともあります。
 これらを整理して、「美しい日本語」というブログを充実してみたいと思うようになりました。

コーヒー

■ コーヒーは胃を荒らすという都市伝説は正しいのか?

 コーヒー党と言われる人は、私の周りだけでも結構いらっしゃいます。

 その中には、「うんちく」に通じている人もいらっしゃり、参考になります。

 

 日本のコーヒー消費量は年間15万トンにも上り、緑茶の10万トンをはるかにしのぐほどの身近な飲み物となっています

 都市伝説的に言われることとして、コーヒーは「胃に悪い」と言われます。しかし、アラビアの文献では、コーヒーは、「胃に効く薬」として紹介されています。

 イギリスのコーヒー科学情報センター(CoSIC)は、コーヒーと健康に関する科学情報の膨大なデータベースを保有しています。

 同センターでは、コーヒーの飲用と胃潰瘍の発生には関係がないと発表しました。胸焼けについてもコーヒーと関係づけることはできなかったそうです。


 近年の研究から、胃液の分泌を盛んにして消化を助けることもわかってきました。エネルギー消費や脂肪の分解を促すなどのダイエット効果もあるという女性には嬉しい情報もあります。

 近年の研究では、コーヒーは“善玉コレステロール”(HDLコレステロール)を増やして動脈硬化を防ぐということが発表されています。また、直腸がんのリスクを減らす効果も調査結果として報告されています。


 日本疫学会では、コーヒーを1日1杯以上飲む人は、肝がんになるリスクが、全く飲まない人の6割程度に低下するという調査結果を発表しています。


 コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があるといわれています。頭をすっきりと冴えさせてくれます。利尿作用についてもよく知られています。

 糖尿病の予防効果も、欧米を中心に数多い研究が行われています。


 ただし、ダイエットや病気予防に対するコーヒーの効果は、飲む量や飲み方、飲むタイミングによっても変わってくるので注意が必要です。

 例えば、コーヒーを飲んでほっと一息といった「リラックス効果」は、実はコーヒー豆の種類によって、違いがあることが分かっています。

 また、体脂肪の分解を効率的に進めるためには、運動をする20~30分前にコーヒーを飲むのが最も効果的とされています。

 これからは健康飲料としての楽しみ方も考えてみてはいかがでしょうか。

〔参考文献〕全日本コーヒー協会 : コーヒーのことからだのこと.

■【今日のおすすめ】

 ホンモノのプロのコンサルタント・士業を目指す方のために、映像シリーズをお届けしています。

 ミニ講座ですので、隙間時間を利用して、ご覧いただけます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 4月27日 ■ エリーゼのために完成日 ■ 道成寺鐘供養 ■【今日の写真】 春の京都 仁和寺御殿 一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 語感と幼児性
 近年、語感がかなり狂ってきているように思えます。
 マーケティングの専門用語に「差別化」という言葉があります。一方で、「差別された」などと「差別」という言葉はマイナスのニュアンスが強い言葉です。それにもかかわらず、「差別化」という表現に奇異感を感ずる人が少ないです。
 マーケティングの専門用語であり、専門家も「差別化」という言葉を用いていますから、そのまま使っているということが大半なのでしょう。
 私は半世紀以上前に、アメリカに駐在員として派遣され、5年間ニューヨークで仕事をしていました。その間、「黄色人種」「日本人」という理由で差別されたことがなんどかあります。その体験もあり、「差別」という言葉のニュアンスに過敏になりすぎていることは否めないかも知れません。

 自称は「私」であるというのは、学生時代に何かの本で学びました。新入社員研修でも、おなじことを学びました。ところが、近年、ビジネスパーソンが「僕」という言葉を平気で使っています。それどころか、TVを視ていますと、社会的立場のある人が並記で僕と自称しています。これも上述のように語感低下の表れといえます。

 「僕」は、男性の謙称で、もともとは、「男の召し使い」を指しています。子供言葉なのです。母親のことを、こどもが「おかあちゃん」と呼ぶのと同じ幼児語なのです。
 それだけではありません。「僕」は、男性が用いる言葉であり、女性向けの対語は「妾(ショウ)」です。「僕妾」は、「しもべ」と「めかけ」、下男下女という意味です。自訴が自分のことを「妾(ショウ)」と呼ぶことを聞いたことがありません。それにもかかわらず、男性が「僕」を使うことに奇異感を持たない人が多いのです。

 あるマナー書を見ていましたら、「僕」は近年ではフォーマルな場でも使えると記述されていました。私にとっては、語感が低下していると言わざるを得ません。
 ちなみに「私」は、「わたし」ではなく、「わたくし」です。

■ 基本的な法律は理解しておきたいですね 426
 日本の法律は、ドイツから学ぶところが多かったようです。
 こんにちの会社法の基本ともなりました商法ですが、日本の旧商法はドイツの商法がもととなっています。
 商法に関連する法律が、会社法以外にもいくつかありますが、ご自身のビジネスに関連する法律は一通り知っておく必要がありますね。
 代表的な商法関連法法規を列挙しておきました。
 お恥ずかしながら、私は法律を暗記するのが苦手で、もっぱら専門家に任せてしまっています。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募情報》「プラスあんしん」製品募集
   ~「誤使用事故を減らすための新しい表彰・表示制度」~
 経済産業省は、誤使用等による事故の未然防止に役立つ機能を持つ製品にマークを表示し、安全な製品を選択できるようにサポートする新たな制度が開始されました。それにあわせて、誤使用・不注意によるリスク低減対策がされた製品の募集を行っています。 
[応募期間] 4/9(水)~6/27(金)
[応募方法] 応募資料をダウンロード後、指定メールアドレスへ送信
[応募費用] 無料
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/risksystem/
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月25日 ◇元気な会社 利用価値が高まるソーラーシステムハウス ◇自分への投資 リスキリング

2025-04-25 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月25日 ◇元気な会社 利用価値が高まるソーラーシステムハウス ◇自分への投資 リスキリング 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月25日

 所用で地下鉄に乗った折、向かいの席に座ろうとしている年配の女性がいました。その方が、デパートで買った荷物が大きいですので、網棚に乗せようとしますが、ふらついてうまく行きません。思わず手伝ってあげようと腰を浮かそうとしたら若い男性が、スッと立って手伝いました。
 その光景を見て、思わず手をたたいてしまいました。それに合わせて数人の人も手をたたきますと、その男性ははにかみ顔をしていて、かえって悪いことをしてしまったように思いました。
 近年、網棚を利用できない人がいるという話を聞いたことがあります。
 網棚に置くと忘れてしまうというのは良くあることで、私もかなり以前に経験しています。盗難の被害に遭うことが怖いですので、置いた荷物をチラチラと見て確認するのが大変なので乗せないという人もいるそうです。
 前例は、日本人の素晴らしさ、後例は、時代の変化で、日本も安全な国ではなくなってきているという証左なのでしょうか。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 利用価値が高まるソーラーシステムハウス 2928-4425

 1978年に最高気温40.1度という猛暑があった。戦後になって初めて40度を超え、大きな話題となった。かき氷をぱくついて暑さをしのいだという話を聞いた。翌日の地元紙には「セミが木から落ちた」という目撃談が見出しを飾り、今も語り継がれている。

 近年では40℃を超えることも、はや珍しい話ではなくなってしまった。過去3番目だったあの時の記録はトップ20にも入らず、平成以降の記録が並ぶ。地球温暖化の脅威を感じざるを得ない。そんな厳しい猛暑の中、野外で作業をされている方々には頭が下がる思いだ。土木・建設工事の現場などは、作業員が熱中症にならないよう注意が欠かせない。熱中症対策としてエアコンを効かせた休憩所を設置しているところも少なくないそうだ。

 名古屋市西区のD社は太陽電池パネルと蓄電地を備えたソーラーシステムハウスの販売・レンタル事業を手掛けている。エアコンやカーペットなどが標準装備され、電気工事も内装工事も必要とせず、設置してすぐ利用できる。発電した電気は蓄電され、日照がなくても2、3日は通常通り利用できる。環境にやさしい商材として利用者から高い評価を得ている。

 O社長がソーラーシステムハウスに着目したのは、2008年のリーマンショックがきっかけだったそうだ。売り上げが低迷する中、当時注目されていたソーラーパネルを扱うようになった。そんな折、東日本大震災が発生。当時販売していたソーラー街路灯を携え、被災地の支援に向かった。「電気が通っていない被災地にソーラー街路灯の明かりが灯ると、暗闇の中で過ごしていた被災者の皆さんがそれは喜んでくれた。災害現場だけでなく、日常でも役立つものを作ろうと考えた」とO社長は話す。

 そんなO社長の思いは結実し、58もの自治体がD社と災害連携協定を締結。いざというときのソーラーシステムハウスの活躍に期待を寄せている。利用価値の高い優れた民間技術として国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録され、利用を後押ししている。足元をみると、国際情勢の悪化から原材料価格が高騰し、電気料金の上昇が続く。SDGs(持続可能な開発目標)や脱炭素の観点からも有効な商材だけに、今後、さらに利用価値が高まりそうだ。

【経営コンサルタントの独り言】
 目先の利益だけを考えていますと、被災地に飛んでいくことなどしないでしょう。

 暗闇の中、蝋燭の光だけでもありがたいでしょうに、電灯がついたことは、被災された方はさぞかし心が和んだことでしょう。

 善意でしたことが、結局、話題となり、それがビジネスチャンスを拡大することに繋がったのですね。

 

 LED電球ですと、電力消費が少なく、ポータブル電源でも長時間使えるようです。

 電気容量も大きいものが出てきています。

 これからは一家に最低でも一基必要になるでしょうね。

 わが家でも利用していて、電気工事で半日電気が切れることがありました。

 その時に、冷蔵庫に繋げることができ、中の食品をかろうじて保つことができました。


   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 10年以上にわたり、日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる
書籍を、毎月第4火曜日にご紹介しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 4月26日 ■ よい風呂の日 ■ 商法発布 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募情報》「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)2025」募集
 経済産業省は、製品安全に関する積極的な取組を促進し、広く社会全体に製品安全の価値を定着させるため、消費生活用製品に関わる全ての企業・団体を対象に「PSアワード」の募集を行っています。
[応募期間] 4/9(水)~6/27(金)
[応募方法] 応募資料をダウンロード後、指定メールアドレスへ送信
[応募費用] 無料
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/index.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 自分自身に投資をして自分を磨き上げる 425

 MSNニュースで、ローレン・クラスノデンブスキの『Reclaim Your Power: A Guide to Allow Your Passions and Purpose Find You(力を取り戻す 情熱と目的に自分を見つけてもらうガイド)』の一節が紹介されていました。

 その中で、ウォーレン・バフェットの有名な言葉である「あなたができる最高の投資は、あなた自身に対するものだ」という言葉に打たれて人生が変わったという話が記述されています。

 私事になりますが、30歳代で、まだコンサルタントという職業について、詳しいことを知りもしないのに経営コンサルタントとして独立起業しました。経営コンサルタント業というのが、まだ世の中でそれほど認知されていない時代でしたので、業界や仕事に関する書籍もほとんどありませんでした。

 幸い、日本経済新聞社に親切な人がいて、当時、唯一と言っても良いようなコンサルタント業の入門書を紹介してくれました。その本の内容は、それほど実践的ではなかったのですが、自分の未熟さを気づかせてくれた本でした。

 上述のバフェット嬢の話を読んだときに、起業時の自分を重ねて思い出しました。


 まずは、「コンサルティング」とは何かを、知識としてだけではなく、実践面で、実務的にどのように進めるのかを体得したいと考えました。

 当時は、「経営コンサルタント」と電話帳で引きますと「経営士の項を参照」と表示されるほど、「経営コンサルタント=経営士」ということが一般的な見方でした。

 そこで、早速日本経営士協会の「経営士補」資格取得の試験勉強を始め、何とか合格し、協会に入会できました。

 先輩に会いたくても、新米会員などを相手にすることは足手まといなのか、会えませんでした。そこで、鞄持ちをしたりして接触する機会を作り、現場経験を通じて「コンサルティングとはなにか」を次第に身に付けるようになりました。

 今になって考えますと、ウォーレン・バフェットの名言を私自身も実践してきたことになり、経営士・コンサルタントという天職にありつけたことに感謝しています。

◆ 世界的名著『21世紀の資本』の核心が簡単に掴める解説書425

 読書の習慣がない人にとっては、図解があると入りやすいです。

 今回ご紹介した本は、「図解『ピケティ入門』」(高橋 洋一著 あさ出版)です。

 トマ・ピケティの『21世紀の資本』(邦訳=みすず書房)は、現在の世界経済の状況を“20か国、300年分ものデータ”によって科学的に分析した名著です。

 本国のフランスは勿論アメリカ、日本でもベストセラーになった名著です。

『21世紀の資本』は、私達経営に係る者にとっては必読の書と言えます。

 必読と言われても、700ページを超える大著を読む余裕は無いし、でも「何とかして、名著『21世紀の資本』の核心は頭に入れておきたい」と思う人にピッタリの本です。

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
     ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業9章 2 北野原からの新たな提案と竹根の逆提案
【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

 
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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月23日 ◇原子力 ◇無線 ◇群馬県・谷川岳の高山植物園 

2025-04-24 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月23日 ◇原子力 ◇無線 ◇群馬県・谷川岳の高山植物園  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月23日

 雨上がりの早朝ウォーキングでした。

 湿度は100%に近くあるでしょうが、不快に感じないのは、気温が低いからでしょう。

 遅れ気味であった藤寺の藤がだいぶ開いてきました。

 藤の花が放つほのかな香りは、日本人好みではないかと、勝手に思っています。

 大きな房が見事に咲くのは今週末でしょうか。


 歩きまわりますと、いろいろな発見がありますね。
 近くに、ある大手企業があるのですが、そこの庭は、サツキがたくさん広がっていて、満開です。
 朱を主体にしているのですが、ところどころに異なった色の花が混じっています。
 それがつつじです。
 名も知らない花をカシャリとしては、ネットで検索していますが、すぐに忘れてしまいます。<笑い>

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 

 群馬県・谷川岳の高山植物園 
 

  

■■ ◆【カシャリ!ひとり旅情報】 群馬県・谷川岳の高山植物園 

 

 谷川岳は、群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。

  頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と呼ばれる。

  一ノ倉沢などの谷川岳の岩場は、その険しさから剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングのメッカとなっている。ロープウェイのおかげで、軽装でも、谷川岳ロープウェイ「てんじんだいら」駅まで行かれる。(【Wikipedia】より作成)

 私が訪れたときは、あいにくの雨で、お花畑はぬかるみでした。

 写真を撮るのに夢中になってしまい、靴をぐっしょり濡らしてしまいました。

 それでも、好天の時には撮れないような、雨粒を花びらや葉に載せた花は、凜として自己主張をしていました。

 腕の悪さで、私が表現したい写真にはなっていませんが、ご覧下さると幸いです。

 

谷川岳のお花畑

 

 

谷川岳のお花畑をもっと見る

↑ クリック

 

■【今日のおすすめ】

 コンサルタント・士業として独立起業することは勇気が要ることです。
 どの様な資質を備えている人が、成功する確率が高いのでしょうか、経営コンサルタント歴半世紀の経験からお話しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 4月24日 ■ しぶしの日 ■ 植物学の日 【今日の写真】 春の京都 仁和寺

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《登録》「100億企業成長ポータル」オープン
 中小企業庁及び独立行政法人中小企業基盤整備機構は、売上高100億円という目標を目指して挑戦する企業・経営者を応援するプロジェクトに関する特設サイト「100億企業成長ポータル」としてオープンしました。
 https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250411006/20250411006.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  原子力に代わるエネルギー源 423
 東日本大震災による福島第一原発事故では、多くの人が原子力発電に否定的な考えを抱いたのではないでしょうか。太陽光発電や風力発電など、海外で設備投資が先行していますが、日本では今ひとつ力が入っていないことが、今回の東日本大震災による計画停電でクローズアップされました。かといって、いまさら石炭による火力発電に戻るわけにもいかないのかもしれません。

 ところが、「緑の原油」と呼ばれるエネルギー資源が、日本近海の海底に眠るハイドロメタン、メタンハイドレートと共に日本が有力な産出国になり得ることはあまり知られていません。これは湖などに漂う藻から油分を抽出して作る次世代バイオ燃料なのです。神奈川県横須賀市にある電力中央研究所が必死になって研究しています。

 日本が産油国になる夢が生まれました。

  無線をあまり意識しない中で生活している私達

 昨今では、スマホ/ケイタイなしでは生活できないという人までいるほどに、電波の中で私達は生活しています。
 電波というのは目に見えませんので、「無線」ということをあまり意識していません。
 世界で初めて無線通信を行ったのは誰なのでしょうか?
 何が契機で無線通信の研究を始めたのでしょうか?

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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