経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月3日 ◇経営コンサルタントの上手な使い方 ◇カシャリひとり旅 神奈川県 鎌倉文学館

2024-10-04 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月3日 ◇経営コンサルタントの上手な使い方 ◇カシャリひとり旅 神奈川県 鎌倉文学館 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月3日

 NHKは、テレビを持たず、ネット配信のみを利用する場合でも、地上波と同額の受信料を聴取する方向で準備を進めています。
 これまでスマホでTV受信をする場合には、無料で視聴できましたが、当面は、月1100円の負担となります。公平性の原則からしますと当然でしょうが、NHK離れも加速するかも知れませんね。

■【今日のおすすめ】

  【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  レーザーでインフラ点検を自動化 3301-4905

 不況な時代でも、元気な会社、はりっきっている社長さんがいます。

 彼等の多くに共通していることが「不況に強い企業でありたい」ということです。

 不況期でも普通に経営できる、「普況」という考え方を持ちたいです。

 岩手出張の際に寄った、奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパークである、岩手県奥州市の歴史公園「えさし藤原の郷」の写真の整理がようやくはかどり、映像化もようやくできました。23分にもおよび大作は久しぶりです。

 ここは、奥州藤原氏の居館を、推定復元したもので、いくつかのテーマがあるために、私としては長編になりました。

     https://youtu.be/_-24YNwtMFc

 一日中、特別なスケジュールもなく、ゆったりとした時間を持てましたので、以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真を見る時間も取れました。

 

神奈川県 鎌倉文学館

サイト パンフレット 関連資料   

■ 鎌倉

 鎌倉は、神奈川県の南部、三浦半島の湘南海岸側(西側)の付け根あたりに位置しています。周囲を山と相模湾で囲まれた天然の要害の地で、源頼朝を旗頭として、北条時政、北条義時らによって鎌倉幕府が置かれました。

 近代に入ってから“鎌倉文士”と呼ばれる作家や芸術家などの文化人が住むようになり、一層着目され、ドラマや小説などの舞台にもなっています。鎌倉文学館などは、それを象徴する一つです。文学青年ではありませんが、私も、若い頃は鎌倉に住んでみたいと思ったほどです。

 人口は、18万人に届かんとする、神奈川県でも五指に入るくらいの大きさの中核都市です。

                         鎌倉市公式サイト  http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/

 

■ 鎌倉文学館

 鎌倉文学館は、鎌倉にゆかりのある文学をテーマに、様々な文学者の作品や資料を展示・紹介しています。私のように、文学とは縁の浅い人間にとっても、鎌倉と文学とのかかわりを概観することのできる資料館として、ぜひ立ち寄りたい文学ポイントの一つといえます。

 建物は、加賀百万石藩主で知られた旧前田侯爵家の別邸です。昭和58年(1983年)に鎌倉市に寄贈され、昭和60年(1985年)に鎌倉文学館として開館しました。
 

 昭和初期の貴重な洋風建築物として、市の景観重要建築物に指定されています。また、平成12年(2000年)には、国の登録有形文化財に指定されました。
 

 休館日は、毎週月曜日ですので、訪問するときに曜日に配慮が必要です。年末年始と特別整理期間、展示替え期間なども休館します。
 

 観覧料は、展示内容によって異なります。   大人 300~500円 (高校生以上) 9:00~17:00

 

■ アクセス

1. JR鎌倉駅より江ノ電に乗り換え5分、由比ヶ浜駅より徒歩10分

2. JR鎌倉駅東口1番・6番バス乗り場から藤沢・大仏方面行きで「海岸通り」下車、徒歩3分。
 

 江ノ電由比ヶ浜駅改札(一箇所のみ)を出て、直ぐ右手の踏切を渡ってまっすぐ、バス通りまで5分ほど歩き、目の前の信号を渡って、さらに前方の露地を数分歩くと、鎌倉文学館の入口にたどり着きます。
 

 鎌倉駅からバスで行く場合には、「海岸通り」バス停で降りて、振り向いたところに信号のあるところで渡り、その露地を歩いて正面数分のところです。

 

 

映像で見る 【カシャリ! ひとり旅】
 神奈川県鎌倉市 鎌倉文学館トップ 
                                 
鎌倉文学館 1文学館への道
鎌倉文学館 2伝統ある建物
鎌倉文学館 3庭園とバラ
↑ クリック  

 

 

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 経営コンサルタントの上手な使い方 1003

 以前にも書きましたが、経営コンサルタントという職業を「うさんくさい」とお考えの人がいらっしゃいます。

 どの様な職業に就いていても、道を外してしまう人はいます。

 残念ながら経営コンサルタントの中にも、道を外す人がいます。


 では、なぜ、経営コンサルタントという職業が胡散臭いと言われるのでしょうか。

 例えば税理士という資格を持っている人は、税理士法に基づく業務については、資格を持っていないと法律に違反します。

 ですから、確定申告書を無資格の人が作成しますと税理士法に違反することになります。

 ご存知のようにコンサルティングという仕事への職業独占は、ありません。コンサルティング法という法律がないからです。

 皆さんがしばしば「経営コンサルタントの国家資格は中小企業診断士」ということをお聞きになると思います。

 しかし、中小企業診断士は。コンサルティング法があるわけではありませんので、コンサルティングの職業独占ではないのです。

 では、なぜ中小企業診断士という資格があるのでしょうか。

 それは、中小企業振興法という法律に関する業務に対しては職業独占があるのです。

 ただし、それはコンサルティングについての法律ではないので職業独占とはならないのです。

 ですからコンサルティングというのは、経営士や中小企業という資格を持っていなくてもコンサルタントを名乗ることができるのです。

 そのために、コンサルタントをなのる胡散臭い人が「発生」してしまうのです。


 コンサルタントを名乗る人がいましたら、何のコンサルタントなのかを確かめてください。

 経営コンサルタントであれば、経営士や中小企業診断士の資格を持たなければ、一旦立ち止まって、その人が信頼できるかどうかを確認してから契約をすることをお薦めします。
 経営士や中小企業の資格を持つ人が、法律に反するような行為をすれば、すぐに資格を剥奪されますので、悪いことはなかなかできないのです。

 一方で、コンサルタントの費用は高すぎるという声もあります。

 有能なコンサルタントであれば、結果に結びつけることができ、投資対効果を考えたときにはメリットがあります。

 例えば単純に、年間120万円の顧問料が発せして、利益が今までより150万円出たとします。

 そうしますと経営コンサルタントのおかげで30万円利益が増えたことになります。

 要は、実力あるコンサルタントを選ぶことがポイントなのです。

 コンサルタントとの契約のしかたについて、ブログに書いています。

 お時間のあるときに目をお通しくださると幸いです。

  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c7332a400e1ee0619399c948b196eff7

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月2日 ◇見て見ぬ振りの功罪 ◇経営理念の見直し

2024-10-03 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月2日 ◇見て見ぬ振りの功罪 ◇経営理念の見直し 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月2日

 新潟県に来ています。

 郊外で、バスを待っていましたらカメムシが数匹いました。

 お寄りしたお寺さんの玄関にもいました。

 ネット情報に寄りますと、残暑の影響で、カメムシが異常発生しているようです。

 刺激しなければ、あの嫌な臭いを発しないそうです。

 ペットボトルを斬った物などを使って捕獲し、外へリリースするのが良いそうです。

 大量の場合は、専用の薬剤 を散布する必要があるので、大変ですね。

■【今日のおすすめ】

 【あたりまえ経営のすすめ】経営支援編 コンサルタントを知る 5-19 経営理念は形式や内容に固執しすぎない

 経営士・コンサルタントの仕事として、「ものさし思考」で思考し、それをクライアントに徹底するということがあります。

 「ものさし」の基本が経営理念です。

 時代の変化と共に、経営理念の見直しが必要になっている企業・組織が多いようです。

 一度、自社の経営理念を見直してみては如何でしょうか。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

 【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する23 見て見ぬ振りの功罪 Ac06

 私が、仕事の関係先の人と銀座を歩いていたときのことです、知り合いの会社の営業部長さんらしき人を見かけ、手を挙げて声をかけようとしました。先方もこちらに気がついたようでした。

 その部長さんは、一人ではなく、見覚えのある女性とご一緒であることに気づき、声をかけるのを止めました。

 あとで気がついたのですが、某大手のヘッドハンティング会社のやり手ヘッドハンターとして雑誌やテレビでも紹介されている人でした。

 彼の会社へは、仕事の関係もあり、時々お伺いするのですが、それから数か月後のことですが、社内ですれ違いました。

 手招きされましたので、空室の応接室に寄り道したところ、私が、そのことで、会社内外に、何も言わなかったことに対して感謝の言葉が発せられました。

 有能な彼の力が見込まれて、他社への引き抜き話の最中だったようです。

 それから一か月も経った頃、彼から手紙が届き、某大手企業に転職が決まった旨の知らせを受けました。

 いろいろなシーンに出くわすことがありますが、どの様な事情なのかもわかりませんので、よほどのことがない限り、見て見ぬ振りをすることも必要です。


 一方、ある中堅企業からコンサルティングの依頼を受け、引き受けるかどうかを検討していたときのことです。

 財務諸表を分析していて、数字の動きに不自然なものを感じました。その件で、社長さんに尋ねましたところ、何か思い当たることがあるらしくて、真っ青な顔になりました。

 以前より、ある取締役の言動に不自然なところがありましたが、見て見ぬ振りをしていたのだそうです。

 その企業の内部調査で、その取締役の直属部下の着服が疑われ、その取締役が自分の管理責任が問われることを怖れ、内々に調査を進めたいたのです。

 不正経理が発覚し、その社長さんから感謝されました。幸い、マスコミに騒がれるような表沙汰にはなりませんでした。

 その企業からは、監査役としての依頼があり、私が直接ではなく、私の会社のコンサルタントが担当することでご同意をいただきました。


 見て見ぬ振りをすべきところと、その逆との判断は、大小問わずあると思います。明らかに悪いことと思えることについては、放置してはならないと痛感しました。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

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  ■【今日は何の日】 10月3日 ■ 東西ドイツの統一 企業合併 ■ 登山の日,山の日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 日本のノーベル賞受賞はいつまで続けられるのでしょう 1002

 2016年、大隅良典(おおすみ よしのり)先生が、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。

 2018年は、本庶佑(ほんじょ・たすく)先生が受賞と、物理学分野と共に、この分野では強味を発揮しています。

 山中伸弥先生が、ノーベル賞を受賞されたときに、大隅先生が本来は先に採るべきですと、ご自身の受賞について山中先生が謙遜されておっしゃっていたことを思い出します。

 山中先生の言葉を信じ、大隅先生の受賞は確実だと思っていましたので、それが実現した時は、関係ない私までもが大変うれしくなりました。


 ノーベル賞の選考は、スウェーデンで行われると思われている方が多いのですが、賞によって異なるのです。

 「物理学賞」、「化学賞」、「経済学賞」の3部門はスウェーデン王立科学アカデミー、大隅先生が今回受賞されました「生理学・医学賞」はカロリンスカ研究所(スウェーデン)、「文学賞」はスウェーデン・アカデミーで選考されます。

 ダイナマイトの発明ということで、「死の商人」と批判を受けたこともあります「平和賞」は、ノルウェー・ノーベル委員会が選考しています。

 因みに、経済学賞は、ノーベルの遺言ではなく、1968年にノーベルの死後70年後に設立されたことも知っておくと良いかもしれません。

 また、ノーベルは、ノルウェー生誕と私は学びましたが、近年はスウェーデンで生まれたと言われているようです。スカンジナビア半島に両国が位置し、歴史的な変遷があってのことかもしれませんね。

 一方で、多くの日本人受賞者が、ノーベル賞受賞者が減っていうのではないのかと将来を憂う発言があります。

 その理由のひとつに、近年の論文投稿数の減少が挙げられています。

 若い研究者に対する抜本的な支援対策が必要ななのではないのでしょうか。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月1日 ◇経営コンサルタント独立起業5つの要諦 ◇【杉浦日向子の江戸塾】見えないところでおしゃれ 27

2024-10-02 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月1日 ◇たわわに実るカリン ◇【杉浦日向子の江戸塾】見えないところでおしゃれ 27 

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■【小説風 傘寿の日記】

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10月1日

 猫のような額のわが家の庭にも、秋の虫の鳴き声が聞かれます。
 生まれて間もない頃、わが家の庭に遊びに来た子猫も、今は十数才の大きな野良猫となっています。
 秋の虫を捕りに、わが家の庭に来るのですが、今年の秋にはまだ姿を見ていません。
 野良猫の世界は生存競争が厳しいそうですから、今まで生き延びてきたことが奇跡的なのかも知れません。

■【今日のおすすめ】

 【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦1-2 自分自身を見直す方法

  「経営士・コンサルタント」という職業がかっこいい職業と思い込んでいる人が結構います。

 私自身、半世紀もの長きにわたり経営士・コンサルタントをやってきて、自分の天職と思っており、経営士・コンサルタントという職業に誇りを持っています。

 しかし、だからといって、「コンサルタントになりなさい」などと積極的にお薦めするつもりはありません。

 コンサルタント業も難しい職業ですので、安易に飛びついてほしくないのです。

 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

◆【杉浦日向子の江戸塾】見えないところでおしゃれ 27

 上方の女性は、お化粧をキチンとするのが「女の身だしなみ」と考えられていました。一方、江戸では、「すっぴんの素肌」を自慢する女性が多かったのです。
 上方では、髪をきれいに結い上げますが、江戸では、濡れ羽色といいますか、まだしめっている、漆黒の「湯上がりの洗い髪」が粋とみなされていました。女性が櫛を横にさしている姿が「あだっぽい」といいますか、絵になりますね。
 おしゃれにも上方と江戸では違いがあります。
 髪型の女性は、綺麗な物を身につけ、さらに飾り付けて、「絢爛」にしていくのがおしゃれです。
 一方、江戸では「省略」が、おしゃれとか粋であるとか通である処に繋がります。
 色を省略していくと、最後に残るのは「黒」なのです。
 江戸では、下着から羽織まで全部黒づくしが粋なのです。ただし、素材に懲ります。「羽織が羽二重、下が縮緬、中が紬」というところで勝負をします。
 これでは、外見にはおしゃれかどうかわかりません。女性がしなだれ、羽織に触るとそれが高級な羽二重であったりしてわかってきます。そうこうしているうちに、見えない部分のおしゃれがわかるのが「粋」なのです。

 遠くから見て目立つのは、格好が悪いのです。触れるほど近寄ってわかる人だけにわかってもらえるのが「粋」というもの。死んでから「あれが本当の通なのだ」といわれるのが江戸っ子の粋とでもいうのでしょうか。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

■【今日は何の日】

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■【今日は何の日】 10月2日 ■ 望遠鏡の日 発明者はガリレオ? ■ 豆腐の日 健康志向の高まりで見直され

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 たわわに実るカリンと子供と若いママ 1001

 散歩道に、カリンがたわわになっていました。

 通りかかった子供が、

「ママ、リンゴがいっぱいなっているよ。

 採っていこうよ」と、

 お嬢さんといっても良いような若いママでした。

「あのリンゴは、青くて、おいしくないよ」と子供を諭していました。

 バラ科の落葉樹で、果実はカリン酒として利用されます。

 春にはピンクの花が咲きますので、リンゴの花とは区別できます。

 かつてはバラ科ボケ属と言われました。

 ところが、分子系統の研究から、ボケ属に近いがボケ属とは異なり、リンゴやなし属とも異なることが解りました。

 現在では、バラ科カリン属と独立した種として認められています。(【Wikipedia】を参照)

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月30日 ◇ウォーキングに持参する物⑤ スマホ ◇人の心すなほならねば

2024-10-01 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月30日 ◇ウォーキングに持参する物⑤ スマホ ◇人の心すなほならねば 

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 9月30日は、世界翻訳の日。

 商社マンを10年していましたので、その間には翻訳もずいぶんとやらざるを得ませんでした。
 昨今では、簡易的な翻訳は、スマホでもPCでもすぐにできるようになりました。
 英和翻訳などをみますと、結構スムーズな日本語なのに驚きます。


 TV映画をみていますと、素晴らしい翻訳を見つけることがあります。
 このような訳は、機械翻訳ではできないだろうと感心します。
 私なら、直訳的に、このように訳してしまって、映画を見ている人に落胆や違和感を覚えさせてしまうのではないかと思うことが多いです。

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第85段 人の心すなほならねば 自分のものさしは正しいのか

 【原文】
 人の心すなほならねば、偽りなきにしもあらず。されども、おのづから正直の人、などかなからん。おのれすなほならねど、人の賢(けん)を見てうらやむは尋常(よのつね)なり。
 至りて愚かなる人は、たまたま賢なる人を見て、是を憎む。「大きなる利を得んがために、少しきの利を受けず、偽りかざりて名を立てんとす」とそしる。おのれが心に違(たが)へるによりて、この嘲(あざけ)りをなすにて知りぬ、この人は下愚(かぐ)の性(しょう)移るべからず、偽りて小利をも辞すべからず、かりにも賢を学ぶべからず。
 狂人の真似とて大路(おほち)を走らば、則ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。驥(き)を学ぶは驥のたぐひ、舜を学ぶは舜の徒(ともがら)なり。偽りても賢を学ばんを賢といふべし。

 【用語】【要旨】【 コメント 】を追記しています。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆ウォーキングに持参する物 1321
 旅行をするのには、旅行の七つ道具がありますように、ウォーキングのも、「これは持っていると良い」という物があります。基本的には、持ち物は最低限のものにし、できる限り身軽な形でウォーキングをするようにしています。私自身が、どの様な持ち物を持っているかをご紹介します。

⑤ スマホ
 ウォーキング途中で連絡があることは、現在の私にはあまりありませんが、持っている方が良いでしょう。
 私は、歩数計アプリケーションを利用しています。歩数に固執するわけではありませんが、モチベーションアップになります。
 ひらめきの「三上」というのがあります。その一つに「馬上」、すなわち移動中にひらめくことが多いと昔の人はいっています。私もウォーキングの途中でひらめくことがありますので、メモが欲しくなります。ウォーキングにメモ用紙と筆記具を持っていくのも煩わしいので、スマホのメモ機能を使います。そのメモとPCを連動させれば、コピー・アンド・ペーストだけで、その情報を保管・管理できます。

■【今日は何の日】

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◆  高齢者の自動車運転を再考する 930

 昨今では、高齢者による事故が多発しています。アクセルとブレーキの踏み間違いが多いようです。

 その対策の一環として、踏み間違いをしてもアクセルを踏み込んだ状態を回避できる機能や電子制御が紹介されています。

 これらの普及が、対策として効果的と考えますので、政府・自治体等がさらに積極的に取り組むべきではないでしょうか。

 一方で、高齢になるほど、歩行困難になってきて、移動手段の確保が必要と考えます。

 三輪のアシスト自転車はありますが、この種の軽便な移動手段のさらなる開発と普及に一層力を入れるべきではないでしょうか。

 それには、道路整備が不可欠です。

 壮大なる予算が必要ですが、これまでの小手先の政策から、ゼロベース思考による抜本的な対策が求められていることを認めなければならない現状です。


 なんとなく、上記の主張に反するような気もしますが、一方で、元気なお年寄りも多いです。

 その人達が、スムーズに運転免許更新ができるように、体験談からそのノウハウをご紹介しています。

  高齢者運転免許更新体験記
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/acd285fea490945d8958b5bbbaf2db84

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月29日 ◇「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策 ◇機略縦横

2024-09-30 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月29日 ◇「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策 ◇機略縦横 

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9月29日

 福岡市教委が給食に使用するモヤシの調達が困難となったため、使用食材を変更するという文書を保護者に出したと報じられました。
 モヤシ納入業者の突然の廃業が理由です。もやしの生産業者は、全国で550社以上あったのですが約30年で2割以下に減り、95社しか残っていないのだそうです。
 食材の優等生であった「卵」に続いて、「モヤシよ、お前もか」と言いたくなります。背景には、モヤシの原料として中国から輸入する緑豆の価格が20年前から4倍以上に高騰している上に、光熱費など、諸経費の高騰が響いているようです。
 これまでのように、スーパーでの安売りの目玉商品にはなれなくなるのかもしれません。

■【今日のおすすめ】

 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-03 機略縦横 難しい経営理論は有益か? 臨機応変に、自在に適切な策略を巡らす

 四字熟語には意味深長で、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名して紹介しています。

 経営コンサルタントを目指す人の集まりで、ミニセミナーを行いました。
 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ◆ 「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策

 私は、「経営に王道なし」「経営に秘策はない」と考えています。

 それでは、どのようにしたら企業が良くなるのでしょうか?

 答は簡単です。

「あたり前のことがあたり前にできる企業作り」を行えば良いのです。

 では、「あたり前」とは何でしょうか?

 そのあたり前が何かは、企業によって異なります。

 各企業のあたり前を、上手に見つけ出したり、企業さんとともに問題・課題をあぶり出せたりするのが、経営コンサルタントの「経験」なのです。

 あたり前探しを、安易に考えて自己満足な自己流のやり方で問題・課題を列挙するという、生兵法は怪我のもと、そこに経営がうまく行かない原因があるのです。

 適切な「あたり前」を明確にして、経営課題に取り組めば、企業は自ずと良くなって行くのです。

 適切な経営コンサルタントを見つけて、適切な方向性を明確にして、適切な方法で経営を行いましょう。

  http://wwws.jmca.or.jp/keieijouhou/index6.html

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 午前0時過ぎに就寝すると寿命が短くなる 睡眠の基本

  「睡眠タイミングが心血管系疾患の発症リスクに影響する!」という記事をどこかで読んだ記憶があります。

 時間を有効に活用するには、質の高い睡眠が不可欠であることは周知のことです。私自身、若い頃は、ベッドに潜ると数分で眠りに落ちることができました。ところが近年、残念ながら私の睡眠の質は必ずしも良いとはいえません。睡眠に関する情報は、それなりに収集し、実行するようにしていますが、一向に改善しません。

 睡眠のタイミングくらいは最適な時間にあわせられる環境にありますので、心臓や心血管系疾患対策になればと、上述の記事を読み、励行しています。

 私達、日本人の多くは、睡眠時間の長さとか、睡眠の質については関心が高いです。中には、「今日中にこれをやらなければならないので、今夜は遅く寝ることになるけど、明日は休日、ゆっくり起きるから問題はない」というように、正常性バイアスを働かせている人が多いのではないでしょうか。

 ところが、最近の研究で、睡眠時間のタイミングが心臓血管の健康に影響を及ぼすことがわかったのだそうです。

 その研究発表の原資は手元にありませんが、記憶を頼りにご紹介致します。関心のある方はネットなどで調べて見てください。

 被験者は、動作検知器を身に付けて、いろいろな時間帯に就寝し、一週間にわたり睡眠データを収集されました。数年間にわたる、その後の追跡調査で、心血管疾患を発症率が調査されました。

 この研究では、10時台に就寝したグループの人は、心臓など心血管系への負荷が最も低くなることが発見されました。午前0時以降に入眠した人の結果が最悪で、それより早く入眠すると発生率が下がり、上述のように10時台がベストな結果となったのです。

 面白いことに10時以前に入眠したグループの発症率は上昇したといいます。この相関関係は、男性よりも女性に多く見られるという結果もあるそうです。女性の方が、時間に繊細に影響されるのですね。

 これは、心血管系疾患という切り口での研究ですが、以前より「就寝は午前0時前」ということが言われていましたので、心血管系疾患という観点でも、それが実証されたと言うことです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月28日 元気な会社 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928

2024-09-29 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月28日 元気な会社 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月28日(土)

 近年の猛暑で、アイスクリーム業界も潤っているようです。単品アイスで最も売れているのは、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」だそうです。発売から50年以上たっていて、年間約2億個も売れているのです。
 食べたことのない人が少ない、このアイスクリームですが、小分けにして、食べきれない分を保存しやすいです。また、複数人で分けて食べることもでき便利です。14時〜17時の購入が最も多いそうで、おやつとして買われていることも調査で解ったそうです。
 ロングセラーの裏には、社員が店頭で購買し、パリパリ感などをチェックしているという努力が功を奏しているようです。

■【今日のおすすめ】

  【カシャリ!ひとり旅】 『魏志』倭人伝にも登場する長崎県『壱岐島

 上記のブログを投稿しましたが、自分でも壱岐島での思い出に浸りましたので、ここで再度ご紹介します。

* 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

 オンラインで情報交換をしました。

■【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928
 中小企業の廃業の要因の一つといわれる、経営者の高齢化と後継者の不在問題。今のままでは日本の経済・社会を支える貴重な雇用や技術が失われる可能性があり、世代交代を契機とした成長のための「事業承継」が課題とされる。自動車部品が主力商品のO社(愛知県岡崎市)のT社長も、事業承継を経験した一人だ。2017年に先代社長(実父)の急逝を受け、会社を引き継いだものの、当初は大変苦労したという。
 同社は1973年に設立。ウレタンフォームという高分子化学素材を用いて、主に自動車のシートクッションや防音用・安全用パーツなどを加工生産し、年間数十億円を売り上げる。だが実際に社長に就任すると、旧態依然の経営体質であり、利益が確保できなくなっていた。顧客ニーズの変化への対応や、核となる人材の育成も遅れていた。「管理職は当事者意識が薄く、受身の指示待ちの考え方だった」と振り返る。
 そこで外部のコンサルタントを活用して管理職教育を開始した。中小企業支援機関から専門家の派遣を得て、社内にプロジェクトチームを編成し、モノづくり現場の作業効率化や不良低減といった業務改善活動に着手した。事業継続力強化計画(BCP)の策定も手がけた。2021年には初めて女性を管理職に登用した。「良い効果が出ていると実感しており、今後も優秀な女性を積極的に登用していきたい」と強調する。
 引き続き課題と考えているのは、人材の採用と育成だ。素材となる軟質ウレタンは、空気を通す柔らかい特性があり、ロボット化や自動化ができない作業が多い。「職人性」が必要な工程は定着と習熟が必要になるので、「上司や先輩社員を含めて皆が思いやりをもって助け合う風土が重要となる」という。このため、常に良い人材を受け入れたいと考えており、ホームページやセミナー、人材マッチングなどを活用して、コロナ禍でも継続して採用活動を行っている。
 自動車業界は今後、電動化や自動運転化が急速に進むことが確実視される。その影響を受け、特にエンジン部品などを手がける自動車部品メーカーは、自社の主力事業が消滅する可能性に戦々恐々とし、将来に向けた業態転換を模索する動きも出ている。ただ同社が扱うウレタン材は、自動車部材の中でも残っていく可能性が高く、事業の将来性は期待できると判断している。
 「自動車部品業界は品質面で顧客から信頼されることが何よりも大切」とT社長。同時に「人を育てることは簡単ではなく、時間もかかるが、今後も人材の確保・育成に投資していく」と言い切る。創立50周年を迎え、信頼される「製品」「会社」創りはもちろん、その基盤となる信頼される「人材」創りにアクセルを踏み込む方針だ。
  出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

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■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ パソコンで経営コンサルタントの差異化(差別化) 928
 1970年代後半に、日本語OSができ、PC-8000シリーズが、パソコンの走りとして紹介されました。PC-8800シリーズで漢字が使えるようになったときに、これからは中小企業はパソコンの時代という声を上げますと、あちらこちらから講演の依頼が来ました。
 書籍出版の依頼、雑誌への原稿、等などさながら有名作家のような忙しさが私を迎えてくれました。マニアではなく、文科系の経営コンサルタントという人間がパソコンの話をするから受けたのでしょう。NECとソフトバンクにべったりという業界体質の中で私にも仕事が飛び込んできました。

 まだまだパソコンがおもちゃといわれるこのような時代から、PC-98シリーズが“ガラパゴス”現象で日本市場を席巻するまでになりました。IBMが汎用機からパソコン市場にも進出してきますと、ついにガラパゴス現象の瓦解が始まりました。
 経営コンサルタントが、本来のコンサルティング分野にITという新しい動向を前面に出しますと、他の経営コンサルタントとは違うという見方をされるようになります。
 経営コンサルタントとして、自分のアイデンティティを明確にすることの重要性を、経験を通して感じ、その中で育てられてきた結果、35年の長きにわたって経営コンサルタント業を続けて来られたのです。
 経営コンサルタントを目指す皆さん、他のコンサルティングとはひと味違う何かを見つけませんと、経営コンサルタント業界で生きていくことは難しいですよ。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月27日 1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719 自動運転・認知症対策

2024-09-28 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月27日 1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719 自動運転・認知症対策 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月27日

 読売新聞の記事によりますと、盛岡市を訪れる外国人の数が増えているそうです。市の集計によりますと、2023年の宿泊客数が、前年比16・3%増の430万968人に上ったそうです。このうち外国人宿泊客数は、前年の約9・5倍にあたる6万5082人(速報値、19年比0・8%減)と言いますので、急増と言えます。
 2023年1月に米紙ニューヨーク・タイムズの記事「行くべき52か所」で、2位にランクされたことが影響していると推定されています。

■【今日のおすすめ】

  【経営コンサルタントの独り言】 ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる

 高速道路で逆走する車が後を絶たないようです。

 その大半が、認知症を患っているといいます。

 その対策の一環を上述のリンクでお話しました。

 また、自動運転車についても下記の通りお届けします。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719

 企業が、生きていくためには、経営資源を充分に活用すると共に、外部からの経営資源の移入がよく行われます。

 経営資源は、有限ですので、必要なときに、必要なだけ取り入れるという、バブル時代のやり方は通用しません。たとえ、それが可能であっても、経営の見通しと、現状とのバランスを考慮に入れなければなりません。

 限られた経営資源を有効に活用することが不可欠です。

 たとえば、人材ですが、ある部門や業務を遂行する上において現有人材では充分ではない面があるとします。右肩上がりの経営環境下であれば、人材募集を行い、外部からの人材資源を移入することができます。

 しかし、昨今のように、経営環境の変化が激しい時代には、固定費の増加は極力抑えなければなりません。その様な部門や業務の穴埋めを、まずは現有人材で、何とかしようという努力から始めるべきです。安易に、雇用という手段で、対処することは、好ましい経営のあり方とは言えません。

 「ヒト・モノ・カネ」という経営資源の中の一つ、人材という経営資源を、教育や人事管理法などを通じて「良質化」をはかりますと、そこで良質化が図れた人材が、良質化された「モノ(サービスなども含む)」を産出してくれます。それにより、収益が増大しますと、金融機関が黙っていません。そこで「良質化されたカネ」が入るようになります。

 「良質化されたカネ」が入るようになりますと、良質化された人材を獲得できるようになります。このようにして、「ヒト・モノ・カネ」という経営資源が良質化します。また、それに伴い、良質化された労働力により、良質化された時間や、情報の良質化など,その他の経営資源も良質化される、善循環(好循環)が起こります。

 この一連の状況を「経営資源の良質化循環」といいます。

【関連情報】 「経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け」を参照

■【今日は何の日】

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■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 自動運転が現実のものに 927
「自動運転」が、現実のものになってきました。
 人間が運転操作を行わなくとも、自動で走行でき、目的地まで連れて行ってくれるのです。
 カーナビだけでもありがたいと思っているうちに、技術革新のスピードが上がっているのでしょうか。
 1970年代、アメリカに住んでいた頃、地方に行きますとレンタカーをしました。
 レンタルした車が、「オートドライブ機能つき」、今日の自動運転とは大違い。
 アクセルを踏まなくても、所定の速度で走行してくれる機能です。
 日本ではあまり必要性はないかもしれませんが、地平線の彼方までまっすぐ続く高速道路では、非常にありがたい思いをしました。
 ところが、人間というのは、微妙にアクセルをコントロールしているのですね。
 例えば、下り坂やカーブに入る前に、意識はしていませんがアクセルを緩めてスピードを落としているのですね。
 ところが、この機能が付いていると一定のスピードですので、坂やカーブではスピードが上がってしまう感覚を持ちます。
「自動運転車」は、その様なことはないと思いますが、始めはそのような違和感を持つこともあるかもしれませんね。
 因みに、自動運転車は、英語では下記のように言うそうです。(【Wikipedia】)
  Self-driving car  autonomous car   Robot car

  UGY (unmanned ground vehicle)」

   driverless car   self-driving car
 まだ、ディファクトスタンダードになっていないのですね。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月26日 ◇発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 ◇日光山常行堂・大猷院 三代家光の墓所

2024-09-27 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月26日 ◇発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 ◇日光山常行堂・大猷院 三代家光の墓所 

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【 注 】

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■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 最近、何かと「カフェワーカー」が話題に上るようです。
 コーヒーショップが、職場代わり、自習室代わりとなっていて、回転率が落ち、経営が苦しくなっているところが多いと言います。中には、リーモート会議をする人もいるそうです。
 時間制限をしたり、PC電源コンセントをはずしたりと対策をしているようですが、あまり効果が上がっていないのが実状のようです。
 私も、外回りをしたあと、一息つきたいと思って、やった見つけたコーヒーショップに入ると満席状態ということが多々あります。昔は、「たきざわ」のように、商談の場所として利用することも多くありました。
 コーヒーマニアが集まる「名曲喫茶」を見かけることはほとんどなくなってしまいました。無口なマスターと軽く言葉を交わせる「喫茶店」でコーヒーを楽しんだことは、昔日の思い出となってしまいました。

 一日中、特別なスケジュールもなく、ゆったりとした時間を持てましたので、以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真を見る時間も取れました。

 日光山常行堂・大猷院

 日光と言いますと「東照宮」、東照宮と言いますと「眠り猫」というように相場が決まっているようです。

 日光山には、東照宮の他に、輪王寺や二荒山神社があり、この3つを総称して輪王寺というのだそうです。

 しかし、それ以外にも忘れてならないのが常行堂・法華堂や大猷院(たいゆういん)ではないでしょうか。

  常行堂は、平安時代嘉祥元年(848年)慈覚大師円仁によって創建され、比叡山延暦寺の「にない堂」に模して建立されました。

  現在の建物は、慶安2(1649)年に再建されたものです。純和様の宝形造りで、隣の法華堂が唐様式と対照的で、両建物は歩廊により接続されています。まさに延暦寺の西塔のにない堂と同じような作りとなっています。

大猷院霊廟
 国宝大猷院(たいゆういん)は、徳川三代将軍家光の霊廟で、本殿・相の間・拝殿は、承応2(1653)年に造営されました。

 江戸時代に修理がなされ、塗装仕上げに一部変更がありましたが、創建当時と他には形式などに変更はありません。大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿は、東照宮と同様に「権現造」様式ですので、拝殿と本殿の間を渡り廊下ではなく相の間でつないでいます。

 

 

 

詳しくは、サイトでどうぞ

日光山常行堂・法華堂・大猷院 

 

◆ 歴史公園「えさし藤原の郷」

 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパークである、岩手県奥州市の歴史公園「えさし藤原の郷」の写真と映像を紹介しています。映像は23分で、下記URLよりご覧いただけます。

 ここは、奥州藤原氏の居館を、推定復元したもので、いくつかのテーマがあるために、私としては長編になりました。

     https://youtu.be/_-24YNwtMFc

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■ 発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 926

「経営に王道はない」
 経営コンサルタントの私がこのようなことを申し上げますと「それでは経営コンサルタントなど要らないのではないですか」と言われ続けてきました。
「経営者は、あたり前のことがあたり前にできるようにすることが大切です」
「それでは、ますます経営コンサルタントなど不要ではないですか」とも言われて来ました。
 その上に、さらに「経営コンサルタントが要らない企業作りをします」と言いましたら、「経営コンサルタントの仕事がなくなってしまうではないですか」と反論されます。

 でも、これが、私の、経営コンサルタントとしての信条です。
 それをもとに、半世紀もの長きにわたって経営コンサルティング業に携わってこられました。
「経営コンサルタント不要の企業作り」をしても、クライアントはなくならないどころか、まだ、次々と顧問契約を希望して下さる企業はあるのです。

 昨今の世の中は、独りではやって行けない時代になってきています。
 経営コンサルタントも独りではやって行けない時代なのです。
 経営者も、「社長は孤独である」などとかっこ付けていてはダメです。
 外部ブレインを使っても、なかなか成長は難しい時代です。
 かといって、社長が孤独に、一人で経営をやっていては、石ころばかりの悪路に、さすがのベンツもくたびれてエンストを起こしてしまいます。
 ベンツから降りて、外部ブレインと二人三脚に切り替えてみてはどうでしょうか。
 その、泥臭いやり方に、はじめはベンツの乗り心地良さが懐かしく思えるかもしれません。
 でも、そのうちに、社員が加わってくれるようになり、次第に企業の前に平らな道が拓けてゆけます。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月25日 張りのある声で信頼感を伝える 長崎県『壱岐島』

2024-09-26 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月25日 張りのある声で信頼感を伝える 長崎県『壱岐島』  

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■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 OECD(経済協力開発機構)が、2024年の最新の経済見通しを発表しました。世界全体の成長率は、インフレ率のさらなる低下と実質所得の改善、各国・地域での政策金利の引き下げ需要が下支えとなり、3.2%という予測値を発表しました。
 一方、景気回復感のある日本ですが、OECDは、マイナス0.1%と予測しています。今年1月から3月期がマイナス成長になったことが、その理由で、主要7か国では唯一のマイナス成長です。
 首相交代で、総選挙のムードですが、政治の空白をお越している時期ではないですね。

 現在は、キャッシュレス決済が、決済の三分の一以上に達しているという背景から、日本でも給与のデジタル払いが始まっています。
 ソフトバンクが「PayPay(ペイペイ)」を利用して、破綻やセキュリティーを考慮して、上限20万円までではありますが、2024年9月25日に、実施しました。年内には一般企業へ向けたサービス提供も開始されるそうです。
 政府は8割の実施を目標にしていますが、目標の50%にも現状では達していません。しかし、他社も経産省への申請や準備中で、追随がなされるようです。これを契機に弾みがつくのでしょうか。

■【今日のおすすめ】

  【カシャリ!ひとり旅】 魏志倭人伝にも登場する長崎県『壱岐島

 長崎には、多くの島があり、五島列島のように知名度の高い観光地も多くあります。

 その一つに『壱岐島』があります。

 長崎県とは言え、船は福岡の博多港から出ています。

 竹根の会社のクライアントに社員向けの講話をお願いしたいと言われていました。

 今日が、その日だったので、出かけてゆきました。

■ 24 張りのある声で信頼感を伝える Ac20

 三〇才代前半で、商社マンから経営コンサルタントに転身しました。

 経営コンサルタントというのは、経営者・管理職等に自分の考えを、キチンと伝えなければ仕事ができないと考えていましたので、心がけたことのひとつに発声のことがあります。

 私自身が、サラリーマン時代に管理職として体験したことのひとつが、声が小さいがために、損をしている部下がいました。大きな声で話してはどうかとアドバイスを何度かしたことがあります。本人は、大きな声を出そうとしているらしいのですが、それ以上大きな声が出ないのだと言っていました。

 それが念頭にありましたので、話し方教室に通うようにしました。その一環で、発声練習というのは教えられました。

 口を大きく開けて「あえおあうおあお」「かけこかくこかこ」と五十音を発声して行くのです。

 その時に、「お腹から声を出せ」という指導を受けました。平素から腹式呼吸の訓練をすることが、発声の基本なのだそうです。

 お腹から声を出しますと、声が大きくなるだけではなく、声の振動が相手に伝わり、耳だけではなく、声を体感させることに繋がるのだそうです。

 大きな声を出せるからといいましても、平素、大きな声でしゃべるわけには行きませんが、その様な発声ができるようになりますと、音量を落としても、相手に響きと兎もに伝えることができるのです。

 その様な、ゆとりのある発声法の人は、信頼感を伝えることができ、聞く側は安心感を持って聴くことができるといわれています。

 その様な効果があるとは知りませんでしたが、社員研修等では、全員に聞こえるように、しかも、時には三日間しゃべり通しというようなこともありますので、音量とともに、発声の持続力も求められます。

 私自身は、話下手な方でしたので、発声訓練のおかげで、受講者からは、わかりやすい研修でしたという、お褒めの声をいただくことがありました。

 さすがに、三日間研修の時には、のど飴をなめながらの講義となりましたが、発声訓練のおかげで、喉を痛めることが少なくなりました。

 経営コンサルタントに限らず、社員や部下に訓示をする機会の多い経営者・管理職にとりましても、顧客と話をするビジネスパーソンにとりましても、不可欠なスキルのひとつといえます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 ■【今日は何の日】 9月26日  ■ 彼岸開け ■ 和歌山県日前神宮・国懸祭 ■ ワープロ記念日

 ■【きょうの人】 0925 足利義満 金閣寺だけではありません ■ ミカエル 三大天使の一人

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  主婦の日に思う「糟糠之妻」 925

  【今日は何の日】でお伝えしまたyouに9月25日は、主婦の日だそうですが、わざわざ、この様な記念日を設けると言うことは、まだまだ主婦が大切にされていないということなのでしょうか。

 「三食昼寝つき」などと主婦の業務を軽視しがちです。私は三十代前半で、経営士・コンサルタントとして起業し、始めは自宅の離れを事務所として使っていました。起業当時は、クライアント・顧問先のところへ行くことも少なく、主婦の一日を見ることが多かったのです。

 ところが、当時は、子供も小さかったこともあり、主婦というのは意外とテレビを見たり、昼寝をしたりする時間がとれないことを発見しました。

 爾来、自分が仕事をすることができるのは、妻がいればこそと言うことを悟りました。多分、それが態度に出てきたのでしょう、妻の私の仕事への理解が深まってきて、随分と仕事を手伝ってもらうようになりました。家事に加え、私の仕事の手伝いをすることは大変だろうと思うと、「主婦」に対する見方は、益々世の男性とは違って来たのかも知れません。

 経営士・コンサルタントというのは、家族の理解がないとできない仕事なのです。

「糟糠之妻」という言葉を重く受けとめています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月24日 江戸っ子と伊達 経営コンサルタントへの道

2024-09-25 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月24日 江戸っ子と伊達 経営コンサルタントへの道 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

  お彼岸が終わらないうちにと考えて、墓参りに行ってきました。

 想定ほど、草も生えていなく、掃除も楽に出来ました。

 平素、近くに住んでいる従弟が、何かと面倒を見えてくれているのだろうと想像出来ます。

 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■ 江戸っ子と伊達 28

 江戸では、マイナス要因だと思われることをカッコよく見せられる人が「一番粋」なのだそうです。

 例えば頭が禿げている人が、「あの人の禿はカッコいい」と言わせれば粋になるのです。マイナスをプラスにすれば良いわけで、おなじ禿げるのであれば、ユールブリンナーよろしく、つるつるの頭にしてしまうと「粋」になります。もっとも、ブリンナーは、はげではなく、剃り上げているのかも知れません。

 昨今では、背が高くてイケメンな男性が持てますが、江戸時代には、遠くから目立ってしまうので「粋」ではなく「野暮」なのです。

 「伊達男」という表現がありますが、服装が伊達であるということは、「バサラ」につながります。

 伊達になるには、手ほどき書、すなわちマニュアルがありました。それを学ぶことによって伊達になれるのですが、「粋」というわけではありません。

 やつれた感じが、逆に評価されるのが江戸の粋なのです。「滅びの美学」と言っても良いのでしょうか。

 「滅び」という観点から、江戸時代には魚など食べ物は腐る寸前がおいしいというのです。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

■【経営コンサルタントへの道】 実力を活かせるプロフェッショナル
 1970年代から、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、まとめてみましたので、ご紹介しています。

 お陰様で、経営コンサルタントを目指す人の60%の人が閲覧してくださっているサイトです。
  経営コンサルタントへの道
  https://www.jmca.or.jp/nyukai/3keikonhenomich/

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 目的を見つけよ インド独立の父ガンディーの名言 924
 ガンディーの名言のひとつに、「目的を見つけよ。手段は後から着いてくる。」という言葉があります。
 めざすものが明確になりますと、その実現のために一所懸命に取り組みます。
 何を、どの様にやるかは、その過程で自ずとついてくると言うことでしょう。
 もし、手段を間違えているとしたら、「至誠にして動かざるものは未だこれあらざるなり(吉田松陰)」ということではないでしょうか。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月23日 中学の英語の先生の想ひ出 江戸っ子と伊達

2024-09-24 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月23日 中学の英語の先生の想ひ出 江戸っ子と伊達 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 最低気温が下がってきましたので、早朝ウォーキングでの汗も少なくなってきました。

■【今日のおすすめ】

  【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 82段 羅の表紙は 不完全が適切

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
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 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■ 江戸っ子と伊達 28

 江戸では、マイナス要因だと思われることをカッコよく見せられる人が「一番粋」なのだそうです。
 例えば頭が禿げている人が、「あの人の禿はカッコいい」と言わせれば粋になるのです。マイナスをプラスにすれば良いわけで、おなじ禿げるのであれば、ユールブリンナーよろしく、つるつるの頭にしてしまうと「粋」になります。
 昨今では、背が高くてイケメンな男性が持てますが、江戸時代には、遠くから目立ってしまうので「粋」ではなく「野暮」なのです。
 「伊達男」という表現がありますが、服装が伊達であるということは、「バサラ」につながります。
 伊達になるには、手ほどき書、すなわちマニュアルがありました。それを学ぶことによって伊達になれるのですが、「粋」というわけではありません。
 やつれた感じが、逆に評価されるのが江戸の粋なのです。「滅びの美学」と言っても良いのでしょうか。
 「滅び」という観点から魚など食べ物は腐る寸前がおいしいというのです。


■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆  中学の英語の先生の想ひ出 923
  浸けペンというと、中学生の頃を思い出します。英語の時間にペン習字を学びました。先生の指示で全員がGペンを準備させられました。浸けペン方式のペンで、それを使って書くと紙に引っかかってしまってなかなかうまく書けません。
 幸い、小学生の頃からアルファベットの筆記体を練習させられていたので、ペンになれてくると文字に細い太いが表現できて結構うまく書けるようになりました。それを先生に誉められ、これが契機で英語が好きになったように記憶しています。
 私の小学校の同級生で成績のよかった人が、英語に対して変なアレルギーを持ってしまい、英語を苦手とした人がいます。わたしは運が良いと言えます。
 その時の英語の先生には、毎年年賀状をいまだに出しています。数年前に「高齢で年賀状を書けなくなりますので、来年から新年の挨拶を欠礼させていただきます」という年賀状が来るまでは毎年その先生からの版画の賀状を楽しみにしていました。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月22日 ◇失敗ではなく経験 ◇コンサルタントになるには? ◇「さん」づけ呼称と民主性 ◇京都五山 

2024-09-23 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月22日 ◇失敗ではなく経験 ◇コンサルタントになるには? ◇「さん」づけ呼称と民主性 ◇京都五山 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月22日(日)

 家の中にありが入ってきて、朝からありと格闘です。

 あり駆除剤を買いにドラッグストアへ。

 置き型タイプとスプレータイプがあり、その両方を入手。

 置き型タイプを早速置いたところ、数分後に1匹が入り込みました。

 15分ほどして、覗いてみましたところ、5~6匹が入っています。

 1時間後に見たら、中に置いてある餌を巣に運び込んでいるようで、その様子に驚き。

 効果は解りませんが、ありの数は減ってきたように見えます。

■【今日のおすすめ】

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業5章 中小企業を育てる 9 北野原社長の辛口トーク

 定例のミーティングの後の雑談で、スマホのラインの話がでました。

 知人から来たメッセージに返信したら、「その様なラインは送っていない」と返事が返ってきたそうです。

 では、だれが、そのメッセージを送ってきたのか、ミステリー

  【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第79段 何事も入りたたぬ 知ったかぶり

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
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 本日は、以前のこの欄でご紹介した第79段です。

 しばしば、コンサルタント・士業を対象としたセミナーなどで、私が話題にする段です。

 お読みになった方も多いのではないでしょうか。

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-03 機略縦横 難しい経営理論は有益か? 臨機応変に、自在に適切な策略を巡らす

 多くの経営者・管理職やビジネスパーソンはよく勉強するようです。

 その結果、「頭でっかちな経営管理」をしている企業が多く見受けられます。

 「機略縦横」

 自社を見直すことも必要かも知れませんね。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■ 「言葉の魔術師」から学ぶ 失敗ではなく経験なのだ

 新聞を見ていましたら「言葉の魔術師」といわれる歌人の故塚本秀雄氏の語録についての記事を見つけました。

  10+10+10+10+10+10+10+10+10+10

  (-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)×(-10)

 「答は同じでも、正を積み重ねた100には陰影がないのだ

 (-10)というのは、人生における失敗を意味するのでしょう。

 人間は、失敗を通して成長するということを塚本氏はおっしゃりたいのです。

 成功している人達でもその陰では、失敗やそれから来る中傷、絶望、悔し涙等々を経験していると思います。

 栄光の陰に、その様な失敗(-10の積み重ね)の積み重ねがあるのです。

 私のような凡人に、失敗があって当然、それを失敗としてすませてしまっていては成長はありません。

失敗ではなく経験なのだ」と捉えるべきと教えられたことがあります。

■1-03 「さん」づけ呼称と民主性 A705

 近年、企業において、役職名ではなく、「さん」付けをすることにより民主性を表現する企業が多くなりました。

 福沢諭吉翁が「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」とおっしゃったことは有名であり、人間性を重視する観点からも、上司も部下も、皆人間であることには変わりがありません。

 この視点からみても、社長以下の全社員が「さん付け」で呼び合うことは、民主的な人間関係を作る上において必要なことでしょう。

 しかし、視点を変えてみてみましょう。


 日本で最も早くに設立された経営コンサルタント団体であります、日本経営士協会では、会員同士を「さん付け」ではなく、「先生」という呼称を付けて呼び合っています。

 本来、人間性を重視したコンサルティングをするためには、自分達自らが民主的な関係であることを表明するために、「さん付け」にすべきところです。ところが、同協会の伝統として、「先生」呼称が定着しています。

 同協会は、「経営士・経営士補」という資格付与団体です。ところが、経験の浅い資格取得者は、「まだ、経験も浅いので、先生と呼ばれるほどのものではありませんので、先生と呼ばないでください」と言います。

 一方で、経営コンサルタントとしての資格取得は、コンサルティング実践経験の浅い人にとりましては、中小企業診断士より難関な試験に合格した人達です。日本経営士協会というブランドを背負っているのですが、プライドを持ってよいはずです。また、プライドを正しく認識することにより、その資格のイメージも高まります。

 自分では謙遜して「先生と呼ばれるほどの実績はありません」と言うことは、日本経営士協会の権威を低めることに繋がりかねません。

 そこで、「先生」と呼び合うことにより、プライドを持ち、自分自身の責任を持った言動を採るという意識付けをするためにも「先生呼称」は、効果があるのです。

 すなわち、先生という呼称により、協会会員としてのプライドを持たせ、さらなる成長を自認させることに繋がることから、伝統的にこの様なことを行っているのです。


 これは、経営コンサルタント団体という、「意識付け」ということを目的とした、特殊な組織におけるお話です。

 一方で、経営コンサルタントとして企業を訪れた時に感ずることの一つが、「組織で動く」ということができていない企業が多いことです。

 組織を活かした動きになっていないという背景には、「組織で動く」、すなわち、組織力を活かすということを理解できていないで、その発想がない企業が多いのです。

 その様な企業で、「民主的だから、“さん付け”で呼び合おう」ということは、正しいやり方なのでしょうか。

 組織的な動きをしている企業というのは、目標が明確で、その目標に向かって、全社員の言動のベクトルがおおむね揃っています。ところが、そうでない企業では、まず、組織で動くということを意識付けするために、「管理とは何か」「管理職とは何を、どの様にする人か」というようなことを、体に染み込ませることが必要です。

 その一環として、管理職を、役職名で、たとえば「課長」とか「○○部長」というように呼ばせて、組織とは何かを意識付けさせることが必要なのです。

 多くの方が、そこまでする必要があるのか、それで効果があるのかと懸念されますが、「組織で動く」というような抽象的なことを、経営管理の基本として認識させるためには必要なことなのです。

 ものごとは、一面的に見るのではなく、多面的に見ることにより、それまでとは異なる適正性・不適正性がみえてきます。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  【今日は何の日】 9月23日 ■ 世界初の発見!! はやぶさ2が「液体の水」を運んできた ■ 万年筆の日 良さが見直されている

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ コンサルタントになるには? 922

 一口にコンサルタントといいましても色々な先生がいらっしゃいます。
 コンサルタントといいますと「経営コンサルタント」をイメージする方が多いと思います。
 コンサルタントの分類はいろいろな考え方がありますが、資格という視点で分類しますと、次のような先生がいらっしゃいます。
 経営コンサルタント、中小企業診断士、経営士、公認会計士、税理士、弁理士、弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、技術士、IT関連、ISO関連、リスクマネジメント関連、プロジェクトマネジメント関連

 また、多くの方が「経営コンサルタントの資格=中小企業診断士」と思い込まれていると思います。
 ところが、経営コンサルタントの国家資格を制度化するにはいろいろないきさつがあり、経営コンサルタントには他の国家資格のように中小企業支援法に基づく書類作成代行などを除き、いわゆる「コンサルティング」には「職業独占」という制度の適用がありません。
 これには、二つの意味合いがあります。
 税務業務は、税理士でないと他の人の税理業務を行うことはできません。これを職業独占といいます。
 すなわち、コンサルティングという業務をするのには国家資格がなくてもできると言うことです。
 他の意味合いは、職業独占がないので、資格を持っていなくてもコンサルティングという仕事をすることができると言うことです。

 今日では、中小企業診断士と経営士の二つが主流となっています。
 後者の「経営士」資格を付与するのが、内閣府の管轄で法人化しました「日本経営士協会」です。

 日本経営士協会は、ご存知かと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 経営士は、すでに70年以上もの永きにわたって、日本の経済を支えてきた職業の一つです。
 因みに中小企業診断士は、経営士より10年以上も遅れて誕生しました。
 中小企業診断士制度ができた頃は、日本経営士協会の会員が中小企業診断士(当時は「中小企業診断員」と呼ばれる)の育成に寄与してきました。

 私は、かねてより「マルチライセンス」ということを更新にアドバイスをしてきました。

 経営士資格を取るだけではなく、中小企業診断士や社労士など国家資格もとるべきです。

 それにより、仕事の間口が広がるからです。

 コンサルタントにもいろいろな道があるのですね。

知らないと怖い紫外線

 テレビを見ていたら、紫外線対策の間違いについて解説していました。知っているのと知らないのとでは大きく異なります。聞きかじりですが、簡単にまとめてみました。

◇ 紫外線は悪玉? 善玉?

 紫外線は、光のスペクトルにおいて紫色の外側にあることからこの名前がつけられたことはよく知られています。いろいろな化学的な作用が大きいので「化学線」とも呼ばれます。

 紫外線は、真夏の問題であって、いまの季節はあまり心配ないと考えている人が多いようです。

 対策を充分に図らないと皮膚や目への影響はよく知られています。免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能あるようです。なぜ、紫外線がこのように人間にとって好ましくない作用をするのかというと、たんぱく質を変性させることに起因するそうです。皮膚に紫外線が照射されるとコラーゲン繊維を痛め、皮膚の加齢化を促進させてしまいます。

 3月頃から徐々に紫外線が増え、4月には警戒量に達し、5月は真夏には及ばないまでも充分な予防策を講じないと夏と同じようなダメージを受けてしまいます。梅雨明けをピークに9月、近年は10月まで警戒期間が広がっているとも言われています。

「にっぱち」といって2月と8月は景気が落ち込むと言うことがよく言われます。このように季節によって同じような形で変動するのが、企業経営でも窺えます。例えば、売上高を月別集計するとほぼ例年一定のパターンになります。これを「季節指数」とか「季節変動指数」と言います。

 売上計画など、年度計画を立案するときに季節指数を導入すると月次売上計画に対する達成率を合理的にはかることができ、営業パーソンの管理に利用することができます。(利用方法は当ブログのマーケティング講座で取り上げ予定)

 紫外線も季節指数を持っています。この際、紫外線の教えを受けて、自社の季節変動指数の観点で見直しをしてはどうでしょうか。


◇ 誤解されているサングラスの濃淡

「紫外線」について当ブログで紹介しましたところ、「季節指数という知識としては当たり前のことを忘れていました」というコメントをいただきました。「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」を標榜している私にとっては大変うれしいコメントでした。

 太陽が発する紫外線には、UVA、UVB、UVCという波長によって3分類でき、の紫外線が含まれているが、そのうちUVAとUVBはオゾン層を通って地表にまで届いてしまいます。

 これがくせ者で、特に眼にとってはUVBが悪いそうです。白内障になることがよく言われますが、そのほかにも雪山ではサングラスがつきものと言われるように「雪眼」と山男仲間でいわれる雪眼炎は急性作用があるだけに怖いです。

 ガラスは、紫外線をあまり通さないことがよく知られています。サングラスは、さらに特殊材料をコーティングするなどしてUVカットを行っています。石英ガラスは、それそのものがUVカットになりますが、プラスチックのサングラスや窓ガラスは、フッ素化合物を使ったコーティングやフィルムを使ったりします。

 昔は、偏光サングラスでUVカットをしていましたが、不便がありました。昔のデジタルカメラというのは、ファインダー部分にいまのように液晶を使っておらず、小型のブラウン管が使われていました。そのために、縦フレームで撮影しようとしますと、走査線方向と直角になると画像が全然見えなくなってしまいます。縦フレームで写真を撮るときには、一々サングラスをはずさないととれないという煩わしさがありました。

 また紫外線は、反射光にも含まれるので正面からの光だけではなく下や斜めからの反射光にも気をつけなければなりません。紫外線を使った利用機器を使うときや雪山などでは、ゴーグル状の眼鏡をかけるのはこのためです。

 以前、当ブログでも書きましたが、サングラスの色の濃さも誤解をしている人が結構います。色が濃いサングラスをかけると瞳孔が開いてしまい、かえって紫外線を取り込む量が増えてしまうからです。ちなみに色はグリーン系よりは黄色系の方が目には良いそうです。

 何ごとにも欠点があるということを経営上でも知っておくべきです。濃すぎるサングラスは、過保護の欠陥があります。厳しく鍛えることにより人は育つとも言われます。

 とはいえ、「過ぎたるは及ばざるがごとし」という格言を忘れてはいけません。

◇ ワイシャツは紫外線を反射するか?

 紫外線について、「季節指数」と「色」について書いて来ましたが、この辺のことは私でも知っていることです。賢明なる読者の皆さんも「今更ブログに書くほどのことでもなかろう」と思われた方が多いと思います。

 実は、これから書くことは、テレビで紫外線の番組を見るまでは私は知りませんでした。

「着る物と色」による紫外線対策です。中東で女性が黒い色のチャドルを身にまとうことはよく知られています。なぜ砂漠の暑い地域で黒色のチャドルを纏うかというと、紫外線対策効果があるからと思い込んでいました。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月21日 元気な会社 耐圧防水樹脂で地元貢献を 1c22-3921

2024-09-22 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月21日 元気な会社 耐圧防水樹脂で地元貢献を 1c22-3921 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 早朝ウォーキングの途中、久しぶりにカラスの鳴き声が気になりました。

 近年、烏が少なくなってきているだけに、騒々しく思いました。

 電線に数羽、そこにまた二羽飛んできました。

 カラスがこちらを見ているようで、気味が悪くなりました。

 なぜ、今朝はカラスが集会を開いているのか解りません。

 カラス広報が私のところには届いていません。

 キョエちゃん(チコちゃんに聴いてみようにレギュラー出演のカラスマスコット)にでも聞いてみましょうか?

■【今日のおすすめ】

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-02 新規参入 強固な意志と挑戦 昔の状態のままで、進歩や前進のない様子

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。
 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。
 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名してご紹介しています。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

■【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 耐圧防水樹脂で地元貢献を 1c22-3921
 E株式会社(北海道函館市)は耐圧防水樹脂の製造と卸販売を行っている。この樹脂は無色・透明で、圧力の変化や塩水に強く、長期間安定した電気絶縁性と光・磁気・電磁波への高い透過性を持つ。水深1万mの高水圧下でも浸水せず、光や電波を通すので、電子部品の安定動作が可能だ。水中だけでなく、陸上でも防湿、防水、電気絶縁などの効果は変わらず、屋外の悪環境下でIoT機器を安全に動かすことができる。

 親会社の総合情報企業、S社が、海中での情報通信を進めるため2003年ごろから耐圧防水素材開発に着手、同社の水産海洋プロジェクト研究員だったT氏とM氏が開発に成功した。2017年6月に特許を取得、2019年度に北海道地方発明表彰・文部科学大臣賞を、2020年度には全国発明表彰・未来創造発明奨励賞を受賞した。潜水設備設計のSE株式会社(神奈川県横須賀市)から出資を受け、創業したのは2021年4月のことである。
 当品の扱い方は簡単で、主材と硬化剤の2つの液体を重量比1:1で混ぜ、対象部品に塗布または充填する。常温24時間で完全硬化するが、バッテリー交換などで中の部品を取り出したい場合は、カッターなどの刃物で切り開き、樹脂を再充填すればいい。近年、用途が急拡大しているデータ通信アンテナを多用する航空宇宙機器や次世代自動車をはじめ、腐食やさびなど経年劣化が不可避の橋梁や鉄道、道路など社会インフラ向け需要も期待できる。
 課題は人員不足で、同社社員はT社長、M氏、営業顧問のO氏のわずか3人だ。創業以来、品質保証体制の整備や、大口の顧客を掴むための準備に追われ、時間がいくらあっても足りない。O氏は「当品の売上高はいま数千万円程度だが、陣容が拡充できれば、さらに増やすことができるはずだ」と話す。
 同社は2024年春までに自前の生産工場を地元の函館に建設する目標を掲げている。年に数トンの自社生産が可能になれば、現在の価格(主剤100g、硬化剤100g、1組1万円)をもっと引き下げることができる。販路はおのずと拡大していくだろう。地元に生産工場があれば、多くの地元の若者たちが働くこともできる。O氏は「函館は第一次産業の水産業と第三次産業の観光業で成り立っている街だ。この函館に製造業など第二次産業の基盤をつくり、地元経済の活性化に役立ちたい」と考えている。
 

  出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ アルツハイマー病患者が増えているようです 921

 私の義理の叔母が、アルツハイマー病にかかり、今は他界してしまいました。

 永年、養護施設で知恵遅れの子供達の世話をしてきた、心優しい人です。

 叔父は、彼女に看取られて、一昨年他界しました。

 仲の良い夫婦でしたが、彼女は夫の死を、自分の夫との死として解らない状態にまで悪化してしまっていました。

 何か無常を感じた次第です。

 アルツハイマー病と認知症はしばしば混同されますが、異なる病気であることはよく知られています。

 アインシュタインが、晩年アルツハイマーに罹病していたと言われています。

 アルツハイマー型認知症は、さらに2つの分類されます。

 家族性アルツハイマーとアルツハイマー型老年認知症で、一般的には後者です。

 アルツハイマー病というのは、異常をきたしたベータアミロイド蛋白という蛋白質が、脳全体に蓄積して姉妹、脳の神経細胞に支障をきたし、脳が萎縮する病気です。

 脳が萎縮してしまうために、痴呆が出てしまい、それが進行することで重度化してしまいます。


 45才を過ぎるとアルツハイマー病が発症する危険性が出てきます。

 きちんと栄養を摂ったり、しっかり睡眠をとったり、適度な運動をしたりしていれば予防できることを期待したいですね。

 ところが、効果的な予防方法がないのです。

 定期的な検査で早期発見をするのが、アルツハイマー病を進行させない方法だそうです。

 薬剤等で治療することにより、進行を遅らせることができるようですので、早期発見が最大の予防法のようですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月20日 ◇「さん」づけ呼称と民主性 ◇京都五山

2024-09-21 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月20日 ◇「さん」づけ呼称と民主性 ◇京都五山 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月20日(金)

 家の中にありが入ってきて、朝からありと格闘です。

 あり駆除剤を買いにドラッグストアへ

■【今日のおすすめ】

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業5章 中小企業を育てる 9 北野原社長の辛口トーク

 定例のミーティングの後の雑談で、スマホのラインの話がでました。

 知人から来たメッセージに返信したら、「その様なラインは送っていない」と返事が返ってきたそうです。

 では、だれが、そのメッセージを送ってきたのか、ミステリー

【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第79段 何事も入りたたぬ 知ったかぶり

 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて、戯言をつぶやいています。
 徒然草から、学び取ることがあるような気がして、高校生であった頃以来ですが、再び紐解いています。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b
 本日は、以前のこの欄でご紹介した第79段です。

 しばしば、コンサルタント・士業を対象としたセミナーなどで、私が話題にする段です。

 お読みになった方も多いのではないでしょうか。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■1-03 「さん」づけ呼称と民主性 A705

 近年、企業において、役職名ではなく、「さん」付けをすることにより民主性を表現する企業が多くなりました。

 福沢諭吉翁が「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」とおっしゃったことは有名であり、人間性を重視する観点からも、上司も部下も、皆人間であることには変わりがありません。

 この視点からみても、社長以下の全社員が「さん付け」で呼び合うことは、民主的な人間関係を作る上において必要なことでしょう。

 しかし、視点を変えてみてみましょう。


 日本で最も早くに設立された経営コンサルタント団体であります、日本経営士協会では、会員同士を「さん付け」ではなく、「先生」という呼称を付けて呼び合っています。

 本来、人間性を重視したコンサルティングをするためには、自分達自らが民主的な関係であることを表明するために、「さん付け」にすべきところです。ところが、同協会の伝統として、「先生」呼称が定着しています。

 同協会は、「経営士・経営士補」という資格付与団体です。ところが、経験の浅い資格取得者は、「まだ、経験も浅いので、先生と呼ばれるほどのものではありませんので、先生と呼ばないでください」と言います。

 一方で、経営コンサルタントとしての資格取得は、コンサルティング実践経験の浅い人にとりましては、中小企業診断士より難関な試験に合格した人達です。日本経営士協会というブランドを背負っているのですが、プライドを持ってよいはずです。また、プライドを正しく認識することにより、その資格のイメージも高まります。

 自分では謙遜して「先生と呼ばれるほどの実績はありません」と言うことは、日本経営士協会の権威を低めることに繋がりかねません。

 そこで、「先生」と呼び合うことにより、プライドを持ち、自分自身の責任を持った言動を採るという意識付けをするためにも「先生呼称」は、効果があるのです。

 すなわち、先生という呼称により、協会会員としてのプライドを持たせ、さらなる成長を自認させることに繋がることから、伝統的にこの様なことを行っているのです。


 これは、経営コンサルタント団体という、「意識付け」ということを目的とした、特殊な組織におけるお話です。

 一方で、経営コンサルタントとして企業を訪れた時に感ずることの一つが、「組織で動く」ということができていない企業が多いことです。

 組織を活かした動きになっていないという背景には、「組織で動く」、すなわち、組織力を活かすということを理解できていないで、その発想がない企業が多いのです。

 その様な企業で、「民主的だから、“さん付け”で呼び合おう」ということは、正しいやり方なのでしょうか。

 組織的な動きをしている企業というのは、目標が明確で、その目標に向かって、全社員の言動のベクトルがおおむね揃っています。ところが、そうでない企業では、まず、組織で動くということを意識付けするために、「管理とは何か」「管理職とは何を、どの様にする人か」というようなことを、体に染み込ませることが必要です。

 その一環として、管理職を、役職名で、たとえば「課長」とか「○○部長」というように呼ばせて、組織とは何かを意識付けさせることが必要なのです。

 多くの方が、そこまでする必要があるのか、それで効果があるのかと懸念されますが、「組織で動く」というような抽象的なことを、経営管理の基本として認識させるためには必要なことなのです。

 ものごとは、一面的に見るのではなく、多面的に見ることにより、それまでとは異なる適正性・不適正性がみえてきます。

■【今日は何の日】

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■ 京都五山をご存知ですか? 920

 鎌倉に五山がありますが、五山の制度は鎌倉時代末期に北条氏が中国・南宋の五山の制度を取り入れ、鎌倉の禅宗(臨済宗)の官寺としての寺格制度を選んだことに始まります。

 これに習い、京都五山が定められました。

   第一位 天龍寺
   第二位 相国寺
   第三位 建仁寺
   第四位 東福寺
   第五位 万寿寺

 あれ?
 金閣寺や銀閣寺が入っていないではないですか?

 金閣寺、すなわち鹿苑寺は、臨済宗相国寺派の寺の一つですので、格が一段低いことになります。慈照寺である銀閣寺も同じ格となっています。

 五山制度は、禅宗(臨済宗)の寺院が対象ですのに、上記のリストから南禅寺が漏れています。
 しかし、ご安心下さい。南禅寺は、「別格」扱いで、五山の上位に位づけられています。

 私は、京都の禅寺の格付けとして紹介していますが、それは正しい見方とは言いがたいのです。
 なぜなら、その時の政権が定めましたので、政略的な判断による格付けなのです。
 足利義満は、相国寺を第一位、天龍寺を第二位とする順位変更が行われたことがあります。
 同様に大徳寺や妙心寺は格下げされてしまいました。


 格付けといいましても、判断基準が明確ではありませんので、順位はともかく代表的な禅寺であるという目安としてみてはいかがでしょうか。
 たくさんあるお寺さんの中から参拝先を決めるときの参考程度に、私は考えています。

 私は、京都五山の中でも相国寺が好きです。

  相国寺
  金閣寺 銀閣寺
  天竜寺 東福寺

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月19日 カシャリひとり旅 札幌市内を一望できる藻岩山

2024-09-20 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月19日 カシャリひとり旅 札幌市内を一望できる藻岩山 

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【 注 】

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■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月19日(木)

 近年の猛暑で、アイスクリーム業界も潤っているようです。単品アイスで最も売れているのは、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」だそうです。発売から50年以上たっていて、年間約2億個も売れているのです。
 食べたことのない人が少ない、このアイスクリームですが、小分けにして、食べきれない分を保存しやすいです。また、複数人で分けて食べることもでき便利です。14時〜17時の購入が最も多いそうで、おやつとして買われていることも調査で解ったそうです。
 ロングセラーの裏には、社員が店頭で購買し、パリパリ感などをチェックしているという努力が功を奏しているようです。

■【今日のおすすめ】

  【ブログでつぶやき】  御師 江戸時代のプロデューサー

 ツアーコンダクターのお世話になった人は多いでしょう。

 ツアーのプロデューサーが江戸時代にもいたのです。

 詳しくは、ブログでどうぞ

 ゆったりとした時間を持てましたので、以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真を見る時間を取りました。

 藻岩山(もいわやま)
 標高は531mと、決して高くないのですが、北海道自然100選に選ばれるほどの美しい山です。
 北側斜面の森林は、国の天然記念物に指定されている原始林で、四季折々の表情を見せてくれます。自然豊かなため、ここで発見されたり、研究されたりする植物や昆虫には、「モイワ」の名が付けられています。
 市電停留場西4丁目(内回り線)に乗り、ロープウェイ入口で降ります。そこから、山の方向に50m程のところに無料シャトルバスの停留所があり、ロープウェイもいわ山麓駅まで、5分ほどで運んでくれます。無料シャトルバスは、15分間隔で運行されていますので、待ち時間も少ないです。坂道を徒歩でも15分ほどです。
 山麓駅からロープウェイで、山頂展望台まで6~7分で行くことができます。

  札幌市内からケーブルで藻岩山に登り、市内を俯瞰的に見る

  映像  https://youtu.be/EfuhYdtMu3U   

  写真  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/hokkaido/hokkaido-sapporo/hokkaido-sapporo01.htm#moiwayama

 

北海道札幌 札幌市内・時計台10分
札幌を訪れた是非行って見たい、再び訪れたいというところとして時計台ほかを紹介

 

■【今日は何の日】

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 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ ワンちゃんに多い「ポチ」の名前の由来は? 919
 裏の畑でポチが鳴く
 正直じいさん掘ったれば
 大判小判がざっくざっくざっくざく

 犬の名前に「ポチ」というのが多いですね。
 その名前の由来は意外と知られていません。

 フランス語、可愛いとか小さいという意味で「petit」という単語があり、外国人が話しているのを日本人の耳に「ポチ」と聞こえたというのが有力説です。

 それとは別に、ディズニー作品の百一匹ワンちゃんで知られるダルメシアンを連れた英国婦人に起因するという節もあります。

 そのご婦人が、犬の説明で「斑点」の説明で出てきた「spotty」という言葉から、日本人にはSが聞こえなかったりして「ポチ」に聞こえたという節もあります。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

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