コンサルタントのためのコンサルタントが、長年の経験に基づき、経営やコンサルティングに関し、毎日複数のブログでお役立ち

戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本で最初にできた「経営士」資格付与と育成の経営コンサルタント団体

【心 de 経営】 表現力を高める10-03 激変の経営環境下における経営のあり方

2022-05-23 13:20:24 | 【心 de 経営】 表現力を高める

 

  【心 de 経営】 表現力を高める10-03 激変の経営環境下における経営のあり方 

 

 

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソン全般において、プレゼンテーションをしたり、文書作成をしたりすることは避けて通れない時代となりました。

 私自身は、表現力に感する専門家ではありませんが、経営コンサルタント40年余の経験を通じて培ってきたものがあります。

 自己流ではありますが、それを駆使して永年この仕事に携わり、生涯現役のつもりで老骨鞭を打っています。

 この経験から、少しでも皆様のお役に立てばと考え、「表現力を高める」というカテゴリーで、

   より良い日本語とは
   ロジカル・ライティングでより良いビジネス文書の作成
   訴求力の高いプレゼンテーション術
   ロジカル・ネゴーシエーションでビジネスに成功する
   論理話法で自分を上手に表現する

などについて、独断と偏見でもってお届けいたします。

 

 

■ 10-03 激変の経営環境下における経営のあり方

 鴨長明の方丈記の冒頭を引用して、万物は流転する、変化をし続けるというお話を前回しました。

 そのような世の中ですので、「経営とは、環境変化への対応術」であるということを常に意識しなければならないのです。すなわち、陳腐化してきている表現ではありますが、「パラダイムシフト」ができなければ、勝ち残ることはおろか、生き残って行くことも叶わないかも知れません。

 ご存知のように、パラダイムシフトというのは、科学史家トーマス・クーンが「科学革命」の中で提唱した概念です。これが、科学の世界だけではなく、拡大解釈され、経営や日常生活にも用いられ、一般化しています。

 すなわち、環境変化の中で、常に、自分・自社のパラダイム(思考の方法論やものの見方)が、対応できているかをチェックすることが不可欠なことといえます。


 一方で、経営とは何かということを考えたときに、基本姿勢は「あたり前のことがあたり前にできる企業創り」であると考えます。

 「あたり前なこと」に固執していては、上述のパラダイムシフトという提言に反するように思われる方がいらっしゃると思います。

 企業における「あたり前」とは、何でしょうか。

 「あたり前」とは、ここでは世間一般にいう「常識」とは異なります。そのあたり前は、企業により、異なるのです。

 「あたり前」のことというのは、「できてあたり前」「結果が良くてあたり前」ということで、「何ができてあたり前なのか」という「ものさし」が必要です。

 企業における「ものさし」というのは、経営理念であったり、経営計画、年度方針、就業規則、約束事、等々であったりと、いろいろな「ものさし」があります。

 ここでいう「あたり前」を理解するのにわかりやすい例として経営計画を挙げて見ましょう。合理的な経営計画を立案し、それを実行していこうとしますと、たとえば「マーケットシェア達成率●%」というように数値で表すことが多いです。

 ここで計画の100%の達成をすることが理想的です。たとえば今年度はマーケットシェアが30%であったとします。来年度は、35%を目指そうというように、「ものさし」のハードルが高くなって行きます。すなわち、企業が成長しているということで、「あたり前」という「ものさし」も変化しているのです。

 「あたり前」というパラダイムが見直され、それが良い方向に向かうことが成長しているということになります。

 このことから、大半の企業は、ある面ではパラダイムの定期的なチェックをしているのです。ですから、「あたり前のことがあたり前にできる」ということとは矛盾しないのです。

 あたり前のレベルというのは、企業の成長と共に変化するのです。


 

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【心 de 経営】 表現力を高める10-02 万物流転の激変の中で変わらないもの

2022-05-21 08:43:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

 

  【心 de 経営】 表現力を高める10-02 万物流転の激変の中で変わらないもの 

 

 

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソン全般において、プレゼンテーションをしたり、文書作成をしたりすることは避けて通れない時代となりました。

 私自身は、表現力に感する専門家ではありませんが、経営コンサルタント40年余の経験を通じて培ってきたものがあります。

 自己流ではありますが、それを駆使して永年この仕事に携わり、生涯現役のつもりで老骨鞭を打っています。

 この経験から、少しでも皆様のお役に立てばと考え、「表現力を高める」というカテゴリーで、

   より良い日本語とは
   ロジカル・ライティングでより良いビジネス文書の作成
   訴求力の高いプレゼンテーション術
   ロジカル・ネゴーシエーションでビジネスに成功する
   論理話法で自分を上手に表現する

などについて、独断と偏見でもってお届けいたします。

 

 

■ 10-02 万物流転の激変の中で変わらないもの

 ロジカル・ライティングは、原則を重視します。

 原則重視と言いますと、原則にとらわれすぎて、原則に縛られ、自由な発想を疎外するのではないでしょうかとお考えの人も多いでしょう。すなわち、原則重視ということは、「論理的ではない」ように聞こえるかもしれません。

 スティーヴン・R・コヴィーは、この世で変わらないものは3つあり、それは「変化、原則、選択の自由」であると、名著「ビジネスシンク」の前書きで述べています。

 世の中は変化するものです。鴨長明「方丈記」の書き出しは有名です。

  ゆく川の流れは絶えずして、
  しかも、もとの水にあらず。
  淀みに浮ぶうたかたは、
  かつ消えかつ結びて、
  久しくとどまりたるためしなし。

  世の中にある人とすみかと、
  またかくのごとし。<以下略>

 このように万物流転の世の中ですので、流れる川の水のように、同じように見えても、眼前の水はけっして同じものではありません。しかし、コンパスが常に北を指すことを利用すれば、道に迷ってもいつしか目的地に到達できます。

 しかし、富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海に足を踏み込みますと、コンパスが示す方角は必ずしも北とは限らないのだそうです。

 地球の地軸は、約2万6000年の周期で変化しているそうです。長いスパンで見ますと、コンパスが示す北は、いつも同じであるとはいえません。

 これでは、コンパスが「不変の原則」ではなくなってしまいます。

 青木ヶ原の樹海の問題は、青木ヶ原という特異な環境ですので、そこにいるときには、その特異性に即した対応策が求められます。

 地軸の変動の問題は、宇宙的、天文学的な時間の流れの中での事象ですので、われわれの現在では無視して良い変動と言えます。

 とはいえ、これらの事象のように、企業経営を取り巻く環境も変化してゆくのです。

 その変化は、大きく変わるときには、すぐに変化に気づきますが、地軸の変動のような変化は、非常に大きな問題ではありますが、気がつかないで過ごしてしまうでしょう。

 私達は、自分ではどうにもできない、このような変化の中で生活し、経営しているのですので、「世の中は変化する」という前提でいなければならないのです。


 

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【心 de 経営】 表現力を高める10-01 新シリーズ 「論理思考をフル活用のロジカル・ライティング」

2022-05-20 08:33:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

 

  【心 de 経営】 表現力を高める10-01 新シリーズ 「論理思考をフル活用のロジカル・ライティング」 

 

 

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソン全般において、プレゼンテーションをしたり、文書作成をしたりすることは避けて通れない時代となりました。

 私自身は、表現力に感する専門家ではありませんが、経営コンサルタント40年余の経験を通じて培ってきたものがあります。

 自己流ではありますが、それを駆使して永年この仕事に携わり、生涯現役のつもりで老骨鞭を打っています。

 この経験から、少しでも皆様のお役に立てばと考え、「表現力を高める」というカテゴリーで、

   より良い日本語とは
   ロジカル・ライティングでより良いビジネス文書の作成
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■ 10-01 新シリーズ 「論理思考をフル活用のロジカル・ライティング」

 コンサルタントなどプロの士業・経営専門業に携わる先生をメインターゲットとしています。論理思考をフル活用してビジネス文書を作成するのに最適ともいえる「ロジカル・ライティング」をご紹介します。

 もちろん経営者・管理職をはじめビジネスパーソンの皆様だけではなく、ご家庭の主婦や学生さんにも、是非、このシリーズの最後までご購読下さることを願っています。

 ただし、上述のように、士業・経営専門業の先生方が、論文などの作成をすることを主目的としていますので、それ以外の方々は、ご自身の状況に即するように、カスタマイズしてお読み下さるようお願いします。

 このシリーズのロジカル・ライティング習得では、
  自分を売り込む最大の武器
  士業の実力養成に論文は一石二鳥
  論文執筆の基本を身に付ける
などがメリットとして考えられます。

 ロジカル・ライティングによって、論理性が重視される文書作成、その執筆術を体得できるようになると思います。

 このシリーズでは、
  あたり前のことがあたり前にできる
  高度なことを学んでも、基本ができていなければ砂上の楼閣
  専門莫迦ではなく、裾野を広げて専門の幅を拡げ、高さを増す
などをベースに考えて、お届けしますので、すでに文作力をお持ちの方には物足りなさを感じるかも知れませんことをご承知おくください。

 温かい目で、みてくださるようお願いします。
 

 

 

 

 

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