勝地(かつち)ブログ

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NO.1520 JR利用

2013年06月03日 23時16分55秒 | Weblog
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北近畿鉄道複線電化期成同盟会の25年度総会が日高農村環境改善センターで開催され出席。会長に但馬自治会長・岡本英樹新温泉町長を選任し、新年度事業計画、予算を決定しました。
但馬3市2町の首長、議長、商工会長、観光協会長で構成され、山陰本線・播但線の複線電化を促進することで、但馬地域の総合開発を目指しています。


事業計画では、次の事項について国、県、JR西日本及び関係機関に要望していきます。
(1)速達性の向上と輸送力の増強を図るため
①寺前~和田山間の電化高速化と姫路~和田山間の直通化 ②城崎温泉以西~鳥取間の電化高速化直通化 ③福知山~城崎温泉間の複線化
(2)良質な輸送サービスを実現するために
①山陰本線播但線輸送改善事業の早期完成 ②山陰本線福知山線播但線北近畿タンゴ鉄道間の円滑な接続 ③列車増便等沿線住民及び観光客の利便性と安全運行の向上
(3)普通列車の駅通過を撤回し全便の各駅停車を維持
(4)新余部橋梁の開通に伴う列車増便(復活)等、一層のダイヤ改善
(5)特急はまかぜの全便鳥取までの延伸
(6)鳥取方面から但馬への特急スーパーはくと・スーパーいなば等の乗り入れ及び鳥取駅での浜坂方面普通列車との乗り継ぎ改善
(7)但馬地域への観光客誘致、地域活性化のための支援強化
①特急車両内掲示を活用した地域のPR(特急こうのとり:コウノトリ野生復帰の取り組み、特急はまかぜ:山陰海岸ジオパークの魅力)
②沿線観光名所通過時の車内案内放送(武田城、青渓書院、玄武洞、余部鉄橋)
③京阪神からの臨時列車の運行 ④駅施設(待合室、トイレ)の整備改善 ⑤無人駅の有人化及び駅業務社員従事時間の延長 ⑥豊岡}~鳥取間直通臨時快速列車等の利用促進運動
本年度予算総額は165万5千円、うち養父市負担金は15万9千円です。

■報告:兵庫県交通政策課
兵庫県では21年度から5カ年の山陰本線・播但線輸送改善事業事業に取り組んでおり本年度が最終年度、その事業効果です。
○ホーム嵩上げ:寺前、竹野、佐津:3駅/H22事業費7千万円
○駅信号施設: 寺前、竹野、佐津、香住、浜坂:5駅/H21事業費2千万円
○踏切信号施設:98カ所:H21~22事業費4億2千万円
○駅部クランク:鎧、久谷、居組、相谷信号所:4駅/H24~25事業費4億2千万円
○はまかぜ新型車両(JR負担):21両/H21~22事業費60億円

これらにより普通列車では主要駅列車乗降口の段差緩和、特急「はまかぜ」新型車両の導入で大阪~浜坂間で約12分の短縮、快適性も向上されました。また余部鉄橋保存活用事業としてH22~25に兵庫県が6億円を投じて鉄橋展望台L=82m・H=40m、自由広場2500㎡を整備。さらに24年3月ダイヤ改正で長谷、玄武洞、鎧、久谷、居組の各駅で普通列車の停車駅見直しにより、4~9便が駅通過となっていました。観光面への悪影響も懸念され、県、関係市町、JRからなる連絡会議を立ち上げ解消を目指してきましたが、玄武洞の1便のみの回復に終わっています。
要望や問題点の指摘のみでは、にわとりが先かたまごが先かの議論に終始するばかり。まず地元が利用することが肝要かと。
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