勝地(かつち)ブログ

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NO.2956 45年前

2016年05月15日 21時15分07秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


今から45年前の6月、昭和46年のことです。八鹿町当時の町議会で初めて議会広報が発行されました。
その縮刷版を本棚から引き出して今夜一部を読み、その中に、時の玉川忠利町長が「町長として議会に望むこと」と題して請われて寄稿されていましたが、今に通じるご意見とも思い、ここで紹介。

ーーここから転載ーー
第一は、一般質問の中で十分研究されご承知のことを遠回しに、焦点のつかめない言い方で当局をテストされる事、これは時間の空費です。また卓越した理想論を発表され各方面の例を示されることは誠に結構だと思いますが、現実に立脚してどうすべきだという考え方がつかめない質問は心に残るものが少ない。できるだけ建設的な姿勢で具体的な質問がありがたいと感じました。
第二は、議員さんの議会活動については誠に感服致しますが、議会外の活動の上で当局の執行に関し、支障を生じないかどうかを判断して行動していただき、議会の内外を問わず、常に八鹿町議会議員としての立場、考え方を堅持していただきたいと思います。
第三、議会の運営と町政の円滑な執行は車の両輪のごとく常に完璧でなければならないと考えております。従って町政の充実を期するためには議会の正しい姿勢があって遂行できるものと考えております。従って議会はどしどし町当局をべんたつしていただくと共に、また議会も各部局職員が敬服して自分の職務に精励できるようお願い申し上げたい。
ーーここまで転載ーー

この当時の議員平均年齢は52歳。今現在は67歳、45年経って15歳も熟年化しました。伴い、思慮分別もわきまえなければならないと自戒しています。
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