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高柳地区自治協議会が策定した「地区計画」を読んでいます。
生き生きとして安心して暮らせる住みよい地域づくりを目標として、いつ、だれが、なにを、どのようにするか、を短期(2~3年)・中長期(5~10年)にわけて3年周期で見直しながら取り組んでいくとしています。
3月末人口は1,971人、729世帯、1世帯当たり2.7人、高齢化率30.4%、16集落中8集落が55歳以上が50%超えの準限界集落。
高齢独居世帯、高齢夫婦のみ世帯の記載がないのですが、ここがすぐ課題となってくると思っています。
さて、気になるのが24年度に市が実施した高齢者健康調査で、「生きがい」となるものが無い回答が24%もあったということ。高齢者の出番が地域につくれてないことも要因の一つにあるのかもしれない。
一昨年101歳で亡くなられた詩人・柴田トヨさんの詩集「くじけないで」に、「わたしをおばあちゃんと呼ばないで」というくだりがある。
「今日は何曜日? 9+9はいくつ?」そんなバカな質問もしないで欲しい。「柴田さん、西条八十の詩は好きですか? 小泉内閣をどう思いますか?」こんな質問なら嬉しいわ。
年を取ったことで出来ないだろうと勝手判断で子ども扱いしたり、年を取ることをマイナスとみなす風潮が知らず知らずの間に世間にあるのかもしれない。トヨさんは90歳を過ぎてから詩を書くようになり、毎日が生きがいだといっておられたようです。「しっかりしていますね」と褒められることが嬉しくて、また頑張れると。
計画の現状と課題分析の多くの中の一つに、歴史や自然にまつわる魅力ある資源が多く存在するが地域住民すら忘れかけている、とある。実際、例えば「川下祭り」の起源を曲がりなりにも知ってたのは、随分前に亡くなられた古老から聞き及んでいた私だけであったのです。70歳前の年恰好の中だけの確認でしたが、そんな状況です。
計画の方針と対策の中に、高柳事典の編集・作成がある。これを但馬検定の「ザ・但馬事典」のように作ることがいいと思う。ただ、この計画では中長期計画に分類されているので、これではだめだ。早く早く調査を始めないと、聴き取りが出来なくなることが心配されます。
「生きがい」、「頼られがい」を高齢者に持っていただく手法の一つとして前倒しで取り組んでもらうことを呼びかけてみよう
高柳地区自治協議会が策定した「地区計画」を読んでいます。
生き生きとして安心して暮らせる住みよい地域づくりを目標として、いつ、だれが、なにを、どのようにするか、を短期(2~3年)・中長期(5~10年)にわけて3年周期で見直しながら取り組んでいくとしています。
3月末人口は1,971人、729世帯、1世帯当たり2.7人、高齢化率30.4%、16集落中8集落が55歳以上が50%超えの準限界集落。
高齢独居世帯、高齢夫婦のみ世帯の記載がないのですが、ここがすぐ課題となってくると思っています。
さて、気になるのが24年度に市が実施した高齢者健康調査で、「生きがい」となるものが無い回答が24%もあったということ。高齢者の出番が地域につくれてないことも要因の一つにあるのかもしれない。
一昨年101歳で亡くなられた詩人・柴田トヨさんの詩集「くじけないで」に、「わたしをおばあちゃんと呼ばないで」というくだりがある。
「今日は何曜日? 9+9はいくつ?」そんなバカな質問もしないで欲しい。「柴田さん、西条八十の詩は好きですか? 小泉内閣をどう思いますか?」こんな質問なら嬉しいわ。
年を取ったことで出来ないだろうと勝手判断で子ども扱いしたり、年を取ることをマイナスとみなす風潮が知らず知らずの間に世間にあるのかもしれない。トヨさんは90歳を過ぎてから詩を書くようになり、毎日が生きがいだといっておられたようです。「しっかりしていますね」と褒められることが嬉しくて、また頑張れると。
計画の現状と課題分析の多くの中の一つに、歴史や自然にまつわる魅力ある資源が多く存在するが地域住民すら忘れかけている、とある。実際、例えば「川下祭り」の起源を曲がりなりにも知ってたのは、随分前に亡くなられた古老から聞き及んでいた私だけであったのです。70歳前の年恰好の中だけの確認でしたが、そんな状況です。
計画の方針と対策の中に、高柳事典の編集・作成がある。これを但馬検定の「ザ・但馬事典」のように作ることがいいと思う。ただ、この計画では中長期計画に分類されているので、これではだめだ。早く早く調査を始めないと、聴き取りが出来なくなることが心配されます。
「生きがい」、「頼られがい」を高齢者に持っていただく手法の一つとして前倒しで取り組んでもらうことを呼びかけてみよう