勝地(かつち)ブログ

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NO.1825 生きがい

2014年05月06日 23時50分40秒 | Weblog
今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


高柳地区自治協議会が策定した「地区計画」を読んでいます。
生き生きとして安心して暮らせる住みよい地域づくりを目標として、いつ、だれが、なにを、どのようにするか、を短期(2~3年)・中長期(5~10年)にわけて3年周期で見直しながら取り組んでいくとしています。

3月末人口は1,971人、729世帯、1世帯当たり2.7人、高齢化率30.4%、16集落中8集落が55歳以上が50%超えの準限界集落。
高齢独居世帯、高齢夫婦のみ世帯の記載がないのですが、ここがすぐ課題となってくると思っています。

さて、気になるのが24年度に市が実施した高齢者健康調査で、「生きがい」となるものが無い回答が24%もあったということ。高齢者の出番が地域につくれてないことも要因の一つにあるのかもしれない。
一昨年101歳で亡くなられた詩人・柴田トヨさんの詩集「くじけないで」に、「わたしをおばあちゃんと呼ばないで」というくだりがある。
「今日は何曜日? 9+9はいくつ?」そんなバカな質問もしないで欲しい。「柴田さん、西条八十の詩は好きですか? 小泉内閣をどう思いますか?」こんな質問なら嬉しいわ。

年を取ったことで出来ないだろうと勝手判断で子ども扱いしたり、年を取ることをマイナスとみなす風潮が知らず知らずの間に世間にあるのかもしれない。トヨさんは90歳を過ぎてから詩を書くようになり、毎日が生きがいだといっておられたようです。「しっかりしていますね」と褒められることが嬉しくて、また頑張れると。

計画の現状と課題分析の多くの中の一つに、歴史や自然にまつわる魅力ある資源が多く存在するが地域住民すら忘れかけている、とある。実際、例えば「川下祭り」の起源を曲がりなりにも知ってたのは、随分前に亡くなられた古老から聞き及んでいた私だけであったのです。70歳前の年恰好の中だけの確認でしたが、そんな状況です。
計画の方針と対策の中に、高柳事典の編集・作成がある。これを但馬検定の「ザ・但馬事典」のように作ることがいいと思う。ただ、この計画では中長期計画に分類されているので、これではだめだ。早く早く調査を始めないと、聴き取りが出来なくなることが心配されます。
「生きがい」、「頼られがい」を高齢者に持っていただく手法の一つとして前倒しで取り組んでもらうことを呼びかけてみよう

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NO.1824 雨読

2014年05月06日 00時09分58秒 | Weblog
今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


雑多な書き物を暇に任せて読みふけった長~い一日でした。雨読っていうところです。


「普通」と考えていた「枠組み」が揺さぶられて別の視点からモノゴトを「捉え直す」ことに役立つのではないかと思い、読むのですが、エネルギー結構要ります。

今日の学び。
「普通」は「負け」、という捉え方があります。普通はあくまで普通であり、スペア・代替えがいくらでもあるということ。だから「普通」ではダメだと情熱を持って何かに取り組む人がいる。けれど、大抵は、必ず叩かれ、潰されるといいます。でも、その人が情熱をもって取り組んでいた内容自体は残り、少し形を変えて別の人に引き継がれる。だから潰されたからといって失望するには及ばない、と。
改革的なことをやろうとすればそういうことなんだろうな。

おまけの学び。
第一印象はたった2秒で決まり、その印象をあとで修正するのは難しい。だから答えは明白、「顔つき」は大事だと。
おっしゃる通りで、気を付けよう。


読み直して、言葉足らずだったので補足。出来る人、出来ない人も2秒で判り統計的にも当たっているというから、ややこしい。

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