NO.902 匿名合意

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継続審査となっている第2次総合計画の４０におよぶ指標数値の審査表をつくってます。月曜日には審査欄が埋まる予定ですが、議会として市民に説明できる十分な審査ができたのかとなると現状では未だ悩ましいのです。

例えば企業の市政満足度。指標において現在はゼロだが5年後には６０％、10年後には８０％にしますなどと甘くはないか。また合計特殊出生率においては現在1.85人、5年後1.95人、10年後2.10人。どこからのおカネ（財源）でどのような手法を使って達成するのか、その説明はほとんどはっきりしなかったけど議員は理解できたのか。

指標先行で政策ができるなどとは思ってもいないだろうけど、４０指標の達成はとなるとおおくは数値ハードルがあまりにも高過ぎると感じてます。頑張ったけど達成できなかった、今後も努力していきます、程度のことで市民理解が得られるのか。それはないだろうと思うけど、理解得られようと得られまいとそれは絵にかいたモチを見せつけてきたということになります。夢なら夢と言って欲しいと思う私です。

多くの時間をさいてコミュニケーションし、おおくのデーターをにらみ、限られた財源を市民に説明し、可能な限りの市民意見を聴き、おおくの人が何とか理解納得できるような手順をふみ、限られた財源から優先順位をつけ指標数値とした説明をする。そういう不特定多数の匿名の市民から合意を得ようとする努力、そのプロセスが欠かせない、と（こういうケースでは）識者から指摘されています。
養父市の未来（10年後）を方向づける総合計画をつくるということは、そういうことだと私も思います。とても私には高いハードルです。


ＰＣか原因はプリンターか、昨日からまた調子がおかしくなってきた。どこも設定変更をさわってないのに、といつもこどものように弁解してます。いつものＰＣドクターにお願いしなくては。