勝地(かつち)ブログ

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NO.59 郵政民営化の後

2008年08月31日 23時41分03秒 | Weblog
特定郵便局の局長さんから、民営化の見直しに向けた取り組みが必要だという話を伺う機会がありました。「民営化するとサービスはよくなる」としたバラ色の約束には遠くなっていない、というものです。

「窓口での手続きが煩雑となり、待ち時間が長くなった、手数料が高くなったとお叱りの声をもらうようになった。怒って帰られる人もいる」、「民営化で郵便局は、日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命の代理店となり、その委託手数料でやっている。集配業務がなく、また人口の少ない地域の郵便局は存続していけない」と。

そういえば、旧八鹿町では取り組んでもらっていた郵便局集配員による一人暮らしのお年寄りへの安否確認の声かけや励まし手紙を届けるふれあい郵便などのサービスは今どうなっているのだろうと確認すると、その後もなんとか継続されているとのこと。ただ、サービス事業を行う上での役所からの支援は皆無になってしまったようです。

地域住民から親しまれてきた身近な郵便局との思いは変わりません。民営化の結果、存続が危ういとなると事は重大で、今後意見交換を重ねます。

※民営化後の郵便局の実態・郵便局長へのアンケート集計(概要)

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