今日は、午後から、ビートルズ関連2連チャン。
まずは、今日開幕のポール・マッカートニー写真展。
チケットは、写真付き特別チケット。
期間に応じ3種類用意されるそうだが、流石に付き合いきれない。
会場は、六本木ヒルズ。
ユーミン展以来かな?
目玉の東京シティビュー。
いつ来ても素晴らしい。
スカイツリーはまだ登ったことがないが、東京一?
まだ、高層ビルの建設が続いている。
2人の同年代の女性に4人の写真をバックに写真を頼まれたので、撮ってあげたら、なんとダメ出しで、取り直し!
ポールの顔が、隠れたとのこと?
話したら、台湾からとシンガポールからとのことで、シンガポールは、ブキティマからとのこと。
私が、サマーセットに住んでたと言ったら、驚かれた。
銀座6丁目ぐらいに当たる場所で、今は、とても高くて住めないだろう。
写真展の方は、すでに写真集が出ているので、見たものではあるのだが、撮った場所毎に、メリハリをつけた展示になっていて、インパクト大。
まさに、1963年末から、1964年前半、4人が世界に羽ばたいた最高の時期。
驚くのは、構図や、ピントの合わせ方など、プロ?と思わせる鮮やかさ。
アナログ時代で、36枚撮りのフィルムで、当然、その場で、確認も出来ないから、たいへんなはず。
かつ、周りの人の写真と、周りの景色とのバランスが絶妙で、我々を60年前にタイムスリップさせてくれる。
ビートルズファンは、マスト。
グッズ売り場も充実していて、大散財してしまったが、基本的に高い。
一人10点までの制限付きだが、結構目一杯買っている人が多い。
一部品切れも出ていたが、補充されるのだろう。
相変わらず元気な六本木ヒルズ。
おみやもちょっとご紹介。
これは、シングルフォリオプリント。
新たに出る日本語版写真集。
会場のみの先行販売。
英語版より立派だが、高い。
ポストカード、アクリルフォトブロック、キーホルダーなど。
ミニガイドブック。
蛇腹型になっている。
一般の方向けの図録代わり?
ミニポスター。
こちらも、メインの写真のものを。
元々ポールが撮っているから、ポール自身の写真は、少ない。
ビートルズ10のエレメンツセミナーの会場は、住友三角ビル。
1階の広場で、アイパクなる催しをやっていて、何のことかと思ったら、アイスクリーム博覧会。
各地の特色のあるアイスクリーム屋さんが、集合。
結構にぎわっていたが、お店によって、行列の長さがかなり違う。
今回4回目だが、ビートルズが3回で終わり、今回は、1970年代前半、4人がソロ活動を開始した時期に当たる。
私は、ちょうど中学生になった頃で、一番追っかけていた時代になるのだが、とにかく、4人がそれぞれアルバムを出しまくっていた感じで、当然全部買うお金もないから、当時は、ジョンとポールのものが中心だったような気がする。
そして、ジョージの3枚組2セットと、リンゴのリンゴ。
この時期を2時間で、網羅すること自体無謀なのだが、なかなか面白かった。
ポールとジョンがそれぞれ、意識し合いながら、新作を発表していく様子がユニーク。
ちょっと尖り過ぎた作品の後、マイルドにしたり、カバー曲のみのアルバムを出してみたり。
自分の本当にやりたい音楽と、コンサート向けの音楽と、よく売れるポピュラーな音楽とのギャップを埋めるのに苦労していた?
1人で作った作品は、どうしても独りよがりな面が表に出てしまうのと、音の厚みに欠けるきらいがあるという。
当時の邦題の付け方も凄い。
高嶋さん譲り?
ジョンの魂!ヌートピア宣言!心の壁愛の橋!ジョージハリソン帝国!
ポールのには、あまりひどいのがない?
メイパンがジョンといっしょにいたのもこの時期になるが、ロックンロールのジャケが、ユルゲンの写真を題材にしたものになるのは、最初は、メイパンのアイデアだったという。
その前は、Walls & Bridgesでも使われたジョンの子供の頃の絵を使う予定だったというから、ずいぶん違う。
メイパンにTwo Virginsのアルバムを買占めるよう指示したこともあったのだという。
ジョンも流石に、ここにきて、恥ずかしくなったものと思われる。
それにしても、怒涛のアルバム制作。
特に73年から75年は凄まじい。
しかも、名作が多数。
最後にQ&Aコーナ―があり、この5年間で、それぞれ一番好きなアルバムはとお聞きしたところ、RINGOは、RINGOで決まり。
またジョージは、お二人とも、Living In The Material Worldとのこと。
私は、やっぱり、最初の3枚組(実質2枚組)なのだが。
ポールは、お二人ともRAM。
出すアルバムアルバム、傾向が大きく異なるから、比較すること自体あまり意味がなく、リスナーそれぞれの好みで決めるしかない。
ジョンは、鈴木さんが、Mind Gamesで、藤本さんは、Wall &Bridges。
この辺も好みの差と言えるが、特にMind Gamesは、今回新音源がリリースされ、ジョンの生声に近い音がクローズアップされ、評価を大きく上げた。
ジョンは、当時、自分の声を嫌っており、ダブルトラックにしたり、わざと音をつぶしたりしていて、当時の傾向だったとは言え、ジョンの良さが消されていたと言える。
あまり、網羅的には振り返ったことがない時期の話だったので、たいへん、勉強になった2時間だった。