かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

秦・始皇帝

2014年09月20日 | Movie
今日は、曇天。
ちらっとは来たが、ゴルフを楽しめた。
気温は、ゴルフには、ベストで、スコアもまずまず。
ただオリンピックでは、久しぶりに、おお負けした。
グリーンの端っこに乗りすぎたということで、オリンピックは、スコアとは関係ないことを実感。



大映の特撮映画のシリーズが始まった。
特撮と言えば、東宝だが、大映にも、ガメラ、大魔人シリーズがある。
それらは、既にDVDを持っているので、シリーズに付き合う気はないのだが、その中に、不思議な映画も含まれている。
それらには、ちょっとお付き合いしようと思うのだが、発刊される前にゲットしたのが、この秦・始皇帝。

大映がこんな映画を作っていたとは、全く知らなかった。
今年の1月にDVD化されたようだが、元の映画は、1962年11月というから、まだ私が3歳の時。
覚えている訳もなく。
その後、再度放映されることもなく、忘れられてしまったのだろう。

キャッチコピーがすごい!
偉大なる暴君、始皇帝の風雲の生涯を描く今世紀最高の大ドラマ!
とある。

それにも増して凄いのが、豪華キャスト。
勝新は、ともかく、長谷川一夫、山本富士子、市川雷蔵、中村鴈治郎など、あげたら切りがない。
ご存命なのは、若尾文子、中村玉緒さんぐらいか。
大映20周年記念作品とあるが、絶頂期の、予算をふんだんに使った映画ということだろう。
ロケは、台湾で行われたようだが、20万人のエキストラを使ったという。
リマスターされているのか、画面も綺麗だ。

ただ、内容は、????
何となく、冗長。
取り上げた題材が、あまりにも大きすぎて、手に余ったか?
始皇帝のキャラが、中途半端なのは、演出に迷いがあったのでは?とも思いたくなる。

日本映画の絶頂期の、ダイナミックな映画ということで、一見の価値があるが、ベン・ハーには、及ばなかった?
もうちょっとストーリーにメリハリをつけないと、難しい。
コメント
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