かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ザ・ウェイト

2014年09月17日 | Music
今年の、JLスーパーライブは、一回お休みだそうだ。
去年行けなかったで、今年はと思っていたんだけど、残念。
YOが、夏フェスに出たからかな?
そういえば、PMのリベンジ公演はどうなった?



The Band の、MUSIC FROM BIG PINKを聴いた。
1968年のアルバムだから、46年前のアルバムだ。

正直、その存在すら長い期間知らなかったのだが、際物だったロックが、これだけ、長きに渡り、メジャーな音楽であり続け、歴史となるにつれ、本アルバムが、重要なアルバムとして、取り上げられることが多くなった。
当初発売された時、注目した人がどれだけいたか?

聴いてみると、アメリカンロックの本流ど真ん中。
では、なぜ本アルバムが貴重かというと、ロックがサイケになってきた時に、ロックの軸を本流に戻し、アメリカンロックの軸の役割を果たしたアルバムとなったからである。
考えてみれば、同時期に、Beatlesは、Get Backセッションを敢行している。
本アルバムがなかったら、ロックは、あらぬ方向に散り散りバラバラになってしまったかもしれないのだ。

Big Pink というのは、ウッドストック近郊で、Dylanが拠点としていた借家だが、その地下室で、このアルバムは、作られた。
復刻された帯が付いているが、当時、ザ・ウェイトという邦名がつけられた。”大きな桃から生まれた音楽”などとしたら、桃太郎みたいだから、適当に、アルバム内の一曲の名を、アルバムの名にしたのだろう。
ジャケットは、復刻盤になっていて、カバーは、もちろんDylanの絵。子供が描いた絵のようだが、こう使われると、味がある。
なぜかシタールもあるが、GHの影響か?

ロックファンだったら、おさえておきたい一枚。
今度、Dylanの、Big Pink での、ブートレグシリーズも出るよね。
コメント
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