資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

人生に無駄はなかった

2018年12月08日 | 執筆・講演・診断
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

 人生に無駄はない。今ホリエモンのゼロという書籍を読んでいる。初版は2013年というから刑務所を出て間もない頃だ。そのホリエモンの半生を読んでいて、人生に無駄はがないな、と感じている。経験がその人を成長させている。実は私もその通りだと思っているので、そのことをここに書き込む。

 私は、学生時代5年間、田舎の高等専門学校の土木工学を学んだ。そしてその縁で、某ガス会社に入社した。土木出身のため土木職に就くかと思ったら、全然違う職に就いた。ガス屋となったのである。ここでは、ガス導管の維持管理、熱量変更、製造供給計画、IT化、地震対策、緊急保安、人材育成に従事した。後半は部下の人事労務管理が主だ。この間に、資格マニアになり、中小企業診断士の資格を取得し、いろんな方と知り合った。その資格を使ってみたいと思い、会社を早期退職した。いろんな方から聴かれる、何で退職したの? それは残りの人生で、取得した資格を使ってみたかったのだ。

 そして独立、しばらくは食えなかったが、現在は順調に仕事ができている。これは、サラリーマン時代に吸収したものが大いに役に立っている。まず、「マネジメント研修」。現在ある企業さん向けに、マネジメント研修をやっている。診断士になってプロ講師養成講座に通い、プロになったが、このマネジメント研修の中身は、私の現役時代の現場の経験がベースになっている。いろいろな事件が発生し、対応にも苦労した。研修の事例研究なども、この自分の経験が役に立っている。

 そして次は、国家試験、「ガス主任技術者試験」の取得支援。ガス屋になったら皆これを目指す。私も20代で取得した。現役時代に取得した資格だが、テキストを繰り返し読み返し、講師として模擬試験問題を作り、仕事ができている。これは現役時代に何箇所か部署を経験したことが役に立っている。講座でも地震復旧の経験なども話す。

 最後は、現在取り組んでいる「土木施工管理技士の動画講座」。現役時代は全くと言っていいほど使わなかった土木工学。これが今になって役に立っている。学生時代5年間の経験、測量実習や土質・水理やコンクリートの実験など、教える際に役に立っている。

 土木工学、ガス技術、そして現場の人事労務、どれも学生時代、サラリーマン時代は苦労したが、今、それで食っている。人生には無駄はない。

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