私の「平成」の終わり「令和」の始まり

やたらに「平成の終わり」「令和のはじまり」がページをにぎわす。そんな雰囲気もあるので、私にとての「平成」をメモっておこう。

1989(昭和64.平成元)年はそれまで30年間務めていた高校をやめて新しい学校づくりに専念するか、どうかということだった。そしてこの年一年かかって決めたのが、今ある仕事だった。1990年にそれまでの高校を離れることを決断した。

今の仕事に満足しているか、と言えばまだまだ足りないことは多い。しかしはせ参じてくれた若者たちの協力もあって一つのしくみ(フリースクールと高等学校)を築き上げることができている。今もちろん道半ばではあるが。

平成30年間というのはそういう意味で、私にとっても極めて重要な期間であったとしみじみ思う。この30年を土台として令和の期間に私たちが発展させるべきテーマが何か、を仲間たちとしっかり考えなければならないこの8か月間ではないか、とこの連休の中で思っている。

今日平成が終わり、明日から令和だ。これまで「単なる元号の改訂であってそれほど重要事項ではない」というようなことを記してきたが、どうもそれは手直しする必要がありそうだ。平成から令和へ、これは私のこれからの人生の最終目標をしっかり肉付けしなければならない意義をもっていると思いつつあるのだが。
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