「兄は沖縄で死んだ」

これは、私の大学時代の先輩で、今も児童文学者として活躍している加藤多一さんが著した近著。文字通り、加藤さんのお兄さんは先の戦争で沖縄で戦死した、それに関連する種々のお話が集められている。子どもの頃の思い出、そして1942年1月10日、加藤さんのお兄さんは「入営」(軍隊に入ること)。多一さんが国民学校1年生だった。お兄さんは満州から沖縄に転戦し、1945年6月20日沖縄南部において戦死。 . . . 本文を読む
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