「フリースクール全国ネットワーク」というフリースクールの協議会組織がつくられて今回が10周年。いろいろな調査資料をフリネットは公開している。そのいくつかを紹介しよう。フリネットに加盟している全国のFSは48。まだまだ一部しか結集していないのが残念である。基本調査に応じたのは52の組織だった。この半数以上が21世紀になってからの開設だった(2001以降が28)。 . . . 本文を読む
「オルタナティブ教育新法案」の制定と実現に向けた活動は非常に長い時間を要する。法律案としてまとめるためには、国会議員の同意が必要である。小宮山議員が挨拶の中で、フリースクール議連の議員の中でも異なる見解をもつ者がいる、という意味のことを述べていたが、オルタナティブ教育新法案への同意を得る時間を要することは想像に難くない。 . . . 本文を読む
今回のJDECの主要なテーマは、この2年間にわたって議論してきた「オルタナティブ教育新法案」を採択することだった。そしてこれは何度かの討論会(2日間で、深夜11時過ぎまでの議論もあったが)を経て、採択された。この法案骨子についてはこちら。 . . . 本文を読む
一昨年の1月に第1回大会を行い、今回は3回目になる。別の言い方で「JDEC2011」。(Japan Democratic Education Conference)。明日(11日)と明後日、東京のオリンピック記念センターで開かれる。 . . . 本文を読む
31日、北海道フリースクール等ネットワークとして年次方針の一つであった「不登校対策」と「フリースクール支援」に関する要望書を提出しました。主な趣旨は、フリースクール関係者と親の代表を含めて総合的な検討協議を開始しようということです。 . . . 本文を読む
北海道フリースクール等ネットワークとしては初めて宿泊型の研修会を行った。16のフリースクールの中で12の代表が参加したから画期的といってよいと思う。14日の午後は、北大の横井敏郎先生にお願いして「公教育とフリースクールの位置」といったテーマでの講演と討論、今日は「子どもの自立への歩みをどう支援するか」というテーマをサポートステーションの松田考さんといっしょに議論しあった。 . . . 本文を読む
川崎市で活躍している西野さんの講演「居場所」論があった。けっこうたくさんの人が参加していた。子どもたちが今おかれている状態が、どういう意味をもっているか、など。たしかに40~50年以上前と比べてどうか、といえばその違いは論をまたない。しかし、だからといってそこから次へのテーマをどうするか、ということは、容易ではないだろう。「共同体」を再構築する視点をどう現実化するか、が問題であって、子どものおかれている状態を、その悲劇的環境をいうだけでどういう展望をつくれるのか、は私たちの課題ではある。 . . . 本文を読む
今日8日、札幌市の上田市長に対して「不登校の子どもたちの育ち・学びを支え、最善の環境を整備する政策を実現するための提言書」を提出した。会見は20分間だった。市長の他に市教委の教育長、生涯学習部長と学校教育部長が出席。
9つの団体が「不登校の子どもの育ち・学びを支える札幌連絡会」を結成し、この提言の趣旨を展開する方針である。
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道内で、パチンコ業を中心として多面的な活動を行っている太陽グループの東原社長と懇談する機会があった。札幌市の市民活動への支援を進めている同氏はこの延長上でフリースクールネットへの支援も検討しているということで、フリースクールの説明に、市役所の人たちといっしょに伺った。 . . . 本文を読む
札幌におけるフリースクール運動の先達ともいうべき人に、久しぶりに会った。主たる目的は「共に行政への公的支援を求める取り組み」をという確認であった。そしてこの目的については一致することができたが、話合いの中で「いわゆるフリースクールが今以上に社会的な位置を高めようとするなら、不登校の子どもたちを少しでも早く少しでも多く原籍の学校に復帰させるべき」という彼の持論とのやりとりに時間を費やしたことが気にな . . . 本文を読む