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第3回日本フリースクール大会

一昨年の1月に第1回大会を行い、今回は3回目になる。別の言い方で「JDEC2011」。(Japan Democratic Education Conference)。明日(11日)と明後日、東京のオリンピック記念センターで開かれる。

第1回目から議論をしてきた「オルタナティブ教育新法」の最終討論をして、この法案を世にアピールすることが今回の大きなテーマになるのではないか。
ゲストとして参加する文科省の鈴木寛副大臣やアメリカのモンゴメリー・パットさんも話をすることになっている。
今、日本の公教育が悩みを抱え「苦闘」している感を否めない。学力問題にしても学校教育にかかわる多くの側面で子どもたちの直面している問題点は小さくない。私たちの前にいる不登校の子どもはその公教育のある面でのゆがみを身体をはって告発していると言えよう。

フリースクールの関係者が一堂に会してこれらの問題を議論し、その打開の一つの方向を提起する、ということが重要な使命だ。とはいうものの、その提起する試案(オルタナティブ教育法律案にしても「当面の緊急提案」にしても)を合意することは容易ではない。
しかし、全国のフリースクールの運動を取り組んできた人たちの熱意のある実践の総括の中から方向性をまとめることはできるのではないだろうか。

おりしも「フリースクール全国ネットワーク」結成からちょうど10周年に当たる。また「北海道フリースクール等ネットワーク」も結成10周年の年になる。
フリースクール運動が名称のとおり、日本における民主主義の教育の旗印になるように努力することを、数百人の参加者が誓うことになるだろう。10年の年月は理論と実践を鍛えたはずである。

本学園から私を含めて4人が参加する。

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