韓国は、先日の李大統領の竹島上陸行動につづいて、みずからが「天皇の韓国訪問」を要請しておきながら、「かつての日本の対韓政策を謝罪しないのであれば訪韓に反対」などと全く常識外のことを言っている。そして1990年、当時の盧泰愚大統領が訪日したときに、天皇が過去の日本による韓国統治を「痛惜の念」という語を使って反省したことを引用して「痛惜の念」などの語でごまかすな、といわんばかりの態度である。 . . . 本文を読む
オリンピックでメダルラッシュをテレビは映している。そして今日は女子レスリングが金メダルに輝いた。この裏に(カゲに)消費増税が急ピッチで進んでいる。マスコミの応援により消費増税は民自公三党の協力により決定する。少数野党がいろいろやってもダメだろう。「日本のために真摯に意見交換した。(賛成することを決めた)野党にとっては大変重たい判断。心から感謝する」と野田首相は語っている。 . . . 本文を読む
マニフェストという公党が国民に誓った約束がある。私たちはこれを見て考えて投票する。3年前の総選挙で民主党が勝利したのは、有権者がこの党が示したマニフェストを信頼したからである。この時に、今の総理大臣の野田さんは何と言ったか。まだよく知っていない人のために引用しておく。 . . . 本文を読む
民自公三党によって、消費増税法案は衆院を通過したが、衆議院の採決状況は流動的である。
社会保障一体改革などといいながら実際は増税一本という方向が強いことは衆目の一致するところである。いずれにしても衆院解散と総選挙はそんなに遠い未来ではない。次の総選挙の政治勢力の面での対立構造はどうなるのか。 . . . 本文を読む
オスプレイというのはヘリコプターと飛行機の合体ともいうべき軍用機である。垂直に上下し、水平に飛ぶ。だから、戦闘には非常に好都合なのだそうだ。これをアメリカは日本の沖縄の普天間に10数機配備する計画で、今アメリカを出発して日本に向かっている。 . . . 本文を読む
2日の朝日新聞。「増税の前提を忘れるな」と、国会議員の「身を切る改革」が全く進んでいないことを抗議する。読者の「声」は、トップに「公共事業推進する民主は異常」と「増税賛成派が本当の政治家か」の二つを掲げ、共に民主党執行部の言動批判を代弁させている。 . . . 本文を読む
民主党の「造反」議員数が60名前後になるとのこと。「造反」グループも党の主流派も「大義」ありという。マスコミの多くは、増税賛成をストレートに言わず回りくどくこれを説いているせいか「造反派に大義ない」ように言っている。そして、「大義なし」というのは、造反派は「個利個略」だけであって、国家国民のためを考えていないのだ、という意味らしい。 . . . 本文を読む
3年前に多くの有権者のユメを乗せて政権交代が成った。鳩山さん菅さんそして野田さんと、3人の首相が権力の座につく。3人目の野田さんは、「決められない指導者」の汚名を消すべく動く。マニフェストという有権者への誓約書などなんのその、自ら言明したシロアリ退治なき消費増税は決してしない、との約束も完全に踏みにじって進む。 . . . 本文を読む
各種世論調査が報じられている。5社(朝日、報道ステーション、FNN,NHK,日テレ)のどれをとっても野田内閣支持率は2割台でしかない。不支持率は5割から6割。1月時点では3割台の支持があったのだが、低下の一途である。 . . . 本文を読む
国会の原発事故調査委員会は昨年3月に起こった事故の際の首相菅直人さんを参考人として招致した。菅さんは「国に責任があり、お詫びした」と陳謝した。東電その他「原子力ムラ」へのきびしい批判を展開した。私が非常に印象的だった発言は「最も安全な原発は、原発に依存しない脱原発の実現だと確信した」というまとめの言葉である。 . . . 本文を読む