今の体の様子から、今年は憬れの上野不忍池の桜は諦めていた。
4月3日に御徒町駅近くで旧友たちの例年の会食会が開かれた。午後2時前後に終了し、上野公園の花見に行くことになった。途中で休みをとりながら、老体に言い聞かせて人の後についた。元気な時は、歩いて30分程度の距離を、ハーハーと深い息を抑えて歩いた。
弱音を吐きながら、人に迷惑はかけたくない。仲間と途中で別れた。気が楽ななり小休止のあと、疲れた体に鞭打って弁天様神社の桜散歩道に向かった。やっと、上の写真の場所に辿りついた。この時期には,毎年訪れる爺のメッカである。
きらびやかな桜の花に浮かび上がる弁天様こそ絶景である。爺には表現のできない風景・雰囲気が脳裏にたたきこまれている。
例年と比べながらシャッターを切り、大満足!!。
普段、犬にお散歩で毎日、携帯電話万歩計で、最高4000歩どまりであるが、この日は
9000歩を超えていた。大げさにいえば生死をさまよいながら老体を酷使した。
爺にとっては、それだけの価値があり、来年は無理であろう。