kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

万葉集恋歌で遊んでみませんか。  その4

2013-05-29 10:56:26 | 日記
2-5 秘密の恋  
秋の田の 穂向(ほむ)きの寄れる 片寄(かたよ)りに 君に寄りなな 言痛(こちた)くありとも 2巻―114
意味 秋の田の稲穂の向きの寄り方が片寄るように、 あなたにばかり寄り添いたいのです。 人の噂がどんなにきつくても
他に、2巻―115、2巻―116、4巻―517、12巻―2866を開けられたらと・・・。

2-6 苦しい恋
 夏の野の 茂みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものぞ(1500)
意味 夏の野の茂みにひっそりと咲いている姫百合(ひめゆり)のように、人に知られない恋は、苦しいことです
他に、10巻―2274巻、10巻―2275、4巻―488、4巻489を開けられたら・・・。

2-7 紅蓮の恋
君が行く 道のながてを 繰り畳ね 焼きほろぼさむ 天の火もがも(3724)
意味 ・これから君が行く長い道のりを手繰って折り畳んで焼き尽くしてしまう天の火があれば欲しい。・君が行く 道焼く尽くす 火が欲しい
他に、2巻―86、2巻―87を開けられたら・・・。

2-8 古を恋ふ
いにしへに 恋ふらむ鳥は 霍公鳥 けだしや鳴きし 吾が念へるごと 
意味 遠い過去を恋い慕って飛ぶという鳥はほととぎすですね。もしかすると鳴いたかもしれませんね。私がこうして昔を偲んでおりますように。
 他に、2巻―112を開けられたら・・・。