kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

日本=島国・・・文化的・歴史的持続性 その2

2013-05-08 11:22:31 | 柏シルバー大学院
3. 日本は森の大国・・・豊饒(ジュウ、ゆたか)な自然・繊細な感性
 縄文以来1万年、暖流に囲まれ、豊かな森に恵まれた森林王国日は、モンスーン地帯に位置するため、水に恵まれた。自然の景観に心を通わせて、「自然に生きる」ことを善として、自然の心に寄り添うことを心掛けてきた。日本人の感性の細かさは、豊かな自然の四季折々に見せる美しい姿に感動し、あこがれ、同化しようとする姿勢の中に生まれました。
国土に占める森林の割合は、日本が世界一(68.2%)、2位韓国(63.5%)インド(22.8%)
中国(21.2%)、ドイツ(31.7%)です。

4. 樹木を神聖化している
  樹木をいかに神聖化したかは、伊勢神宮で最も神聖視されている。内宮、下宮の床下に埋め込まれた「柱」で、「心の御柱(しんのみはしら)」と呼ばれていることにも端的に示している。朝夕の2回の食事は、本来、この「柱」にお供えするものです。
日本人は、争う事よりも、自然の中に美を見出し、自然をカミとして礼拝し、自然をお手本にした

5. 仏教も、自然宗教と化してしまった
 衣食住あらゆるものが美しさを体現しなけばなりません。仏教も日本では、他の国々の仏教と異なって、自然宗教に化してしまいました。仏教徒も、美しい自然の中の仏(慈悲)を見出すのです