kametaro爺さんのよもやま話(ペイント画を含む)

日常の生活の中で、主に気付いたことやしたことをまとめておきたい。また、ブログにアップしたい

野菊の墓“伊藤左千夫について    その1

2011-07-14 07:45:04 | 講座
千葉県が生んだ詩人・小説家で、“野菊の墓“の作成者の伊藤左千夫について、Aクラスで講義があったので、それをアップします。

千葉県は、政治家、文人でも有名人は出ていない。食うに困らず、左程の困難もなく、おおらかな土地柄かとも考えられるから。

伊藤左千夫の生い立ち:1864~1913 50歳。

千葉県成東町農家の4男として生れた。父は漢学の素養があり、母は、武士の家庭に育って躾が厳しかった。
政治家を目指して明治法律学校に入学したが、眼病にかかり2年で退学した。
東京に出て、牛乳搾取業を営んだ。
同業者の伊藤並根から和歌・茶の湯を学び、歌会にも出席した。正岡子規にあい、没後に短歌の機関誌「馬酔木」を創刊した。
その後、散文に関心を持ち、小説「野菊の墓」を発表した。

夏目漱石から、激賞を受けた。次回に・・・・。