カープな毎日

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不安定な中継ぎを露呈

2018年08月21日 23時13分32秒 | 試合結果
ヤクルト 010 003 001 5 10
広島 010 111 100 0 5
勝利投手:近藤4勝3敗1S
敗戦投手:アドゥワ4勝2敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン31号、畠山5号
    [広島]鈴木誠23号、バティスタ19号


 ジョンソンは、初回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、バレンティンと雄平を抑えて無失点で凌ぎましたが、2回に2死後に連続四球で1,2塁としてしまい、坂口に適時打を浴びて1点を失うも、その後は四球で満塁とピンチを拡大させながら、山田哲を三振に斬って最少失点で凌ぎました。


 直後の2回裏に鈴木誠が本塁打を放って同点に追いつくと、ジョンソンは、3回に四球と安打で1死1,3塁のピンチを招きながらも、西浦と中村を凡打に打ち取って無失点で凌ぐと、4回と5回も走者を背負いながらも無失点に抑え、5回を5安打7四球ながら1失点の粘投でした。

 4回に1死2塁で松山が適時打を放って勝ち越しに成功すると、5回には代打バティスタが本塁打を放ってリードを2点に広げました。
 しかし、6回から登板した永川が安打と連続死四球で1死満塁としてしまい、バレンティンに押し出し四球を与え、雄平に2点適時打を浴びて逆転を許して、なおも1死1,2塁のピンチを残してマウンドを降りました。
 後を継いだ今村が川端を二ゴロ併殺に打ち取って追加点を与えないと、直後の6回裏に2死後に四球と安打で1,2塁として、田中が適時打を放って同点に追いつきました。
 続く7回には安打と四球に暴投などで2死2、3塁として、鈴木誠の適時打で再び勝ち越しに成功しました。

 7回は今村が三者凡退に抑えると、8回はフランスアが3四球を与えながらも青木を併殺に打ち取るなど無失点に抑えました。
 9回は中崎が登板して、四球と犠打で1死2塁とされ、2死後に上本の失策で1,3塁となり、坂口に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 9回裏に安打と四球で2死1,2塁のサヨナラ機を作りましたが、鈴木誠が中飛に倒れて延長戦に突入しました。

 10回に登板したアドゥワが1死後バレンティンに本塁打を浴びて勝ち越しを許すと、2安打などで2死1,3塁とされ、畠山にも3点本塁打を浴びてしましました。更に谷内と坂口の連続2塁打で1点を失って、この回5点を失って試合が決してしまいました。
 10回裏は三者凡退に終わり、ヤクルトに痛恨の逆転負けを喫してしまい、マジックは28のまま変わりませんでした。
 


 ジョンソンが毎回安打と四球を与える大乱調でしたが、要所を締めて5回を1失点に抑える粘投で試合の主導権を渡さないと、打線も先制された直後に追いつき、その後も着実に追加点を挙げる良い試合展開でした。
 しかし、今日も中継ぎ投手が安定せず、今日1軍登録された永川が、6回に登板して四死球でピンチを拡大させて3点を失ってしまいましたが、今村が好救援で追加点を与えなかったことで、再び試合の主導権を奪い返して逆転するも、フランスアが無失点ながら3四球を与える乱調で、中崎も上本の失策がありましたが、先頭への四球がきっかけで同点に追いつかれてしまいました。
 更にアドゥワが6安打5失点と炎上してしまい、中継ぎ崩壊を象徴する試合展開となりました。

 頼みのフランスアも状態が下降気味になりつつあるようで、中崎の状態も上がってこないので、今後の戦いに大きな不安を残した試合でした。
 誰か中継ぎの救世主が表れてほしいですね。

 
 
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