カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田智の来季は打撃コーチ補佐兼任

2012年12月18日 21時49分08秒 | オフシーズン
 前田智と東出が契約更改交渉に臨み、前田智は現状維持の年俸5,600万円で、東出が,1000万円減の年俸9,000万円+出来高でそれぞれサインしました。また、前田智が来季は選手兼任での打撃コーチ補佐に就任することも発表されました。

 前田智は代打の切り札として56試合に出場して打率.327、19打点を挙げました。シーズン中盤までは、チャンスで確実に結果を出した打撃は正に代打の切り札と呼べるもので、チーム取ってはとても心強い存在でした。このことを考えれば、年俸は上がっても良いと思いますが、終盤は調子を落としたこともあり、現状維持ということなのかもしれませんね。
 
 そして、来季は打撃コーチ補佐を兼任するとのこと。球団からは打撃コーチ兼任を打診されたものの、「補佐」という肩書で受諾したようです。
 前田智としては現役である以上、自分のことで精一杯であり、他の選手を指導する余裕がないため、「補佐」という立場で了解したのでしょうね。今季の石井のように、若手を指導するというよりは、気付いたことをアドバイスする程度になると思われます。
 前田智には、来季もコーチ業よりも代打の切り札としてチームを救う一打を期待しているます。勝利に繋がる打撃で、チームの上位進出をアシストしてほしいですね。


 東出は右手中指の骨折で途中離脱したこともあり、91試合の出場で打率.247、6打点、1盗塁と不本意な成績に終わりました。
 ケガからの復帰後も、安部や菊池らの若手がスタメンで出場するなど、最後まで完全復帰とはならず、欠場中に若手が結果を出したことで、来季の2塁のポジションを確約されている立場ではなくなったと思います。来季は東出にとって正念場の1年になりそうです。
 東出の奮起を期待し、安部や菊池らとレベルの高いレギュラー争いをしてほしいですね。
コメント (2)