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零封負けを喫して好投の九里を援護できず

2024年04月05日 23時31分22秒 | 試合結果

中日 000 000 010 1
広島 000 000 000 0
勝利投手:柳1勝
敗戦投手:九里1敗
セーブ:マルティネス2S

 先発の九里は、キレの良い球を低めに集めるテンポの良い投球で、中日打線を翻弄しました。

 2回は中田に死球を与えるも、細川を併殺に打ち取り、3回2死では柳の右翼への当たりを田村が1塁に素早く送球して右ゴロとする好守にも助けられて、6回までノーヒットに抑えました。

 7回に三好に初安打を打たれるも、高橋周を併殺に打ち取り、7回まで打者21人に抑えました。しかし、8回に無死2塁のピンチを招き、細川の右前打を田村がファンブルして適時失策となってしまいました。さらに2死3塁のピンチでしたが、代打中島を投ゴロに打ち取って最少失点で凌ぎ、8回を4安打1死球1失点で降板しました。

 9回は矢崎が2死1,2塁のピンチを招き、田中に左前打を打たれるも、上本の好返球により二走の大島を本塁で刺して失点を防ぎました。

 野間が首の張りで欠場し、1番に上本を起用した打線は、柳に対して序盤は毎回のように安打を放つも、連打が出ず、2回2死2塁とするも、菊池が中飛に倒れ、5回無死1塁では菊池が併殺に倒れてしまい、得点を奪えませんでした。

 7回にも無死1塁としながら、秋山が犠打失敗、坂倉は併殺に倒れてしまいました。

 8回と9回は中日のリリーフ陣にパーフェクトに抑えられて、今季初の零封負けを喫して、チームの連勝が3で止まりました。

 

 九里と柳の息詰まる投手戦となった試合で、1つの守備のミスが決勝点に繋がってしまいましたが、もう一つ試合の流れを変えたミスがありました。

 九里は、最高の投球内容で中日打線を圧倒し、打線も柳に対して序盤から走者を出して、押し気味の試合展開でしたが、7回に先頭の堂林が安打で出塁して、無死1塁とした場面で、秋山の犠打が失敗となり、走者を2塁に進められず、さらに続く坂倉は併殺で好機拡大に失敗してしまいました。

 この攻撃のミスが試合の流れを変えてしまい、直後の8回に決勝点を失ってしまいました。序盤のチャンスを逃していたことが、終盤の失点に繋がる典型的な試合でした。また、好投手との対戦では、チャンスを確実にモノにしないと勝てないということですね。

 九里の次回登板では、打線がしっかりと援護して白星をプレゼントしてあげてほしいですね。

 

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