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田村の決勝適時3塁打で投手戦を制する

2024年04月11日 21時38分05秒 | 試合結果

広島 000 000 001 1
阪神 000 000 000 0
勝利投手:島内2勝1敗
敗戦投手:ゲラ1敗1S
セーブ:栗林3S

 先発の大瀬良は、初回に無死2塁のピンチを迎えるも、中野を左飛、ノイジーを三振、大山は秋山の好捕で左飛に仕留めて無失点で凌ぐと、3回1死1,2塁では中野とノイジーを内野ゴロに打ち取ってピンチを脱しました。

 6回の1死2塁もノイジーを二ゴロ、大山を三振に斬ると、7回は先頭佐藤輝の当たりを、中堅の久保が好捕してピンチを芽を摘み取りました。

 大瀬良は7回まで投げて4安打5奪三振無失点の好投でした。

 8回は島内が三者凡退に抑えて阪神打線に得点を与えませんでした。

 打線は、3回2死1,2塁の先制機で菊池が左飛、4回無死2塁では堂林が三振、秋山は二ゴロ、田村は遊飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 8回まで5安打に抑えられて得点を奪えませんでしたが、9回に安打と犠打で1死2塁として、代打松山は三振に倒れるも、田村が適時3塁打を放って、待望の先制点を挙げました。

 9回は栗林が、中野、ノイジー、大山の中軸を三者凡退に抑えて、阪神に競り勝ち、チームは連勝で甲子園でのカード勝ち越しを決めました。

 

 大瀬良が気迫のこもった投球で阪神打線を封じると、これに呼応した野手も好守で盛り立てました。

 初回2死2塁で大山の左翼後方への当たりを秋山がジャンピングキャッチして失点を防ぎました。もし抜けていれば、阪神が先制しただけでなく、試合の流れが阪神に傾いていたと思われるので、試合の流れを渡さなかった大きなプレーになりました。

 そして、7回先頭の佐藤輝の中堅後方への当たりを、久保がフェンスに激突しながら捕球しました。この場面も出塁を許していれば、失点に繋がっていた可能性が高いだけに、1点以上の価値があるチームを救うビッグプレーでした。

 この好守が9回の攻撃に良い流れを作り、小園の安打に堂林が犠打を1球で決めて好機を作りました。松山は粘りながらも三振に倒れましたが、野手陣の勝利への思いを背負った田村が、甘い直球を見逃さずに捉えて、貴重な1点をもぎ取りました。

 大瀬良の気迫が、野手陣を鼓舞して勝ち切った素晴らしい試合だったと思います。この良い流れに乗って連勝を伸ばしてほしいですね。

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