広島 201 100 000 4
巨人 010 107 00X 9
勝利投手:泉1勝
敗戦投手:九里2敗
本塁打:[広島]坂倉1号
[巨人]坂本2号、岡本和3号
打線は、前日に自打球を顔面に受けた秋山がスタメンを外れ、宇草が8番左翼で出場しました。
初回に長短打などで1死2,3塁として、堂林の2点適時打で先制しました。
先発の九里は、2回に坂本の本塁打で1点差に追い上げられましたが、直後の3回に打線が無死2塁として、菊池が適時打を放つと、続く4回には坂倉が本塁打を放って、リードを3点に広げました。
九里は、4回に岡本和に本塁打を浴びて1点を失うと、6回には連打と四球で1死満塁とされて、坂本に押し出し死球を与え、2死後にはオコエと吉川に連続適時打を浴びました。さらに死球で再び2死満塁となり、萩尾に2点適時2塁打を浴びたところでマウンドを降りました。
代わった森浦が、佐々木に適時内野安打を浴びてしまい、この回7点を失い、九里は5回2/3を投げて8安打3四死球9失点と炎上してしまいました。
7回は黒原が三者凡退に抑えると、8回はコルニエルが2四球無失点に抑えるも、打線が5回以降は1安打に抑えられて、巨人に逆転負けを喫してしまい、連勝は2で止まりました。
初回に先制し、1点を返された直後に直ぐ1点を挙げ、さらにその後も追加点を奪うなど、試合中盤までは、とても良い流れの試合運びで、完全な勝ちペースでした。
しかし、6回に暗転して九里が突如乱れてしまい、5安打3四死球で7点を失いました。この回は連打で無死1,2塁とされるも、門脇の犠打を失敗させて、巨人に傾きかけた流れを引き留めたかと思われましたが、岡本和に敬遠気味の四球を与えて満塁としてしまい、続く坂本に痛恨の押し出し死球を与えて、試合の流れが完全に変わってしまいました。
犠打を失敗させたところまでは良かったのですが、岡本和への四球が分岐点になったと思います。勝負に行って四球になったのであれば、仕方ないと思いますが、勝負を避けての四球に見えたことで、逃げの姿勢が隙に繋がってしまい、巨人打線に付け込まれたと思います。ここは九里らしく、強気で攻めの投球を見せてほしかったです。
次回登板では九里らしい、気迫のこもった投球をして、今季初白星を掴んでほしいですね。