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森下7回無失点も打線の援護なく4勝目ならず

2021年05月12日 23時27分22秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
ヤクルト 000 000 000 0

 

 低迷する打線のテコ入れとしてまた打順を入れ替え、3番鈴木誠、4番西川、5番クロン、6番坂倉、7巻正随を起用しました。初回2死後に四球と安打で1,2塁とするも、クロンが三振に倒れてしまい、2回には連打と犠打で1死2,3塁のチャンスを作りましたが、森下が捕飛、菊池涼は右飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 3回から5回は無安打1四球とほぼ完璧に抑えられると、6回は2死後にクロンの2塁打で得点圏に走者を進めるも、坂倉が一ゴロに倒れてしまい、7回1死1塁では森下が犠打失敗で併殺と、田口に7回を無得点に抑えられました。

 先発の森下は制球に苦しみ、初回は2四球で2死1,2塁のピンチを招くも、オスナを三ゴロに打ち取って無失点に抑えると、2,4,5回も四球で走者を出すなど6回まで毎回走者を出しながら、粘り強い投球で無失点に抑えました。

 7回には安打と四球で1,2塁とされるも、山崎を右飛に打ち取り、盗塁で2死2,3塁となりましたが、中村を二飛に打ち取って無失点で切り抜けました。三者凡退は1度もなく、7回を投げてを3安打6四球無失点でマウンドを降りました。

 打線は、9回1死後に四球で走者を出すも、代走曽根が盗塁失敗するなど得点を奪えず、2試合連続で零封されましたが、同点の8回は塹江がマウンドに上がり、2死後に2塁打を打たれてピンチを招きながら、青木を二ゴロに抑えて無失点で切り抜け、9回は栗林が1四球3奪三振無失点に抑えて、チームを引き分けに持ち込みました。

 

 相変わらず打線の状態が上がらず、5安打無得点に抑えられて、粘投の森下を援護できませんでした。序盤の得点機で得点できなかったことが痛かったです。初回に2死後に四球をきっかけにチャンスを作りましたが、打順を組み替えて5番に入ったクロンが三振に倒れました。続く2回には連打で無死1,2塁として、小園は犠打を決めましたが、後続の森下と菊池涼が凡退してしまいました。

 2回は小園に簡単に遅らせるのではなく、強攻策でも良かったのではないでしょうか。内野ゴロになっても小園の走力であれば併殺の可能性は低く、もし走者を進められなくても、次の森下で送らせて、菊池涼に掛けることもできたと思います。小園の状態が上向いているので、そのまま打たせてほしかったですね。

 

 セリーグは、3、4月の月間MVPを発表し、カープからは菊池涼が選ばれました。菊池涼は、開幕から16試合連続安打を記録するなど、リーグトップの45安打、打率.352、5本塁打、12打点の好成績で、低迷する打線を牽引しました。

 チーム全体の得点力が低く、チーム成績が低迷する要因となっていますが、菊池涼の活躍がなかったら、更に悲惨な結果になっていたと思われ、菊池涼のチームへの貢献度は大きく、その点も加味されているかもしれないので、選出は本人も嬉しかったと思います。

 5月も好調を維持しているので、この状態を維持し続けて、2カ月連続受賞を目指してほしいですね。

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