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菊池の2打席連続本塁打で逆転勝ち

2018年04月15日 21時34分32秒 | 試合結果
広島 100 010 300 5
巨人 110 000 002 4
勝利投手:大瀬良2勝1敗
敗戦投手:上原2敗
セーブ:中崎5S
本塁打:[広島]菊池2号、菊池3号
    [巨人]亀井1号

 初回に2塁打と四球などで1死1,3塁とすると、松山が適時2塁打を放って1点を先制しましたが、直後の1回裏に大瀬良が1死後に2四球と2暴投で1死1,3塁のピンチを招いて、マギーの犠飛で同点に追いつかれてしまいました。更に2回には亀井に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 その後も制球が安定せず、1安打に封じながらも四球を与えて毎回のように走者を背負いましたが、粘りの投球で6回まで投げて2安打5四球2失点に抑えました。

 打線は2回以降も毎回安打を放ちながらも後続が続かず野上から得点を奪えませんでしたが、5回に菊池が本塁打を放って同点に追いつきました。更に6回には連続長短打で無死1,3塁の絶好の勝ち越し機を作りましたが、下水流が三振、代打岩本が併殺に倒れて勝ち越すことができず、嫌な雰囲気になりかけるも、7回に菊池が2番手上原が2打席連続となる本塁打を放って待望の勝ち越し点を挙げ、更に2死1塁で松山とエルドレッドの連続適時2塁打で2点を追加して、3点のリードを奪いました。

 7回からは今村が登板して三者凡退に抑えると、8回はジャクソンが2死後に安打と四球で1,2塁のピンチを招くも、岡本を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 9回は中崎がマウンドに上がりましたが、連打と四球で無死満塁の大ピンチを招いてしまい、1死後に坂本に2点適時2塁を浴びてしまうと、更に四球で再び満塁としてしまいましたが、ゲレーロを投ゴロ、マギーを一直に打ち取って辛くもリードを守り切って巨人に連勝して、カード勝ち越しを決めました。


 初回の大瀬良の投球を見ていたら、今日も序盤に四球をきっかけに大量失点かと思われましたが、力強い直球を投げ込んで後続を断ち、亀井の本塁打による追加点だけに抑えました。
 特に変化球の制球が定まらず、かなり苦労していたと思いますが、要所では切れのある直球が決まりました。制球が安定してしていなかったことが、適度な荒れ球となって巨人打線を手こずらせたことが幸いしたと思われます。
 悪いなりに2失点でまとめたことは良かったですが、四球が多くては野手も良いリズムに乗れないので、次回登板ではもう少し四球を減らせるように修正してほしいですね。

 菊池が値千金の2打席連続本塁打でチームに流れを呼び込みました。2回以降は走者を出しながらもあと一本が出ない展開が続いており、重苦しい空気が漂っていたところで、5回2死無走者から同点本塁打を放って流れを変えると、7回にも2死無走者から勝ち越し本塁打を放って一気にカープのペース持ち込みました。
 今季は不調が続いており、復調の気配を感じられませんでしたが、今日の試合で復調の手応えを掴んだのではないでしょうか。これから今までの遅れを取り戻す活躍を見せてくれるはずですね。
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