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大瀬良5点リードを守り切れず

2017年09月21日 22時00分19秒 | 試合結果
阪神 001 004 020 7
広島 500 000 000 5
勝利投手:桑原4勝2敗
敗戦投手:中田2勝4敗
セーブ:ドリス4勝4敗35S
本塁打:[広島]松山14号、バティスタ11号

 CSや来季に向けて藤井、ブレイシア、坂倉、小窪、メヒア、土生の6選手が1軍に昇格しました。

 初回に2安打で1死1,2塁とすると、松山が3点本塁打を放って先制すると、更に1死1塁からバティスタも2点本塁打を放って、能見から一挙5点を奪いました。
 2回にも安打で無死1塁としながら田中が併殺に倒れて追加点を奪うことができませんでした。

 大瀬良は、2回に四球と安打で1死1,3塁のピンチを招くも、大和を併殺に打ち取って無失点で切り抜けましたが、3回に安打と犠打などで2死3塁とされ、上本に適時打を浴びて1点を失い、更に安打と四球で2死満塁のピンチを迎えました。このピンチは大山を三振に斬って最少失点で凌ぎました。
 4回と5回は無安打に抑えるも、6回に2安打で1死1,2塁とされ、大和適時打を打たれて1点を失い、2死後には代打伊藤隼に適時打を浴びて2点目を失ったところでマウンドを降りました。
 2死1,3塁の場面でリリーフした九里は、俊介に適時内野安打を浴びて、更に四球で満塁としてしまい、メヒアの失策で同点に追いつかれてしまいました。
 九里は7回も続投して三者凡退に抑えるも、8回から登板した中田が1死後に四球と安打に盗塁で1死2,3塁とされ、上本に2点2塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 9回はブレイシアが三者凡退に抑えて打線の反撃を待ちました。

 しかし打線は、能見に3回と4回は1安打無得点に封じられ、5回は岩崎に三者凡退に抑えられました。6回に四球で無死1塁としましたが、メヒア、バティスタ、小窪が凡退してしまい、その後も桑原、マテオ、ドリスに無安打に封じられて、優勝後初の地元開催の試合は、5点差をひっくり返されての逆転負けとなってしまいました。

 試合後には、優勝セレモニーが行われ、コミッショナーからペナントとトロフィーを受け取り、緒方監督のあいさつ後、ペナントを持って場内を1周しました。


 優勝セレモニーが行われた試合を白星で飾ることができず残念でしたが、それ以上に試合内容に不安を感じてしまいました。
 
 打線は、初回に2本塁打で5点を奪いながら、2回以降は散発2安打で2塁さえ踏めず、阪神リリーフ陣には無安打に封じられてしまいました。もちろん新井、安部の主力が途中で交代し、昇格したばかりのメヒア、小窪が出場する打線なので、攻撃力が低下していたことは否めませんが、それにしても田中、菊池、丸、松山の上位4人はフル出場していたので、もう少し反撃できたと思います。

 また、大瀬良は、5回2/3を投げて8安打5失点で5点のリードを守り切れず、中田も1回を2安打2四球2失点と精彩を欠きました。大瀬良は、初回こそ三者凡退に抑えましたが、その後は毎回のように走者を背負い、3度も先頭打者を出しており、投球のテンポも悪く、流れを失う一因になりました。
 今の状態ではCSでの先発を任せるのは心配です。2軍降格も含めて再調整が必要かもしれませんね。
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