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新井の2本塁打で快勝

2016年07月12日 22時59分12秒 | 試合結果
巨人 100 200 000 3
広島 014 070 10X 13
勝利投手:野村11勝2敗
敗戦投手:内海4勝3敗
本塁打:[広島]新井9号、10号、下水流4号


 野村は、初回に先頭の橋本到に2塁打を打たれると、1死後に坂本の適時打で先制点を奪われました。しかし、好調な打線は、2回1死から新井が本塁打を放って同点に追いつくと、続く3回には菊池と丸の連打で無死1,2塁とすると、1死後に新井の適時打と鈴木の適時2塁打で2点を勝ち越して、内海をマウンドから引きずり下ろしました。更に1死2,3塁のチャンスで2番手田原誠から下水流の適時打と石原の内野ゴロの間に2点を追加して、4点のリードを奪いました。
 
 しかし、4回に野村が2死無走者から連続短長打と四球で満塁のピンチを迎えると、小林誠に2点適時打を浴びてしまいました。更に直後の4回裏に田中が四球で出塁して無死1塁としながら、菊池が併殺に倒れてしまいました。

 それでも、野村が5回を三者凡退に抑えると、その裏に無死1塁から新井が2点本塁打を放って追加点を挙げ、更に無死1塁で下水流も2点本塁打を放ちました。
 火のついた打線は、まだ止まらず、2死無走者から田中が死球で出塁して、盗塁に悪送球も絡んで3塁に進むと菊池の適時打で1点、その菊池が盗塁を決めて丸の適時打で生還して1点、更に代わった矢貫からルナが安打で続いて1,3塁として、新井の適時打で1点を挙げて、この回7得点で一気に試合を決めました。
 7回には船越のプロ初打席初安打と田中の2塁打で無死2,3塁として、菊池の犠飛で1点を追加しました。

 野村は、6回にも2死から四球と安打で1,2塁とされましたが、小林誠を遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、この回限りでマウンドを降りました。

 7回は今村が1安打無失点、8回は一岡、9回は九里がそれぞれ三者凡退に抑えて、2位巨人に快勝して、チームの貯金を今季最大の20として、ゲーム差を11に広げました。野村はリーグトップを独走する11勝目を挙げました。

 
 今日は新井が試合の行方を左右するポイントでしっかりと得点を叩きだして、試合の主導権を巨人に渡しませんでした。
 初回に野村が1点を失いましたが、2回に新井の本塁打で直ぐに追いついて巨人に流れを渡さず、続く3回には適時打を放って勝ち越し点を挙げて試合の流れをカープに引き寄せて、その後の3得点を呼び込みました。
 そして最大の分岐点となったのは5回の2点本塁打でしょう。4回に野村が2死無走者から2点を失って、巨人打線を勢い付けてしまったことで、次の1点を奪ったチームに流れが傾く展開だっただけに、5回の本塁打はカープに流れを引き戻す価値ある本塁打だったと思います。

 新井の勝負強い打撃が光った試合ですね。明日は日米通算200勝を目指す黒田が先発します。新井が黒田を強力に援護して、地元マツダで偉業を達成してほしいですね。
 
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