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効果的な攻撃で連敗止める

2011年09月09日 22時07分35秒 | 試合結果
広島 302 001 000 6
巨人 000 020 010 3
勝利投手:ジオ3勝5敗
セーブ:サファテ1勝1敗34S
敗戦投手:東野6勝10敗2S
本塁打:[広島]栗原14号、石原3号
    [巨人]高橋由12号、坂本13号

 上位争いに残るために絶対に落とせない試合は打線が久々に投手を援護しました。
 初回に東出の2塁打、木村の四球、嶋の安打で無死満塁とすると、1死後に丸が走者一掃の適時2塁打を放って3点を先制して、この回で苦手東野をKOしました。
 更に3回には1死1塁から栗原が通算150号となる本塁打を放って、2点を追加してリードを5点に広げました。

 先発のジオは初回の無死1塁とされましたが、長野を併殺に打ち取るなど無失点に抑えました。課題の立ち上がりを乗り切ると、2回から4回は完璧に抑えて安心して見ていられました。
 しかし、5回に無死1塁から高橋由に2ランを打たれて2点を失い、更に無死1塁のピンチを背負いましたが、亀井を一ゴロ併殺に打ち取り更なる失点を防ぎました。

 打線は4回、5回と得点圏に走者を進めながら、無得点に抑えられていましたが、2点を返された直後の6回に石原が本塁打を放って、待望の追加点を挙げて巨人を突き放しました。
 
 ジオは100球が近づいた7回に2死から3連打されて満塁とされて、今村に交代しました。今村はフィールズを左飛に打ち取り期待に応えました。8回も今村が続投し、坂本に本塁打を打たれるも後続は抑えて、9回のサファテに繋ぎました。サファテは三者凡退に抑えて連敗を3で止めることができました。

 何とか連敗を3で止めて、苦手巨人戦の初戦を取れたことは大きいですね。4位巨人とは2ゲーム差、2位阪神とも3ゲーム差ですから、まだまAクラスの可能性が残っています。明日も勝って巨人に勝ち越したいですね。


 今日は調子の悪い東野を捕えて攻略しました。無死満塁で栗原が二飛に倒れた時は、今日も拙攻を繰り返すのではと思われましたが、スタメン復帰した丸が適時打を放って3点を先制できました。初回に3点を奪えたことで、試合の主導権を握ることができました。
 もし、初回のチャンスで無得点か1点しか奪えなかったら、不調の東野を立ち直らせてしまい、逆転負けしていたと思われます。その意味でも丸の一打は大きな価値がある2塁打だったと思います。

 そして、もうひとつ忘れていけないのが、6回の石原の本塁打でしょう。5回に2点を返されて少し嫌な雰囲気が漂い始めた直後に、石原の本塁打が飛び出して再び試合の流れを引き戻すことができました。
 序盤の得点だけで追加点を挙げられず、徐々に追い上げられると、長打のある巨人では逆転される危険性がありました。それを防ぐ価値ある一発でした。
 もちろん、3回の栗原の一発も効果的でした。試合が落ち着き始めた時に、中押し点を挙げることができ、点差が5点となりジオも気楽に投げられたと思います。
 今日の試合は、良いタイミングで得点を挙げられたと思います。できれば、終盤にもう1点くらい取って、セーフティーリードを保てると完璧ですね。
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