カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田の勝ち越し適時打

2010年08月21日 23時54分39秒 | 試合結果
横浜 000 010 300 4
広島 000 104 00X 5
勝:ジオ5勝6敗
セ:横山2勝1敗5S
敗:阿斗里2敗
本:[横浜]下園3号

 ジオは球のキレが良く3回まで無安打に抑える好投で、4回に連打で1死2,3塁のピンチもスレッジとカスティーヨをニゴロに打ち取り得点を与えませんでした。
 すると毎回走者を出しながらも得点できていなかった打線は、4回に嶋の四球と岩本の安打で1死1,3塁とすると倉の適時打でようやく1点を先制しました。
 しかし、直後に下園に本塁打を打たれて同点に追いつかれ、更に6回には1安打2四死球で1死満塁のピンチを作ってしまい今日も逆転負けを覚悟しました。でもここでジオが踏ん張り、下園と黒羽根を連続三振に仕留めてピンチを脱出しました。
 これで流れが変わり、その裏に1安打1死球に失策も絡んで無死満塁とすると、代打前田が2点適時打を放ち、更に木村が押し出し四球を選び、天谷の適時打でこの回4点を奪いました。
 このまま終わるかと思われましたが、7回に登板した2番手大島が3連打で1点を失い、継いだ岸本も暴投と内野ゴロの間に2点を失って1点差に追い上げられてしまいました。8回には2死2,3塁で一打逆転のピンチを招くも内川をニゴロに抑えてリードを守り、9回を横山に託しました。
 横山は貫録の投球で三者凡退に抑えて1点を守り切り連敗を3で止めました。

 終盤の継投にもたついたことから、相変わらず中継ぎ陣の弱さを露呈しましたが、それ以上に打線がもっと得点を挙げられなかったことが、楽勝にならなかった要因でしょう。
 6回に前田の適時打、木村の押し出し四球、天谷の適時打で4点を奪い、尚も無死満塁でしたが、栗原が浅い中飛、嶋が一邪飛、廣瀬が三振と主軸3人が凡退して、横浜にダメ押しができませんでした。
 相手が横浜だったため何とか逃げ切ることができましたが、上位チームだったら逆転されていたでしょう。ここで一気に大量得点を奪って相手にダメ押しができないところに、今のカープが低迷していることを象徴していますね。

 中継ぎとして信頼を勝ち取っていた大島が昨日に続きまた打たれてしまいました。登板数が多くなり疲れがたまってきて、調子が落ちてきたのかもしれませんね。貴重な中継ぎだっただけに大島の不調は痛いですね。これで横山への負担が増しそうなので、登板過多にならないか心配です。 

 前田健が右手中指のマメをつぶして出場選手登録を抹消されました。昨日の横浜戦で試合中にマメをつぶしてしまい5回で降板していました。最短でも31日の中日戦からの復帰となることから、1回登板を回避するということですね。
 ただでさえ苦しい投手陣が更に苦しくなってしまいました。1度登板を回避するだけと思われますが、その1回が今のカープにとってはとても痛い離脱ですが、こればかりは仕方ありません。早く直して復帰してほしいですね。
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