カープな毎日

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チュークひやひや初セーブ

2010年08月10日 23時53分47秒 | 試合結果
阪神 002 000 121 6
広島 200 400 10X 7
勝:篠田6勝4敗
敗:メッセンジャー3勝2敗
セ:チューク1S
本:[阪神]ブラゼル35号、マートン11号、城島19号

 先発篠田は毎回安打を打たれ、得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。味方が先制した直後の2回は1安打2四死球で1死満塁のピンチを招きましたが、メッセンジャーとマートンを抑えて何とか無失点で切り抜けました。しかし、3回に四球で走者を出した後にブラゼルに同点本塁打を打たれてしまいました。
 その後は4回の無死1,2塁と5回の1死2塁のピンチは後続を打ち取る粘りの投球で阪神打線を抑えました。7回にマートンにソロ本塁打を打たれたものの、7回を3失点に抑えました。

 初回に梵と赤松の連続安打で1死1,3塁とすると、栗原の遊ゴロを鳥谷が失策して先制点を貰うと、続く廣瀬の犠飛により2点を先制しました。
 同点に追いつかれた後の4回には、3四球で1死満塁の再びチャンスを貰うと、篠田が走者一掃の適時3塁打を放ち、更に東出の犠飛でこの回4点を奪い勝ち越しに成功しました。
 7回にも栗原の適時打が飛び出して、このまま終わるかと思われましたが、8回から登板した大島が城島に2ランを打たれて2点差に追い上げられ、桜井にも安打を打たれたところで今日に1軍復帰した横山をマウンドに送り後続を抑えました。
 9回は新守護神チュークをマウンドに送りましたが、先頭の平野に四球を与えて、盗塁と悪送球でいきなり無死3塁のピンチを迎え、鳥谷のニゴロの間に1点を失い、新井にも2塁打を打たれ一打同点の場面となりましたが、ブラゼルと金本を右飛に打ち取り何とかリードを守り、対日初セーブを挙げました。

 ようやく横山が1軍に復帰して中継ぎ陣に頼れる投手が戻ってきて安定感が戻ることを期待しましたが、今日も終盤に失点を重ねて不安を払しょくできませんでした。しかも、失点したのが大島とチュークというこれから勝ちパターンを担う投手というところが不安を一層助長させます。特にチュークは先頭打者に四球を与えているのは気になります。また、1点差にされた後の1死2塁でブラゼルと金本にうたれた右飛は、球を捕えられておりフェンス際まで飛ばされています。マツダスタジアムなので右飛となりましたが、狭い球場なら逆転本塁打になっていました。
まだチュークを守護神として起用するのは不安が残ります。
 その点で横山は打者2人を完璧に抑えて、2人とは貫録の違いを見せつけました。やはり横山は頼りになります。できれば、当面は横山を抑えとして起用してほしいですね。

 今日の失点は7回のマートンの本塁打以外は、全て四球がきっかけになっています。無駄に四球を与えると失点に繋がることは、今までの戦いで証明されているのですから、何とか修正できないものでしょうか。この失点パターンを減らさないと投壊は治りませんね。
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