カープな毎日

カープファンのひとりごと。

後半戦初の連勝

2010年08月06日 23時51分40秒 | 試合結果
広島 010 003 000 4
巨人 001 000 000 1
勝:前田健12勝5敗
敗:オビスポ2勝3敗
セ:大島1勝3S
本:[広島]天谷5号、嶋9号

 エース前田健が中6日の万全の態勢で臨んだ試合でしたが、立ち上がりは制球の苦しみ、変化球のキレもいまいちの状態でした。初回は1死1塁から小笠原の投直が併殺になり、2回は先頭のラミレスに2塁打を打たれるなど、1死1,2塁とされましたが、長野、脇谷を打ち取り無失点で切り抜けました。

 打線は2回に廣瀬が3塁打で出塁すると、石井が適時打を放って前田健に先制点をプレゼントしましたが、直後に前田健が、坂本と松本の連打で1点を奪われて同点に追いつかれてしまいました。前田健はこの失点で気持ちが吹っ切れたのか、ここから本来の投球を取り戻し、続くピンチで小笠原とラミレスを打ち取り1失点に抑えました。
 3回以降はオビスポに封じられていた打線は6回に1死から梵が四球で出塁すると、天谷が右翼席に2ランを放って勝ち越しに成功すると、続く嶋も右翼席に2者連続本塁打を放ち、この回3点を奪ってオビスポをKOしました。

 立ち直った前田健でしたが、7回は2塁打と牽制悪送球で1死3塁のピンチを招きましたが、長野、脇谷を抑えて、8回は無死1塁、2塁から松本を併殺打に打ち取り、巨人に得点を与えませんでした。
 9回は大島が3者凡退に抑えて、苦手巨人戦のカード初戦を取りました。前田健が12勝目を挙げてハーラートップに並び、チームは後半戦初の連勝を飾りました。

 立ち上がりのマエケンを見ていたら、今日も大量失点でKOされるのではないかと心配しましたが、1点を奪われたことで開き直ったかのように球のキレが良くなり巨人打線を封じました。試合中に気持ちを切り替えて修正できるところがマエケンの素晴らしいところですね。前回に突如崩れたことで心配しましたが、今日の投球をみたところ大丈夫そうですね。
 中盤以降はいつものマエケンに戻り、安心して見ていられましたが、序盤で球数を投げていたので完投は苦しいと思いました。どうやって終盤の継投をするのかが悩み所でしたが、マエケンが8回まで投げて9回の大島に繋いでくれたので、不安な中継ぎ陣のことを考えると大きかったですね。
  
 2試合連続で3番に入った天谷に当たりが戻ってきました。昨日も2安打を放って得点に貢献すると、今日も決勝本塁打を含む2安打を放ちました。打率も.209まで戻ってきており、上昇気配を感じます。天谷に当たりが出てきて、栗原が4番に復帰すれば、天谷、栗原、廣瀬のクリーンアップはかなり魅力的になりますね。
 ここにきてようやく攻撃陣の駒が揃ってきました。これが上昇するきっかけになってほしいですね。
コメント (1)