カープな毎日

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天谷劇的サヨナラ3ラン

2010年08月27日 23時56分04秒 | 試合結果
巨人 110 021 000 02 7
広島 003 000 002 04 9
勝:横山3勝1敗6S
敗:野間口1勝2敗
本:[巨人]小笠原28号、エドガー12号、ラミレス42号、古城1号
  [広島]岩本11号、12号、天谷6号

 先発中田は初回に小笠原、2回にはエドガーにソロ本塁打を打たれて2点を失うなど、球の走りが悪く、制球にも苦しみ毎回走者を背負う苦しい投球でした。しかし、打線が3回に會澤の安打を足がかりに1死2塁とすると梵、赤松、栗原の適時打で3点を奪って逆転に成功すると、粘りの投球で3回と4回は無失点に抑えて、プロ初白星の権利を手にする5回に迎えました。ところが、小笠原に四球を与えてラミレスに逆転2ランを打たれてしまい、この回で降板となったため、プロ初白星はまたしてもお預けとなってしまいました。
 6回から登板したチュークも坂本に適時打を打たれて1点を失うと、打線も3回以降は走者を出してもバントができなかったり、併殺打でチャンスを作れず得点を挙げらないといういつも負けパターンかと思われました。しかし、9回1死1塁で岩本が起死回生の同点2ランを放って同点に追い付いて延長戦に突入しました。
 11回に2イニング目に入った横山が古城に痛恨の勝ち越し2ランを打たれてしまい、これまでかと思われましたが、その裏に岩本がソロ本塁打で劣勢を跳ね返す雰囲気を作ると、2連続四球で2死1,2塁として、天谷が右翼席に逆転サヨナラ本塁打を放って、劇的な幕切れとなりました。

 岩本が絶好調です。先週の横浜戦で本塁打を放ってから上り調子で、7試合連続安打で5本塁打を放っています。しかも重要な場面での打点が増えているところも見逃せません。
 特に今日の2本塁打はチームを救う本塁打でした。9回はマウンドには守護神クルーンが上がり敗色濃厚の場面で、追いつくには本塁打しかないところで、右中間席に打ち込みチームを敗戦から救いました。
 そして11回は頼みの横山が2ランを打たれて勝ち越され、またしても敗戦ムードが漂っていたところで、先頭打者として打席に入ると、今度はバックスクリーン横に本塁打を放って、チームのムードを一変させました。
 岩本は何かやってくれそうなオーラを持っていると思います。今シーズンも残り試合が少なくなりましたが、岩本にとっては来季に向けて重要な試合になると思います。また壁にぶち当たっても乗り越えてほしいですね。
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