カープな毎日

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連敗止まる

2010年08月03日 21時21分30秒 | 試合結果
横浜 010 000 000 1
広島 011 003 00X 5
勝:篠田5勝4敗
セ:大島1勝2S
敗:清水8勝9敗
本:[横浜]スレッジ21号
  [広島]廣瀬6号、嶋8号

 先発篠田は制球に苦しみ、毎回のように安打を浴びて走者を背負う苦しい投球でしたが、横浜打線の拙攻にも助けられて、6回を投げて2回に浴びたスレッジの本塁打による1失点に
抑えました。

 打線は先制された直後の2回に廣瀬がソロ本塁打を放って直ぐに追いつくと、3回には東出が3塁打で出塁し、梵の犠飛で勝ち越しに成功しました。更に6回には嶋のソロ本塁打に、廣瀬の安打などで作った1死1,2塁のチャンスに石原の適時打、その後満塁となったところで、東出のスクイズによりこの回3点を挙げて横浜を突き放しました。

 7回からは大島が登板して3回を1安打無失点に抑える好投で、横浜に反撃を許さず、横浜に快勝しました。
 ようやく後半戦初勝利を挙げて、連敗を6で止めました。

 打線は小技を絡めて効率良く得点を挙げたように感じますが、毎回の11安打を放ちながら7残塁に、牽制死や暴走死があるなど決して良い攻撃だったとは言い難いですね。
 その中で2回の廣瀬の同点本塁打は良かったと思います。連敗中のチームにとって、相手に先制されることは、かなりの重圧を感じると思いますが、廣瀬の本塁打で直ぐに試合を振り出しに戻せたことで、余分な重圧も掛からず、選手も勝てるという気持ちになったと思います。それが3回の勝ち越し点に繋がっていると思います。
 6回も嶋の本塁打だけで終わっていたら、2点差で終盤を迎えることになり、リリーフに不安を抱えるチームとしては、苦しい継投になるところでしたが、廣瀬が安打で繋いだことで、石原の適時打を呼び込み、その流れで代打石井の絶妙なバント安打と東出のスクイズに繋がっていると思います。
 4回に1死2,3塁の得点機を逃すなど、まだ野村監督の目指す卒のない攻撃とは言えないですが、とりあえず連敗を止めて勝ったことで精神的にも余裕が生まれて、明日からはもっと卒のない攻撃を見せてくれるでしょう。

 篠田は決して本調子とは言えない投球でした。全体的に球が高く、制球に苦しんでいましたね。毎回のように走者を背負いながらも、得点を許さなかったのは、気持ちを込めて思い切り投げ込んでいたからでしょう。その結果がピンチでも粘れて、本塁打による1失点に抑えられたと思います。
 やはり投手は攻めの気持ちを持って思い切り投げ込めば、抑えられるということを今日の篠田が示してくれました。他の投手も今日の篠田のように気持ちを込めて投げてほしいですね。
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