カープな毎日

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5割の壁

2008年09月13日 23時32分47秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0 0
阪神 000 000 000 1 1
勝利:藤川7勝1敗32S
敗戦:梅津2敗1S

 マエケンが昨日の齊藤に刺激されたのか、阪神打線を0封する好投でしたが、肝心の打線が苦手下柳の前に得点を挙げることができず、延長にもつれ込んだ試合は、10回に梅津が打たれてしまい、サヨナラ負けを喫してしまいました。
 幸い、中日が横浜に逆転負けしたため、ゲーム差は1のままなのが救いですね。
 それにしても今季は5割を掛ける試合で勝てませんね。勝ったのはたったの1試合のみで、完全に壁になっています。今回はチームが乗ってきたので、壁を越えられると思ったのですが、簡単には越えられませんでした。
 これで借金は2に戻ってしまいましたが、明日の試合はルイスが先発すると思いますので、白星を挙げて借金を1に戻して、次こそは壁を越えましょう。

 マエケンが今季1番の投球を披露しました。8回を投げて5安打7奪三振無四球で無失点と今季最高の内容でした。直球、変化球とも制球、キレが素晴らしく、ピンチは4回の1死1,2塁と5回の1死2塁だけで、4回は葛城を二ゴロ併殺に、5回は下柳、赤星を打ち取りピンチを脱出すると、調子に乗って6回~8回は三者凡退に抑えました。これだけの好投をしたのですから、何としても白星を付けてあげたかったですね。
 前田健は阪神を得意にしており、その上、昨日の齊藤の好投が刺激になって、今日の好投が産まれたのでしょう。齊藤と前田健が刺激しあって、相乗効果が出てくれば、2人はさらに活躍してくれることでしょう。

 打線は主軸の不振が響きました。1回、3回と先頭赤松が出塁し、東出が犠打で送って、中軸にチャンスを回しましたが、凡退して得点を挙げられませんでした。やっぱり、3番、4番、5番が無安打では苦しいですね。
 序盤3回は毎回先頭打者が出塁しながらも得点できずに、下柳を助けてしまいました。序盤で捕らえきれなかったことが、最後まで響きました。
 そして終盤は阪神リリーフ陣を攻めたのですが、ここでも勝ち越せませんでした。9回はアッチソンを攻め、失策をきかっけに1死1,3塁のチャンスでしたが、小窪と代打喜田が打ちとられてしまいました。ここは小窪に代打緒方か前田を送って勝負してほしかったですね。たぶん代打を送らなかったのは、次が守備固めの木村のため確実に代打を送ると決めていたからでしょう。そのため、小窪を代えるとサードが居なくなります。(栗原に代走梵を送っており、喜田はファーストに起用するため)でも、ここで決められたら、木村を代える必要がなくなるので、緒方か前田を送って欲しかった。木村に代打ありきの采配だったのは残念でした。
 自慢の機動力に綻びが出たのが10回でした。1死から赤松が出塁するも牽制死。次の東出に安打が出ていただけに悔やまれますね。終盤にこういうミスをすると命取りになるということですね。

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