宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

今日、第400回第三日曜平和行動。1981年1月に始まり33年4カ月、一度も休まずつづいています

2014年04月20日 | 基地・オスプレイ

 今日、2014年4月20日(日)第三日曜日は、大和市で続けられている、「第三日曜平和行動」が400回を迎えました。 ”爆音をなくせ、静かな空を返せ””空母の母港化を撤回せよ””厚木基地を返せ”そして、”オスプレイの飛来も訓練もゆるさない”と平和なまちを守るために続けられてきました。

 月1回の10人ほど(多い時は数10人)のささやかな行動です。 こうした行動が続けられているのも、市民の様々な支援があるからだと感謝しています。

 この行動は、いくつかの運動を生み出し、世論を変えてきました。 一つは今年26回目の向える、「かながわピースフェア=大和平和まつり」です。 この「平和まつり」は、大和駅東側プロムナードで今年も5月18日(第三日曜日)に開催されますが、毎回、数千人の市民が参加する大和市内最大規模の平和行事となっています。 この「大和平和まつり」は、1989年4月15日、「第三日曜平和行動」が100回目を迎えたことがきっかけとなりました。

 大和市の市是は、「米軍厚木基地の整理・縮小、返還」です。 この市是を確認し、実施をめざすうえでも役割を発揮しました。 また、国が厚木基地で強行されていた、艦載機の夜間離着陸訓練(NLP)を三宅島で実施する計画を発表した時(1983年12月)、三宅島島民と連帯し、抗議行動を強め、ついに三宅島代替施設の建設を断念させました。 その後政府は硫黄島に訓練施設を建設し、現在も使用されています。

 今年は、1964年9月、米軍ジェット機が基地北側の館野鉄工所に墜落し、作業中の館野さんの息子さんら5名が死亡し、工場が破壊される重大事故が発生してから50年にあたります。 この年の4月には、厚木基地に帰還中の米軍機が町田駅近くの商店街に墜落し大惨事となりました。 さらに1977年9月、厚木基地を飛び立った米軍ジェット機が横浜市緑区に墜落し、幼い子供と母親の命を奪い、住宅を破壊する重大事故を引き起こしています。

 厚木基地周辺には、250万人が暮らしています。 そのど真ん中にある基地で、激しい飛行訓練が日夜繰り返されていますが、これほど危険で異常な米軍基地が世界にあるだろうか。 今週オバマ大統領が来日しますが、沖縄県下の基地や他の基地と共に一緒に持って帰ってほしいと思います。

 午後は、群馬県平和委員会の代表も参加していただき、交流会を開催します。