宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「いつも立場が一貫している共産党がわかりやすい」ー小泉自民党青年局長

2013年06月30日 | 選挙

 標題の「ことば」は都議選の翌日24日付、新聞報道の記事です。
私もこの「いつも立場が一貫している共産党がわかりやすい」という小泉氏のコメントを、会議や決起集会の場で紹介してきました。
 6月27日の「全国決起集会」で志位委員長が、政界の反応として、菅官房長官の「日本共産党がアベノミクス批判の受け皿になった」と語ったことに続けて紹介したことで、改めて注目しました。

 小泉進次郎議員は、人気の高い、32歳の自民党議員です。
今や、自民党の最もたよりになる「広告塔」的存在となっていることは、多くの国民が知っていることです。
彼の「コメント」はメディアがよく報道しているので、視聴する機会がありましたが、日本共産党について発言したことはほとんど知りませんでした。
しかし、この短いコメントのなかに小泉議員が、”日本共産党の立場と活動をよく見ている”ことを感じさせるものがありました。

 今回の都議選では、小泉議員と同世代、さらに若い共産党の議員が誕生し大変励まされています。
豊島区で当選した米倉春奈さんは、25歳の若さです。
米倉さんが、選挙中必ずよびかけた言葉が、「政治は必ず変えられます。政治を動かす力は、私たち一人ひとりの声だと、私は確信しています」でした。
 また、品川区からは、31歳の白石民男さんが8年ぶりに議席を回復しました。
白石新都議は、「若者の置かれた過酷な状況を都議会で告発し改善させていきたい。参院選でも党を大きくし、大本の国政の転換も勝ち取りたい」と抱負を語っています。

参院選は、公示直前です。「わかりやすい共産党」を訴え抜きたいと思います。


「こんどは共産党かな?でも・・・」-「党の全体像を語ろう」に応えて

2013年06月29日 | 選挙

 28日、中央委員会で開催され全国にネット中継された、「参議院選挙勝利・全国決起集会」で志位委員長は、都議選の教訓から、「3つの留意点」を強調しました。

その中で、「都議選後に、いくつかのメディアの取材を受けましたが、質問で寄せられたのは、『日本共産党が政権をとったらどうなるか、中国をどう見ているのか』など党の路線と理念にかかわる問題が中心でした」と報告し、こうした疑問に答えるものとして、これから配布する「しんぶん赤旗6・7月号外」では、「『こんどは共産党かな? でも』というみんさんへ」という内容にした」と動機を語りました。

 「号外」のなかに、「党名をかえないわけ」として「いっかんして『人間の自由』もとめて」が紹介されています。この記事欄に最近、韓国で出版された志位委員長の翻訳本、「いま、日本共産党」(韓国名)に対する、チョン・ユンチョル映画監督の書評の次の一節が紹介されています。
「真の友だちとは、もっともきびしいときに、手をさしのべてくれるものであろう。
 韓国人たちが、一番大変だった過去の帝国主義の日本の植民地時代、ひたすら日本共産党だけがこれに反対し、朝鮮の開放を主張した」

 チョン監督の書評全文は、6月21日付「しんぶん赤旗」で「不義に立ち向かってたたかう正義の侍、日本共産党」の見出しで紹介されています。
 「朝鮮半島で北朝鮮を頭の上に乗せて住んでいる韓国という国で、共産主義とは最も触れてはいけない 言葉になっている。
 さらに、社会主義圏の崩壊以降、共産主義とは過去の失敗した過去の遺物にすぎないと思っていたわれらにとって、日本共産党は江戸時代の侍のように時代錯誤的に感じられるほどであった」
「しかし、この本を読んで、今年でなんと結成91周年を迎える日本共産党は、その恐ろしい(?)名前とは異なり、日本社会の真の良心であり、希望であり、大きな祝福であることを悟ることになった」と。

 都議選の結果を受けて、また、参議院選挙のたたかいが本格化し、日本共産党への関心が大きく広がっている時、「共産党の路線と理念」をしっかりと語り、国民の疑問に丁寧に答えていくことを大切にしていきたいと思います。


全国決起集会ー「日本共産党への見方を大きく変えつつある」、志位報告

2013年06月28日 | 選挙

 昨晩、党本部で開かれ、全国にネット配信された全国決起集会で、志位委員長は冒頭、全国各地の有権者が党への見方を大きく変えつつあるとして、して次のように報告しました。

「これまでは、『なぜ共産党は伸びないのか』という疑問が寄せられたが、都議選の結果を受けて、『なぜ共産党はこんなに伸びたのか』と疑問の中身が一変している」と反響の劇的ともいうべき大きな変化について指摘しました。

 そのうえで、3つの教訓として、
①「政治論戦」-「自民と対決、抜本的対案をしめす」という支持姿勢、
②「「全国は一つで勝ち取った都議選の成果ー参院選でさらに発展させよう」、
③「宣伝・組織選の規模をいかして広げるか」について報告しました。
      (詳細は28日付「しんぶん赤旗」を参照してください)

 志位委員長は、最後に、「参議院選挙にのぞむ基本姿勢ーやるべきことをやりぬいたもののみに躍進は訪れる」として、
 ①「昨年の総選挙での政党間の力関係は固定的なものでは決してなく、短期間のうちに変えられるー
  そういう変化は東京だけでなく全国どこでもつくりうる」
 ②「参議院選挙は、『全国は一つ』で政党の”生の力”がそのまま反映する」ことを強調しました。

そして、「比例を軸」に5人全員の当選をかちとること」、「選挙区でも積極的に議席を獲得することに力をそそぐ」と訴えました。

 26日に、「大和女性のつどい」が雨の中開かれ、20人程の方々が参加し、都議選に結果に勇気づけられた感想や、参議院選挙への思いを語り合いました。
 選挙が「得意」の方は多くはありませんでしたが、「できることから、はじめてみたい」とみんなで話し合いました。「つどい」のあと、早速、高座渋谷駅前で、元気にハンドマイク宣伝を行いました。
雨の中、傘をさしている買い物客が何人もはたの予定候補のビラを受け取って下さいました。

 

 

 


国会閉幕、生活保護法改悪案廃案、参院選勝利で再提出ストップを

2013年06月27日 | 福祉

 国会最終日での採決が狙われていた生活保護法改悪案が廃案になりました。
生存権保障という国の責任を放棄する内容については、国民のなかに十分知らされていません。
マスコミの報道は、「不正受給の防止」が法案の重要な中身とされていました。しかし、改悪案は、申請を窓口ではねつける悪名高い”窓口作戦”を合法化するものです。
日弁連は、国会の会期途中にだされた同法案に「憲法25条を空文化するものだ」と厳しく批判しました。

 審議も衆院では、わずか2日で、自公、民主、維新、みんな、生活の各党が談合し、翼賛体制で採決を強行しました。
国会では、日本共産党の国会議員団が衆・参連携して、徹底審議のもとに廃案をめざして論戦し、改悪勢力を追い込みました。国会外では、生活と健康を求める会や社会保障推進諸団体、労働組合などの厚労省への抗議行動、国会要請を積極的に取り組みました。

 安倍政権は、14日に閣議決定した「骨太の方針」は、生活保護のさらなる引き下げと、社会保障全体を「聖域にしない」として削減の方向を明確にしています。
 「社会保障連続改悪の突破口として生活保護法の歴史的大改悪を狙う安倍・自公政権の暴走に対し、民主、維新、みんな、生活の各党は加担するだけの姿をさらけ出しました」(しんぶん「赤旗」27日付、鎌塚由美記者)

  憲法問題が、最大の争点となる今回の参議院選挙は、9条は基より、前文、25条、96条、97条等、憲法の全条項の意義、役割を思う存分に訴え、語ることになるでしょう。


参院選比例5議席獲得とともに、神奈川選挙区はたの君枝さんの議席回復に新たな気持ちで

2013年06月26日 | 選挙

 参院選公示まで1週間となりました。昨夜は業者後援会の決起集会が開かれました。都議選の大きく、大切な教訓と参議院選挙に生かしたい教訓を報告しました。参加者は、都議選の議席の倍増を喜び合いました。同時に、比例5議席の獲得とともに神奈川選挙区では、はたの君枝さんの議席を獲得するチャンスが訪れていることを感じているようでした。しかし、「不安」も同時に感じているようでした。

 この10年来、国政選挙で勝利できなかった、「負の遺産」は、簡単には拭いきれないものがあることは事実です。こうした時に大事なことは「何か」を改めて自分自身に問い直しています。一つは、政治はだれのためにあるのか、国民が求めている政治とは何か、その国民の求めている政治に応えるための、自民党型政治への「批判力」と、その政治を変える「改革力」に対する確信の問題ではないか、と考えています。

 もう一つは、国民が発展させてきた歴史への信頼ではないかと考えています。日本国民が発展させてきた政治的到達点として憲法が制定されたのではないでしょうか。いま、日本の国民は、自らの努力で大きな逆流、妨害を乗り越えて、この憲法を生かし、新しい社会をつくるための力を発揮することが求められているのではないでしょうか。その後押しをし、共に努力する役割が日本共産党に期待されているのではないか、と考えています。いつでも、どこでも、どんな場合でも国民とともに。


艦載機着陸訓練(FCLP)終了通告(24日16時過ぎ)有り、空母G・W横須賀帰港(25日08時前)

2013年06月25日 | 基地

 24日22:00までの予定で行われいた艦載機の訓練終了が、政府から昨日午後4時過ぎに、大和市など地元自治体に連絡されました。(南関東防衛局に確認) また、21日午前8時半ごろ出港した、空母G・Wが25日午前8時前に横須賀に帰港したことが神奈川県基地対策課への照会で判明しました。

 1か月近くに及んだ今回の艦載機の着陸訓練は、異常、異例つづきでした。、どんな計画のもとで行われたのか。空母の出港スケジュールの変更原因は何であったのか。今回の出港~帰港は、修理後の試験航海と考えられるが、空母はいつ、どんな目的で出港するのか。今回の訓練は、生かされのか、やり直しになるのか。昨年5月の「爆音地獄」のような訓練は繰り返えされないのか。

 今回の艦載機の訓練通告を知り、在日米海軍司令官、米軍厚木基地司令官に抗議・中止を要請(5月29日)、外務省、防衛省への要請(6月6日)、南関東防衛局への要請(6月20日)。外務、防衛両省、県や大和市などへの要請を繰り返してきました。また、市民のみなさんには、その都度、街頭などから報告してきました。

 艦載機の厚木基地での訓練再開の危機が去ったわけではありません。空母が横須賀を母港にしている限り、厚木基地での訓練は繰り返されるでしょう。空母の2年連続の「異常な事態」(原子炉関係を含めて)を解明させ、母港を撤回させることは厚木基地周辺住民はもとより、県民的、国民的な課題となっているのではないでしょうか。

 


都議選日本共産党躍進、植木こうじさん議席回復おめでとう。公約実現期待しています。

2013年06月24日 | 選挙

 23日実施された都議選で日本共産党は、現有8議席を17議席に伸ばし都民の期待に応えました。最後までの頑張りが結果に反映されたと思います。候補者、支部、後援会のすべてのみなさんに心からお祝いを申し上げます。都議選では、自民党も前回より21議席増やしました。朝日新聞の出口調査(「朝日」24日付)では、無党派層の票は、自民20%、共産19%、みんな19%、民主16%、公明10%、維新9%となっています。また、「『反アベノミクス票』では、『まったく評価しない』と答えた人の52%が共産に投票し、民主は21%にとどまった」と報じました。

「読売」の社説は、「共産党も議席を伸ばした。投票率が前回を大きく下回るといった要因が、組織力のある政党を押し上げた」と書きました。また、「朝日」の社説は、「共産党が議席を大きく増やしたことは注目に値する。反アベノミクス、原発ゼロ、憲法改正反対を明確に打ち出したことで、政権批判の受け皿になったと見て間違いない」と評しました。いずれの「社説」にも重要なことが指摘されていると思います。

 都議選をふりまりますと、97年の都議選では、日本共産党は、26議席、80万票を超える得票をし、自民党についで第2党になりました。(公明24議席、民主12議席)その翌年98年の参議院選挙で共産党は、比例・選挙区合わせて15議席を獲得、神奈川県では、はたの君枝さんが初議席を獲得しました。

 あれから、16年、21世紀10年代の政治の激動期をむかえています。この間、2大政党間での政権交替を国民は体験し、昨年総選挙の結果、自民党が政権に復活し、「自民党政治」を全面に押し出し、現行憲法を根こそぎ破壊する暴走をはじめています。こうした自民党に、憲法を守り、生かす立場で、国民こそ主人公の改革のビジョンを掲げて立ち向える政党は、今や日本共産党おいてほかに存在していないことが、生き生きと明らかになった都議選であったと感じています。しかし、参議院選挙は、「これから」の日本共産党の「政策力」「組織力」などの本領発揮が問われることになるでしょう。


自民党参院選公約ー開き直り、公約破り、ごまかしの3点セット、自共対決鮮明に

2013年06月23日 | 選挙

 自民党が20日発表した「参院選公約」で、安倍自民党総裁・首相は、「政権発足から半年、大胆で次元の違う経済政策『3本の矢』によって、日本を覆っていた暗く重い空気は一変しました」と開き直りました。新聞社の世論調査でも、75%(読売)、78%(朝日)の国民が「景気回復の実感を感じない」と回答してます。総選挙公約を裏切り、TPP交渉への参加と原発再稼働へ。そして、「憲法を国民の手に取り戻す」と改憲を「正当化」しています。

 昨年の 総選挙時点では、まだ隠されていた自民党の本音が出てきました。政権に復帰し半年、「虚構の高支持率」に気分を良くしてか、暴走しています。国会論戦でも、日本共産党以外の野党が安倍政権の応援団化し、まともな論戦ができない事態も自民党を有頂天にさせていることも見過ごせないことではないでしょうか。

 自民党の「参院選公約」で、憲法が最後に登場します。「現行憲法のすべての条項を見直し」、「憲法を、国民の手にとりもどす」と書き込みました。「天皇陛下は元首」「国防軍の設置」、憲法改正の発議要件を「衆参それぞれの過半数に緩和」することも明記されています。自民党の「憲法改正草案」には、憲法第97条「国民の基本的人権の保障」は全文削除されています。その自民党が、臆面もなく「憲法を国民の手に取り戻す」とはどういうことなのでしょうか。自民党の憲法論の中には、現行憲法のもとのまともな『国民』論は見当たりません。

 日本共産党は、現行憲法をすべて守り、生かします。参議院選挙は、いよいよ自共対決が鮮明です。比例5議席獲得と神奈川選挙区で、はたの君枝さんの議席獲得を果たすことは日本共産党しての国民、県民への責任であり、本領発揮が求められるたたかいいとなってきました。