「党員拡大を中心とする党勢拡大特別月間」(6月2日~9月30日)が終わりました。10月2日付「しんぶん赤旗」に中央委員会書記局「訴え」が掲載されました。以下、一部を紹介させていただきます。「特別月間」にご協力、ご支援をいただいたたくさんの方々に心から感謝申し上げます。
「9月の『特別月間』の取り組みの結果は、入党の働きかけが8402人、入党申し込みが847人と党大会後最高となりました。残念ながら『特別月間』の目標である党大会現勢からの後退を取り戻すことはできませんでしたが、入党の働きかけに踏み出す支部が大きく広がり、3カ月連続で『現勢での前進』を勝ちとりつつあります」
「『しんぶん赤旗』読者の拡大では、この9月、日刊紙444人増、日曜版2312人増、電子版57人増で、党大会現勢を回復・突破しました。党大会後9カ月にわたって読者の大会現勢を維持・前進させたことは、2000年代に入ってからは初めてです。コロナ禍のもとでも、こうした結果をつくり出したことは歴史的快挙であり、献身的に奮闘された全党の同志のみなさんに心からの感謝を申し上げます」
そして、当面の情勢認識と課題について次のように、明らかにしています。
「行き詰まった安倍政治を継承した菅新内閣のもとで、来るべき総選挙を野党共闘のもとで政権交代をはかる歴史的政治戦にできる情勢が進展しています。これは98年の党の歴史の中で、初めてのことです」
「それだけに、野党共闘の文字通りのカナメとなっている日本共産党の自力を強めることは、緊急かつ歴史的な課題となっています」
日本共産党は、「綱領」で次のように戦後の日本社会の特質を述べています。
「第2は、日本の政治制度における、天皇絶対の専制政治から、主権在民を原則とする民主政治への変化である。この変化を代表したのは、1947年に施行された日本国憲法である。~ 中略 ~ この変化によって日本の政治史上はじめて、国民の多数の意思にもとづき、国会を通じて、社会の進歩と変革を進めるという道すじが制度面で準備されることになった」(「日本共産党綱領ー第2章『現在の日本社会の特質』より)
いよいよ、主権者・国民が出番の時代が始まろうとしているのではないでしょうか。