宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

9・25座間市議選の結果、共産3候補全員当選、前回比得票数・率ともに上回る。自民公認6名中1名落選

2016年09月26日 | 選挙

 9月25日投開票でたたかわれた座間市議選で日本共産党は少数激戦を勝ち抜き3名全員が当選しました。

 今度の座間市議選は、総選挙の前哨戦のたたかいでもありました。自民党は甘利明前大臣を後ろ盾に前回公認ゼロの市議選に6名の公認候補、推薦5名の陣容でたたかいに挑みました。全員当選すれば定数の半数を占める作戦です。出来れば共産党の議席を消しさりたいと狙っていたのかもしれません。

 座間市は衆院小選挙区神奈川13区の地域でもあります。この選挙区から甘利議員が選出されています。今月初めには、甘利議員と市議選の予定候補者11名の励ます会が、同市内のハーモニーホールで開催されました。”主役は甘利氏だった”と参加者は語っていました。

 私は、自民党の大がかりな作戦は、座間市議会を自民党と公明党で乗っ取り、在日米陸軍前方司令部及び自衛隊の中央即応集団司令部が共同で使用しているキャンプ座間の地元で戦争法・安保法制の全面稼働に向けて市民を動員する強固な態勢をつくろうとしていることを強く感じさせられました。

 また、甘利議員は、座間市議選で自民党を大勝利させ自らの金銭疑惑に政治決着をつけようと企んだとも考えられます。

 選挙戦の結果は、こうした自民党の思惑どおりにはいかなかったと思います。座間市の有権者は、自民党や甘利氏の計略を見抜き厳しい審判を下したのではないでしょうか。

 特に、象徴的なのは、日本共産党の星野久美子候補の得票です。星野さんは、前回初挑戦で得票数944票、23位、最下位当選でした。今回は、得票数1654票、13位で堂々の勝利でした。健康にも多少不安のあった中で4年間ずっと、週4回駅頭に立ち、市民の身近な要求にもよく相談にのり、市民の要望の強い公園のトイレの改善などを実現してきました。 星野さんの活動は共産党の原点を改めて示していると思います。こうした活動こそ、どんな攻撃にも打ち勝つ力、市民の信頼を勝ち取る力を持っていることを教えてくれました。

 皆さんに心から、お祝いを申し上げます。

 

 


「中国は平和・進歩勢力とはいえない」 志位委員長、アジア政党国際会議の結果について語る

2016年09月18日 | 核廃絶・平和

 9月11日付「しんぶん赤旗」日曜版の「アジア政党国際会議」についての志位和夫委員長のインタビュー記事が、反響を呼んでいます。まだお読みいただいていなない方には、是非お読みいただいたいと思います。

 今年の原水爆禁止世界大会の海外代表紹介欄には、中国代表の名前がありませんでした。気になっていたのですが、その理由の一端がわかったように思っています。

 志位委員長のインタビュー記事で特に注目されるのは、同紙報道の最後の部分ではないでしょうか。

 「--ICAPP(アジア政党国会議)総会の出来事はいろいろな意味で重大ですね」

 「志位 そうですね。私は、今回のICAPP総会での体験を通じて3つの点を言わなければなりません。第1に、少なくとも核兵器問題については、中国はもはや平和・進歩勢力の側にあるとはいえないということです。核保有国の代弁者として、『核兵器のない世界』を求める動きを妨害する。これが中国の立場です」

 「第2に、そういう自分たちの主張を押し付けるために、ICAPPという国際会議の民主的運営を乱暴に踏みにじったということです。起草委員会が全員一致で確認したことを最後になって一方的に覆す。これは覇権主義的なふるまいそのものです」

 「第3-「対等・平等」など日中両党関係の原則に相いれない態度」(略)

 日本共産党第26回大会決議(2014年1月18日採択、大会パンフレット45頁)には次のように中国に関する記述があります。

 「中国の将来を展望する場合に、この国が、今後もかなり長期にわたって、貧困とのたたかい、所得格差を縮小するたたかい、発展のなかの環境を保全していくたたかい、政治体制と民主主義の問題など、さまざまな問題と格闘を続けていかなくてはならないーーそういう国として見ていく必要がある」

 「そこには、模索もあれば、失敗や試行錯誤もありうるだろう。覇権主義や大国主義が再現される危険もありうるだろう。そうした大きな誤りを犯すなら、社会主義への道から決定的に踏み外す危険すらあるだろう。私たちは、”社会主義をめざす国々”が旧ソ連のような致命的な誤りを絶対に再現させないことを願っている」

 中国の動向を具体的かつ全面的に注視していきたいと思っています。

 

 

 


北朝鮮5度目のの核実験強行、次の核実験の兆候と報道ー「北朝鮮自身にとって未来のない道」

2016年09月12日 | 核廃絶・平和

 9日、北朝鮮が5回目の核実験を繰り返したこといついて、日本共産党の志位和夫委員長は、次の2点を強調した談話を発表しました。

 一つは、3月3日に全会一致で採択された国連安保理事会決議の全面的で厳格な実施とその強化を含め、政治的・外交的努力を抜本的に強めることです。

 二つは、核武装強化の道を進むことは、いよいよ国際的孤立を深め、北朝鮮自身にとっても未来のない道であることを、強く指摘したことです。

 今、私が核兵器問題を考える上でとりわけ重要だと思うことは、今年4月に呼びかけられ、2016年原水爆禁止世界大会で議論され、推進を確認した被爆者の「核兵器廃絶国際署名」です。

 「訴え」の文章の一語、一句に、核兵器廃絶への高い、誇りに満ちた思い、決意を強く感じさせられます。

 「人類は今、破滅への道を進むのか、命輝く青い地球を目指すのか岐路に立たされています」

 「被爆から11年後の1956年8月に長崎に集まり、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)を結成しました。そこで『自らを救い、私たちの体験を通して人類の危機を救おう』と誓い、世界に向けて『ふたたび被爆者をつくるな』と訴えつづけてきました。心からの叫びです」

 「人類は、生物兵器、化学兵器について、使用、開発、生産、保有を条約、議定書などで禁じて来ました。それらをはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか」

 「被爆者は、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます」

 「平均年齢80歳を超えた被爆者は、後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと切望しています」